華丸・大吉10番勝負+1 vsハリガネロック

《初めに≫

 10番勝負は6月のvsダイノジで終わったんですが、お客さんの要望が強かった、ということで、「+1」が組まれました。
 対戦相手は、私がスケジュール発表を見る度に「次は是非この組み合わせを見てみたい」と主張していたハリガネロック!
 うちのHPでもかなり盛り上がった組み合わせでした。


《開場前》

 いつものごとく、整理券を貰いに18:30始まりだというのに朝の10時から劇場へ。
 10:05ぐらいに着いたのに、既に私の番号は71番。
 それだけ、この対決に期待してる人が集ったということですな。
 整理券を貰った後、汗かいたんでシャワー浴びに家に帰って再び夕方劇場へ。


《開場》

 予めハリガネロックのスケジュールの都合で開演が30分遅れるということは承知していました。
 なら、別に開場も30分ずらして遅れて良いのでは?と一緒に見る方と言っておった私。だって、1時間余っちゃう訳だし。
 そんなことを考えたら、前説・ドデカダンス(福岡吉本9期生コンビ。1月の「バッテキ!」公録でも前説担当)登場。
 勉強させてもらおうと裏にいたら、所長さんか誰かに、「ドデカ、謝ってきて〜」と言われたそう^^;。別に彼らのせいじゃないのにね。
 お客さんがフラッシュ焚いて写真撮ってたら「そんな、勿体無い!」と謙虚なドデカ。
 来るまで、拍手の練習などをするも、お喋りを始める客。前説も大変だわ。
 すると、何と、ハリガネロックと電話が繋がっているという!早速通話開始。

大上→今回、ハリガネは飛行機でやって来たということで、空港から。
    ドデカが「客はカンカンで殺気立ってますよ」と言うと、じゃぁ…ということで
    「ベロベロベロベロベロ〜!」とベロベロ応援団をやりだすクニヒロソウル^^;。
    客は予想ついてたんでオオウケでした(^^)。

ユウキロック→何か、「※□○▲で〜す」と叫んでいる。よ〜く聞いてると
          「イアン・ソープで〜す!」でした(^^)。世界水泳があってますしね。
          後で号外を見たら、ソープが金を取ったばかりのようでした。
          しかし、地下鉄の車内ということで、2人共「ベロベロ〜」や「イアン・ソープ」は恥ずかしかったよう。

 ハリガネと生電話が終わった後は、急遽作った今までの10番勝負の名勝負編ということで、「vs FUJIWARA」と「vs DonDokoDon」の映像が流れました。
 「vs FUJIWARA」があったのは丁度1年前。行きゃ良かったが、その頃はお笑いにはまってなかったもんなぁ。


《開演》

 ハリガネも到着し、イベントスタート。
 MCの和泉修さんは、どっちかというと昔のコンビ(『松口vs小林』&『あっぱれ団』)の頃を知っているよう。
 大上さんの元・相方、堂土さんについてちょっと話しておりました。


華丸・大吉

 10番勝負中の辛いことについて大吉さんが愚痴っておりました。
 某芸人のファンが自分達のネタの最中、メールを送ってたり、自分たちの時は寝てたとか…。
 そんなん、本当のお笑い好きや無い!と何故か私が怒ってしまいました(^^;。
 大吉さんの
 「オマエには、鬼みたいな子が生まれろ〜!頭に角生えとったら良か!良か気味たい!」という叫びも聞かれました。

★夏休みの宿題


ハリガネロック

 いつもの出囃子の「ストーンコールドスティーブオースティンのテーマ」に乗って、ハリガネロック登場。
 歓声とシャッターの嵐(まぁ、許容範囲か)。

 ユウキロック、サングラスを「ひゅぅ〜」と言いながら外すと
 「目ぇ離れてました〜。残念でした〜」
 「誰も“ひゅ〜”言うてないって」
 「今日ぐらいはくっついてるかなぁ〜と思ったらやっぱり離れてました〜」

 本日のハリガネのスケジュールは、baseでの仕事→マジっすか生本番→収録2つ→福岡の仕事、とハードスケジュール。
 「もう、寝る暇ないわ」とユウキロックが言うと、大上さん
 「昨日暇やったやん」と何だかツレないことを言う。

★金持ち親子vsユウキロック
★子供はアホだ
★天使のユウキロック/悪魔のクニヒロソウル
★日焼けの予定
★西瓜割
★海のおかしいところ
★かきごおり
★夏祭り


<トークコーナー>

 最近よく動く漫才をするようになったねと修さんに言われたハリガネロック。
 もう若くなくなったから若く見せようというのと、若手であまりこういう動きをする漫才師がいないからです、とユウキロック。

 ハリガネは福岡では扱いが物凄く良いそうで、ユウキロックが一人で来た時は、ふぐを食べに連れて行ってもらったそう。
 それを聞いた華大。
 「だって、幕に戻って来た時、ハリガネだけおしぼりがあったんですよ!オレらも汗掻いとるとに」

 「松口vs小林」時代、「あっぱれ団」時代を知ってる修さんから見たら、2人共別れてパワーアップしたように思えるそう。
 修さんはコンビのトレード推奨派らしい。
 そして、修さんのデータ分析によると、A型とB型コンビは危ないらしい。
 見ながら(え〜っ、2丁拳銃はA型とB型なんですが…)と切なくなった私。
 早速吉本の名鑑を見ながら、次に別れそうなコンビを言っていく修さん。
 大抵は「え〜っ!?」という反応が客席から漏れたが、1組「あぁ」と何故か同意の溜め息が漏れて、これには芸人達
 「何の“あぁ”なんやろ」と笑う。

 ハリガネロックから、何故華丸・大吉はコンビ名をつけなかったのかと質問。
 逆に華大からは、何故コンビ名をつけたのかと質問が来る。
 ハリガネロックは、「ロックと言いたかったから。コンビ名についてたらおかしくないから」。
 「ハリガネ」とつけたことに関しては「彼(大上)が長くてふにゃふにゃしててハリガネみたいやから」。
 大上さん、「こっち(松口)がロック担当で、僕はハリガネ担当なんです」と修さんに言うと、修さんから
 「ハリガネ担当もよう分からんけど、ロック担当もよう考えたら分からんで」と言われる。

 前のコンビ名についても話が行く。
 (ユ)「松口vs小林って言って、キ○ガイコントばっかりやってたんですけど、ホンマにvsして解散しました」
 (修さん)「オマエ(大上)は何やったっけ?」
 (大)「あっぱれ団です(きっぱりと)」
 (ユ)「あっぱれなことは1つも無かったんですよ」
 (大)「2丁目でもレギュラーなれませんでしたからね」


《ゲーム》
(1)お題ツッコミ対決

華丸・大吉

 「夏」「やけど」「大リーグ」「すいかわり」「赤ワイン」「サザエさん」についてつっこんでいく。
 ツッコミ担当の大吉さんなのに「大リーグ」では「行ったこと無いよ」、「赤ワイン」では「身体に良いらしいね」「お肉に合うんですね」などと、全員から
 「それ、ツッコミか!?」と突っ込まれるようなツッコミをしてしまう。

ハリガネロック

 「めんたいこ」→大上担当:「辛いけど!」
                  「赤いけど!」「赤いう○こに似てるけど!」
                   「ビール似合うと思うよ」
                   「博多名物やけど!」

 「一蘭」→ユウキロック担当:「博多に来たら絶対行くけども」

 「世界水泳」→「ソープが強いけども」

 「叶姉妹」→「オレは妹の方が好きやけども」

 「おタコ・プー(福吉所属のリアクション芸人)」→「オレのGパンのケツ、オマエのせいで破けたわ!(去年の10月のイベントでおタコの真似をしていたら、自前のGパンを破いてしまった大上さん)」

 「井上修」→「ツッこむとこ無いなぁ〜(首を捻りながら)」

 「花火」→「夜に明るいねん!でもっ!終われば儚いねぇ〜(しみじみと)」

 「27時間テレビ」→「誰がMCやねん!」
             「夜中エロいねん!」
             「ユースケのコーナーいらんねん!」

 ハリガネロックの勝利。
 終わった後、「相方のおかげ」とお互い握手するハリガネロック。

(2)お客さんはいくつ・ハイ&ロー
 あるお客さんに年齢を聞いて行って、その人の前に座ってる人がその年齢より上か下かを当てて行く。
 華大勝利。

(3)以心伝言 1つにしぼって
 お題の答えが2人同じだったら勝利。

(華大)「黄色い果物は?」→「バナナ」

(ハリガネ)「小泉のつく有名人は?」
       (ユ)→小泉純一郎
       (大)→小泉今日子
 (ネタにもあるのに…)

(華大)「大型スーパーといえば?」
    (華)→「マルキョウ」
    (大)→「ダイエー」

(ハリガネ)「かき氷にかけるシロップは?」→「イチゴ」
 ユウキロックが散々大上さんをけん制して、この答えを導き出しました

(華大)「おでんの具は?」→「こんにゃく」

(ハリガネ)「モー娘。のピカイチメンバーは?」→「後藤真希」

(華大)「ゲームメーカーと言えば?」
 (華)エニックス
 (大)タイトー
(以下、略)

 ハリガネロックにとってめっけもんと思われた最後の設問

 「夏の音楽アーティストは?」

 絶対、合うと思ったのに…。

(ユ)「サザン
(大)「チューブ」 

 (ユ)「何でチューブやねん!オマエ、サザンファンやから合わせたのに!」
 (大)「オレは確かにサザンファンやけど、オマエ、サザンファンちゃうやないか!だから、オレチューブにしたんや!」

 ある意味、2人共お互いのことを考えてるとは言えるんですが、考え過ぎとも言えました(^^;。
 客席からは何とも言えない溜め息と悲鳴もちらほら(私も溜め息吐いた(^^;)。

 結局華・大が勝利。


(感想)

 絶対良い勝負になると思ってましたが、目に狂いはありませんでした(偉そう)。
 お互いのファンも良いんでしょうね。
 変な嬌声も無くて、落ち着いて楽しめました。


ライブレポート!
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