(00・10・16)
揃いの青の繋ぎを着てFBS福岡放送の前に立っている2丁拳銃(小堀・修士)。
(修)「さぁ、始まりました、『バッテキ』!」。
ニチョケン初の九州レギュラーという訳なんですが
(小)「おかしな話ですな」。
東京進出したばかりなのに何で九州でレギュラー番組が?ということ。
本人達が全く知らぬとこでレギュラーが決まったそうで、打ち合わせも何もせずに九州入り。
小堀くんは、いきなり台本を当日に渡されたとかで困惑気味。
修ちゃんは、いきなりプロデューサーさんから「疲れてるねぇ」と言われたそう。
こんなもんですよ、と2人。
九州の人はあまり2丁拳銃を知らないだろうということで自己紹介。
「吉本興業の2丁拳銃です」と2人でお辞儀
DATE…「テレビ・ラジオのレギュラー8本他、雑誌の連載を持つ等、吉本若手No1の呼び声が高いコンビ結成7年目のお笑い芸人」という説明書きが。
(修)「ねぇ、今吉本が押してるとか押してないとか。噂のコンビでございますよ」
(小)「『よぅ聞くで〜、2ちょけん』とだけ、聞きます」
(修)「歌ってるとか歌ってないとか」
(小)「歌出してるかもしれないし」
まぁ、徐々に知って貰えたら良いと言うことで、番組が始まるに当たっての小堀くんの要請はただ1つ。
「痛い痛いとか熱い熱いとか言うロケは嫌い!」
若手芸人じゃないですかと修ちゃん。
それに対し、小堀くんは
「(FBSの前で)30分間喋っとるだけでいいやん、その間にこの前を通った人を適当に連れ込もうや
」とか言い出す(ダメですの注意書き)。
街中に出て、番組に出てもらう原石&審査員を探しに街に繰り出す。
移動手段はママチャリ(『バッテキ』の告知のぼりつき)。
テンション低っとスタッフを見て小堀くん。
チラシを手渡された修ちゃんは、もう〜カラー、最初だけやんと呆れる。
中は白黒。
「新喜劇のお札やん」と小堀くん。
何はともあれ出発。
小堀くん、筋肉痛か、「痛っ、痛っ」と言いながら漕ぎ出す。
最初はチェッカーズ、田中麗奈、松田聖子など、多くの芸能人を輩出した久留米(西鉄久留米駅)へついたニチョケン。
チェックのジャケットを着せられた小堀くんは、チェッカーズの「涙のリクエスト」を熱唱(自棄気味?)。
修ちゃん「うわっ、恥ずかし。小堀くん、恥ずかしいよ〜。いつまで歌ってるの、小堀くん」と言う。
やってる小堀くんはもっと恥ずかしい。
早速呼び込みを開始するが、遠巻きにみんな「誰?」という感じで見ている。
「こんにちは」と女子中学生に声を掛けるも、「こんにちは」だけで帰られる。
色々番組の趣旨を説明するが、乗って来ない。
久留米一番街に移動。「一番街ってどこにでもありそうな名前ですが」と小堀くん。
「我々2丁拳銃と言う、吉本の若手タレントなんですけどご存知ですか?」と呉服店の主人に言うが、勿論知名度無し。
おまけに、何度言ってもコンビ名を覚えてくれない。
どさくさ紛れに店先の物を盗もうとする小堀くん。
「こらこら」とおじさんが注意すると、「いや、ツッコミは彼がするから」とボケる小堀くん。
ツッコミちゃう、呆れてはるんや、と修ちゃん。
女の子に近寄るニチョケン。
その子はニチョケンが近づいてるのを見て、ずっと首を傾げていたそう。
2丁拳銃を知らないので、「誰だろう?」と不思議だったよう。
その子は持田香織似の彼氏持ち。
「彼氏と俺とどっちがカッコええ?」と小堀くん。彼>小堀。
その子の髪をわしづかみにする小堀くんをまぁまぁ、と宥めながらも「俺と彼氏どっちがカッコいい?」と聞く修ちゃん。すると修士>彼らしい。
この後、色々営業するも、逃げられる。
告知チラシを置いてもらう店を探している時、修ちゃん、ラーメン店でラーメンをほお張る小堀くんを発見。
発見するなりどつく修ちゃん。
「ごめ〜ん、おなかすいてんや」
「今、お仕事中でしょう」
「お腹すいててん腹減ってたんや〜。我慢出来へんかったんや〜」と泣きを入れる小堀くん。
その顔を見て「みすぼらしい顔と言うより気持ち悪い顔になってるよ〜」、と修ちゃん。
「ちょっとたべへん?」と泣き口調で言う小堀くんに、「普通に喋ってくれへん?」と修ちゃん。
素に戻って「食べへん?ほんまに」と聞く小堀くん。
大龍ラーメンを宣伝しようと言うが…。
大阪のノリでの宣伝は九州では引かれてしまうんですよね^^;。
次は鳥栖。雨の中移動。
(小)「しんど〜い」
(修)「言うな〜」
(小)「ここどこや〜」
(修)「知らんわ!」
九州一の繁華街、天神到着。
2丁拳銃で〜す、と言うが、勿論周囲の反応は、シ〜ン。
「もうすぐ売れる2丁拳銃ですよ〜」、と小堀くん。
「自分で言うの止めて下さい。恥ずかしいですよ」、と修ちゃん。
九州と大阪では、人のノリが違うのでやりにくそうなニチョケン。
巨乳の女の子に近寄ってチラシを配ったら、彼氏持ちということが分かり残念そうな小堀君。
次は強い男を見る目があるという飲み屋へ。
プロレスラーがよくやって来る店だそうで、チラシを置いてもらおうと頼む。
すると、マスターが出すクイズに正解したら、おいて貰う事に。
「ボケませんよ」、と小堀くん。三択で答える。
ちなみに選択肢は(1)空手チョップ(2)卍固め(3)バックドロップ。
(マ)「では問題です。“燃える闘魂”で有名なアントニオ猪木さんの得意技は・・・」
(小)「卍固め!卍固め!卍固めや!」
(マ)」「・・・ですが、あなたが掛けて貰いたいのは、(1)空手チョップ(2)卍固め(3)バックドロップのうち、どちら?」
小堀くん、一瞬、絶句の後卍固めを選択。
バックドロップよりはましやろと修ちゃん。
まぁなぁと小堀くん。
「そんなんせんと九州出て行きたいわぁ」とぼやく小堀くん。
「昨日走って筋肉痛なんですがlと小堀くん(TBS感謝祭か?)。
卍固めを掛けられ、「痛い、痛い!!」と絶叫し怒るがそれはカメラに映らないから。
あまり掛けられる機会無いんやからついでに空手チョップもくらっとけやと修ちゃん。
打撃はあかんやろと小堀くん。
左利きなので右でやりますから大丈夫です、とマスター。
空手チョップは小堀くんの胸に。
そのまま後ろに飛ばされます。
笑う修ちゃん。
「ちょっと今押したやんか〜」と小堀くん。
マイクも外れてしまいます。
次は九州ウォーカー編集部。
「こっちではすごいらしいですね。九州のことを載せてるらしいですね」と小堀くん。
当たり前じゃ無いないですかと修ちゃんがつっこみます。
編集長を審査員に頼もうとするが、日曜と言うことで、出社しているのは秋吉さんと言う人1人だけ。
秋吉さんから編集長に伝えて貰う事に。
取り入るために秋吉さんの作った九州ウォーカーの記事を宣伝しようとする修ちゃん。
前に立ってさり気無しに邪魔する小堀くん。
何やかやで、結局バッテキを九州ウォーカーに毎号取り上げてもらえることに(10/24発売号から)。
帰り際「吉本興業の秋のお勧めのコンビは誰ですか?」と聞く修ちゃん。
(秋)「…2丁拳銃さん」
「遅いがな」
最後は門司港。
雨の中のチャリンコ行脚も最後。
おっちゃんやおばちゃんに、雨&強風の中、チラシを配るニチョケン。
修ちゃんは、おっさんによろしくと頼んでる割に、旗でおっさんを叩いてしまったりする。
日もどっぷり暮れた門司駅で今日の感想。
「どうでした?」
「どうでしたも何もどっちかというと嫌」
「また、そんなはっきりと」
「もう一生分自転車乗ったんちゃう?」
「ねぇ、もう来週は審査員バッチリ来るんじゃないですか?」
「どうかとおもうで」
「え?何やおまえは?」
「仕込んだらええと思うで」
「うわ〜、そんなんなったかお前も」
「だって・・・」
「2〜3年前はそんな仕込みとか知らんやったやん」
「いや、知らんかったけど…」
「ほんまに呼ぶと思ってたやん、…いやいや俺も仕込み呼ぶように言うてるけど、仕込みは無いですから」
1日、誰からも声を掛けられなかったからか、街で見掛けたら声掛けて下さいと言うニチョケン。
今から帰りますが福岡空港までチャリで帰りますよという修ちゃんに、「ええやん、もう」とバテバテな小堀くん。
「しんど…。来週はもう来んとこうな」という小堀くんの呟きでエンド。
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