「一人で行けるの(以下略)」改め「年の瀬なのに本当色々あるよね関西2泊3日」(02/12/28〜12/30)

「お守りが3000円!?」
1日目:博多駅〜新大阪〜梅田〜南森町〜鶴見〜心斎橋〜なんば〜心斎橋
12/28(土)
博多駅の本屋で「ぽっかぽか9」を何となく立ち読みしたらハマってしまって親子愛に号泣しそうになったんで慌ててその場を去る。
 ホームに着いたらちょうどレールスターが着いてたので中に入る。
 ちなみに福岡の天気は晴れなのか曇りなのか微妙なところだった。
 新幹線発車。
 小倉に近づいた。初めて小倉駅付近に港があることを知った。
 車内で昨日買ったばかりの「ぶつかり体験記」(銀色夏生著:角川文庫)を読む。
 何気ない一文がすごく好きなのでツボに来た部分にはしおりを挟んでたら3ヶ所あった。
 広島〜福山間で寝てしまったけど起きたら晴れてた。
 清々しい青空に心弾む。
 だけど「太子町」あたりではまた曇ってしまった。
 傘を置いて来たのでちょっと暗くなったけど再び姫路から青空に。
 姫路城との対比がすごくきれいに映えていた。
 新大阪に着いた途端に友達から「今着いたとこかな?」とタイムリーなメールが入ったのでかなり驚いた。

 ホームに下りると独特の空気を匂わす女の子の集団がいた。
 (年の瀬にご苦労様やなぁ)と思いつつ(誰を待ってるんだろ)と辺りを見回した。
 ほどなく現れた一人の男性。
 ちょっと小太りの若者。
 (なんだ、部活の旅行かなんかの引率を待ってたんか)
 と去ろうとしつつ、よくよく見たら杉竜(ブラックマヨネーズ・小杉さん)だった。
 ごめんよ、杉竜…。
 東京へ急いでた杉竜。ルミネへむかうところだったらしい。

梅田で荷物をロッカーに入れ、「大阪天満宮」へむかう。
 従妹が受験なのでいっちょお守りでも買って送ったろうかと思ったため。
 南森町到着。
 そこの近所にあったローソンに入る。
 b研商品を探す。
 「じゃぽん茶」と「魂」と「ビキビキッとキャンディー」があったんでキャンディーをお土産に買い、天満宮へ。
 お賽銭を投げてなんとなくお祈りし、お守りを買おうと思ったら我が目を疑った。

 (な、何で“合格お守り”が3000円もするん!?)
 スマン、従妹よ。
 そこそこ君に対する愛はあるんだけど3000円はお姉ちゃんは出せなかった。
 結局「開運厄除」という服で言えば「フリーサイズ。どなたでもOK」みたいな曖昧なお守りを買った。
 3000円お守りに費やすぐらいなら、彼女が好きなウィンズのグッズでも買ってあげたほうが遥かに喜んでもらえそうだし。
 けど来春、仮に彼女が良い結果出せなかったら(あの時お守りをケチったから…)と後々悔やみそうやなぁ。
 けど結局最後は信心深さより勉強量で受験結果は決まるもんだし。
 そういうもんよ、ウン。

高額お守りに色々考え込みながら鶴見のアウトレットモールへむかう。
 ベネトンが入ってるから。
 だけど(ここにいるよ〜!)と私を呼んでるような商品が無かった。
 他に欲しいものが見つからなかったのでそのまま長堀鶴見緑地線で心斎橋へなんとなくむかう。
 心斎橋の地下街で「ロイヤルミルクティー」を飲んだが、どこがロイヤル…?って感じだった(薄かった)。
 1日乗車券を買ったのでお茶した後は地下鉄1区間のなんばへむかう。
 「自由軒」でカレーを食べた。
 むかいの席に座ってたおじさんが食べてたビフテキが美味しそうで羨ましかった。
 私の視線に気づいたおっちゃんは殊更ゆっくり肉を切って大きく口を開けて頬張りやがった(^^;。
 物欲しそうなのが気づかれたことが恥ずかしく、俯いてカレーを食べた。
 1口目は変わった感じがしたけど美味しかった。
 
 コンタクトレンズを外したかったのでなんばのビッグカメラのマックに行った。
 オレンジジュースを頼んだら初めてこんなこと聞かれた。
 「ストローを挿してよろしかったでしょうか?」と。
 別に挿してもらおううがするまいがどうでも良いんだけど…と思いつつ「えぇ」と曖昧な変事をした。
 世話焼きなマックだ。
 コンタクトも無事外し、ジュースも飲み終えてbaseに行き、当日券待ちの列に座った。
 そしたら程無くして「立ち見で番号もそないよく無いんですけどぉ」といいながらチケットが余った方が声を掛けてくれたので買った。
 雨が降って来たのでNGKの中の100円ショップで傘を買い、そのままジュンク堂へ。
 「三羽省吾」さんが書いた「太陽がイッパイいっぱい」という本が面白かったので買った。

 PM21:00ぐらいから始まったビッキーズのアフターライブ「カフェ・ド・ビキ」参加。
 詳しくはレポートに書くけどもこの段階ではまさか
 「baseの舞台に上がってコバともう一人のお客さんと一緒にチョコレートケーキを食べる」
 なんてことになろうとは予想だにしてなかった私だ。

 アフターライブ終了。
 (嬉しいんだけどどうしよう…)と思いながら溝黒家特製ケーキを片手に地下鉄の駅へ向かう。
 ふと横を見たら中学生か高校生の女の子2人組。
 手にはYFTVのチラシ。
 声を掛ける。
 これこれこういう事情によりケーキを貰っても食べれそうにないから宜しかったら私の代わりに食べていただけませんか?と。
 喜んで頂けた。
 本当に今度来阪した際には必ず溝黒さんの実家に寄らせてケーキを買わせて頂こう、と決める。
 (あれ〜、御堂筋線の駅はどこ〜?)と思いながら携帯でなんとなくBBSを覗いたら
 「小堀Jr.誕生」のカキコミが。
 見た瞬間思ったことは
 (しもた〜!ケーキ譲るの早まった〜。あぁ〜(←お久しぶりの“嘆きのあー”)
 でした(^^;。
 驚きと嬉し過ぎが高まったんかどうか分かりませんが本当に素でやっと見つけた御堂筋線の反対側の千日前線の階段を下りかけました。
 何してんやろ、私(^^;。
 地下鉄の中では
 (めっちゃすっごい。すっごい。小堀さん、パパなんや)
 と頭の中はそんなことばがぐるぐる回った。
 後から考えたら色んなことが符合する。
 引越しとか。
 それにしても…。
 「セックスレスで〜す!」
 という雄叫びを聞いたんは今月だったぞ(^^;。
 ある意味嘘では無いんだけど。

心斎橋到着。
 夜だというのに元気な人が多い街だ。
 FCライブも無事始まる。
 もちろんこの様子はレポートで。


「うわっ、重っ!」「そやろ〜」
2日目:心斎橋〜伊丹〜梅田
12/29(日)
ライブが終わり、伊丹に住んでいる友達の家へむかう。
 東京のRRSだったら終わった後に乗る山手線ではめっちゃしんどいんだけど今回の阪急電車の中はそうでもない。
 (オール慣れしたんかな)と何故かちょっと得意な気分。
 6時ごろ伊丹到着。
 友達が迎えに来てくれる。
 けれど今日友達は臨時出勤。
 本当に「寝るだけに来た私」を温かく迎えてくれる。
 何ていい友人なんだ。
 片や私って…。
 せめて「いってらっしゃい」は言おうとしたものの彼女のベッドに横になってTVの音声を聞いてたら遠い世界に旅立ってしまっていた…。
 目が覚めたら午後1時…。
 ますますもって自分がイヤになる。
 どこが
 >(オール慣れしたんかな)と何故かちょっと得意な気分
 だ。
 仕事終わりで梅田に来てくれるというのでお礼メールを送って伊丹を後へ。
 伊丹、結構住んでみたい街だなぁと思った。

梅田到着。ホテルへチェックイン。
 シャワーを浴びてさっぱり。
 ところが私は髪を切ってからどうしたことか静電気を髪から発するようになった。
 櫛で梳かしながらパチパチいうので結構怖い。
 15時半ぐらいに外に出てネットカフェへ。
 賢そうなメガネ掛けた男3人を含めスタッフが7人ぐらいいるのに人間が多過ぎるのか全然客をさばけず。
 まだ先客がいるブースに案内してたりとか。
 「インターネットしたいんですが」といってる客に
 「パソコンがないブースならすぐご用意出来ます」
 と(何で!?)とツッコミたくなる要素満載。
 1時間インターネットをし、友達との待ち合わせ場所へ向かう。
 「ぼてじゅう」でお好み焼きを食べた。
 その後、「HEPの観覧車に乗る」or「空中庭園へ行く」の二つを提案される。
 「ただしどっちもカップルばっかりやけどな」といわれる。
 空中庭園へ行くことに。
 本当にどいつもこいつもカップルばかりで後ろから蹴ったろうか、という衝動に駆られたり駆られなかったり(^^;。
 しかし夜景はきれいだった。
 さすが日本の二大都市。
 福岡はどう頑張っても五大都市であることを実感した。
 その後喫茶店でお茶する。
 再び「ロイヤルミルクティー」を頼む私。
 今回はまぁOKかなぁ。

 で、彼女と色々喋ってたのだが「手編みのマフラー」の話題になった。
 彼女の知人の男性がそれをクリスマスに貰って嬉しそうに自慢してたらしい。
 「手編みのマフラーを贈ってんねんて」と彼女が話した瞬間に私が発した言葉は
 「重っ!何それ。重い女やなぁ〜、えらいまた」だった。彼女も
 「せやろ、めっちゃ重い思うやろ!
 それをな自慢してくるねん。
 “可愛いやろ〜”って。
 アホか思うたわ」と彼女も乗ってくる。
 でも数年前まで私も「重い女」の一人だったことを思い出しちょっと恥ずかしくなった。
 作ってたなぁ…。一目一目とか一針一針に思いを込めながら…。
 我ながら重過ぎでイヤだ。虹子じゃないか、これだと。
 「手編みのマフラーを作る女は手編みのマフラーを欲しがる男とくっつくのだ」
 と結論づいて21時頃彼女と別れる。

ということは。
 お分かりですね。
 私はM-1をオンタイムで見てません。
 でも「推理小説を後ろから読みたがる女」
 なので敗者復活もM-1自体の結果もメールで教えて頂きました。
 その場面を直に見てないから結果を知った時は
 (あぁ、そうなんや)でした。
 これ以上もこれ以下もなく。


「写真付きやん!」
3日目:梅田〜新大阪〜博多〜家
12/30(月)
お昼の12時半につく新幹線に乗ったのでさしたる出来事はありません。
 ホテルでもらった読売新聞を見たら写真付きでM-1の結果が載ってることに驚いたぐらいです。
 ますだおかだ、優勝おめでとうございます(^^)。

M-1はオンタイムで見れなかったので福岡に帰ってからビデオで見ました。
 結果を知ってるだけに落ち着いて見れるなぁ、と思いました。

今年はこのように変則的な形で私はM-1を見たので、有明の会場や家でオンタイムで見てらした方に比べたらどうしても気持ちや感想に差や距離感があると思います。
 メールで結果を教えてもらった時に私が抱いた感想は
 (あっ、そうなんだ。そんなこともあるだろうな)
 でした。
 “口惜しい”とか“うそ〜!?”とか無かったな…、本当。
 自分の目で過程を見てなくて結果のみ見せられたらこんなに冷静になれるんだ、と思った。

 で、帰ってから再生しました。
 見終わった感想。
 「別に良いんじゃないの」だった。色んなことが
 見ても見なくても結局のところ感想はあまり変わらなかった。

 ロックが来年は出ないみたいなことを言ってたのはメールで教えて貰ってたので知ってた。
 それを知った時(それもアリだろう)と思った。
 めちゃくちゃにこだわってリベンジを図るのもアリだし、今年に賭けてたから今年ダメなら来年は出ないのもアリだろうなぁと思った。
 ビデオがそのシーンになった。
 オンタイムで見てたら色んなことを感じて胸がいっぱいになったんだろうか。
 残念ながら私はその発言をさらっと聞いてしまった。
 (あぁ、みんなが言ってたのはこれのことか)ぐらいしか。
 多分来年はどうするかということは前から2人で色々決めてたと思う。
 勝った場合と負けた場合のことを。
 周りが色々言っても実際に行動しなきゃいけないのは本人達だ。
 その選択に本人達が納得したんならそれで良いんじゃないの?と思った。

勝ち負け以上に気になってたのが番組の雰囲気だったのでビデオはその辺りも結構注意してみてました。
 去年は色んな意味で(何これ)と思ったけど今年はそんなこと殆ど無かった。
 なぁなぁにもならず厳し過ぎることもなく。
 あの雰囲気なら来年もあって良いかもなぁ、見るかどうかは別だけど、なんて思いつつ。
 案外見るかもしれませんね。
 来年は多分色々一喜一憂したり思いを馳せず気楽に見れるから。
 こんな感じでした。

正直いいまして。
 私、分かんないんですよ。
 「オンタイムで見てないから」「結果を既に知ってたから」
 だと思うけどネットサーフィンしてたらどえらいことになってるところが多くて。
 何でそんな大騒ぎしてるんだろう?とついていけなかった。
 特に見てて(あっ、嫌だな)と思ったのがハリガネが来年M-1に参加しないことに関して。
 この決断を他のコンビと比べて
 「やっぱりハリガネロックは一番カッコイイですね」とか
 「やっぱりハリガネは違いますね。〜と大違いですね」
 みたいに結論付けることだけは止めて欲しい。
 特に中川家と比較すること。
 色々コンビごとに戦略があるんだから他の人のことなんてほっといたら良いのに。
 
 あと
 「M-1が全てじゃ無いです。
 今年のチャンピオンはますだおかだですが私のチャンピオンは○○(←ここには自分が応援してた落ちたコンビ名が入る)です」とか
 「○○は日本一(世界一、宇宙一etc)面白いですよね、皆さん!」
 というのもどうなんだろう、と私的には思ってます。
 確かにM-1が全てじゃないんだけど沢山ある賞レースの一つであることもまた事実。
 結果は結果として目を逸らさないで真正面から受け止めたい。
 誰がなんといっても落ちたことは変わらないんだから。

 まぁ去年2丁拳銃が決勝に残れないと分かった時、私は決勝に行ったコンビの数組を正直(憎たらしい)と思いました(^^;。
 (何でこの人達が行けて2丁拳銃が? )とか思った。
 けどこういうのって相手にも2丁拳銃にも失礼なことだなということに気づいた。
 だから今年はそういうことを思うのは止めようと思った。
 今年も残念だったけど、M-1の当落そのものについてのネガな気持ちが消えたのは今年のほうが早かった。

今回のハリガネに関しては特別笑わなかったことも笑えなかったこともないからそれだけで私はいいです。
 今日記見返してたら明日の宝くじ特番にハリガネとニチョケンが出るのを思い出したのでそれに気持ちはむいてます。



つらつらきまま
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