ルミネtheよしもと5じ7じ(新喜劇) 02/7/20
【出演】木村祐一 大山英雄 島田珠代 星田英利 宮川大輔 2丁拳銃 ペナルティ 原万紀子 山根木夏花
<話の大まかな筋> 連続爆弾魔・宮川を追う警察官達(木村、大山、小堀)。 それぞれ変装しながら宮川が立ち寄ると思われる宮川の彼女・山根木の家の周りに張り込んでいた。 たこ焼き屋のオッサンに扮していた木村。 そこに彼女(原)に振られた脇田が現れる。 木村に慰められて感謝した脇田。 木村に恩返しをしようとしたことで騒動が起こり… |
<個人的な見所> 2丁拳銃は例えば「弟子A・B」とか「アパートの住人A・B」というふうに2人で1人の役では無く、「小堀裕之」「川谷修士」個々人で役を貰っていた。 小堀さんは張り込みの刑事役。 ハンチング帽をかぶってチェック柄のスーツを着ていた(と思う)。 (小堀さん、こういう古き昭和のにおいがする役をやらせたら似合うわ〜)と思いながら見ていた私。 新喜劇は演技をしてるから例えじろじろっと見ててもいじられることはないと踏み、2日間で初めて小堀さんの顔をまじまじと見た。 確かに口のとこに何か出来ていることが確認できた(^^;。 話の流れがキム兄や大山さん、珠代さんに行った時は、右半身は舞台を追い、左半身は小堀さんを観察。 セリフがない時でも何か呟いてたり考え込んでたりする演技をしていた小堀さん。 あぁ、背中がオトコマエ(^^;。 話の前半と最後部分で活躍していました。 修士さんはキム兄のたこ焼き屋を取材するテレビ局のプロデューサー役。 開口一番「テレビです〜」と登場。 テレビ局の人間っぽく上着を首のとこに巻いていた(気がする)。 キム兄は客席から見て右側。 キム兄に話しかける修士さんは舞台の左側。 A列だけど左よりの真ん中ブロックに座ってた私は修士さんの背中しか見えず(^^;。 隠れた背中席と言おう。修士さんの背中も相当見ました。 修士さんの「おすぎです!」が正面から見れなかったのは残念でしたが(^^;。 RRSで言ってたのはこれか〜と思いながら見てました。 キム兄は19日の7じ9じでもやっていた「ジャパネットたかた」の社長の物真似を澄ました顔で何度も取り入れる。 ほっしゃん。はキム兄の物真似はツボらしくて素で苦しんでました(^^;。 ほっしゃん。はジャンキーで銃刀法違反や殺人も犯した役だったので宮川さんと一緒にキム兄達に最後は逮捕されます。 2人並んで座ってるのを見て 「オマエら刑務所の中でコンビ組んだらエエやん。 可愛らしい名前つけてな。 企業から文句来たからちょこっと変えてな」 と、今は無き「チュパチャップス」を思わせることを言うキム兄。 キム兄には誰もかないませんな(^^;。 大山さんももちろん「福山さん」の真似をやりました。 2月も大山さんを見ましたが、今回はキム兄のペースに踊らされてちょっとたじたじでした。 珠代さんの勢いも凄かったです。しかしチャーミング(^^)。 ペナルティはワッキーが大活躍。「野口五郎」の物真似あり(^^;。 |
<感動> 幕も下りたんでさぁ帰ろうかなとした時。 幕の向こうから「三本締め」が聞こえました。 今日でこの演目は千秋楽。 出演者全員(裏方さんもいたかもしれない)の気持ちが1つになった感じの良い音でした。 良い仕事をした人だけが出せる音でした。 その場にいた数人(私も含む)はもう一度閉まった幕の向うへ拍手を送りました。 「お疲れ様」と「ありがとう」の意味を込めて。 (私もいい仕事をしたい)という思いが痛烈に湧き起こりました。 胸を張って「この仕事に全力投球してます」と言えるような仕事ぶりを発揮したい。 就職活動にしろ、修士論文にしろ、中途半端じゃアカン、ダメだ。 心入れ替えよう。 まさかルミネの新喜劇で自分自身を省みるとは思わなかったな(^^;。 すごく面白いものを見、すごくすごく良いものを聞かせていただきました。 |