ルミネtheよしもと 7じ9じ

ネタ組:ルート33 トータルテンボス タカアンドトシ 笑い飯 次長課長 ブラザース

新喜劇:130R班

<ネタ組>

1.ルート33(漫才)

 ☆2人は対照的
 ☆早口言葉
 ☆記憶力(徳川15代全将軍の名前)
 ☆学生時代(反抗期)
 ☆刑事ドラマ
 ☆時代劇
 ☆ドラマのシナリオ(堂土作)

 (増田さんがやりたいことがお客さんには伝わってない部分があると思った。
 客が見たいものとルート33がやりたいことの思惑が微妙にずれてた。
 後、私は見慣れてるからそれほどでもなかったけど、ツッコミとして増田さんがグーでどついてたら見事にお客さんが引いてた。
 起こってた笑いがこういう部分で消えてしまうのは勿体無いな、と思った)

2.トータルテンボス(漫才)

 ☆短文は苦手
 ☆モテるタイプとは?(ギャップがある男)

 (言葉の使い方が相変わらずうまかった。
 関東にせっかく住んでるんだから、彼らの単独ライブには一度行ってみたいもの)

3.タカアンドトシ(漫才)

 ☆特技(歌)

 (メモには“アメリカ”なんてのも書いてるんですがどんなものかは思い出せず(^^;。
 この日はあんまりうまくシメられなかったタカトシ)

4.笑い飯(漫才)

 ☆中途半端な洋服のリメイク法

 (この日1番笑ったコンビ。
 ネタの内容は説明しにくいものですが、M-1の時よりは分かりやすかった)

5.次長課長(コント)

 ☆サラリーマン養成専門学校

 (結構客の笑いを取っていた。
 あの井上さんが自賠責保険加入覚悟で派手にコケたりしていたことにちょっと感動。
 何故か河本さんは見た目だけはベテランのような風格だった)

6.ブラザース(漫才)

 ☆いちゃつくカップル
 ☆紙芝居(桃太郎)

 (前半はお客さんの反応は薄かった(苦笑)。
 だけど、後半はすごく笑いを取っていた)


<新喜劇 「大自然バンザイ」>

<あらすじ>

 海や山に囲まれ自然が満載の島に工場建設の話が。
 島民の大輔(宮川大輔)や漁師(ホンコン)、ホステス(島田珠代)の反対を無視して工場建設の工事を始める村長(なべおさみ)。
 新しく赴任してきた巡査(板尾創路)を仲間に入れて反対運動をしようと考える大輔たち。
 最初は乗り気ではなかった巡査も、漁師の妹(原万紀子)に頼まれ、加わる事に。
 そこにテレビの取材陣(修士他)がやってくる。
 なんとかテレビを通じて島の現状を知ってもらおうと考えた大輔達だったが…。

<個人的見所>

 小堀さんは工事現場の監督役。
 子分役の人は結構ガタイが良かった。
 対照的なからだつきの小堀さんが大輔さんやホンコンさん達相手に高飛車にイキっている姿は、胸がうずうずするぐらいの小憎らしさ全開(笑)。

 (あー、相変わらず愛らしいが憎ったらしい)
 と思いながら見ていたら、同じセリフを繰り返し出した小堀さん。
 (カブセかな)と思ってたら、実はそうじゃなかった(^^;。
 どうやらセリフが飛んだらしく、やり直そうと考えた模様。
 しかしその考えは小堀さんの頭の中だけでしか起こってなかったらしく、困惑する共演者達。
 「オマエ、どうした!?何したいねん!?」
 とホンコンさんが尋ねる始末。
 それでも、台本に書いてある予定調和のように思わせるつもりだったのか、強気にやり直そうとしていたけども、飛んでしまった箇所がどうしても思い出せないのでだんだんドツボにはまりだしたのが、こちらにも見て取れた(苦笑)。

 とうとう
 「忘れてくれ!」
 と口調は役柄そのものだったけどもギブを宣言。
 しかしホンコンさんから
 「オレらの方見てそれいうんやなくて、お客さんにいえや、それは!」
 と注意される(^^;。
 他の人からは
 「オマエ、涙目やんけ」と言われていた。
 それでも
 「オレ、涙が下から上に上がって来るねん」といって
 「ホンマの妖怪やないか!」という返しをもらっていたのはさすが(顔が妖怪云々というやりとりが行われていた)。
 
 小堀さんは、終わり辺りでもちらっと出て来たけれど、その時は客席に
 (あぁ、あのさっき、ものすごく飛んじゃってた人…)
 みたいな空気が微妙に漂っていた(^^;。

修士さんはテレビ局のディレクター役。
 黒髪で髪も立っていなかったので、ものすごく童顔に見えた。
 まさかこの翌日には坊主になってるとはおもわなんだ。
 
 修士さんはセリフ飛びを起こす事無く、役割をきっちりこなしていた(^^;。
 何度か、出演者のアドリブか何かに笑っていたけど、その時は後ろを向いて絶対に客席に素の笑い顔を見せない修士さんだった。


新喜劇は大変だと思う。
 単独ライブやネタ組で出る場合、セリフが飛んだりとかアドリブをやって滑ったりしたところでそれらは自分たちの評価に関わるだけ。
 だけどこういう大勢で1つのものを作り上げる場合、自分のミスが全体のリズムをこわすことにも繋がりかねない。

 客として見ている限りでいえば、座長はさすがそう呼ばれるだけあって、出演者を誰一人として舞台で殺さないように気を配っていると思う。
 客も座長がいるから安心して見ることが出来る。

 ところで、この日の座長は130R。
 小堀さんとホンコンさんが一緒に出てた時、
 「ヨシモトのブサイク共演じゃん」
 というひそひそ声の感想が聞こえた。
 悪いけど笑ってしまった。
 不謹慎でゴメンナサイ。
 (家城さんと靖史さんがいたら完璧かも)
 といらんことまで思ってしまった。

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