「シケモク」
ゴリラとおすぎとフジモン〜ワシわいッ!〜


[出演]

FUJIWARA/2丁拳銃

(04/7/10 atルミネtheよしもと)


<シケモクオープニング>

「We will Rock you」に乗ってオープニングVTRがモニターに映る。
 小堀→修士→藤本→原西、の順。
 イキって映ってる小堀さんに、客席からは(何故か)苦笑と失笑がちらほら。

 暗転しているけど、舞台にはもう4人が立ってるのが見えていた。

ピンスポットがVTRに映っていた順に当てられる。
 3回ほど順番が回っていたが、原西さんは2回のみ。
 ピンスポットが当たるたびにフジモンがチョケたポーズを取るので笑ってしまう。

 私はこの4人が一緒の舞台に立っているのを生で見るのは初めて。
 「吉本超合金」もオンタイムで見たことは無いけど、この4人が揃ってる姿を見てワクワクできることがとても嬉しい。


<シケモクオープニングトーク>

フジモンに何やら注文をつけていた小堀さん。
 しかし、フジモンはきいてはおらず、
 「高島屋の包装紙か!?」
 と一言。
 小堀さんの今日のシャツは白に赤い花が散っているデザインで、言われてみれば高島屋の包装紙を思わせた。
 同期のCOWCOW・多田くんが伊勢丹の包装紙スーツなら、2丁拳銃・小堀さんは高島屋柄のシャツか…。


ルミネでこういうトークイベントしたことあります?とFUJIWARAに聞く小堀さん。
 無い、とFUJIWARA。
 ルミネはネタしかやらないし、と。

 そんな話をしてたら遅れてきた客がちらほら入ってきた。
 その客に今までの流れを説明するシュウちゃん。
 座った客を見て原西さんは
 「自分ら一番前やん!」とびっくり。


東京の客は大阪の客に比べ、テンションが後から上がってくることが多いので、
 「ウィ・ウィル・ロック・ユー」の「ズ・チャ・チャ、ズ・チャ・チャ〜」
 のリズムで徐々にテンションを上げてもらおうと考えた小堀さん。
 しかし、自分が真っ先に映った時、客席から聞こえた笑い声はどちらともつかない曖昧なもの…。
 フジモン曰く「ざわわ〜、ざわわ〜笑い」。
 サトウキビちゃう!と小堀さん。

 ルミネが出来立ての頃、「天然素材同窓会」が行われた。
 (まさか、あのてんそが再び!?)という驚きと期待を秘めて多くのファンが訪れ、立ち見もわんさかと大盛況。
 中には泣いてた子もいたそう。
 「てんそ同窓会」と「シケモク」の客の正反対なテンションがちょっとフジモンはご不満。


フジモン、小堀さんにも腹が立っている。
 付き合いが最近悪い、と。
 東京にいることだし偶には小堀と飲むか、と電話を掛けたところ、断られたそう。
 それも、
 「眠いんやったら、はっきり“眠い”って言えばエエやんか。
 なのに、こいつ、“え〜、はぁ〜…、やぁ〜…”ってものすご眠たそうな声で(行くのか行かないのかを)はっきりいわへんねん!」。
 実際、小堀さんはその時眠たかったらしいです(^^;。

 しかし、大阪時代の兄さん達もひどかった、と小堀さん。
 原西さんとあまり喋ったことが無いので、飲みに行きませんか?と誘った小堀さん。
 おお、えぇよと同意した原西さんなのにいっこうに来ない。
 電話をしてみると、「お腹が痛くなった」とバレバレな理由で断られたそう。
 お前の声聞いてたら具合悪くなんねん、そういう声してるで、と原西さん。
 「藤原ゲス夫とブス子」かなんかでも言ってたエピソード。


「東京生活はこっちが先輩なんで」と小堀さん。
 FUJIWARAに自分達の言うこと聞いてもらおうとするが、あっという間に主導権を奪うFUJIWARA。
 話題は小堀家の宝物・央人くんのことに。
 常々、CGじゃないと表せないような容貌の子供が生まれると噂されていた小堀Jr.。
 ところが、実際に生まれてきた央人くんは、くりっくりな大きな瞳のお子で、将来は結構イケるんじゃなかろうかと期待できるビジュアル。
 しかし原西さんにしたら
 「オマエの遺伝子をこの日本に残したらアカン!」らしいです。
 フジモンからも
 「歯生えてこーへんらしいやないか(笑)!」とチクリが。
 “ハグキDNA”をもしかしたら受け継いでいるらしい央人クン。
 そういえば、息子と初対面の時に真っ先にしたことは、
 “(ハグキが出ていないか)と、央人くんの口をこじ開けて確認”
 だった小堀パパ。

原西さんの再三のツッコミというかいじりに
 「やかましいわ、白いゴリラ!」
 と意味が分からないツッコミ返しをした小堀さん。
 そして、これが意外とウケたので、早速小堀さんから奪って自分の手柄であるかのように仕立てるフジモン。
 「東京来てからパクってばっかりですやん!」
 と修士さんから怒られる。


前々からFUJIWARAと2丁拳銃でこういうイベントをやりたいと働きかけていた、と主張する小堀さん。
 FUJIWARAの方からだ、と主張するフジモン。
 小堀vsフジモンの争いが勃発する中、割って入る原西さん。
 「まぁまぁ、ここはとりあえずオレってことで」と強引なシメ方をやる。
 しかし、原西さんは小堀さんがこの企画を話しにいった時、断ったそう(^^;。
 「メリットは何やねん?とか言うねんで!」と小堀さん。

原西さんの失礼さはOPVの撮影時にも及ぶ。
 撮影時、小堀さんは8月に出る2丁拳銃の最新CDをわざわざ持ってきて掛けたそう。
 ほやほやですよ、と小堀さん。
 テンションが上がるようにと思いながら掛けてたのに、原西さんはその曲が2丁拳銃の歌だと知るやいなや
 「停止押すなら分かるで。取出押しよんねん!まだCD回ってるのに!」と小堀さん。
 「飛んで行きますやん!」と修士さん。
 基本、小堀さんのみがイジられてる場合は率先して救いにもフォローにも行く気は無いが、<2丁拳銃イジリ>だと、自分にもかかわりがあることなので颯爽と乗り込む修士さん。


超合金が終わって4年。
 変わらないでこのままでいて欲しいと思うこともあるけど、藤本さんには変わって欲しいところがあるんです、と修士さん。
 修士さんはフジモンにもう少し大人になって欲しい。
 というのも、小堀さんがたこ焼きを食べようとしていたら出番が来たのでそのまま楽屋において舞台に出た時のこと。
 ネタ終わり、楽屋に帰ってきて食べようとしたらたこ焼が無い。
 「小堀くんは楽しみにしとったわけですよ」(修)
 「オレ、修士かなぁ、思うて修士をジーッと見ててんけど」(小堀)。
 そのうち、明らかに怪しいオーラを発しているフジモンを発見。
 「もう、絶対食べてるのに、『食べてへんで』って誤魔化そうしよんねん!」(小)
 「エエやんか、たこ焼きの1個や2個!」(フ)
 小堀さん、1口も食べてないたこ焼きをフジモンにとられてしまったそう。


フジモンの大人気ない(というか大人じゃない?)ことについては、相方の原西さんからも苦情が。
 USJのショーの演出をプロデュースすることになったFUJIWARA。
 園内を色々回って打ち合わせしようとすることになった時、フジモンがパレードを見たいと主張。
 関係者の方達がいい人だったので、どうぞご覧になって下さいと許可が下りた。
 そうなるとまだ場所取りが誰もいない時間帯だというのに一番前の列を確保しようと走り出したフジモン。
 望みどおり一番前のロープかぶりつきの場所を確保し、パレードが始まると立ち上がってちぎれんばかりに手を振り、大アピール。
 警備員から注意されようとお構いなし。
 誰も声を掛けようとしない「ハムナプトラ」のミイラキャラにも大アピール。
 びびらせようと鼻先までミイラが近づいてきたが、その距離でも手を振ってるフジモンにさすがのミイラも降参して去っていったそう。
 何もかもに愛想を振りまいていたフジモンが唯一愛想を振らなかったパレードの参加者は、「ハリウッド」と書かれた門だけだったとか。

 USJで人食いワニだかサメだかが出るというシチュエーションのアトラクションなのに故障で出てこない時があった、などハプニングを話していると小堀さんが、下に落ちていくアトラクションなのに落ちる直前で止まったことがある、と話に入ってくる。
 しかし、どうしたことか客の笑いが徐々に薄くなる(苦笑)。
 しかも問いただすと
 「嘘です…」と白状。
 「嘘つくならウケろや!」とフジモンから怒られる。


2丁拳銃の「ショー絡みの思い出」。
 名古屋で何故かポンキッキのガチャピン、ムックと一緒のショーの仕事をすることになった2丁拳銃。
 渡辺さんも「ジャリズム☆ナイト」でいっていたが、このキャラの声優を担当している人のビジュアルは2人とも、子供に夢を与えている仕事をしているとは思えない物凄い格好らしい。
 ムックに
 「2丁拳銃です。よろしくお願いします」
 と挨拶したところ、
 「2丁拳銃!ここも2丁拳銃だね!」
 と言うと、2人の股間を指差すといった下ネタ満載のフツーのオッサンだったとか。
 フジモン曰く、子供番組の担当の人は仕事で下ネタをいえない分、裏ではかなり下ネタ発する人が多いとか。


「昨日見たで〜、笑金。滑ってたなぁ」とフジモン。
 あぁ、笑金ねぇ…と、何か言いたいことがありそうな修士さん。
 2本録りで、偶々1本目が2丁拳銃、2本目がFUJIWARAだったそう。
 フジモンは現場でネタを見学。
 楽屋に戻ったら、ネタ終わり後の2丁拳銃がやってきて、
 「すいませんでした!」と謝りながら入ってきたそう。
 しかも、
 「小堀、沫噴いてんねん!滑って沫噴く芸人初めて見た!」とフジモン。

 小堀さん、吉本興業代表みたいな感じで出させてもらっているのに滑ってしまい、他の吉本芸人や色んな先輩の顔に泥を塗ってしまった、みたいなことを色々考えてたのでそれをいざ口に出そうとしたら、思っていることがありすぎて言葉にならず、言葉の代わりに沫が口から出てきたとか。


 「最近、こいつ病気なんですよ。よぅ噛むし」と修士さん。
 「そういえばあの時もよぅ噛んでたなぁ。悩みでもあるんか?ブサイクなヨメのことか?」とフジモン。
 噛むのは自分もよくあるからまぁしょうがないなぁと思うけど、ネタを間違えるようにもなってきた、と修士さん。
 ボケなきゃいけないところを普通に返してるくせに、何も動揺した様子を見せない小堀さんにびっくりすることしばしばな修士さん。

 これに対し、小堀さんは
 「…だって、オレ気にして無いもん。これはこれでおもろいボケできたなぁ思うもん。それにオレ、修士のビックリした顔見るの好きやねん」
 と、子供のような回答。

 口が回らんとか忘れるとかいうんは、年取ってきてんからしゃぁないで、とフジモン。
 フジモンは相方・原西さんのダンスの動きが年々キレが無くなっていることに老いを感じているとか。


原西さんの酒癖の悪さに話が行く。
 酒に飲まれた結果、どえらいこともやらかしたみたいです。
 小堀さんから苦情が上がると、「オマエに迷惑掛けてないやん!」と原西さん。
 2人で飲みたいという小堀さんの誘いを断ってるんだから、確かに迷惑の掛けようが無いわな。
 「修士にあるでしょーっ!」と小堀さん。

 まだ超合金をやっていたときのこと。
 酔った原西さん、修士さんを外の非常階段の踊り場みたいないとこに連れて行き、力任せの往復ビンタを何発もかましだしたそう。
 フジモンによると
 「修士、めっちゃ怒って睨みよんねん。睨みながら殴られよんねん。原西はそれにびびりながら殴りよんねん」。
 見かねた雨上がり決死隊の宮迫さんが2人の間に割って入り、原西さんの胸をドーン!と突いた。
 すると、原西さん、そのままの姿勢でファーンと後ろ向きに倒れ、滑り落ちたそう。
 その階段は螺旋階段だったので、回りながら落ちていく原西さんを見ることが出来たとか。

ここからは、<吉本の敏腕女性マネージャー>から影マイクで出されるお題を4人でこなしていく。
 コーナーとコーナーのツナギは、マネージャーが担当者を指名し、指令どおりにやってもらう。

最初の担当者はフジモン。
 「モーニング娘。をフルテンションで踊る」。
 「ザ☆ピ〜ス」を1人でめっちゃ完璧に踊るフジモン、素敵(笑)。
 bJtを思い出した。


<シケモク取材トーク>

明転すると、魂が抜けた人(フジモン)1名と、ソファにスペースが無いので座らせてもらえない人1名(小堀)がそこに。
 取材を申し込んだ全社をまとめて呼び、舞台上でやることに。
 なおさら、普通に座りたい小堀さん。
 FUJIWARA+修士さんに「もう少しつめて」と頼むが、予想通り「無理や」とツレない返事が。
 「空気椅子でエエやん」といわれ、ホスト座りをとりあえず試してみる小堀さん。

取材にやってきたのは「マンスリーよしもと」「Kindai」「お笑いタイフーン」「お笑いポポロ」「週刊タウンページ(新創刊)」。
 「週刊タウンページ」には、客も芸人も“?”。
 新創刊ということと、インタビュアーはまだ取材に慣れていないということが説明されたが、(この人、もしやシコミ)?と思うほど、ありえない質問をかます人だった。
 分野は違うけど、話を聞いてまとめる仕事を私も少ししていたので、(わぁ〜…)と思った。

 質問は「吉本に言いたいこと」、「東京と大阪の違い」、「お互いのコンビに言いたいこと」、「オススメの海外スポット」、「むかつく人は?」など。
 ちなみに「週刊〜」は、何故か質問のマクラに「歌手のUA」を持ってくる。
 彼は本当に何者?


質問の合間には写真撮影も行われる。
 「一番いい顔をお願いします」といわれ、その顔を客に見せないで撮ってもらう小堀さん。
 お客さんにも分かるように芸人とカメラマンの位置を変えたので、小堀撮り直せや、とフジモンに言われたが、そんなん出来へん、と拒否する小堀さん。
 速攻、修士さんに順番を譲る。

 修士さんは、テーブルの上に乗ると、やったら官能的なポーズを取り、恍惚顔になる。
 「インリン・オブ・シュウジや」とフジモン。
 修士さん曰く、この時の自分の顔はめっちゃエエ顔らしい。

 フジモンは、修士さんの膝枕で横になる図を始める。
 笑ってる修士さん。
 それを見ながら
 (そういえばこの2人、デキてる説やらホモ説やらあったなぁ)
 と、4年間忘れていたどーでもいいことを思い出した。

 原西さんは大阪時代の男の熱狂的ファンから渡された
 「原西さんが自転車で角を曲がる時の連写」をチャリに乗ってるかのような動きで再現。

オススメの海外スポットの時、
 「みんなでツアーしましょうよ。沖縄にファン30人ぐらいで」
 と提案する小堀さん。
 その場の思いつきやなりゆきで提案しているのではなく、どうも本気で考えていて、本気でやりたいみたい。
 この後、何度も
 「シケモク定期イベント化」と「沖縄ツアー」
 の実現に向けての協力をFUJIWARAに求めていた。

 ラスベガスフルマラソンツアーの仕事は、吉本若手芸人に回ってくる仕事の1つ。
 FUJIWARAも2丁拳銃も経験あり。
 FUJIWARAは完走したが、2丁拳銃は2人とも未完走。
 小堀さんは20Kmでリタイア(膝の故障)。
 修士さんは40kmと非常に惜しいところでリタイア。
 何で?と訝しがるFUJIWARA。
 修士さんはペースが遅いながらも完走を心掛けていたが、他の人の都合やその他諸々の理由により
 「リタイアしてください、言われたんです」と修士さん。
 小堀さんは
 「オマエの相方、まだ走ってるよ。ちょっとリタイアしろって言ってきて」
 とスタッフから言われたが、いくらなんでもそんなのよぅいえんわ、と他の人に頼んだそう。


この話をしている時、地震発生!
 横揺れだったから大丈夫だろうと思ったけど、パニックになりそうな人も数名。
 「ここね、7階だから揺れやすいんですよ。大丈夫ですよ」
 と、落ち着いた感じでいう小堀さん。
 真っ先に机の下に1人だけもぐりこもうとしたフジモンとの対比が見事。


一番むかつく人は3票を集め、小堀さんが1位。
 予想通りの結果と分かりつつも素知らぬ顔をするコホリン(笑)。
 FUJIWARAは、小堀さんがカッコつけているところに腹が立つ。

 フジモン、この間カラオケで「青色」を唄ったそう。
 エエ歌とみんなから褒められてますよ、と青色作者の小堀さんはさりげなく売れこみ。
 実際、フジモンも良い歌だと思ってるけど、最後のクレジットで「作詞・作曲/Hiroyuki Kohori」と出てくるのを見たら、それまでのいい気持ちやテンションなど全てが台無しになるそう。
 修士はエエのにオマエはなぁ、と相変わらず扱いの対比がクッキリ。
 「溶けたローソクみたいな顔しやがって!」(フ)
 「誰が溶けたローソクやねん!」(小)
 と、懐かしいやり取りが行われて嬉しかったが、反応は薄し…。

 4人で唄うってどうですか?と提案する小堀さん。
 F拳の音楽活動といえば「バンド超合金」。
 「バンド超合金」といえば「カレーライスwithF」。
 活動再開しますかか?とちょっとわくわく。
 小堀さん、この4人でやりたいことがいっぱいあるんだろうなぁ。
 どれか1つは実現して欲しいもの。
 客の視点から見ても、実際にかなったとしたら嬉しいことばかりだから。

 ちょっと乗り気なFUJIWARA。
 「そうなったら小堀の作詞作曲で、小堀の真骨頂ですよ」と修士さん。
 前代未聞の全編コーラスや全編スキャットのCD出したら良い、と違う方向に話が流れる。 



次の時間つぶし担当はシュウちゃん。
 もっとも、“女性マネージャー”からは「次はおすぎ」なんて呼ばれる。
 おすぎちゃうのに、といまだにご不満なシュウちゃん。

「あなた、オタクだったわよね」とマネージャー。
 「うんっ!僕、オタク!」と、虹彦口調になる修士さん。
 今年の百式でも思ったが、修士さんのオタク口調はだんだんとおじいちゃんが入ってきている…。

 「仮面ライダー1号」「仮面ライダー2号」「仮面ライダーアマゾン」「修士ライダー」の変身ポーズをやるのがお題。
 確かにかなり詳しかった。

 「修士ライダー」といえば、「ピストルモンキーサードマン」にそのまんまなコントがあるが、今回はどうだろうと思いながら見る。
 2004年の修士ライダーは、唇を引っ張って変身するらしいです。
 


<シケモク適性チェック>

罰ゲームのリアクションを見ていく。
 何もしていないのに罰ゲームを受けるという不条理さ溢れる企画。
 
まず登場したのは「ケツバット」。
 最初にこれをやったのは自腹競馬超合金で原西さんが外した時。
 ということで、「ケツバット」が原西さんに下される。
 実行担当は小堀さん。
 まったくもって手加減せずに全力で原西さんにかましていた。

 このほか、「熱湯メガネ」「耳引っ張り」などが行われる。
 「耳引っ張り」は4人が円になって、お互いの耳を引っ張るがいかんせん地味。
 「熱湯メガネ」は、熱湯でゆでられたメガネをはめるという、頭がオカシイとしか思えない企画。
 原西さんがやったが、成り行き上小堀さんまでやらされるはめに。
 
私は、「痛い痛い!」や「熱い熱い!はあまり好きじゃないが、この4人でやる罰ゲームは大概引かずに見れる。
 なんていうか、兄弟げんかを見てるような感じ。
 周りは危ないから止めようとするけど、当事者達はどこまでだったら大丈夫かを分かってるのでそんなに心配する必要は無い、みたいな。

 それにしても思ってたよりもでかかったよ、ケツバット。
 しかも良い音してたよ。




時間つぶし担当は「2丁拳銃のボケの方(by敏腕女性マネージャー)」こと小堀さん。
 「モニターに映すから、自分の顔をビデオカメラで撮影しろ」が指令。
 色々角度や方向を変えながら映していたが、最後は
 「ごめんなさ〜い(泣)」と完敗。


<シケモク力を合わせましょう〜エンディング>

昔話「金太郎」を
 「起」「承」「転」「結」
 にそって、敏腕マネージャーに説明することが4人への課題。

しかし、昔話なんてもう何十年も読んで無いので
 「おじいさん、おばあさんは出てくるんか?」「何でアイツ頭てっぺんに毛が無いねん?」
 と、色々疑問があり困惑。
 クマが出てきてる絵を見たことあるが、それもクマが悪いからやっつけているのか、ただ金太郎が力自慢で打ち負かしているだけなのかどうかも不明。

 さらに
 「金太郎って何歳やねん?」 
 という疑問が。

 足とか腕とかぷくぷくさせてる絵を見たことあるから、1歳ぐらいちゃうか?と原西さんがいうと、
 「1歳がまさかりかつぐか!」と、リアルな指摘が小堀パパより寄せられる。
 小堀さんは、まさかりを担いでたりクマと闘ってるところからみても
 「中学生ぐらいですよ」
 と、思い切った自説を主張。

 「あいつ、中学生にもなって裸の上から腹掛けしてんのか?丸見えやで、後ろから」と、
 「力持ちな金太郎」のイメージが小堀さんの発言で、「坂田師匠似のただの変態」に変わってしまう(^^;。

 しまいにはライバルとして
 「銀太郎」「銅太郎」「ボーキサイト太郎」「アルミニウム太郎」「甘栗太郎」「キダタロー」
 などが出てくる。
 そして、集まったボケ回答の1つひとつへ律儀につっこんでいくシュウちゃん。
 <「キダタロー」とボケる時は小声でいう>
 みたいなルールも自然に出来上がる。

敏腕マネージャーから、金太郎の本筋が紹介される。
 結構忘れてるというか、大まかなことしか知らなかったので、なかなかためになったような気がする。



時間つぶし担当・最後は原西さん。
 「けんだま・世界一周のワザを『もしもしかめよ、かめさんよ〜』に乗ってやる」という指令でしたが結構良い線いってました


<シケモクエンディング>

時間が来たのでこれで終わりです、というと客席から
 「え〜…」
 と小さいながらもブーイングが。
 アンコールにも似たブーイングをお笑いライブで聞いたのは初めて。

小堀さんは「シケモク」の定期化と「シケモクツアー」の実現を再びFUJIWARAに提案していた。
 FUJIWARAは「5時間後またやろう」と提案。
FUJIWARAは明日の朝イチで北海道に行くので今日は寝ないで、このままオールナイトでイベントやっても良いぐらいらしい。
 劇場の閉館時間とかもあるから、下で路上バンドやってる人らのとこでやってたらエエやないですか、と修士さん。
 時々手相の勉強してる人につかまるねん、と小堀さん。

「シケモク」のシメのポーズに悩む4人。
 エイ、エイ、オーはだっさいわ〜、と難色を示すFUJIWARAに対し、(超合金では)毎回やってたやん!と2丁拳銃。
 パカパをフジモンがやってみせたら反応が薄かったので、何故か怒られる小堀さん。
 ギャグの密度が薄いとかなんとか。

結局、揃わないエイエイオーで終わったような気がします。

<感想>
とにかく、楽しかったイベントでした。
 久しぶりということで最初はどことなくぎこちなかったような4人も、時間が経つにつれ、すっかりあの頃の雰囲気そのままに。

 小堀さんが何度も提案していた「シケモク定期化」と「シケモクツアーIn沖縄」。
 本当に叶って欲しいです。

ライブレポート
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