百式U

03/3/29(金) 於:吉本ゴールデン劇場(福岡)

03/3/30(土) 於:なんばグランド花月(大阪)


百式U イン 福岡

<はじめに>

18:15頃に劇場のロビーに着きましたが、あんまりごった返しておらず。
 (えっ?)と少々戸惑う。
 私の周りにいた人達も
 「大阪やったらありえんやろうね」「ニチョケンファン、出足鈍くなったんかなぁ」とか言っていた。
 
 18:30に開場されたので中へ入る。
 今回は桟敷番号11番だったけど何となく桟敷席では一番後ろの列になる前から3列目の真ん中辺りに腰を下ろした。
 私にとってこの位置が一番見やすいところだから。

アンケートの項目に
 「2丁拳銃にやって欲しいこと、期待すること」
 「小堀に一言」「修士に一言」があった。
 
 「2丁拳銃〜」のとこは

 「やって欲しいことというかやり続けて欲しいことは、既成のジャンル(お笑い芸人のくせに○○をやるなんて…みたいな)にとらわれず、2丁拳銃自身が一番楽しんでる姿を見せ続けてくれることです」
 みたいなことを書いた。
 一言で言えば「2丁拳銃というジャンルを作ってください」ということになるのかな(^^;。
 話がデカくなりすぎですね。

客入れの音楽から2丁拳銃らしさが出てた。
 (多分)ハイロウズや、GO!GO!7188の「浮舟」、ガガガSP、シャカラビなど。

18:45の時点では指定席の座り率が3割以下だったので果てしなく不安が募ったが5分前ぐらいから続々慌てながら着席する人が増えた。
 気づけば立ち見も入って盛況。
 パツと見、男性の割合も多かった。
 これはちょっと嬉しい傾向。

そして客電が落ちて、場内が暗くなると…


<開演>

スクリーンに映し出されたのは単独ライブではお馴染みのブリッジ。
 お笑いライブとは思えないカッコ良くて凝った作りのものを見せてくれるあれです。
 夜の新宿を2人が歩いたり時にアップになったり。
 多分着てたのは漫才スーツ。
 小堀さんはグラサン掛けてました。

 修士さんがアップになるともちろん(?)「キャァ〜!」。
 でも今回は小堀さんもアップになったらもちろん(?)笑い声も起きたが、「きゃぁ〜!」の黄色い声もそれなりに聞こえた(笑)。
 (あらぁ〜、今日は小堀さんモテテはるやん)なんて思った(^^;。

ブリッジが終わると、現れたのは黒子衣装の伊部さん。
 淡々と「百式」「2丁拳銃」と書かれた紙をめくると、淡々とお辞儀をし、淡々とハケていかれた。
 相変わらず良い味出してる伊部さんです。

そして「44口径」が流れて、ライトも点滅し…

2丁拳銃登場!

 修士さんは黒でまとめたスーツ姿。
 小堀さんはいつものドラえもん姿。

 ブリッジについて。
 案の定小堀さんは自分に「きゃぁ〜!」があったことを喜んでた(笑)。
 芸人がこういうカッコつけたものを作ることに賛否両論あることは2人共百も承知。
 それを分かってるけども
 「オレは、“きゃぁ〜!”って言われたいねん!」らしい。
 いっくらでも言ってあげれるけどなぁ、私(^^;。

 最初辺り2〜3名、立ち見の方で「シュウちゃん、シュウちゃ〜ん!!」と理性を捨ててた人がいた(苦笑)。
 何だろうね、あれは(^^;。

<ネタ>
 (☆→新ネタor私が初めて見たネタ/★→見たことあるor過去違う形式(コント)で見たことがあるネタ)

 ☆10年はすごい〜○○の10年に喩えたら…
 (2丁拳銃は今年で結成満10年なので出来たであろうネタ)

 ☆10年前の2人(NSC編)
 (小堀さんがこの頃の修士さんのツッコミの特徴を上手いこと言い当ててたなあと思った)

 ☆10年前の2人(結成〜初舞台編)
 (途中、「オカンと銭湯」のツカミの部分をちょこっと小堀さんが言ったら反応した人が多かった。
 気づくものだな)

 ★小堀がやりたい仕事
 (前半部分は「コント1000本ノック」で見たことがあるような気がした
 小堀さん、ちょっと噛む(^^;。)

 ☆駅伝にはドラマがある

 ☆スポーツは危険
 (土地土地で恐らく入れ替えているフレーズ。
 福岡編では「博多駅はどこ?」でした)

 ★日本語は難しい
 (大阪FCイベントを思い出す)

 ★便利な日本語

 ★偉人のエピソード
 (「コント1000本ノック」で見た。
 微妙にボケ・ツッコミが入れ替わる)

 ★卒業式(教師編&2丁拳銃ファン編)
 (これも「コント1000本ノック」で見た。
 “2丁拳銃ファンの卒業”は聞いていて凄く耳が痛い(^^;。
 特にいちばん最初のあのセリフを抜け抜けといわれると…)

 ☆色んなファン

 ☆職業別オシャレな口説き方
 (ダンディ坂野氏が何故か頭に浮かんだ…)

 ☆モテる仕事

 ☆2003年版・相方の嫌なところ
 (イメージでしか知らないくせに、修士さんが挙げる小堀さんの欠点を
 “あぁ、そうかもなぁこの人…”と思えるのは何故だろう(^^;。
 相手が言ったことを微妙に変えてボケ返す形式の漫才は好きです)

 ☆普段は仲良し?

 ☆うっとうしい来客〜NHK集金編

 (ボケ・ツッコミが完全に入れ替わるネタ。
 もう…“アイツが出た〜!!”としかいいようがないです(^^;。
 アブナイのかアホなのかかなり微妙な筈なのに、相当恐過ぎるアイツが。
 この時もヤツを思わせるセリフのやりとりがあったので
 「あっ!」という声や、「あぁ〜!」という叫び声(?)みたいなのが聞かれた)

 ☆街で見かける妙な奴

 ☆気分転換をしよう〜引越し
 (小堀さんイチオシのフレーズがやっとウケた瞬間が見れた(^^;)

オチは「ツカミとループ」系でした。
 去年は「ツカミとリンク」でしたが。
 こういう落とし方もあるなぁと思った。


<エンディング>

前回の「百式」ではニアピンの「101分20秒」を弾き出した福岡。
 今回は…103分
 ピタリ賞が出なかったのは残念だったけど、103分もやってたなんて思えなかった。
 
再び出て来た2人。
 去年は暗転後は「LOVE ROCK Tシャツ」を着てたけど、今年は漫才スーツのまま。
 案外男性のお客さんが多いことを嬉しがっていた。
 お子様(小学生ぐらい)もいたのでネタ中の下ネタを謝る小堀さん(^^;。
 そしてDVD&ビデオ発売のお知らせ。
 ルミネ版百式Uが収録されるけど、福岡ではウケてたとこが東京では全くウケなかったりと色々あったらしい。
 4会場目にしてやっとウケたフレーズに喜んでいた小堀さん。

 この舞台は金が掛からないし他のイベントでもちょくちょく来たいから呼んでくださいよ、と小堀さんが言ってた。
 目がきら〜ん、と輝く私(^^;。
 来てあげると言ってるんだから是非とも呼んで欲しい。

 バッテキ!も見てね、と告知して終了。
 もちろん完全に幕が閉じる寸前に小堀さんがやったのは「パカパ〜」(久しぶり)。
 あの、(やるぞ、やるぞ)と小堀さんも客もお互い構えながらタイミングを図ってる時間は何とも面白い。


<感想>

前回の「百式」に比べたらどの部分で「もうエエわ」が入って終わってもおかしくないような構成になってた。
 100分で一本の長編というよりは、オムニバス漫才が100分行われたような印象だった。
 もちろんネタとネタの間の繋ぎは違和感無く流れていた。
 逆に言えば前回感じた(これ、どこで終わらせる気なんだろう)というちょっとしたハラハラ感は今回は無かった。
 (あっ、ここで終わらせるかと思ったらまだ続けられるんだ。どんな展開をする気なんだろう)と思いながら約100分見てた。

 「百式U」に関して、他の3会場で既に見たお客さんの殆どがネットのかきこみ等で構成のネタばらしをしなかったおかげで白紙の状態でネタを見ることが出来た。
 劇場でもらったチラシに「オール新ネタ!」みたいなことが書いてあった気がするので、何本か見たことあるネタが出た時は正直言って
 (あれ?)
 と思った。
 前回のような形式が「百式」のスタイルと思い込んだので、今回の形式にもちょっと戸惑った。
 だけど修士さんの「止めさせてもらうわ」で舞台が暗転した時は
 (えっ!?もう100分経ったん!?)
 と本当にびっくりした。

 この瞬間にさっきまで抱いてた
 (あれ?)
 という感じはきれいさっぱり消えてしまった。

 (「百式U」はこういう見せ方の100分漫才なんだ)と暗転中に思うことが出来た。
 それはやっぱり全体を通してこの103分が「面白かった」からだろう。
 前回の「101分」より今回の「103分」の方が見ていて短く感じた。

「百式改」を見に行った人から教えてもらったあのネタがちょっと改良されて目にすることが出来た時は驚いた。
 そしてやっぱり恐かった(苦笑)。
 定番キャラになるのかな。

アンケートの「今回の感想」は上に書いたことを端折った感じで書いた。
 「〜に一言」欄は

 小堀さん→博多女にはモテる顔らしいですよ(昨年にも増してどうでも良いことを伝えた(^^;)
 修士さん→余計な小道具が無かったのにとても怖かったです

 だったと思います。


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百式U イン 大阪

<開場前〜開場>

NGKのテレビ通りをぐるっと一周取り囲む客の多さ。
 最初は
 「3人ずつ詰めてください」
 と言われたけど、最後辺りは
 「並び順は席の位置に変わり無いんで5人ずつ並んで下さい」
 と言われた。確かに。全席指定だもんね。

今回の私の席は1階席のA列1番。
 会員先行で当てました。
 NGKの1番前。だけど1番左端、という両極端な席位置。
 前日の福岡は真ん中の席で見ることが出来たので今回は小堀さんの視点で修士さんを眺めることにする。
 私は大体右よりの席で、小堀さんの正面像と修士さんの背中を見ることの方が多い。

客層は女性が多かった。
 年齢は高めとも低めとも言えなかったような。
 ただ、やっぱり地元ということもあって昔の2丁拳銃のことを話してる人が多かった。
 「超合金DVD見てたらなぁ、やっぱあの頃のヒロユキちゃん可愛かったわぁ〜」とか。


<開演>

例のブリッジにはみんな歓声。
 でも私達の目の前には「演目札(?)」が。
 私はそれほど支障無かったけど私の横2名様は真正面の「演目札」に阻まれてほぼ見えなかったよう。
 これは気の毒でした…。

 笑ってしまったのが、<お客さんの反応が露骨>だったこと。
 修士さんでは「きゃぁ〜!!」と黄色い声。
 小堀さんでは「キャハハ〜」と笑い声。
 修士→小堀→修士→…と交互にアップになるのでブリッジが見えない人達は、客の反応で
 「あっ、今シュウちゃんや」「今多分小堀さんやで。悲しいなぁ。みんな笑い過ぎやん」とか言っていた。

ブリッジが終わり「44口径」が流れると、自然と客席から手拍子が起きた。
 NGKの単独はいつもこういう風にしてお客さんは迎えていたらしい。
 やっぱり(ここが地元なんだなぁ…)と思った。

2丁拳銃登場。
 小堀さん、案の定客の反応に拗ねる(^^;。
 「袖で聞いてたら…。笑いすぎや!」と。
 「いや、僕も笑われてましたよ」と修士さんが言っても納得せず。
 「オレはな、いっこも笑わかそうとしてない!」と。

<ネタ:福岡と違ったところをいくつか…

 ゜「小堀がやりたい仕事」の時に、「ブチッ!」と何かがショートしたような音が。
  「(ライトが)落ちてこうへん?大丈夫?死ぬぞ!」と修士さん。

 ゜「スポーツは危険」のとこで土地ごとに変えているであろうフレーズ。
  大阪は「なんばどこ?」でした。

 ゜始まった頃から赤ちゃんのぐずる声が聞こえていた。
  「日本語は難しい」か「便利な日本語」のとこで本格的にぐずり出す。
  お客さんの関心もちらちらっとそちらへ。
  「あぁ゛〜」と泣き出した赤ちゃん。
  するとすかさず修士さんが
  「オレの心を代弁してくれてんねん!(小堀さんが勝手なボケを返して修士さんを翻弄する場面だったので)」
  とフォロー。

  この後も時々子供の泣き声やぐずり声が聞こえた。
  泣き声の調子からしてまだ3歳以下ぐらいだと思う。
  この年齢で100分ずっとおとなしくしておけというのはちょっとまだ無理だろう。
  時間帯といい場所といい、その年齢の幼児は連れてこない方が良いんじゃないのかな…。
  ネタの意味どころか日本語すらまだ完璧にマスターしてない子供に100分黙っておけというのは無理だ。
  ぐずり出したら納まるまでの間ロビーに出る、などの配慮をちょっとはして欲しかった…。
 
 ゜あの大量の写真のフラッシュは何だ!!

  敢えて太文字にしました。
  最初、何だか舞台が光ったなぁ…と思った時は
  (会報に載せるためにスタッフが撮ってるのかな?)とか
  (今光った気がするけど…気のせいかな?照明の都合とか)というように良い方向に考えていた。
  だって、「写真撮影禁止」となってる劇場で写真撮影する人達がいるなんて無い筈だ、と思ってたから。
  なのにフラッシュは止むどころか増えるばかり。

 2丁拳銃の単独ライブは「ライブ中の写真撮影禁止」となっている。
  たとえその劇場が写真撮影が許可されている劇場であっても2丁拳銃は単独ライブの写真撮影は禁止とずっと言ってきた。
  だから、2丁拳銃の単独ライブでカメラのフラッシュが光ることは「ありえへん」ことなのだ。

  “シャッターチャンスや〜ん!!”
  “次はこの角度で…”
  とばかりにカメラや携帯で写真を撮り続ける人達と

  (何で?何で2丁拳銃の単独で写真撮ってるの?)
  (いつまで撮り続ける気なん?)
  (この気まずい空気に何で気づかんの?)
  と写真撮影反対派の間に、微妙な空気が漂い始めた。

  この<回避可能な筈のアクシデント>が勃発した間、「百式U」は中断した。
  漫才をやっている2丁拳銃よりも、光り続けるフラッシュの方に意識が向いてたお客さんが結構な割合を占めていたから。

 「…おかしな空気になってるね。
  写真止めましょうね

  と、注意したのはやっぱり小堀さんだった。
  去年の福岡でも注意したのは小堀さんだった。
  去年はその時点でみんなおとなしくカメラをしまった。

  なのになのに…。
  何で一番前でやっぱり撮り続けるの?
  それも注意してる人の目の前で。
  失礼すぎるというかバカにするにも程がある。

  これがNGK版「百式U」で唯一残念だったこと。

 ゜「NHKの勧誘」で修士さんのキャラを初めて真正面から見た私。
  あの口調の仕組みが分かった(笑)。

 ゜「街で〜」の前に福岡ではやらなかった「救助」ネタをする。
  これ、別名「ローリング漫才」。
  小堀さんが思いっきり膝と手首を負傷してたような気がするんだけど大丈夫だったかしら。
  小堀さんが膝を痛めてるみたいと分かっていながら何度も
  「よう分からへんかったからもう1回やって
  と頼む意地悪なシュウちゃん(^^;。


<エンディング>

NGK版「百式U」のタイムは106分
 (だろうなぁ…)と思った。
 というのも今回私の席からは袖が丸見え。
 伊部さんたちが節目節目ごとに時間経過の紙を見せてるところがこちらからも見えてたから(笑)。
 「街で〜」に入った時点で80分だったから最後の「引っ越し」はやらないだろうと思ってた。
 飛ばさなかったのでびっくり。
 106分で納まったのにもびっくりだった。

小堀さんはMyカメラを持って現れた。
 「君達は写真撮っちゃアカンけどオレは撮ってエエねん
 みたいなことをいいながら客席の写真を撮る。
 会報に載せてくれるらしい。
 明らかに私は写ってないと思うけど(^^;。
 でも修士さんが嘘か本当か
 「さっきフィルム抜いた
 なんていうので
 「うそ〜!?」と慌てる小堀さん。

 そして何を勘違いしたかまた写真を撮り始める客(大苦笑)。
 舞台はもう終わってるけど…少しは“我慢”をしなよ、と思った。

大阪だからか、「百式U」最終日だからか、結構長めのフリートーク。
 チケットの席に関するファンクラブの謝罪も2丁拳銃から行われた。
 
 今回のチケット騒動。
 ぶっちゃけ席の良し悪しは自分のチケット運の問題なのでは…?なんて思うんだけどな、私。
 2丁拳銃は好きだけど、“絶対に前の方で見たい!”という情熱は持って無い私にとって今回のチケット騒動はカヤの外でした。
 「だって、アンタ前の方の席じゃん」と言われたらそれまでだけど。
 狙ってこの席を取ったわけじゃ無いし、確実に席が確保されるのであれば別に席はどこでもいいです。
 前の方の席全てが会員で埋め尽くされてる光景っていうのは…ちょっと怖い。

 というか、FCのチケット騒動に関するコメントを何故に2丁拳銃がせねばならんのだろうか(^^;。
 関係者がやることと思うけどな。

2人の間で
 「何か話ある?」とやりとりがあった後に修士さんが
 「話していいですか?まだ大丈夫ですか?」と袖のスタッフさんに確認を取った。
 修士さんがこういうことをするのは珍しいので
 (おっ!?もしや修士さん入籍報告か何かするのか?)とちょっと身構えた。

 修士さんから出された発表。それは…

 「オレは年々ブサイクになってきてるのだろうか?

 という確認(^^;。
 最近(特にスタッフから)「ブサイクになってきたなぁ」「太ってきたなぁ」と言われるらしい。
 始まる前に楽屋で会った$10の白川さんからは
 「腫れてませんか?(だったと思います…)」と聞かれたらしい。
 それに対する
 「こういうもんやねん」という修士さんの回答が傍で聞いてて面白かったらしい小堀さん。

 ビジュアルの話題には敏感な小堀さん。
 「こっちおいで〜!」と修士さんを誘い込む。
 体重的には今の修士さんはベストらしい。
 6〜7年前のプロフィールでは2人共40kg台ですからね。
 元々お腹ぽっこりさんの修士さんだけど、小堀さんによればだんだん肉がついてきているらしい。
 「ブサイクが2丁になってってるで」なんていうことに。
 アンケートに「修士はブサイクになったか、まだ大丈夫か」を書いてくれ、となりました。

大阪も最後は「パカパ〜」で幕。
 最後まで90度直角お辞儀をしていた修士さんが印象的でした。


<感想>

やっぱり<写真撮影>は残念だった。
 この他にもアクシデントやハプニングが多々起こった。
 予測不可能なものもあれば充分回避可能なものもあった。

 「自分が楽しむためには、相手の楽しみを邪魔しないこと」。
 これをみんなが思ってれば今回の残念だったことのいくらかは起きなかっただろう。

けれど、これらのアクシデントやハプニングがあったことで、

 <2丁拳銃のキャリア>

 をあらためて思うことが出来た。
 これが結成3年以下のコンビだったらお客さんを
 「途中残念なことはあったけどそれでも行って良かったと終わった時思えた」
 とアンケートに書かせるような対応が出来ただろうか(NGK公演の私の感想はこれを書いた)。

 ハプニングやアクシデントはそれ自体は決して愉快なものじゃないけど、対処次第でいくらでも変わる。
 気まずい思いのままネタを見ることにならなくて本当に良かった。
 “特定の誰か”を攻撃しないで円くおさまるような展開をしたのはさすがだな、と思った。

また、大多数のお客さんが
 (写真は撮っちゃダメ)
 と決して写真撮影を容認しない雰囲気だったのも安心した。

 (カメラ持って来てる人良いなぁ。私も持ってくれば撮れたのに。ズルイ)
 ということからじゃなく
 (ネタ中になんで写真を撮ってるの?)
 という理由で写真撮影を容認しない雰囲気だったから。

「百式」を来年もするようなことを匂わせていた。
 年に1度の恒例行事になるならば、今度NGKで見る時は今回感じたマナーの悪さがすっかり無くなってることを祈りたい。
 決して達成不可能なことでは無いんだから。

今回の「小堀に一言」「修士に一言」は

 小堀さん…膝は大丈夫でしたか?今日は席の都合上殆ど小堀さんの背中を見てました。相変わらず好みの背中でした。
 修士さん…昔に比べると「幼さ」は消えたなと思います。けどまだ大丈夫でしょう。昔に比べると若干“ぽっちゃり”してきたなぁと思いますが。

 でした(大意)。
 修士さんに関してはこのような微妙な表現となりました(^^;。
 ブサイクになったとは思わないけど
 「修士さんはブサイクじゃないですよ!!」
 なんて書くと真意は別にしても何だか物凄く気を使ってるような印象がするし。

 “シュウちゃんか〜わいい〜!!”
 はいいかげん似合わないかなぁ最近はと思ったりする。
 だけど、雑誌の取材で時々見掛ける唇を突き出した写真の中には
 (あっ、シュウちゃんまだまだ可愛いなぁ)
 というのはまだある(苦笑)。
 年は取ったよなぁ…と思うけどそれはお互い様だしな(^^;。
 一頃(98〜99年頃)のような<天真爛漫でヤンチャ>な印象は消えた。
 嬉しいことや悲しいことを色々経験して、<カワイイだけじゃない男>になったのは確か。

 …って書けば良かった(^^;。
 アンケートは時間が無いのでざーっとしか書かないんですよね…。

 小堀さんには付け加えるとするならば
 「ツアーは嬉しいですけど花粉が飛散する時期は避けられてもいいですよ」と書きたかった。
 福岡では有り得ないぐらい本番中に鼻水が出て来て、自分でもびっくりしていた小堀さん(笑)。

百式
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