曲者
(06/3/4 渋谷O-EAST)
注:メモを取っていないので、概要のみです。


【出演】

超新塾

間慎太郎

CHARCOAL FILTER

PONI-CAMP

GB

THEイナズマ戦隊

2丁拳銃


【MC】
山本吉貴
あべこうじ

【前説】
ラフ・コントロール

【中説】
ハリセンボン/アームストロング
ピース/くまだまさし


オープニング
開場の際、チケットもぎりの方から「どなたを見に来ましたか?」と聞かれた。
 何かの暗号だろうか?とか思いつつ、「あ...2丁拳銃です...」と答えたら、「2丁拳銃」と書かれた紙コップに半券が入っただけだった。
 何だ。

 今回も後ろブロックの手すりを確保。
 もたれるところが無いと長丁場のオールスタンディングライブは身体が持ちませんの。

前説のラフ・コントロールが登場。
 今日も客は元気なので、滞りなく声掛けや拍手の練習が進む。

オープニングアクト1組目はNSC歌組の大安。

もう1組は2丁拳銃.。
 漫才を披露する。

 「44口径」が流れると手拍子で客はお出迎えが始まる。
 漫才はラ・テ欄のときに流れたVにもあった「ギリギリセーフの唄」。
 小堀さんはキャッチャーミットを着けて登場。
 歌になるとそれをはずすが、歌が終わると再び着ける。
 
 小堀さんが出て来たら2階席の方から「パパ〜!」という可愛らしい声が聞こえた。
 央人クンかなぁ、とちょっと楽しい想像を膨らませた。


Act 
超新塾

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」に乗せて色んな告白のパターンをやるネタっぽいものもあれば、バリバリなロックもあったり。
 1組目から凄い盛り上がった。
 特に、最後にあったエアギター担当・新塾マンモスをフィーチャーする「やっぱマンモス最高だぜ♪」は、圧巻(笑)。


間慎太郎

「曲者」には皆勤の間さん。
 定番2曲の間に最新アルバム「バーボンストリート」からのナンバーを取り入れ、

 ・「君のために」
 ・「秋が好きなのに」
 ・「カレンダー」
 ・「世界で3番目に幸せになってくれよ」

 というセットリスト。
 最近、お姉様に第一子が誕生なさったことを報告すると、あちこちから「おめでと〜」の声が飛んだ。
 早速プーさんグッズを大量に買い揃えたとのこと。


CHARCOAL FILTER

 ・「世界の果て」
 ・「心の来た道」、
 ・「Peace People」 and more...

 「Peace People」で、大多数の客がピースサインを高らかに上げるポーズが、温かい感じがして凄く良かった。


PONI-CAMP

 4曲ほどやる。
 千秋さん、小柄なのに凄くパワフル。
 衣装も可愛らしかった。
 結構野太い声をしたファンも多かったような。


GB

 2丁拳銃の次に楽しみなバンド・GB。
 小堀さんはケンさんが熱く音楽をやってるところを見たら泣きそうになるらしいが、分からなくも無い。
 渋谷から恵比寿に行こうとして逆周りの山手線に乗ってしまうような人なのに、本気でGBをやってるケンさんはそれだけで男前。
 「曲者」に行かなかったら、いつまで経ってもGBを「番組の企画バンド」としか見なかっただろうなぁ。
 今では、GBが出るから4日を選んだようなものに。

 その割に曲名を全然覚えてなくてスイマセン...m(_ _)m

 ・伝言 and more...



THEイナズマ戦隊

 Vo.の方、どうも私と年が同じらしい。
 最後にやった曲(「応援歌」?)を聴いてたら、私も大人として真面目にやらないかーん!と思った。
 押し付けがましくないロックで、じっくり聴いたら好きなバンドかもしれないと思った。



2丁拳銃

この時点で、21時は遥かに回っており、さすがに空腹。
 (しんど〜)と思ってたのに、音楽ライブの出囃子・「恋の奴隷」が流れると条件反射的にシャキーン!となるから、随分すり込まれてるなぁ、私。
 そして、あれだけ合唱どころか鼻歌すら起きなかった「恋の奴隷」の「あなた好みの、あなた好みの女になりたい」だが、私がいたブロック限定かもしれないけれども、この部分を唄う声が微かに聞こえる奇跡が。
 客が全員でこれを大合唱し、その声を聞きながら「オォ、そうか」と登場したい、とかいう小堀さんの願望が適う日も気長に待てば夢では無いかも。

 ・おしりフリフリ‘66
 ・ハダカでグー
 ・ホットサンド
 ・青色
 ・蛍光灯の虫


「おしり〜」を筆頭に、どの曲もそれなりに振り付けが入っていたのが、何か可笑しかった。
 ついこの間までは、殆ど移動しないステージだったのになぁ、と。

「ハダカ〜」は、何やらミニコントらしきことをOPでやっていた。
 LOVE ROCKERSの方もやってたのが凄い。
 郷に入れば郷に従え、というやつだろうか。
  
 で、この曲の振り付けはヒーローの変身っぽいもので、微妙に修士さんの動きがズレるので、(シュウちゃん覚えてないのかね)と思ってたら、間違ってたのは小堀さんの方だったらしい。
 間違えているのに、あんなに堂々としていられるのかぁ...。
 ジュニアさんの単独の時に流れたVといい、最近小堀さんの強心臓ぶりにびっくりすることが多い。 
 
「ホットサンド」の前後に、(もしかしたらお蔵入り?)てな憶測も多少飛び交った「百式2005」のソフト化は、夏頃を予定しているとの報告が小堀さんからなされた。
 「百式2006」もやりたい方向で会社に働きかけているところらしい。
 (「百式」って毎年するもんじゃないの?)と、この点はちょっと意外だった。

そして

 「僕は自分が作ったもの(作品だったか?)が皆さんに届く幸せを知ってます」

 という小堀さんの言葉が聞けた。
 何せライブハイになっているとはいえ、これを聞いた時
 (あー、小堀裕之の名言がまた一つ増えたー!)
 なんて思った(^^ゞ。
 そして、届けられたものを嬉しく思う自分で良かった、なんてことも思った。
 素敵な世界が詰まったものが届けられる幸せを私は知っている。

「ホットサンド」に引っ掛けた小堀さんの一連のMCに、「オレも負けへん!」と対抗心バリバリのシュウちゃん。
 作者は相方でも、コール&レスポンスを有名にしたのはシュウちゃんということもあり、「青色」をやる。
 「好きな色は何色ですか〜?」〜「なら、やるわ、青色!」と、相変わらずイキリと丁寧語が入り混じったコールだったが。

小堀さんに対し、「小堀さん、カッコイイー!」という声援が今回割と飛び交っていて、オイ、どうしたん?と少し戸惑った(^^ゞ。
 からかい交じりの声援が飛び交うことに慣れていたので、偶にこういう普通の声援を聞くと驚く。
 スペコンの時の役名も飛んでいたので、スペコン効果ももしかしたらあるような感じだった。
 何にせよ良い作品に出会えて良かった。

 “からかい交じり”といえば、久しぶりに「ヘドロー!」も飛んでたが、私の耳は“ロ”だけ勝手に予測変換したらしく、
 「ロックー!」
 と呼んでいるように聞こえてしまった。
 結構私の耳も都合の良い解釈をするらしい。


アンコールお願いしますね、と言ってハケたので、アンコールをコールしてたらすぐ登場。
 時間の問題もあったんだろうけど、余韻も何もあったもんじゃないアンコールだった。

EN
 ・ティラノサウルスをやっつけろ
 ・青春デストロイ

 「青春〜」に行く時、「僕達もう30歳を超えましたが、いつまでも青春したいんです」みたいなことを言っていた。
 「∞」に出た時も靖史さんの前で同じことを言っていて、その時は靖史さんに思い切りどつかれていた小堀さん。
 だが、もうすぐ30歳が見えてきた私もそれに乗っかります!てなことを私は思った。
 

 そして、途中からは「曲者」達がステージに乱入し、客もステージもお祭り騒ぎに。
 新塾イーグルは拡声器を持って歌ってたり、ケンさんはマスクマンになっていたり、新塾マンモスはレイを振り乱してたり...。
 凄い一体感で、(やっぱり曲者楽しい〜!!)と心から思った。


エンディングは、最後まで残っていた方全員を呼び込み、改めて紹介。
 修士さんがうっかり「溝上くん」と新塾イーグルに言い、「昔の名前は止めて下さい...」というやり取りも。
 新塾マンモスからレイを掛けられた小堀さんは、「東京ダイナマイトです」(笑)。
 
 ハケようとしたら、ステージにいた誰かが
 「あっ、ちょっと待って下さい。2丁拳銃ありがとう〜!」とコールし、再び全員で拍手。
 

*****
ちょっと懸念していた「曲者」初日。
 素敵な音楽が持つ力は同じ、ということで、今回も凄く楽しかったです。(06/3/5 記)


ライブレポート
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