<ゴールド決戦 10・1 at吉本ゴールデン劇場>
(初めてのライブだったので内容は拙い…)
00年夏に放映された「いろもん2」は私の2000年後半以降の生活スタイルを変えた番組と言っても過言じゃない。「『いろもん2』見て気になったよシリーズ(と言っても2弾で終わるんだけど」第1弾は千原兄弟。
前から名前は知っていた。ジュニアさんが恐いとか、そんなしょーもないことだけど。でもテレビで中々見る機会が無くて、多分、動いて喋ってる千原兄弟をまじまじと見たのは「いろもん2」が初めて。な〜んか、惹きつけるものがあって、丁度「千原兄弟を見てみたいなぁ。東京ではライブやってるみたいだけど、福岡には中々来んもんね〜」と友達と言ってた矢先に、イベントで来るというチラシを見つけて即、ローソンチケットに電話し、桟敷自由席チケットをゲット。
「15時開場、15時半開演」なので、14時半ぐらいに行けば良いよね、と今回の同行人Kちゃんと言っていた私。この劇場には紀伊国屋書店のでかいやつ、及びちょっと行けば古本のBOOK OFFがあるので、早く行って本を楽しもうと、12時ぐらいに行ったら、既に整理券配布待ちのお客さん&当日券待ちのお客さんが列を作って待っていたので、慌てて1人並ぶ。私の整理券は30番代後半。1時間後に来たKちゃんは50番台だった。
福岡・・・華丸・大吉、ケン坊田中・松田キビキビ、IMASOKARI、ミニカーしょう
大阪・・・陣内智則、水玉れっぷう隊、シャンプーハット
東京・・・千原兄弟(敬称略)
以上の8組。私の目当ては、「いろもん2」で気になった千原兄弟。Kちゃんの目当ては「爆笑オンエアバトル」で注目した陣内智則さん。お互い、こういうお笑いのライブ(舞台)は初めてなので、かなり新鮮。
ゴールデン劇場は客席が111席なので、出来た当初は「吉本111劇場」と呼ばれていた。私達は桟敷自由席。つまり、かぶりつきで見れる。結果、3列目の真ん中よりちょっと右よりに席を取る。すごいもので、立ち見がずらーっと出ていて、楽しみが高まる。結構、一人で来ている子も多かった。何か、肝が据わった感じの可愛い女の子が1人で「マンスリー吉本」を見ていたりしていた。
15時30分。千原兄弟登場!
登場した途端、「うわぁ〜!!」という歓声やカメラのシャッター切る音がバシバシしたり、フラッシュが光ったりして、私とKちゃんは、ただ唖然。Jrは映画の撮影か何かがあるので、髪を金髪のロン毛にしてました。
そのまま、今回出場の芸人さんをご紹介すると、ネタに。
@IMASOKARI→2人とも20歳。しかし、池内祐介さんは、20歳には見えない!相方の仲上昌宏さんは結構可愛い系なんですが。ネタは女の子が好きな童話をもとにコントをする・・・みたいなもんです。
Aミニカーしょう→IMASOKARIと同じく20歳。Jrさんは「美男子やなぁ」とやたら言ってました。まっ、そんなに変な顔ではありません。銀髪の人です。ネタはスケッチブックに「こんな○○は嫌だ」ということを書いていてそれを見せていく・・・みたいなもんです。
Bケン坊田中・松田キビキビ(もしかしたら、BとCは順番逆かも)→私は、(ーー;)でした。Kちゃんも(ーー;)でした。前2人が頑張ってただけに、余計に…。
C水玉れっぷう隊→オープニングのとき、パパになったことを靖史さんから言われたケンさん。お子さんの名前は「たくま」くんだそう。しかし、Jr「薬害エイズみたいなもんや」と問題発言。早速、靖史さんの強烈なケリがJrのお尻に飛びます。ケンさんもそれに参加、と思いきやJrでは無く、靖史さんにケリを入れます。靖史さんが、「何で、俺を蹴るねん!お前の子供馬鹿にされてんで」と言うと、ケンさん、今度は何の関係も無い相方アキさんに蹴りを入れてました^^;。双方とも良い音がしていました。
最近まで、「合い言葉は勇気」に出ていたケンさん。ドラマ出演でこれを機に街を歩いていたら、これからきゃぁ〜きゃぁ〜女の子に言われるに違いない、と踏んでいたのですが、いまいち視聴率が無かったので、「僕、『合い言葉は勇気』に出てるんですよ」と舞台で言っても、みんなシ〜ンとして反応が薄かったそう。
ドラマ現場の話として、
@田中邦衛さんは、脚本を見ないで現場に来て、当日必死になって覚えている。「3日…嫌、4日…、いや、5日!」というセリフでさえ、何遍も台本をチェックし、挙句の果てに机の下に脚本を置いて、足で押さえて見ながら言っていたそう。
ASMAPの香取慎吾くんと、トイレで一緒になったので、横に並んで用を足せると思っていたら、慎吾君、大の方に入ってしまい、慎吾君の「大」の音を聞いてしまった。
Bたった一言のセリフを言うために、東京ー大阪ー山梨を2日間掛けて移動した。舞台の打ち合わせをするために偶々電話を掛けたアキさんに、「俺なぁ、めっちゃ頑張ったんやで。一言言うために新幹線乗って移動したんやで」と興奮冷め止まぬ調子で打ち明けると、一方的にアキさんの用件も聞かず、電話を切ったそう。
2年ぶり(本当にそうなのかどうかは知りませんが)にショートコントも披露しました。
「徒競走〜高学年と低学年の場合」「熱烈なファン」「ケンさんのお母さん」etc。
前半はここで終了。
再び千原兄弟登場。トークが始まります。
今日、飛行機で来たという千原兄弟。Jrの前の席に、ダイアモンドユカイさんが座っていたそうですが、Jr曰く「全然光ってなかった」そう。光ってないダイアモンドユカイに気づくJrの方が凄いという靖史さん。
でも、本人の前で悪口は言わなあかん、と言う靖史さん。Jrは悪口を言ってるつもりではなく、自分が思ったそのまんまのことを「みなさんはどうですか?」と聞いているだけだそう。本人の耳に入って、某師匠クラスの人(さんまさんの苦手な人と言ったらお分かりですね)に怒られたこともあるJr。
最近、Jrが気になるのは、「ZOO」。
あの曲1曲を3人ぐらいがカバーして唄ってて、1曲をそんなに複数の人がカバーするのは「『氷雨』以来」だというJr。「また、例が古いなぁ。それ、うちのおかんのお気に入りやんか」と突っ込む靖史さん(日野美歌バージョンがお気に入りらしい)。
そして、何よりあのサビの「♪愛をください、ウォゥウォゥ、愛をください、zoo〜」の部分。
「何で、無理やりタイトルを入れる必要があるねん」と思うそう。
すんなり来る流れは「♪愛をください、ウォゥウォゥ、愛をください、ウォゥ〜」、どうしてもタイトルを入れたかったら「愛をください、zoozoo、愛をください、zoo」だったら、耳が慣れるので、オリジナルよりましだそう。
愛繋がりで、JrがムカツクCMの話に。それは結婚情報雑誌「ゼクシィ」のCM。最初、女の子が一人で「結婚行進曲」のイントロを口ずさんでるのが、段々高潮してきて、最後には声高らかに「♪I LOVE You Forever〜」と唄い出すやつ。深夜にそれを見ると、「何言うとんじゃ、そんなん、お前だけじゃ〜!!」と一人怒り狂うそう。
「愛は脳髄をとろけさす」と言い出すJr。最近遭遇したすごいバカップルの話をしだす。
Jrが電車に乗ってたときのこと。ここで、「電車ね、乗るんですよ」と客に言うJr。当然、靖史さんの蹴りが来ました。「自意識過剰じゃ!」というツッコミとともに。
その日、Jrはお気に入りの車輪の上の席に座ってました。するとそこに一組の若いカップルが、席は空いているというのに立って、いちゃつき始めました。女の子が電車の揺れに身を任せるフリをして、男の子の胸を撫で回しています。そこまでならJrもキレはしませんが、段々エスカレートし出した女の子は男の子の顔をまるで猫や犬にしてやるように、撫で回し始めたらしい。
その様子を靖史さん相手に実演するJr。しかし、「この角度で見たらえらい顔やなぁ、また」と言い出す。そして、靖史さんがツッこもうとしたら、反射的に避けてしまったJr。「芸人にあるまじき行為や」と怒る靖史さん。謝るJr。
それはさておき、そのバカップルを実演し、電車という公共の場で女の子が彼女とはいえ、そういうことをして来たらどうする?と靖史さんに聞くJr。「ボコボコにする」というのが靖史さんの答え。
Jrも同じ考えだったので、どう出るか見ていたら、その男の子は、彼女の手をぱっと取って自分の顔から離しました。「おっ!えぇぞ、えぇぞ!」と見ていたら、その男の子は、彼女に向かって一言。
「にゃお〜ん」と猫の鳴き真似をしたそう…。
あまりの予想外の展開に、Jr、思わず手すりでうんていをし、手すりの輪っか(5本)に腕を通してぶら下がったそう。
好きな時は周りが見えなくなるけど、偶には客観的に見つめる必要があると説くJr。「自分らな、好きな芸人さんが出てきたら、思わず『キャァ〜』言う気持ち分かるけど、そん時の顔、ブサイクやで」というJr。この日は出る人出る人、皆「女の子が多いですね」と言うぐらい、女性客が多かったので、思わず苦笑する客達。
「…微妙にひいたところで、後3組の芸人さん達に登場してもらいます。もう、キャァ〜なり、ニャォ〜ンなり、言ってください」
「ニャオ〜ンなんて誰が言うか!」ということで、LIVEは後半へ・・・。