ジャリズム☆ナイト


<4月分:「ジャリズム☆ナイト ちょっとだけSP」>(4/29 atスペース107)

<オープニング>

2004年5月の「ジャリズム☆ナイト」開始以来初の「オープニングブリッジ」が流れる。
 2人はタキシード姿で登場。
 山下さんの紹介セリフは忘れたが、渡辺さんの紹介セリフは「ギャグマッドサイエンティスト」だったような。
 影マイクの人が2人に「キメポーズを取る」よう頼む。
 山下さんは3度やって3度とも、(…なんだかねぇ)感が漂うポーズになってしまうところがさすが。
 (これなら、…まぁエエか)と思えたポーズも、よくよく考えたら南海キャンディーズのしずちゃんのものだったり。
 山下さんのものを全て頂いて同じポーズを取ってる筈なのに、何故かサマになってるように見える渡辺さんはさすが。
 やっと影マイクの人からOKが出たので、2人揃ってポーズを決めた瞬間にそれまで当てていたスポットライトを消す照明さんもさすが。

ライブ開始のブリッジが流れる。
 作家の松本真一さんも出ていた。


<漫才>

ライブ開始のブリッジで、山下さんが絶対にウケるだろうと自信満々だった箇所がウンともスンとも笑いが来なかったことに驚きながらの登場。
 自分達とお客さんの間にある、見えない深い溝を徐々に埋めていこうなぁ、と2人。

 ☆愛される漫才師になろう〜1歳児漫才師・あちゅむ


<ギャグスタイリスト>

芸人さんが取っているポーズの写真を見ながら、渡辺さんがそれに見合うギャグを考えていく。
 ウケたらそのギャグは渡辺さんのもの、ウケなかったものはポーズを取ってくれた芸人さんに進呈する(笑)。
 ポーズを取ってくれた芸人さんは

 ケンドーコバヤシ/ほっしゃん。/バッファロー吾郎・竹若/次長課長・河本/ザ・プラン9・おーい!久馬/カリカ・林/次長課長・井上/ザ・プラン9・ヤナギブソン/POISON GIRL BAND・吉田/レイザーラモン・住谷//リットン調査団・水野/笑い飯・西田/リットン調査団・藤原/バッファロー吾郎・木村
 
 だったと思います。
 実際にそのポーズの画像が無いと分かりにくいので詳細は省略。
 水野さんは岸辺に打ち上げられたオットセイのようなポーズで写っていて、これだけでギャグが成立している感じだった。
 果敢に挑んだ渡辺さんだったが「ハゲになりた〜い!ハゲには負ける〜!」と降参。
 木村さんは既にギャグとして成立している「死刑っ!」ポーズで写っており、ジャリズムの2人を唖然とさせていた。


<山下マジック>

前フリとして、昨年夏の「新・ジャリズムまつり」の際にも披露された「やましたしげのり35さい・はじめてのすーぱーまりおぶらざーず」のVが流される。
 すぐ自滅する不器用さ満点のVTRに客席は大爆笑。
 しかし、山下さんは努力に努力を重ねてここ3ヶ月間マジックを練習してきたので、ここで卒業試験をやりたいと思います、ということで5つマジックを披露する山下さん。
 渡辺さんが3つ以上タネを見破ることが出来なければ卒業ということに。

 一つ目の「何も無かった紙袋からコーラ瓶が出てくる」というマジックから何かもう胡散臭さが漂う。
 そんなアウェイ感全開の客席に動揺したのかは知らないが、二つ目のトランプとリボンをハサミで切るが元通り、みたいなマジックをやっていたら、リボン・トランプと一緒に己の手もチョッキン!してしまう。
 パッカ〜と切れたので血が止まらず、慌てて舞台袖に走る山下さん。

 残された客と渡辺さんは呆然というかぽか〜ん。
 「え〜、うそ〜」とトホホな渡辺さん。
 不器用、不器用とマジックをする前に振ってはいたけどここまでとは…と。
 「ありえへん」を連発。
 そこに袖のスタッフからお願いが。

 「お客様の中で絆創膏をお持ちの方はおられませんか〜」。

 ウマイもんで、一番前のお客さんが丁度持っていた。
 そんなこんなで、10分ぐらいライブは中断。
 ある意味強烈なマジックを目の当たりに出来たので、お腹いっぱいな空気に。
 そこに戻ってきた山下さん。
 マジックは続ける!と頑張っていたが、舞台にあげた客が17歳と知ると「若い子が来るようになったね〜。30歳前しかおらんかったのに」とか言わんでも良いことや、やらんでも良いことをやったりするので、客と山下さんの距離はますますぱっか〜と開いていく。

 渡辺さんがタネを見破れたら、拍手やオォ〜ッという声が聞こえてくるのに、山下さんが渡辺さんを騙せたらシーンとしらける客達。
 何やねん!と逆切れする山下さん。
 結局ぎりぎりのところでマジック修行は卒業認定される。


<ジャリズム相談室>

恩返しのつもりで、先輩芸人の悩みに答えていく。
 
 (1)雨上がり決死隊・宮迫→「S○Xをしたいとヨメを誘うには?」

 「宮迫ですっ」をやっているのにそれに対して何の反応もしない客に驚くジャリズム。
 VTRを見せる時にどうしたらエエねん、と。
 「宮迫ですっ」をやって反応が無いのん初めて見たわ〜、と山下さん。
 多分、宮迫さんのハゲが予想以上のスピードで進んでるからそっちの方に注目がいってしもうたんやろうなぁ、と納得する二人。

 そないに意識せんと、率直にやりたいいうて誘っていったらエエんじゃないですかねぇ、とアドバイス。

 (2)雨上がり決死隊・蛍原→「後輩から威厳を持ってもらうには?」

 髪型がいかにもなめられそうな感じなので変えてみたらエエのでは?とアドバイス。
 一緒に飲んだことがある渡辺さんからは、「ウケてへんのに延々と飲み会の最初から最後まで続けるミニコントを辞めた方がエエですよ」とも。

 (3)千原兄弟・Jr.→「26歳から彼女がいないので、どうしたら彼女が出来るか?」

 Jr.が収録しているところに宮川大輔さんが挨拶しにやってきたので、ついでに大輔さんの相談事も承ることに。
 ちなみに大輔さん、いまいち事態が分かっていないような感じで、Jr.が悩んでると話しているのに殆どノーリアクション。
 (4)宮川大輔→「偶に寂しくなるのでどうしたらいいか?」

 渡辺さん曰く「Jはお笑いに対してと同じぐらい女性に厳しすぎるからアカンねん」。
 “J”に客席から笑いが起きると、
 「あっ、こっち(芸人)側は“J”ってあの人を呼ぶねんけど〜」と笑いながら説明。
 体型はずんぐりむっくり系が好きといいながら、本物のずんぐりむっくりを連れて来たら違うというし、背は高い方やないとアカン、とか色々うるさいから紹介出来へんねん、と山下さん。
 細かいこだわりを捨てたら大丈夫なんやないですかね〜、とアドバイス。

 大輔さんの悩み事に関しては、「あの人は変態やから知らん」で終わる(笑)。

 (5)東野幸治→「新ローマ法皇を決める会議が終わった時、煙突から出る煙で結果を知らせています。
 白煙は新法皇決定、黒煙は決定に至らず、とのことですが、“黄煙”が出ることもあるらしいです。
 それは何のお知らせですか?」

 趣旨変わってるやん!大喜利やん!と山下さん。
 なお、この問題は是非山下さんに答えて欲しいとじきじきの指名。
 山下さんの答えは「…誰かが会議中に屁こいた、いうお知らせ」

 (6)渡辺あつむ→「合コンに遅刻した時、すぐに馴染める方法をハリウッドザコシシショウに教えて欲しい」

 ここで本日のゲスト・ハリウッドザコシシショウが登場。
 それなりに歓声や反応があったと思う。
 しかし、時の流れは残酷なものでザコシの頭も相当薄くなっていた.…。

 爆発や大仏など、ザコシ流の馴染み方を伝授される渡辺さん(笑)。
 相当スペースがあるところのコンパじゃないと無理そうな。
 最後の大仏では、勢い余ってザコシのグラサンが外れて落ち、見事壊れる。


エンディング。
 5月はbase公演のため、6〜7月は“8月のルミネ単独の準備”のため、「ジャリズム☆ナイト」はお休み。
 いいもの期待して待ってます。

(05/5/1記)

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<2月分>(2/22 at千本桜ホール)

<オープニング〜コント「ナンパ塾」>

モテるため、チラシに載ってた「ナンパ塾」に入校した男(山下)。
 (こいつは10年以上通っても卒業できんのとちゃうか〜)と思ったメガネのキモ男(渡辺)が実は講師。
 “ナンパ”、“居酒屋”、“カラオケ”など、シチュエーション別の“ナンパ”をレクチャーされるが…。


<トーク>

・渡辺さんのメガネ姿は山下さん曰く「奥田瑛二や!」

・カミングダウト騒動

 山下さんは、万引きしたことをテレビで言ったら問題になると分かっていて放送したディレクターも悪いと主張。
 渡辺さんは、事前に打ち合わせをしていた筈で、そこではっきりとノーを出さなかったタレント(事務所)側にも問題があるという意見。
 山下さんはこのタレントとは全然関係も付き合いも無いのに、話している内にタレントは謹慎しているのに放送したテレビ局側は謝罪も謹慎もしていない(当時)ことに腹が立ち始め、もし飲み屋や道端でO.Aをしたディレクターに偶然会い、何も反省していなかったら襲い掛かる!とまでヒートアップ。

・ダルビッシュ謹慎

 山下さんが新聞を読んでいると、ダルビッシュと女性がにらみ合ってる写真が目に飛び込んできた。
 「ダルビッシュ謹慎」とキャプションがついているので、てっきりこの女性とトラブルを起こしたのだと思い込んだが、記事を読むと喫煙が原因と判明。
 (じゃぁ、一緒に写ってるこの人は誰やねん?)と思ったが写真には何の説明も無い。
 もう一度隅から隅までじっくり読み、やっと小さく「母親と喋っているダルビッシュ選手」という説明文を見つけた。
 何でこの写真使うねん!と山下さん。

 山下さん曰く、その写真は
 「オカンが勝手にTシャツを買ってきたので息子が『こんなの着らんわ!』って言ったら、オカンが逆ギレして『せっかく買ってきたのに何いうの、この子は!』みたいな感じで睨み合ってる顔」
 らしい。

・渡辺嫁の奇行
 
 ヨメがまたおかしなことをやっていた、と渡辺さん。
 仕事から帰ってきたら、水が入ったボウルにはまぐりがあるのを発見。
 てっきり食べるのだろうと思いきや、奥さんは渡辺さんに「ペットにする」と明るく宣言。
 冗談やと思いたかった渡辺さんだが、奥さんは真剣。
 「エサ、何あげてエエか分からへんねん」とブツブツ。
 
 何をあげていいか分からぬまま時は流れて5日後。
 はまぐりはボウルの中ででろ〜んと殻から身を投げ出して全滅。
 あっさり生ゴミとして全て処理されたそう。

・口臭闘争

 人に「口臭い」っていうのは難しいなぁ、という話に。
 今田さん、山下さん、フジモン、品川さんで車に乗ってたときのこと。
 フジモンの口が臭いのだが、フジモンは先輩なのでストレートに告げられない品川さん。
 そこで
 「藤本さん、にんにく食べたでしょ〜。ちょっと息が臭いますよ」
 と言ってみた。
 オォ、そうやねん、ちょっと食べて〜ん、と良い感じだったのに今田さんが
 「フジモンは普通の時でも臭いで」
 と言い出したことから、事態は一転。
 便乗してフジモンの口臭を騒ぎ出した品川さんにフジモンが逆ギレし、2、3ヶ月前品川さんだって口が臭かったがオレは敢えて言わんかったんや、それなのにオマエは何や!と、かなり昔の恨みを持ち出して騒いだそう。

 山下さんにいわせれば、渡辺さんの口臭は「イカ。スルメイカ」。
 渡辺さんにいわせれば、山下さんの口臭は「ドブ」。

 渡辺さんが参った口臭の主は靖史さん。
 昔、渡辺さんが窓際、靖史さんが通路側の席で新幹線に乗ってた時のこと。
 カーテンを閉めようと靖史さんが渡辺さんの方に身を乗り出した時、それまで寝ていた渡辺さんは、顔にかかった靖史さんのびっくりするような口臭で目が覚めたそう。

 山下さんも昔、靖史さんと一緒にタクシーに乗った時、靖史さんの口臭に耐え切れなくなった運転手がそーっと窓を開けてたことを思い出す。
 運転手が窓を開けた原因が自分の口臭だとは夢にも思わない靖史さん。
 「寒いので閉めてくれませんか」と言い、運転手は非常に渋々…といった感じで窓を閉めたそう。

・憧れの逆玉

 めちゃイケに出るたむけんの話題。
 たむけんの服か裸にマジックで文字が書いてあるらしいが、それは渡辺さんがたむけんに頼まれて書いてあげたものらしい。
 たむけんがテレビでやったことといえば東京の芸人死ね!とキレてばっかりだったことや、披露したギャグは風太くん(たむけんの愛息・6歳)から提供されたものだった、など、知ってる人にとってはたまらない裏話の数々に客席大盛り上がり。
 「陣内おもんない」と言っている印象が強い風太くんが、実は陣内さんのファンということや、たむけんが一番面白い芸人だと信じている風太くんでも唯一オールザッツ!に出てるときのパパは怖い(怪しい)ので嫌いなのらしい、といった本物のTKF情報も入る。
 奥さんの実家が超金持ちなので、若手芸人らしかぬ生活を送っているたむけんが羨ましくてしょうがない山下さん。
 逆玉狙いと思われてもエエの?と訊ねる渡辺さんに、ウン!と即答する山下さん。
 そのへんのプライドは無いなぁという山下さんに、ある意味男らしいなぁと渡辺さん。
 今めっちゃお金があったら、山下さんは車が欲しいらしい。
 36歳にもなって屋根付バイクに乗ってるため、車が欲しい、なんて思う自分にちょっと嫌気もさす。


<渡辺への宿題>

 渡辺さんの新キャラを作ることがテーマ。
 私生活でもそのキャラでいくらしい。

 「プリンス未来」→喋ることが全てプリンセスプリンセスの歌詞。

 「バリバリくん」→物凄いハイテンション。これを私生活でも続けるなら、そうとう血圧が上がりそう。

 「ピュア次郎」→山育ちで初めて都会に出て来たという設定。なので非常にピュアなのだと渡辺さんは主張していたが、ピュアな割に早速ヘルスに行きまくりで(苦笑)、本能のままに生きているという点では間違いなく野生児。山下さん曰く「怒涛の下ネタ」。

 「お笑いちびっ子探偵ワタン」→一応コナンのような格好をしているんだけど全くそのようには見えず。
 山下さんからは「エエ年こいて何してんねん」と呆れられ、客からは失笑が止まらず。「静粛に!」と渡辺さん。

 「静千代ちゃん」→前回のジャリナイトでも出てきたような気はするが確信無し。ミイラ男のような包帯のかぶりものをしていた。

 合格点が出なかったため、次回に持ち越し。


<山下への宿題>

前回マスターするよう言われた「マジック」の成果を披露する。
 舞台は山下さんのために色々セッティングが行われる。
 “ジャリズムブレーン”こと遠藤さんもカメラマンとして舞台に登場。
 「遠藤くんです」と紹介があったので、客も拍手。
 (誰!?)という空気に全くならないから、遠藤さんがどんな人なのか知ってる人ばかり来てるんだろうなぁ。
 
 毎度のことながら自信たっぷりの山下さん。
 早く自分の凄さをみんなに見せつけて賞賛をたっぷり浴びたいご様子。

ところが。
 1番目の「お客さんが10円玉を入れた紙コップを当てる」という手品からいきなり失敗。
 お客さんが選んだものとは違うコップを自信満々にひっくり返すので
 (えっ!?まさか10円玉が瞬間移動してる、とかいうのも絡めたマジック?)
 と一瞬思ったが、そんな訳も無く。
 どの手品も完璧にこなす、なんてことは無いだろうなぁと思ってはいたけどまさか1つ目から外すとはおもわなんだ。
 渡辺さん&遠藤さんももちろん、客も唖然。
 山下さんはもっとびっくり。
 コップを倍に増やして再度挑戦
 2回目はクリアー。
 
 でも、何せ1回目は失敗しているのでテンションや驚きが(何だかなぁ…)的なものになったのは否めない。

その後、トランプを使った手品(客が引いたカードを当てる)や予言(客が選んだ色や好きな数字を当てる)などの手品を進めていくが、進めば進むほどだんだんミスが出始める。
 「この手品師親近感あるわー。庶民的すぎるわー」と渡辺さん。

 山下さんは山下さんで、失敗もあるもののトータルでは成功している回数が多いのに、客の反応が思ったほど低いのがご不満。
 「何や、この客。気分悪いわー」とか言い出す。
 ネタバレとマジックが行われるマジックショーなんてこっちも初めてなので、どうリアクションを取れば良いものか、と。

 起死回生を狙ったマジックがことごとく失敗するので、「もう1個だけ!もう1回だけ!」と頼み込んでやらせてもらってはまた失敗し...と、なんだか借金まみれの人生、てな感じ。
 最後のマジックなんて、自爆も良いところ。
 これも次回の「ジャリズム☆ナイト」まで持ち越し課題に。
 個人的には、この山下さんのマジックはDVDにして欲しいほど面白かったです。


<アンケート〜エンディング>

 2時間ライブになってから恒例企画の「新語・流行語レクチャー」。
 時間の都合で2問のみ。
 「フィッシング詐欺」は良いとしても「コンシーラー」のどこが新語?流行語?
 「コンシーラー」は女性客は一様に首を捻ってました。
 男性の中では新語なのかな。
 ファンデーションやドーラン以外にこんなのもあるんや〜、と。
 ちなみにジャリズムの予想では「コンシーラー」は「コントロールシラキミノル(白木みのる)の略」もしくは「コンテストシラキミノルの略」(笑)。
 アホや〜。でもこれが本当に好き。
 このばかばかしさやしょうもなさが、このライブの醍醐味です。


<1月分>(1/30 at笹塚ファクトリー)

※メモが読み取れず、触りのみ...


<トーク>

・正月報告その1:実家で衝撃告白…

 お正月に実家に帰った渡辺さん。
 オカンから今まで知らされていなかった“渡辺家の秘密”を明かされ、ちょっとテンションが下がってしまったそう。

 それは
 “実は4人きょうだいだった”…。

 お墓を新しく作り直した際、母親の強い希望で水子を祀るお地蔵様も作ったことからこの告白が行われたそう。
 名前もつけていたそうだが、それを聞いた鐘さん、幼児期のあることを思い出す。
 何故か男兄弟の家にあった赤ちゃん人形。
 それを幼い鐘さん達が遊んでる時に放り投げたり叩きつけたりしたら、お母さんから物凄く怒られたこと。
 その人形の名前は水子の名前と同じだったこと…。

・正月報告その2:オッサンの兄弟げんか

 奥さんの実家にも挨拶に行った渡辺さん夫妻。
 奥さんのお父様は色々あり、現在はお父様のお兄さんとアパートの一室で同居中。
 お金が無い義父と、お金はあるが時々鼻につくような行動を悪気無くしてしまう義父兄の関係は結構微妙らしい。
 それでもせっかく娘夫婦が初めてお正月に訊ねてきたから、と義父は義父兄から借りたお金でなべを作ってくれた。
 そこまでは良かったが、酔ってきた義父が「たんたん(義父兄のあだな)は金ばかりで何もしない」「僕(義父)が買ってきたビールは勝手に飲むくせに、たんたんは僕に飲ませまいと、ビールを隠す」と言い出したことから、事態は険悪に。
 正月早々、“いい年こいたオッサン同士のマジ兄弟げんか”を見る羽目に。
 今日初めて会った義父兄の「ナベちゃん、僕はね…」という愚痴まで聞いてあげたそうな。

・正月報告その3:福岡&グアム

 山下さんは先輩や後輩たちと福岡とグアムに行った。



<山下から渡辺への宿題>

「“ジャリズム”のマスコットキャラを作る」がテーマ。
 スケッチブックに描かれた絵を元に進めるコーナーなので、詳細は割愛。
 考えてるのが渡辺さんなので、どれもこれもシュールで気持ち悪いものばかり。
 その中ではまだ“可愛い”部類に入るキャラを推す山下さんと、気持ち悪いおっさんキャラ(だったと思う)を推す渡辺さん。
 どちらが良いかを客の判定で決めることになるが、「ジャリズム☆ナイト」の客が正統派を選ぶわけが無い。
 圧倒的多数で渡辺さんの推薦キャラが採用決定。
 「皆さん、社会人が多いと思いますので分かってますね。商品開発部の人とか、印刷会社勤務の人とか、商品化に向けて頑張るように」
 みたいなことを言われた。
 ファンに社会人が多いとこういう時便利だなぁ、なんて思う。


<スタッフから山下への宿題〜「山下これやれ」>

山下さんにだって何かやらせるべきだ、山下さんには何かやらせなきゃダメだ、みたいな声が山下さんを除く全スタッフから出されたことから急遽決まったこの企画。
 主導者は遠藤さんだとか。
 次回の「ジャリズム☆ナイト」までに何かやってきてもらうことに。
 裏で作家さんから集めたアイデアを発表し、何をするかをこの場で決める。

 ちなみに出されたアイデアは

・「1ヶ月万引き生活」→倫理的に問題なので⇒「勝手に万引きGメン」。
 警備員でも従業員でもないのに店の万引き犯を摘発し、事務所での説教場面にも何食わぬ顔で同席する。
 本物の万引きGメンに「ところで…あんた誰?」と訊ねられたら終了。

・「上下ケミカルジーンズでナンパ」→成功するまで今更上下ケミカルジーンズでナンパする。

・「携帯電話の液晶画面を壊したまま1ヶ月生活」

・「書き下ろし恋愛小説(?)」

・楽器をマスターし、「男子一楽坊」を名乗る

・原チャリで里帰り

 etc…

何かをマスターするものが良い、ということで「マジック」に決定。
 

<アンケート〜エンディング>

アンケートテーマは、ジャリズムに知らなかったら恥をかく流行語や新語を教えてあげるのが、19時スタートになってから定番となった。
 「今週、妻が浮気します」や「カナヘイ」など。
 会場の認知度はいまひとつだった「カナヘイ」は雑誌「セブンティーン」に連載を持っている携帯の待ち受け画面アーティストらしい。
 “セブンティーン”ははるか昔に過ぎ去ったと思われる客層を見て、認知度がいまひとつだったことを納得する笑いを浮かべる山下さん。
 うっとうしいわー(笑)。

次回は平日&学芸大前駅の「千本桜ホール」。
 あちこちでスケジュール帳を開いては(あちゃー…)的ため息をもらす声が。
 「やっぱ平日は無理か〜」と呟く渡辺さん。
 「訳の分からん劇場でだ〜れもおらんのにマジックせなアカンやんか!」という山下さんに爆笑。



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