01/8/19 PM17:35〜18:10
24時間テレビスペシャル 『2丁拳銃LIVE&トーク』 at ZEPP 福岡
★ライブ前★
福岡でのチャリティー報告中継にも出演したニチョケン。
迎える時、嘘気無しの拍手多かったんですよ〜。
「前日東京、大阪で仕事をこなし、今日は福岡に移動で疲れてませんか?」と司会者のアナウンサーに聞かれると
「いえいえ、全然疲れてませんよ〜」と相変わらず良い笑顔の修ちゃん。
疲れてない訳無いですやん…。でも笑顔、笑顔のニチョケン。
カメラは司会者(アナウンサーや地元タレント)が抜かれることが多く、ニチョケンは惜しいとこで映らず…。
それでも、何やらリアクション(驚いたり、頷いたり)を取ってる修ちゃん。カンフーのポーズっぽいこともやってました(^^)。
お客さんに、妙な動きや顔をやってあげるコホリン(^^)。
途中、司会者陣が袖で打ち合わせするために引き上げてしまい、舞台にはニチョケンとしゃかり(沖縄のミュージシャン)が残されます。
「えっ?えっ?オレらどうしたら良いの?」と慌てるニチョケン。
コホリンはしゃかりのボーカルの人と
「はじめまして〜。暑いですねぇ〜」と何やらオバチャンの世間話を始めて場繋ぎ開始。
修ちゃんも
「何、オバチャンみたいな話してんねん!」とツッコミをしていました。
程無く、司会者達が戻って来るとコホリンは
「いきなり行かんといて下さいよ。思いっきり上滑りな会話してしまいましたやんか」などと言っていました。
多分O.Aではニチョケンは映りそうで映らなかったと思いますが、2,3回はアップで抜かれてたんではないでしょうか?
この中継前から明らかにニチョケン目当ての若い子達がZEPPの中に入って来たんですが、前の時間からいたお客さんが動く気配全く無し。
「えぇ〜、もう前埋まっとる〜。ニチョケンから遠いよ〜」なる呟きもちらほら。
私の横にいたカップルは
「この前に座ってる人達って全部ニチョケン目当てやない?うちらもそうだけど」と言ってました。
同じく私も。13:30ぐらいからずーっと良い席をキープするために動いておりません。
私は4列目のまたもコホリン寄りの席。もう、定位置に近いですね。
★LIVE開始★
出囃子はハイロウズの「ブカブカブーツ」。
この選曲は知らなかったのか、コホリン、
「あぁ、ハイロウズのブカブカブーツいう曲ですね。好きなんですよ。ありがとうございます」と言っておりました。
「まぁ、LIVE&トーク、って言ってもただ喋るだけなんですけどね。のんびりやらさして頂きます」とも。
「皆さんにまずお知らせがあります」と修ちゃん。
(「バッテキ!」は9月で終了します、とかそんなんかなぁ)とあんまり良いことは思わない私。
だって、小堀企画の「素人水着モデルオーディション」もグラチャンを迎えてしまったし。
(お疲れした〜)という、ピスモンの「アイドル・片岡修士」のセリフまで浮かんで来た。
しかし、修ちゃんのお知らせは
「僕ら、漫才とかコントとかやってますが、実は歌も唄っております。そして、9月19日にnewシングルが出ることが決定しました」というもの。
『青色』発売のお知らせでした(^^)。
「5枚目のシングルなんですよ。びっくりしたでしょ。もう5枚も実は出してるんですよ」とコホリン。
早速、「青色」を聞くことに。
余所のBBSなんかでしばしば見かけた
>OPの小堀さんの語りが〜
っていう意味が分かりました。確かに語ってますね。
何でか、段々歌が佳境に入って来たら2人してテレ笑いを浮かべて顔を俯かせて縮こまってしまったニチョケン^^;。
1番まで聞いたとこで修ちゃんがストップを掛けます。
「えぇ、聞いてもらいました、『青色』。ちょっとバンドっぽくやってみたんです。小堀くんがハーモニカ吹いてたりしてるんですが」と修ちゃんが言うと
「そのハープが流れる寸前でオマエ、ストップ掛けたな。ちょっとむっとしたわ(拗)」とコホリン。私も聞いてみたかった…。
「まぁ、新曲が出たらキャンペーンですよ、次は!福岡でもどっかのライブハウスとか、…ゴールデン劇場とかで、やるんや無いんですか?」とコホリン。
「ゴールデン劇場しか無いやろ」と修ちゃん。
青色のキャンペーンで、どうやらニチョケンは福岡に来る方向で話は進んでるようです。
まだ決定事項ではないですけどね。
バンドを連れてやって来るような感じだそうです。今までに無いキャンペーンでは無いですか!?
楽しみが増えました(^^)。
なお、今回の曲は小堀氏の全面プロデュースですが、手がけてみた感想は
「正直(自分は)天才」だそうです^^;。
「アルバムなんかも作りたいわ〜」と小堀氏。
アルバムには福岡で生まれた名曲「かぁちゃん」を勿論入れるそう^^;。
早速1番をアカペラ(?)で唄うコホリン。
唄い終わった後、
「これって全部実話らしいですからね」と修ちゃん。「かぁちゃん」は、小堀・父と小堀・母のある複雑な状況を唄ったものです^^;。
「今回の24時間TVのテーマって『家族って何?』やのに、(「かぁちゃん」の歌詞は)全然エエ話やないで。ホンマ、小堀君の家族って何?」と修ちゃん。
「家族って…複雑!」が小堀氏の答えでした^^;。
この後、小堀氏の数奇な家族の話が。確かに複雑でした。
「まぁ、『青色』は唄われへんかったけど、1曲、ここで唄おうと思います。僕らのデビュー曲です。『逢いたくて』」と修ちゃん
ズボンのポケットから、myハープを取り出した小堀氏!
「逢いたくて」は1月の公録でもやってくれたんですが、その時は生ハープはお預けでした。代わりに生ギター&小堀氏の弾き語り(「かぁちゃん」完全版初披露!)は拝めたんですが。
「小堀氏の生ハープを聴きたい!」というのが私の生ニチョケンを見る上での希望の1つで、RRS In Osakaのチケットを取ったのはその意味もあったんですが、願いが適ってしまいました。
カラオケに合わせて唄うことに。
中々音響さんとハープのタイミングが合いません。
イントロが終わってしまって、
「待って!待って!」とストップを掛けたり、
お互いタイミングを見計らってるので、中々始まらなかったり。
やっとタイミングが合い、何度もCDやMDで聴いて、最早耳に馴染みまくっているあのハープの音色が小堀氏の口許から流れて来ました。
(『逢いたくて』はやっぱりこれだ〜!)と、1月にはじめて聴いた時と同様、じわじわと感動がこみ上げて来ました。
メインの修ちゃんの声と、コーラスの小堀氏の声が綺麗に重なってました。
大熱唱&熱演のニチョケン。
オーロラビジョンにカメラマンさんが抜いてくれたんですが、こんなに大画面でニチョケンを見る機会は私は今まで無かったです。
(オォ〜、ニチョケン、ドアップだぁ〜)と、チラチラっとそちらを見ながらちょっと感動した私(^^)。
唄い終わった後、
「案外やるやろ?」と飄々と客席に言うコホリン^^;。
「うわっ!よう自分で自分のこと言うわ」と修ちゃん。
「君も上手く唄ってたよ」
「誰やねん、それ」と2人。
「あぁ〜、でもオレイケるんちゃう?CD出そうかな。“くず”とかいうてさ」とコホリン。
「それ、宮迫さんと山口さんや!」と修ちゃん。
コホリン、ただ1つ不満が。
「唄ってる時にな、オッサンが前の方をうろうろ歩いて邪魔しよんねん!オレ、最初スタッフの人かなぁ、思うて見てたら、フツーの人やねん!スタッフ並に重そうな荷物は持ってたけどな!」
私も見てて
(オヤジ、邪魔!)と思いましたが、お客さんも同感だったようで、笑いと拍手が。
修ちゃんは、オッサンのことは目に入らなかったし、気づかんかったけど、と言ってましたが。
コホリンが、色々オッサンの特徴(帽子の色など)を述べるのでお客さんも目で追い出し、修ちゃんが
「ハイ、探さないよ〜」と止める一幕も。
唄い終わった後のコホリンはハイテンションだったようで、私のメモには
「疲れて興奮して頭が空回り」などというコホリンのセリフがメモられております。
「でもね、僕ら歌手やないです。僕ら芸人です。ネタを見てもらって、ホンマの笑いを見せたいと思います」とニチョケン。
1月にはやらなかったネタが見れるという訳です(^^)。
漫才なのにセンターマイクが運ばれなかったのが私は不満でしたが。
ミュージシャンの人がライブで使うようなマイクが2本運び込まれました。
準備をしている時、どこかの子供が泣き出してしまいました。
すると修ちゃん
「今から“漫才します”って言うてる傍から泣かんでも…」と。
「あのお兄ちゃん、今から怖いことやる〜、思うたんかな」とコホリン。
「危ないことしないよ〜。ちょっと叩いたりはするけど、それはツッコミという名の暴力やから」と修ちゃん。
1回ハケるので、登場のし方や、出囃子のことを打ち合わせ。
「ブカブカブーツ」をもう1回掛ける?という話も出たが、結局「青色」を掛けることに。
「『逢いたくて』は止めてね。しゅんっていう感じやから」とコホリン。
2人で“しゅんっ”と俯いたポーズを取っておりました。
登場は大御所っぽく、上手と下手から別れて登場。
登場
最初の「語り」の部分が自分で聴いて恥ずかしいコホリン。
「これがホンマの出囃子やなくて良かった〜。めっちゃ恥ずかしいわ〜」なんて言っていたような。
ネタの方は、アニメ&アニメソングネタでした。
1回見たことあるんですが、やっぱり笑ってしまったのは、この漫才が私の好きなテイストだからでしょうね。
言葉をちょっと変えてボケるネタは私は好きです。
でも、今回好きだったのが、ツカミの部分での
「僕ね〜、人に見られるのが実は苦手なんですよ。悪いですけど、見て見ぬフリしてもらえませんか?ネタの方は発送をもって発表に替えさせて頂きますから」
という小堀氏のボケでした。
…分かり難いでしょうけどね。
漫才が終わると、
「2丁拳銃でした〜。ありがとうございました〜」とあっさりハケて行ったニチョケン。
私も席を立ちましたが、まぁ、後に続く人多過ぎ。
アナウンサーが「あぁっ!そんな一斉に帰らないで下さい!」と悲鳴をあげていたのを背に聴きながら、ZEPPを後にしました。
感想
「バッテキ!」絡みでニチョケンを生で見れる機会が多い私。
行く度に、「公録って大変だなぁ…」と思います。
邪魔する気は無いんだろうけど、結果的に行動が邪魔な人もいるし、その人自身は自分が迷惑掛けていることに気づいて無いし、突然奇声が上がったり、しなくても良い妙な合いの手が入ったりすることもあるし。
そういう光景を目にする度に
「ゴメンナサイ、ニチョケン…。これで福岡嫌いや、もう福岡来ーへん、なんてこと思わないで下さい」なんてことをハラハラしながら思う私です。
歌と漫才を今回見れ(聴け)ましたが、漫才をやってる時、舞台が大きく見えた感じがしました。
唄ってた時は、あんまりニチョケンに食いついてなかった中年の人達や、子供たちも、漫才の時は本当笑ってたような気がします。
色んな世代が来てるから、どの世代にも共通する「アニメ&アニメソングネタ」を持って来たのは、ニチョケンの勝利!って感じです。
帰る時、
「ニチョケンって本当、面白くてカッコイイ。芸人してる時のニチョケンって何であんなにカッコイイっちゃろう」
とか
「今日来れて良かった〜。早くニチョケン売れんかなぁ〜!」
と言ってる人達を見ました。
今、凄くハードなスケジュールをこなしてるのに、お客さんの前ではそんなことを微塵も感じさせない笑顔とネタを見せてくれるニチョケン。
私はそんな2丁拳銃が大好きです(^^)。
(01/8/19 記)
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