ルート33’s ロッキーロデオツアー(7/25 at吉本ゴールデン劇場)
※初めに※
2丁拳銃の単独が写真撮影禁止ということを知った時、それが何故なのかは行って見るまで分からなかった。
しかし、実際行って見て分かった。
写真なんか撮ってる暇なんて無い(アングル確かめる暇があったら、1分1秒でも舞台を生で見て、全身で笑っていたい)し、フラッシュが焚かれたら、それは実に邪魔臭いものだ。
「単独=その芸人のネタをじっくり見れるもの=写真・ビデオ撮影禁止」
というのが、常識だと思っていた。
しかし、実際開場前のロビーに行って見ると、どの人もカメラ持ってる。
ロビーの壁には「ビデオ撮影禁止」とはあっても「公演中の写真撮影禁止」の文字は無かった。
何だか嫌な予感がした。
※開場※
指定席だったので、別に席取りに躍起になることも無く席に座る。
ふと、横を見たら、長蛇の列。
ポストカードとか、サイン入りのポスターとか販売しているらしい。いわゆるツアーグッズ。
先週200×7本=1400円散在した自分をちらっと思う。人のことは言えないか。あの時、率先して並んじゃったし。始まる前から並んでたし。
それにしても…。
あちこちで試し撮りのフラッシュが光ってる。
何だかそれだけでイライラして来た。
暗転中にも写真を撮るあの光景が浮かぶ。
単独なんだから、単独なんだからこそ、贅沢なネタを見れるというのに。
異常なほどベストショットを撮ろうと盛り上がる客席。
一人、異常な程盛り下がってる私。
そら、ポスターもはがれるって。
※開演※
ブリッジ1
ポスター撮影の光景っぽい。
それよりも。
予想通り。
ブリッジ映像をカメラに収める客、客、客!
焚かれるフラッシュ、フラッシュ、フラッシュ!
記者会見かというほどに。
そんなのおさめてどうするんだろう。
頭が痛くなる。
映像だけでこれだったら、実物出て来た日にゃ…。
漫才1
ルート33登場。
もう、さっきと同じ。さっきより盛ん過ぎるフラッシュ。
呆れたが、ネタ中止むことなし。
「超、カッコイイ〜!」「超カワイイ〜!」
(心の中で叫んでくれよぉ〜!)と心の中で雄叫びを上げる私。
修行が足らない私。
フラッシュが気になってネタに集中できない。泣きたくなった。
<ネタ>
★ネクタイ短っ!な堂土さん
★「日清製粉、オレ、堂土〜」(←毎度おなじみ堂土さんのツカミ)
★ちょっとうれしいこと
★ちょっと得した気分
★腹立つこと
★引退の名台詞・ルート33の場合
★貧乏時代
★悲しいこと
★楽しいこと
(大まかに言えば、テーマは“人生の喜怒哀楽”といったところ。壮大なテーマに相応しく、40分ぐらいのロング漫才でした)
V2
「堂土さんの寝起きビックリ」
リポーター:ルート33・増田
堂土さんの寝起きを襲う企画。
時刻は午前4時。
堂土家のチャイムの位置をつっこみながら、堂土邸に侵入する増田。
ドアを開けると!
そこにはゲームをやってる堂土さん。 起きてるやん!
(これも、フラッシュばしゃばしゃ〜。映画館で映画の写真撮る行為と同じじゃないかな、これだったら)
漫才2
<ネタ>
★「マルコ〜メ、堂土♪」
★暴走族
★カッコイイと思うこと
★売れたら何したい?
★心配するオカン
(私は2本目の漫才の方が好きでした)
V3
「堂土家vs増田家 漫才対決」
堂土母&増田母、堂土父&増田父で息子達のネタをやる。
堂土母が若くて細く、しかも美人だったのが驚きだったと、増田父が芸人をやってる息子よりもハイテンションな人であったのがおかしかったです。
トーク
1ヶ月にほぼ1回ぐらい福岡に来てるのにお客さんから、きゃぁ〜と言われるのが不思議だと言う増田さん。
もっとも、堂土さんは近々ハリガネが乗っ取ると噂されてる「しんや君」へメールを送ってるそうですが。
<堂土さんの天然話>
グッズの「ポストカード」を「ブロマイド」と言っている。しかも、公演(この時点で3つ)全て売り切れたこと無し(まっすんはすぐ売り切れるのに)。
<構成作家のミシマさんの天然話>
北海道にツアーで行ったが、北海道土産を大阪で買おうとした(しかも増田さんにお金借りて)。
<堂土さんのヘタレ話>
27時間TVでルミネで漫才をやった帰り。
たむろしていたチーマーの足を踏んでしまった。
胸倉を掴まれたりして、かなりヤバイ雰囲気に。
マネージャーさんが間に入って、何とかその場は収まり、タクシーに乗った後の堂土さんの一言。
「オレ、あと一言何か相手が言って来たら絶対殴ってたわ!」
出来る訳無いや〜ん、と増田さん。
ゲームコーナー
ケータイの着信音に合わせて踊るもの。
堂土さんは上手い。
増田さんもやりたくなってやってみるが、堂土さん程にはうまくいかない。
特別企画・増田さん誕生日おめでとう
本日、7/25は増田さんの誕生日。
ということで、舞台にはケーキと堂土さんからのプレゼントが。
でも、10の位を表すローソクは“2”で良いとしても、1の位を表すローソクは“8”だったり、ケーキに書かれてる文字は「増田さん、30歳の誕生日おめでとう」だったり^^;。
増田さん、27歳のお誕生日おめでとう。
感動しぃなので泣くわ〜と言っておりましたが、堂土さんから、XXLのバカでかいTシャツを贈られたことにはつっこんでおりました。
エンディングブリッジ
「国道33号線」で撮影している2人。
スタッフロールの「柳しゅうへい(ニチョケンのスタッフさんでもある構成作家さん)」という名前に反応した私。
ブリッジが終わっても客電が点かない。
おやおや…と思ったら
ホントのエンディング
これで終わったと思ったでしょ〜とルートの2人。
告知することがあったそうで。
「あの〜、10月9日にデビューマキシングルが…」
客、きゃぁ〜と盛りあがるも、
「出たら良いな、という話で(笑)」
と相変わらずのルートでした。
本格的な挨拶をお客さんにするために出て来たそうです。
※終演後※
本来、ルートファンであるけれども学校の研修が入ってたので行けなかった友達が研修終わりにロビーで待っておりました。
アンケートを私が書いてどっか喫茶店に行こうかとしていた矢先、劇場のドアが開き、そこには、売れない自分のポストカードを手売りするために出て来た堂土さん。
あっちゅーまに殺到する客。
(あぁ、堂土さんが売ってる)と思いつつその様子をぼけっと見ていたいつもの私でした。
<感想>
好きな芸人さんの写真を撮りたいという気持ちは分からんでもありません。
しかし、VTRを写真に収めようという気持ちは分かりません。
しかも、フラッシュが光り過ぎて、VTRを見てる間、いらいらしました。
演出効果とかもあるんですから、せめてフラッシュ撮影は控えた方が良いと思う。
ってか、止めよう。暗転中とか、ブリッジの映像を撮るのだけは本当、勘弁して欲しいです。
ロング漫才というのは初めてでした。
今年は漫才にこだわったようでこの構成になったようです(去年はコントもやったよう)。
東京では3本やったそうですが、福岡はこの最初の漫才が30分のところを40分やったので1本カットとなりました。どんなんをやったのか、ちょっと興味あります。