曲者〜まがいもの〜
(04/8/27 渋谷O-EAST)
注:メモを取っていないので、思い違いをしている箇所が多々あると思います。曲は順不同です。


【出演】
2丁拳銃
SAUSAGE BUTTERFLY PASTA FESTA
GB
盆地で一位
アップダウン

【MC】
山本吉貴(チャイルドマシーン)
原万紀子

【舞台裏リポート】
あべこうじ


オープニング
前説のラフ・コントロールが登場。
 「曲者」の前説はずっと彼らが担当してきたそう。
 今日の客のノリはかなりのものらしい。
 良かった、良かった。

オープニングアクトは2丁拳銃。
 漫才を披露する。
 どうやら、「曲者」では新ネタをやると宣言してたらしいですね(私は事前情報一切知らず)。

 「44口径」が流れただけで手拍子が始まる。
 あー、確かに今日のお客さんは元気だわ。
 私もぴょんぴょん飛びながら手拍子をやってた1人(^^;。
 そりゃぁ、やるわさ。
 あんな雰囲気でぼーっと突っ立っとく必要は無い。
 周りなんて気にしないで、空っぽになってアホのように楽しまなきゃ。

普段は“意図していない無造作ヘア”の小堀さんも、今日はちょっと髪を立てて“小堀・ロックバージョン”。
 修士さんはちょっと髪を切ったみたいですっきり。

 出てきた早々、この状況で漫才をすることを後悔し始めてる小堀さん(^^;。
 私は素面なのにどっか酔っ払った状態だったんで、何を言っても(やっても)どっかんどっかんウケて止まらなかった。

 漫才は
 ・むかつくこと(電車の車内編)

 とでもしておきましょうか。
 言葉遊び系です。
 小堀さんが飄々とこねくり回して修士さんを翻弄させるパターンで、私は好きでした。
 ルミネでも早速やり始めてるみたいです(2004・9・3現在)。


Act1◇盆地で一位
・SWEET 19 BLUES
・だって…
 (and more...)

一同、一昔前の「族」のようにでっかいマスクで顔を覆ってご登場。
 野性爆弾、後藤輝基(フットボールアワー)、金重高志(元ドレス)と、フルメンバーの「盆地で一位」。
 (ドラムが金重先生だ〜!)ともう初っ端から浮かれました。
 金重先生、現・フットの岩尾さんの元相方で現在は漫画家です。
 このとき、後藤さんに浮かれた人と金重先生に浮かれた人と両パターンありました。

「知らん人が多いやろうからまずは安室の歌から(くーちゃん)」
 だったらしいけど、言われるまで全然「SWEET 19 BLUES」に聞こえなかったのが何とも不思議な話。
 「だって…」以外は知らなかったけど、楽しかった。
 1曲、「オレもうたいたいー」とアホな口調でロッシーがメインボーカルをやりたいとおねだり。
 これも結構素敵でした。
 「盆一」のセットリストで一番ウケてたのでは?

6〜7曲やって退場。
 楽屋裏であべさんが盆一にインタビューしているところに早速中継が繋がる。
 闇のライブも何個か控えているらしい(^^;。
 金重先生はエロ漫画家の道をまっしぐらだが、単行本は1冊も出てないらしい。


Act2◇アップダウン
松山千春の曲に乗って登場。
 ライブの企画でギターを習うことになった竹森さん。
 ライブ終了後も音楽活動は継続しているそうで。
 ネクタイにスーツだったから、漫談でも始まりそうな雰囲気だった。
 ドラムが阿部さん。
 だけど、竹森さんの真後ろで殆ど見えず(^^;。
 
・卒業
・ぬかづけのうた

 (and more...)

 「ぬかづけのうた」の時、バックダンサー(若手女性芸人4人)にリンダがいた。


Act3◇GB
・負けるもんか
・裏GB*OBAHAN RAP
・足跡
・道
・手紙
 (and more...)

「アイアイタイフーン」を見てなかったんで、GBは知ってても曲は殆ど初めて聞くものばかり。
 ケンさんがちゃんとボーカルをやっている、というところからかなり新鮮でしたもん。

「裏GB」は楽しかった!
 一緒になって「なんでやねーん」とか言ってしまったもん(^^;。
 ずーっとアキさんと思ってみていた人が違ってたのはびっくりだったけど。
 そしてそれが誰だったのか、いまだに分からず。
 谷やんでは無かったのは確か。

ケンさんが何度も
 「2丁拳銃、ホンマ呼んでくれてありがとう」とか
 「2丁拳銃、出さしてくれてありがとう」といってくれて、嬉しかった〜。


Act4◇SAUSAGE BUTTERFLY PASTA FESTA
・風
・星
・神様
・後悔OK!
・落書き
・あすなろ
 (and more...)

SBPFのファンは結構来ていた感じ。
 ブロックによっては、まるでSBPFのワンマンであるかのようなお祭り騒ぎだった。
 曲の前に樅野さんが色々紹介するんだけど、それが
 (芸人の時の樅野さんだったら絶対に言わないだろう)
 というようなフリばかり。
 (どいつもこいつもちゃんとミュージシャンしてるじゃないのさ、えぇ、オイ)
 と、おっさんモードにも突入しだした私。

 SBPFはカバー曲しか聴いたこと無かったんで、全曲初聞き。
 それでも
 「みんなも一緒に歌え〜!」
 と煽られると、歌詞は全然知らないけれど“ライブハイ”に突入してるんで
 (多分、次に来るのはこのフレーズやろ〜)
 と携帯の先読み変換のような感じで節操なく乗ってしまった。
 7割ぐらいの確率で当たってましたよ、ちなみに。

 そんな私を横にいた見ず知らずの高校生ぐらいの子は
 (…こうはなりたないわ〜)
 とでも言いたげな顔でちらちら見ていたなぁ、そういえば(^^;。

SBPFの時だったと思うけど、盆一メンバーのくーちゃん&ゴトーさんが客席に乱入。
 バレちゃったんで束の間しかフロアーにいれなかったのが可哀相。
 でもいいなぁと思った。
 この場所にいる殆どの人が同じ気持ちを味わってるという気がして。
 みんな心からこの“お祭り”を楽しんでるような感じ。

舞台裏中継で、樅野さんは今秋SBPFとしての活動がえらく詰まってることが明らかになった山本さん。
 コンパの設定を早速考えないといけないらしい。
 SBPF、思ってた以上に活動が本物。


Act5◇2丁拳銃

奥村チヨさんバージョンの「恋の奴隷」で2丁拳銃登場。
 (あ、やっぱり)
 とちょっとにやにやした。
 というのも、

 「♪あなたごのみの〜、あなたごのみの〜、お〜んな〜に〜、なりた〜い〜」
 とファンが唄う中を

 「おぉ、そうか」
 と言いながら出て来たいと昔小堀さんが言ってたから。

 本気で思ってるわけじゃないだろうけど、割とこの曲は2丁拳銃のイベントの客入れのときに流れている。
 でも誰も
 「あなた好みの、あなた好みの、女になりたい」
 と合唱はおろか独唱もしないんだな、これが。

・ナンシー(Vo.修士)
・オレンジジュース(Vo.修士)
・蛍光灯の虫
・泣かないぜ(Vo.修士)
・カッコイイ女(Vo.修士)
・青春デストロイ(Vo.小堀)
・青色(Vo.修士)
・青風(Vo.修士)
・簡単な言葉(アンコール)

「売ってる店に買いに行くのが面倒くさい」
 と、
 「それでもファンなんですか!!!!!」
 とどっかから非難を浴びそうな理由で、「蛍光灯の虫」をこの時点では未購入だった私。
 ところどころ“お約束”が分からなかったのは勿体無かった。

 「蛍光灯の虫」の時は、歌詞にあわせてみんな手を頭上にあげて大きくぐるぐる回す。
 ニチョケンがそうしてたから。
 みんなが真似するんで、時々遊んでたとこもあったけど(^^;。

昔懐かし「RRS」などに偶に行けていたので
 「カッコイイ女」「蛍光灯の虫」「簡単な言葉」
 以外は聴いたことがあったが、全部アコースティックバージョンだったから、アレンジの違いに少々面食らった。
 「オレンジジュース」は小堀さんがメインで唄う印象が強かったし。
 「泣かないぜ」のアコースティックバージョンは切なさに拍車が掛かるので、バンドバージョンのアレンジの方が好きだった。

「カッコイイ女」はダントツにカッコよかった。
 次はこの曲を是非音源化して欲しいなぁ。
 男性が思う“カッコイイ女”と女性が思う“カッコイイ女”は微妙にズレがあるものだけど、これは女の私が聞いても
 (カ〜ッコイ〜)と思えた。

(これはやるだろう)と思ってた「かぁちゃん」は何故かやらず。
 (やるだろう)と思われてるだろうから逆に外したのかしら。

曲のセッティングをする間、ぼそっと
 「『私、小堀さんの隠れファンなんです』が多い」
 と小堀さんが言い出したんで、
 「コホリ〜!」
 と思わず叫ぶ(^^;。
 ま〜ったくもって意味無いんですけどね。


エンディング〜感想
出演者全員で一曲歌う、というアナウンスが最初あったんだけど、時間が押しに押して、この段階で22時を回ってたのでお流れに。
 樅野さんから、来年3月に再び「曲者」が行われるという発表が!

 2丁拳銃からは、11月2、3日に本多劇場で単独をするという告知!
 や〜っと来た!という感じ。
 そりゃ行かなきゃ。
 だって2丁拳銃の舞台だもん。

ここで打ち上げをするんで、早く帰ってね、という小堀さんのお願いで「曲者」終了。


++++感想++++

文句なしに“楽しかった”イベントです。
 というか、それ以外の感想がありません。
 真剣に「音楽」をやっているから、自分たち以外の人も楽しませることが出来るんだろうなぁと思いました。
 
初めて「ライブハイ」になりました。
 しかし、終演30分後に渋谷の不二家に入ろうとしたら足が吊ったのはショックだった…(^^;。(04/9/4記)


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