<チョコルート> 15:00〜17:00
(出演)ルート33(大阪)
赤峯康一、つだつよし、パタパタママ、バッドボーイズ、ドリアンズ、ドデカダンス(福岡吉本)
「チョコルート」って…と思ったけれども行って参りました。2日連続でルート33。偶にはどっぷりルートに触れてみたいなぁ、ということで。
今回、5分前に劇場が開いて、女の子達がわぁ〜って走り出す。いつもだったら私も負けじと走るんだけど何か今日は億劫だったので、まぁとことこと歩いて並ぶ。整理番号は18番。横入りする人達もまだやっぱりいて、後ろの子が「ずるいよね〜」と言ってるんで、(本当、本当)と思ってたら彼女達も友人を一人入れていた。オイオイ^^;。
今日は160人客が入った。111席しかないG劇場に160人。そんな状況の中、私は桟敷2列目の真ん中辺りに座る。一番前は実は見づらいし、メモを時々取るから、それが芸人さん達の妨げになっちゃだめだからなぁ、ということで。
しかし、暑い…。2丁目劇場でスタッフが予定以上のチケットを配ってしまいすし詰め状態となった状態でライブをやった、という千原兄弟を思い出す。
私の後ろの子達はルート33を本当に好きなんだなぁ、と思った。
「もう、この待ちの時間からドキドキする。どうしよう、ルートが出て来たら、泣くかも」
「泣かんと〜」
「だって〜」
私も2丁拳銃を初めて見に行った時はそんな感じだったなぁ。
15:00開演。 福岡吉本の芸人がずら〜っと登場。客は殆ど舞台の袖を食い入るように見ている。私はこの系統のものに行く度に、福吉の芸人って虚しくならないかなぁ…と思うけど、私も「ルート、はよう来んかなぁ」と思う。
ルート33登場。
まずは増田さん。ヒョウ柄の帽子を被ってるんだけど、それがよく似合う。早速「可愛い〜!!」「増田さ〜ん!」「きゃぁ〜!!」の黄色い声が飛び交う。パシャ、パシャ〜、ってフラッシュもね。
「堂土さんは…あら今日は普通の服ね」と思いきや、よく見たら、偽・堂土。堂土さんによく似た体型の福岡の芸人。改めて堂土さんを呼ぶ。
本物・堂土さん。服は普通だった。でも、相方の増田さんが帽子を被ってたから合わせたのかなぁ、とも思うけど(笑)。「1人でリオのカーニバルでもやるつもりかぁ〜!」とツッコミたくなるほど、でっかいソンブレロ被ってる。また、それがよく似合うのよね。
手を洗ったのに5分後そのことをすっかり忘れてまた手を洗っていたという裏での堂土さんのボケっぷりを話す増田さん。
ルートって偉いなあって思ったのは、福吉の芸人の顔と名前が一致してたこと。偉いというか凄いなぁ。
でも、ドリアンズ・平井君(実写版・ドラえもんと言ったらどんな体型かお分かりでしょう)を見て
「え〜と、ドデカダンス」という堂土さん。
「ドデカダンスはコンビ名でしょ」(増田)
「ほら、こう体型が、“ドデカダンス〜”って感じやし」
現役九大生芸人の井上君(私は、どうも彼の芸風って合わない…。ごめんね)による、増田さんのフリを度々つぶす開会宣言で「チョコルート」スタート。
ルート33ネタ 漫才
暗転の時に、センターマイクが見えたんで、「ハリガネの時みたいに、増田×福吉ボケでやるのかしら?」と思ったら現れたのは、ルート33本人達。「初っ端からルートのネタ〜!?」と嬉しい誤算。
「ねぇ、昨日からもう漫才3本目で大変ですよ」と増田さん。
「base2公演」「チョコルート」と全部来るお客さんもいるからその度に違うネタをやってるのかぁ、と感動。だから、10月の2丁拳銃は「次の回のネタも今の回と同じです。勘弁してください」と謝ったのか(でも私は1回しか取れなかったから、次の回のネタがどうだったのかは知らないけど)。
何だかルートに「よっ、職人!」と言いたくなった^^;。
(ざ〜っとメモってるから字が我ながら何書いてるのか分からない…。ということで、飛び飛び&間違ってる個所多々。ごめんなさい)
「(いつものあの笑顔で)どうも〜!あ〜らよ、出前堂土!(←ラーメンのCMだったのは確か。でも出前一丁だったか、味噌ラーメンかが曖昧)」
「最近、堂土くん推してるんですよ、これ」
お酒にまつわることがネタのテーマ。
「1回は言ってみたいよなぁ。カッコイイじゃないですか。ねぇ、お洒落なバーに行かないか、って」(増)
「そうやなぁ。ねぇ、ハーゲンダッツ行かない?」(堂)
「違う!」
「大盛りで」
「あと、よう映画でやってるようなんもしたいわ。こう、むこうから投げられたグラスを、さっ、て受け取るやつ(と言って実演する増田)」
「俺も、俺も(とやってみる堂土。でも、来たものを送って来た方向に投げ返す)」
(居酒屋で)
(ずーっと性質の悪い酔っ払いの真似してる増田。マスター役の堂土に絡む)
「マスター。ほな、俺帰るわ。お愛想〜(と呂律が回らない口調で言う増田」
「(にこ〜っと満面の堂土スマイル)」
「その“お愛想”ちゃうわ!それは“愛想笑い”やろ」
「あぁ〜。お客さ〜ん、お客さんにはその黒より…」
「それは“似合いそう”!」
「(あごを突き出し…)」
「それはモアイ像!」
「(みのもんたの口調)でファイナル アンサー?」
「…ファイナル アンサー」
しばらく時間が流れ…
「正解!」
「いつまでやっとんねん!」
(タクシーの中で)
「どちらまで?(堂土)」
「あっ、天神まで(ありがとう、増田さん)」
「(ラジオのスイッチを点ける堂土)」
「あっ、ラジオね」
「東京の天気・晴れ。次は青森…」
「えっ?東京の次は青森?どんな天気予報やねん(笑)」
「大相撲の結果です。貴乃花勝利」
「やっぱ強いねぇ」
「決まり手は大陸移動」
「えらい決まり手やなぁ!」
「(チャンネルを変える)」
「ペンネーム増田死ねさん。ペンネーム増田死ねさん。ペンネーム増田死ねさん…」
「何回言うねん!」
「増田死ねさんのリクエスト。楠瀬誠士郎で『ほっとけないよ』」
「古いなぁ〜」
「(歌い出す堂土)」
「お前が歌うんか!」
(堂土窓を開けて他の車に向かってにこやかに大熱唱)
(居酒屋での女の子について)
「あのね、腹立つ女の子っていますよね。例えば塩辛とか頼んだとしたら、『えぇ〜、何かおっさんみた〜い』」(増田)
「何でやねん!ほっとけ!」(ルート声を合わせて叫ぶ)
「かわい子ぶって『私?えぇ〜っとじゃぁ、大根サラダ』」
「誰が食うねん!」(ルート声を合わせて叫ぶ)
「2人前ね」(堂土)
「いや、食べるんかい」
「ちょっとお酒飲んだら、『いや〜ん、顔熱〜い。酔っちゃった〜』」
「そんなすぐ酔うか、ちゅーねん!」(ルート声を合わせて叫ぶ)
「でもねぇ、僕お酒よりも酔うものありますよ」(堂土)
「どうせ、自分に酔う、って言うんでしょ?」(増田)
「いや、君に酔ってます」
「もうええわ」
ゲームコーナー
MC 増田さん
参加者 堂土さん、ドリアンズ
バッドボーイズ、井上君
2組(堂土さん&ドリアンズチームとバッドボーイズ&井上君チーム)に分かれて対戦し、勝ったチームは増田さんから商品進呈。
1回戦:堤(ドリアンズ)vs井上
「口パクあらわし(?)」対決。お題を口パクで言って仲間に答えてもらう。
堂土チームのテーマは「甘いもの」
「砂糖」は難なくクリアーしたものの、次の「ハチミツ」は「あんみつ?」などと惜しい回答は出るものの中々答えが出ず時間を食う。
次は「チョコレートパフェ」。堤君、かなり苦戦し、堂土さんたちも苦戦。
「時間無いよ」と急き立てる増田さん。ヒントを言おうとして、自らが答えを言ってしまうことも^^;。しばらくは無かったこととして過ごしてた増田さん。
交替。井上君チームのテーマは「果物」
「かき」「バナナ」など簡単なものが多かったし、彼自身の持ちネタに「メロン」と「パイン」が絡んでてそれもあったから、正答多く、井上君の勝ち
2回戦:平井(ドリアンズ)vs佐田(バッドボーイズ)
「ぺろリ(?)対決」。チョコレートドリンクとチョコレートケーキを早く平らげた方が勝ち。下馬評通り、太ってる平井君が凄い勢いで平らげ勝利。佐田さん、唖然。
3回戦:堂土vs清人(バッドボーイズ)
「3甘対決」
「昔、3高とか3Kってあったでしょ」(増田)
「あぁ〜。3Kは分かるわ。きつい、きれい…」(堂土)
「きれいちゃいますよ。汚いでしょ」(増田)
「あっ、汚い。ぶさいく」(堂土)
「それはお前じゃ!」(増田)
「3甘」とは、もうすぐバレンタインということで「甘い“顔”」で「甘い“声”」で「甘い“ポエム”」を読み、良かった方が勝利。
清人、最後はやや下ネタに走り、ちょ〜っと私は頂けず。
堂土さん、ご丁寧に直筆便箋を取り出し、意欲満々。本当にポエムチック。でもよく聞いてたら「僕は誓うよ。50年後の君を今と変わらず愛してる」だの「盗んだバイクで走りだそう。Oh,My Little Girl」だの、「どっかで聞いたことが…^^;」と思うようなこともやや。
「僕は本気です。本気と書いてマジです」(堂)
「本気と書いてマジ!真剣と書いてマジ!狂詩曲と書いてラプソディ!」
お客さんにどっちがよかったか拍手してもらう増田さん。
「清人がよかった人〜(拍手多数。半分弱といったとこ)」
「はい、清人の勝ち〜」ということで井上くんチームの勝ち。
商品は増田さんのお金。でも、折角増田さんが振ってるのにそれを活かせなかったり、客席にお尻を向けたりしてた井上君にはティーバッグの空き袋。井上君、怒って(るフリをして)叩きつけようとしたら、ふわふわと客席にそれは飛んで行ってしまう。慌てて拾いに行く井上君。
「最後にやっと、落とせたね〜」と増田さん。
「あっ、このお金ちゃんと裏で回収しますよ」とも。
コーナー どっちのトークコーナー
2丁拳銃の時もやったけど、あるテーマについて2つの選択肢が出され、自分に当てはまるものに移動し、説得力のある理由づけをした方が勝ち。
MC:増田さん
参加者 堂土さん、赤峯さん(ミネっち)、ドデカダンス、つださん、パタパタママ
1:「デート中、絡まれたら…」
逃げる…ミネっち、ドデカダンス、下畑(パタパタママ)
張り合う…堂土、つだ、木下(パタパタママ)
逃げる派は、一応TVとかに出てるから手は上げられないし、顔に傷もつけられない。
張り合う派は、逃げるも何も、いきなり何の前振りもなく絡まれることが多いので、張り合わざるを得ないことが多いらしい。
堂土さんのケンカ(絡まれ)話
彼女(当時の)とデートしに三重県に行った時の話。
「三重県?どこに行こうとしてたの?」(増)
「琵琶湖」(堂)
「あぁ〜。…、琵琶湖滋賀県やん!普通に納得したけど、俺も」(増)
とにかく三重県を彼女とドライブしてたら、前を走ってた、いかにも的車の連中が、交差点で、自分の車を先に行かせろ、いや、俺の車だと争いになり、事もあろうに堂土さんの車のボンネットで喧嘩をおっぱじめてしまう。
怯える彼女。自分も怖いけど、彼女の手前、そんなそぶりを見せる訳にもいかない。
とりあえず、「おい、我、誰の車の上でやっとんじゃ〜」と、窓を閉め切った車内でまずいきり、ワイパーの水でボンネットを濡らして相手を滑らせようと企てる。しかし、この車、実はワイパーが故障していた。そのことを忘れてた堂土さん。ワイパーのスイッチを入れたら、水が喧嘩している人達にまともにかかる。そして、それに気と足を取られて、結果的には堂土さんの思惑通り足を滑らせて転落。堂土さん、わき目も振らず発車させた。
「と、まぁこういうこと」(堂土)
「いや、全然張り合ってないやん(笑)」(増田)
「だって、俺がワイパーのスイッチをぽん、と入れんかったらなぁ、どうなってたことか」
張り合う方が男らしいね、ってことで張り合う派の勝利。
2:「どっちの女の子が可愛い?」
大阪弁…木下、マントヒラリ(ドデカダンス)
博多弁…つだ、下畑、あつじ(ドデカダンス)
堂土さんが大阪弁の方に行こうとしたら、客の女の子から「えぇ〜」「やっぱそうなんかなぁ…」の声が聞こえる。そしたらちょうど真ん中に座る堂土さん。結局博多弁の方に行き、喜ぶ子大勢。
堂土さんのオカンは、長崎の人なので高校までは夏休みには長崎に堂土さん行ってたらしい。思わぬとこで繋がりあり(^^)。
増田さん曰く、女の子が使う別れ際の言葉が、大阪は他と違うらしい。
東京…「じゃぁね!」
福岡…「またね」
大阪…「(芸人っぽく)ほな!」
大阪の女の子が使う「うちなぁ〜」っていうのが可愛いというマントヒラリ。
「確かに可愛いで。でもなぁ、平気で『うちなぁ、生理まだこーへんねん』って言われてみ?何か冷めるで、正直」(増田)
「大阪ではマクドナルドのことを『マクド』言うけど、東京では『マック』やん。福岡は?」(増田)
「マック」(客)
「何で東京の真似すんねん!」
あと、大阪ではケンタッキーのことをかしわと言うらしい。福岡では「ケンチキ」と言う…らしい。本当?私の周囲では誰も「ケンチキ」って言ってないけど。普通に「ケンタッキー」と言ってる人が多いけど。
昨日の話。
入り待ちをしていた福岡の追っ駆けに堂土さん
「お疲れ様で〜す」と言われたらしい。
「まだ仕事してないのに」(堂)
大阪(関西)に愛着あるからルートは大阪のことを悪くも言えるんだよね。私も長崎のことを長所も言えるが悪いとこもそれ相応言える。それぐらい良いとこも悪いとこも知ってると言うわけで。
結果は博多弁の勝ち。
3:「生まれ変わるなら…」
堂土…堂土さん
増田…堂土さんを除く全員
増田さんに生まれ変わったら、モテそうというのが理由。
堂土さん。
「僕はねぇ、色んなことで増田君に勝ってますよ。顔とか、性格とか」(堂)
「待って。性格ってどういうこと?」(増)
「いや、性格より、顔のとこに反応すべきなんじゃないですか?」(ミネっち)
増田さんは機嫌がコロコロ変わるということをバラす堂土さん。
増田さん云々より、堂土さんは自分が好きだから生まれ変わっても堂土さんになりたいと言う。
と言うのも、堂土さん、中学生の頃すごいイジメに遭っていて、そのひどさは当時新聞社にもし言ってたら間違いなく1面トップに載っていただろうというぐらいひどいもの。
堂土さんはその時の悔しさや屈辱を自分が芸人になってみんなを笑わせる人になることで自分を苛めた人達にみ返すことを決めたらしい。
「どんなイジメに遭ってたかは言わないし、誰がやったとかは言わないよ」と堂土さん。あの堂土さんにそんなドラマがあったのかぁ…。
結果は増田派の勝利。
MVPを決める。
「誰にしようかなぁ」と堂土さんに背を向けて考える増田さん。
「俺やないことは確かやなぁ。見てへんもん」と堂土さん。
そしたら、後ろ向いたまま
「堂土くん!」と増田さん、照れたように言う。
ルートのコンビ仲も良いや〜ん。
バレンタイン企画 ルート33の私物プレゼント
もう、客が「きゃ〜!!(≧∇≦)」。
商品は
増田商品…サイン入りポストカード2枚、油取り紙(サインつき)、昨日着てきた私服
堂土商品…「3甘」の時読んだポエム、ドーランを塗る時に使う刷毛
欲しい人は、ルートが言っていくことに当てはまる人だけが残っていく方式。
私も立ったけど、増田さんの最初の一言
「今日スカートはいてる人だけ残って下さい」に早くも座る羽目に。
「今日マフラーつけてきた人」
「福岡市内に住んでる人」
「ピアス空けてる人」
の条件に見事あった人達が貰う。
みんな欲しがってるので急遽第2弾。
増田商品…毎日つけてる数珠、CS−朝日の番組で撮ったポラロイド
堂土商品…リップクリーム、手鏡
堂土さんが取りに行ってる間、増田さんはお客さんに話し掛けたりする。
「B.L」で木村拓哉と常盤貴子が良い雰囲気になった時に掛かるB’Zの稲葉さんの真似とか。
「可愛い〜」の声援が多いんで、
「あのなぁ…。もう26(歳)!」と苦笑する増田さん。でも、色々ポーズを取ってくれてサービスショットを提供してくれる。
これらはジャンケンの勝ち残り。2回戦までは残ったけど私は敗退。
エンディング
バッドボーイズ&ミネっちがイベント告知。
昨日のFUJIWARAもだけど、ルートも
「おっ、ミネッち!『ミネッちランド』やな」とからかう。『ミネッちランド』はタイトル名。ルートはこの間のこのイベントにはVで参加したそう。
ルートも告知。
「あの〜、2月25日の『笑いが一番』に出ますから(客拍手)」(堂土)
「じゃぁ、僕も。あの〜、4月から、CX。フジ系の火曜22時からやるドラマに僕…」
(出るんかい!)と驚いたら
「出れたら良いですね(笑)」(増田)。
東名阪ツアーの告知をして終了。
<感想>
「増田さん、カワイイー」が多いんだろうなぁと思って行って、確かに多かったけど、やっぱりそれ以上にルートは面白くて楽しめた。テンポ、言葉遊びなど、やっぱり、ルートの漫才は面白いなぁと思った。堂土さんの話も良かった。