2丁拳銃のラ・テ欄
(06/4/15 atルミネtheよしもと)

[出演者]
2丁拳銃


*お詫びとお願い*
メモ取りに失敗したため、あやふやな記憶を辿って作っています。
事実と異なる部分がありましたら、掲示板やメール等でご指摘お願いします。

<開演〜プログラム#1「2丁拳銃のしゃべり暮らし」>

前回のような謎の<番組開始50分待ち>といったこともなく、ほぼ定刻どおりに開演。
 前回、番組始まりの告知CMで「2丁拳銃のラ・テ欄!この後すぐ!」の後に言った「ぽろりもあるよ〜」で客の失笑を生んでしまったコホリン。
 今回の「ジャガー横田もあるかもよ(?:曖昧)」は、前回の4割分ぐらいはリベンジを果たしたようなどうなのか(^^ゞ。

2丁拳銃登場。
 修士さんは左胸に2丁のピストルの小さい図柄がある黒のシャツ。
 小堀さんはシド・ヴィシャスの死亡記事がプリントされた白のシャツに赤のアウターを羽織っていた。
 今回、私はBの真ん中付近だったので結構細かいところも見ることが出来たが、小堀さんのリストバンドがいつもの2丁拳銃リストバンドじゃなくて曲者リストバンドだったので、(あれ?)と思った。

出てくる前、お客さんは殆どいないと思っていたと話す小堀さん。
 それは、「〜この後すぐ!」の後にあった自分の発言に対し、客席からは、うっすらとした笑い声しか出ていない気配だったから(笑)。

オトンに相変わらず腹が立っている小堀さん。
 何であんなにデリカシーが無いねん、と。
 しかし、修士さんに言わせれば小堀さんとオトンは顔も性格もそっくり。
 「オレ、ハゲてないで!」と反論する小堀さんだが、小堀さんとオトンとの違いはハゲているかハゲていないかぐらいだ、とのこと。
 オマエもデリカシー無いで〜、オマエの口から“デリカシー”なんて言葉が出て来たからびっくりしたわ、とも。

 逆にオカンと小堀さんはあまり似ていないという修士さん。
 「オマエのオカン、竹内大納言ターボαみたいや」という修士さんの言葉に、小堀・母のビジュアルを想像して笑い出す客。
 竹内大納言ターボαのビジュアルはあまり想像出来なくても自分のオカンが物凄いものと喩えられているらしいということは分かった小堀さん。

何故オトンに腹が立っているのかについてその経緯の説明を始める小堀さん。
 「なぁ、自分のオトンとオカンが知らん間に離婚してたってことある〜?」
 と、身を乗り出してお客さんに指差しポーズをしながら質問を投げ掛ける。
 答え辛い上に返事をして良いものなのか分からず、微妙に困惑するお客達。
 私は、
 (あ〜、相手が誰でもこのポーズするんやぁ。やっぱりクセなんやなぁ。指が拳銃ぽくなってるのは無意識なのかしら)
 と、違うところが気になってしまった。

 この話になると客席は反応に困り徐々に引いてしまうが、それが嫌な小堀さん。
 同情するなら笑いをくれ!と。
 どこで笑っても、後で自己嫌悪に陥りそうな話なんですが…(^^;。

 奥さんが央人くんを連れて実家に帰っていたので、小堀さんの両親も孫を見に奥さんの実家にやって来た。
 そこまでは良かったが、下ネタ話になったら顔を赤らめて下を向いてしまうような奥さんの親御さんの前で、オトンは自分達の夫婦生活を赤裸々に語ってしまったそう。
 奥さんから苦情が来て小堀さんも恥ずかしく且つ情けなくなったそうだが
 「オマエもそれ(自分達の夫婦生活)言うてるやん。(オトンと)似てるで」
 と修士さんは的確なツッコミを。

 3階建ての豪邸が競売にかけられたり、60代でオカンが自己破産する羽目になったりと、散々な出来事の元凶であるオトン。
 「もうそれは死んでもらうしかないで」
 と、あっけらかん且つストレートな結論を下す修士さん。
 あまりの情けなさに小堀さんも泣きながらオトンに「頼むから死んでくれ〜」と言ったことがあるらしいが、言われたオトンはショックを受けるどころか、「男が泣くな!」と一喝したらしい。
 「オレが言うたるわ。『お父さん、…死んで下さい。死んで保険金でオカンに何とかしてやって下さい』って言うたるから」
 と、奇妙な慰め方をする修士さん。

 「かあちゃん」の歌詞はフィクションではなく実話だったりと、あまりにヘビーなことが多過ぎる小堀さん。
 小堀さんがオカンの秘め事に気づき悶々としていた頃(13歳)、修士さんは平和に伸び伸び過ごしていた。
 その頃の思い出といえば、父親が大事にしていたラジオを触っていたらうっかりアンテナを折ってしまい、考えた結果、4歳上のお兄ちゃんが壊したことにしようと仕向けたことぐらい。
 折れたアンテナをそーっと差し込んだ後お兄ちゃんに触らせたら、壊れているとは知らないお兄ちゃんは触ってしまい、折れたアンテナにただただ呆然。
 お兄ちゃんはお父さんにこっぴどく叱られたが、怒られると固まって何も言い返せないおにいちゃんは怒られるがままだったそう。
 これを聞いた小堀さん、
 「何!?そのほのぼのエピソード!」

今回から、「名刺トーク」をすることに。
 お互い手持ちの名刺を交換し、それに書いてあるテーマでトークを行う。
 「めいし(名刺)にね、めいし(名詞)が書いてあるんですよ」と客席に話し掛ける小堀さん。
 (…?)という空気が最初流れたが、各自頭の中で漢字変換をしてみたら意味が分かり、あぁ〜、なるほどね〜、と納得する客席。

 「シュウちゃんからいって」と促す修士さん。
 ちなみに、小堀さんが“シュウちゃん”と呼ぶと、客席からほわんとした笑いが起きることが多い。
 交換した名刺は
 小堀→修士「びっくり」/修士→小堀「東京ディズニーランド」

 “びっくり”か〜、確かに(小堀さんは)びっくりすることばっかりやけどな〜と呟く修士さん。
 あぁどうしようかなぁ、あ〜、と色々逡巡しつつ修士さんが話したエピソードは、“南口の手相の人”。
 小堀さんもこの手の人達によく近寄られるが、小堀さんは近寄って来ると反射的に(ファン!?)と思ってしまうらしい。

修士さんが南口付近を歩いていたら、前方に手相の勉強をしている人を発見。
 話しかけては断られている様子が丸分かりで、あぁ自分にも話し掛けに来るなぁと思っていたが

 「オレの2、3人前の人にはな、
 『手相の勉強してるんですが…』
 って言ってたんや。なのにな、オレのとこに来たらな、
 『手相の勉強してま〜す!』
 言うて通り過ぎてん!」
 宣言だけして通り過ぎられても…と。
 
 また、東南口付近にはルミネに近いだけあり、濃いキャラクターの手相の勉強中の人がいるらしい。
 修士さんのところに女性が近寄ってきたと思ったらゴリラのモノマネ(ドラミングなど)を始めたので、てっきりサイン待ちのファンなのかと思っていたら、「すいません、手相の勉強をしているんですが…」と話し掛けて来たので、修士さんかなりびっくり。
 あまりにびっくりしたのでこの女性にツッコミを入れられなかったことを悔やむ修士さんだが、そんな時に的確にツッコミを入れることが出来るような相方にはなって欲しくなさそうな小堀さん。

小堀さんは東京ディズニーランドを楽しめない人。
 人は多いし、タバコは吸えないし、“オオカミの化けもん”と“バッタの化けもん”は小堀さんのことを知っているらしいが2人揃って名前が出て来ないらしくて首を傾げるし、央人くんにすぐ飴を与える奥さんにイライラしてちょっと奥さんを叩いたら倍以上の勢いで殴り掛かって来るので、退場ゲートで思いっきり夫婦喧嘩やってしまったし、…とロクな思い出が無い、と。

 修士さんは何故あのディズニーランドを楽しめないのかが納得がいかない。
 大阪にいた頃は、ディズニーランドなんてナンボのもんじゃい!みたいに思っていたが、東京に出て来て気軽に足を運べるようになった今は、ディズニーランドの魅力にすっかり開眼。
 ディズニー大好きのフジモンを呆れていたことを申し訳なく思うほどらしい。

 修士さんが初めてディズニーランドに一緒に行った相手はCOWCOWのよしくん。
 よしくんも行ったことが無かったので、舞浜が近づくに連れて2人のテンションはうなぎのぼり。
 ゲートをくぐってしばらくすると、早くもよしくんは耳がついているミッキーの帽子を購入し、きゃっきゃきゃっきゃと大はしゃぎ。
 滅多に会えないというミッキーマウスだが、ミッキーの家がディズニーランドの中にあるらしいという情報を掴んだ2人。
 家に行ったら絶対おるやろ!と長時間の行列をものともせず並び、念願のミッキーに初対面。
 思っていたよりミッキーは小さかったらしく、思ってた以上にミッキーの握力は強かったそう。

 すっかりディズニーの虜になった男2人。
 ところが、帰る間際トイレに入ったよしくんは出て来たらかなりローテンションに。
 「トイレ行ったらあかん。ディズニーの魔法解けるで…」
 と繰り返す。
 何故かと言ったら、あんなに楽しかったのにトイレで大をした瞬間、(オレ、こんなところで何してんやろ…)と虚しくなってしまい、帽子を被り続ける気力も流れていったそう。

 だが…
 「花火上がり出してん。それ見た瞬間、よしにまた魔法掛かって、速攻帽子被り直したで(笑)」

 ディズニーのマジックに掛からない小堀家の面々を可哀想に思う修士さんだった。


<プログラム#2 「ミュージックすてぇしょん」>

・僕たちの失敗(森田童子のカバー)

・キャンディ

・サムライカアサン


「キャンディ」はひかり荘で作ったんです、ユーザーから歌詞を送ってもらって〜と説明をする小堀さん。
 相方が詳しく説明している横で、修士さんは無の状態になってしまったのか、まだ小堀さんが話しているのに演奏を始めてしまう。
 丁度、「まだ花粉飛んでへん?」と小堀さんが不特定多数に話し掛けている時だったので、花粉症のキャンディーの歌みたいやん、と小堀さん。
  唄い終わった後は咽喉がガラガラになってしまい本当のキャンディーを欲しがっていた。

「サムライカアサン」はコーラスに連載中の漫画らしい。
 作者の方が昔から2丁拳銃のファンらしく、今度出る単行本の帯は2丁拳銃が書くとのこと。
 「サムライカアサン」がアニメになったら主題歌は…と、早速取らぬ狸の皮算用を始める小堀さん。


ここで終わりかなぁと思っていたら、「次はスペシャルゲストです、どうぞ」とスクリーンの中の司会者が振る。
 出て来たのは、ラテンアメリカ系の洋服をまとった感動の伝道者2人組。
 「ジンと来た」の有名人エピソード(新庄、長嶋さんなど)を披露。


<プログラム#3短コン>

・女王蜂
・区役所
・蝶のナンパ
・毛虫
・アルプスの蝶女ハイジ
・働きアリ

(働きアリは“短コン”というより“中コン”。
 リストラされた働きアリ(修士)とそのヨメ(小堀)の話。
 どんどん生活も性格も荒んでいき自暴自棄になるダンナ。
 だがヨメだけは絶対にこのダンナを“ダメ”扱いせず、どんなに八つ当たりされても愛想を尽かさず傍にいる。
 そして・・・

 という感じで(モロ小堀さんが作る話だぁ)と思いながら見た。
 キュッと切なさのツボを突く系統の話が私は好きなので、こういうのを見ると来て良かったなぁと思う)



<プログラム#4 銃点>

・「俺のパンツを洗ってくれ」に変わるプロポーズの言葉

 →「3か月分のパンツだ(修士)」など

・犬100匹に聞きました<最近イラッとしたこと>

 →「フローリングが上手く歩けない(小堀)」など

・アントニオ猪木の取扱説明書に書かれている注意書き

 →「アゴは別売(小堀)」、「類似品には気をつけて下さい。春一番、アントニオ小猪木など(修士)」など

・エレクトリカルパレードっぽい言葉を言え

 →「ヘルニアをおしてのパレード」「エロイ方が得する制度」「ケリを2発入れてのパレード」(以上小堀)、など。

 こういう言葉遊び系は小堀さんの方が得意なよう。
 修士さんはだんだんドツボにハマっていた。



<ミニプログラム 「2丁拳銃といっしょ」>

・「う→うつ」

 会議室っぽいところで小堀さんが投げるボールを小堀さん目掛けてひたすらバットで“打つ”修士さん。
 小堀さんは上半身ほぼ裸だが、お構いなし。
 しまいには、壁目掛けて小堀さんを打つ修士さん。
 終了後にこやかに立ち去る修士さん。
 部屋の真ん中で体育座りで俯いている小堀さん。
 気分はもちろん“ウツ(鬱)”)。

・「さむらいぬ」

 修士さん作画のアニメ。
 街のならず者を可愛い顔で斬って行く…と思いきやで、私の感想は(可愛い顔してグロシュール)(^^ゞ。)


<プログラム#5 「ギャグントダウンTV」>

 「インド人」「チアガール」「重たい物を持つ時のギャグ「あんな〜、オレな〜」「ブルセラのCM」など。
 「ブルセラ〜」は、客も本人も失笑。
 1位は、限りなく見覚えも聞き覚えもある「ニワトリ」。
 


<プログラム#6 「修士芝居:高校教師」>

小堀さんが作・演出を担当した修士さんの一人芝居。
 見えない相手との会話で、修士さんが置かれている状況がだんだん判明していく。



<プログラム#7 「モノマネ紅白歌合戦」>

 小堀→宮沢和史(THE BOOM)/修士→長渕剛…の筈だけど、みたいな(^^;。
 「スイマセンでした!!」と、終わった後は今回も平謝りの2人。
 似てる・似てないというより、いかに乗り切れるかということに重点が置かれる珍しいモノマネ番組。



<CM>

通常CMは、明治製菓やオロナミンCなど。
 2丁拳銃関連として、EPフィルムズ(ナレーション担当が小堀さん&「ジョッカー父さん」の場面が割と使われている)、「百式2005DVD 2006/6/21発売」告知(流れた途端、客席からは歓声と拍手が起きた)。

パロディCMは、「ZURA(オリジナルは「資生堂マキアージュ」)」「メンズNSC(出演:修士/オリジナルは「メンズTBC」)」、「ボラギノール(お互いのオケツを覗きあう)」、「SANRINSHA(公園を小堀さんが三輪車を乗り回す。息子のものだろうか?)」など。後もう一つあったが、オリジナルCMを度忘れ。そのCMの小堀さんの衣装は、「道に落ちてても絶対に拾わない(FUJIWARA)」「オカンが買ってきたら間違いなくシバく服(千原ジュニア)」と評された虎のカウチン。


(06/4/17 記)

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