ライブメモ


■2008年

2008・11・2(Sat) at エルガーラホール(福岡市中央区)

<博多・天神落語まつり 東西三人会>
【出演】 三遊亭王楽 春風亭昇太 立川談春 笑福亭鶴瓶


#0(開口一番)三遊亭王楽:「鼓ヶ滝」

 好楽さんの息子だが、円楽さんの弟子である王楽さん。
 「自分の父親を兄さんと呼んでみたかったんです」みたいなことを言っていた。
 好楽・王楽親子とよく似た境遇が、市川團十郎・海老蔵親子。
 團十郎さんと好楽さんの誕生日が同じで、海老蔵さんと王楽さんが同じ年だとか。
 良きライバル認定をしていたそうだが、ある日(俺達はあちらを知っていても、あちらは俺達親子のことなんて知らないのではないのか?)と、気づかなくても良い疑問に気づき、親子揃ってへこんだそうな。

 今年のNHK新人演芸大賞・落語部門で見事大賞を受賞した王楽さん。
 真打に昇進するので、出られるのは今年がラストチャンスだったそうで、受賞の喜びもひとしおだったとか。
 「ガッツポーズしている姿が映ってるので、良かったら見て下さい」とのこと。
 この放送、文化の日にやるのが定番だったのに、いつの間にかどうでも良い日の忘れてしまいそうな時間に放送されるようになりましたね...。
 演芸部門は21日の深夜0時10分〜、落語部門は24日午後3時半〜からNHK総合で放送されます。

 以前違う人がやった時の「鼓ヶ滝」は聞いても面白くなかったが、王楽さんの噺を聞いて、「人物描写」の違いだなと思った。
 「鼓ヶ滝」には山奥に住む老夫婦と孫娘が出てくるが、以前聞いた人の時は、この3人の描写が愚鈍な田舎者という感じを殊更強調させるような口調だったので、可笑しみよりも何だかうっすらとした不快感を覚えさせるものだった。
 王楽さんの「鼓ヶ滝」は、歌詠みの才能に長けている3人が敢えて山奥に身を寄せているということが伝わって来て、とても感じが良い落語だった。


#1 春風亭昇太:「時そば」

 昨日からこの落語会に出ずっぱりで、ヘロヘロの昇太さん。
 この高座が唯一楽できる息抜きの場だとか(笑)。
 落協、芸協、上方落語協会と、三派の会長がそろい踏みしているので、今日の打ち上げの宴会は考えるだけでも恐ろしいので、出来るだけ鶴瓶さんとか談春さんを引っ張り出して自分はひっそり隠れておくつもりだそう。

 昇太さんと柳昇師匠の思い出。
 昇太さん、師匠とあと一人(老齢の女性。三味線弾く方だったか...曖昧。以下お姉さんと標記)と食事に行った時のこと。
 昇太さんはあまりお腹が空いていなかったが、師匠がカツ丼を注文したので、逆らえない立場の昇太さんもカツ丼を注文。
 お姉さんもカツ丼を注文したので、3人前のカツ丼が運ばれてきた。
 昇太さん曰く、「人間の満腹中枢から“満腹”の指令が出るのは食事開始20分後」らしいので、とにかく20分でカツ丼を片付けることに。
 何とか片付けた昇太さんだが、師匠とお姉さんはすぐお腹いっぱいになってしまうのでまだ残っている。
 元気にたくさん食べる若者が好きな柳昇師匠。
 昇太さんの早食いをあまりにも空腹であるためと勘違いし、「おぉ、昇太。そんなに腹減ってるなら食え」と、師匠が昇太さんに自分のカツ丼を半分分けてくれた。
 そして、蓋ではなく丼にどさっと半分盛られたので、カオスなカツ丼状態に。
 お姉さんも昇太さんに半分分けてあげると言い出し、カオスカツ丼が更に渾然一体となったカオスカオスカツ丼に。
 都合二人前のカツ丼を必死に平らげたそう。

 このときだったか、優しい柳昇師匠と比較して、あの談志師匠に弟子入りする立川流の不思議さみたいなものを語っていたら、談春さんが高座に乱入!
 嬉しいハプニングだったので、ついときめいた。
 まだスーツ姿の談春さんに、「早く着替えろ!」と突っ込んでいた昇太さん。

 噺はさらりと「時そば」。
 昇太さんのオーバーアクションや騒々しい擬音語の数々にウケまくっていた小学生男子がいた。
 子供のツボに入りまくりだったよう。

#2 立川談春 「宮戸川」

 「赤めだか」には載せられなかった「立川談志レジェンド」エピソードを次々暴露披露。
 カツ丼がどうこうなんていうのとはスケールが違う、みたいなことをチクリ。
 今日はマクラだけで終わる、ちゃんとした、と言ったら変だが落語を聞きたい人は2月の独演会や12月のフェスティバルホールの落語会にお越し下さい、みたいなことをおっしゃってたので、立川流エピソードは面白かったけれど(でも、私は談春さんの落語を博多で聞きたくてここまで来たのですが...)とちょっと心中もやもやしたが、それまでのマクラの流れを鮮やかに変えて「宮戸川」を披露!
 (さすが、立川談春!)と思った。

#3 笑福亭鶴瓶 「鶴瓶版死神」

 いつものようにぬーっとした感じで登場してきた鶴瓶さんを大拍手でお出迎えの客達。
 高座の座布団に座ってお辞儀をしても拍手が止まないので困った感じの鶴瓶さん。
 ますます拍手をするお客達。
 「今日はすぐ噺に入ろと思ってたのになぁ」と苦笑いしながら客を止める鶴瓶さん。
 ごめんなさい、鶴瓶さんが困った顔をしていたら何となく悪戯心がむくむく湧いて、もっと困った顔を素人は見たくなるのです。
 多少の困らせ具合では機嫌を損なうことはない、みたいな根拠が無い確信もある。
 
 ちょっと喋ろうか、ということで、談志師匠のお見舞いに行ってどっかんどっかん笑わせたので喜んだ談志師匠からご祝儀を貰ったのは良いがそのご祝儀が三枝師匠からのお見舞いだったこと、それを誰も傷つかない方向でうまくまとめたこと、「私は貝になりたい」の長台詞をタクシーで練習していたら、一々運転手から相槌を打たれたこと、サウナで落語の稽古をしていた時に出会った粋な返しをする客、などを披露。
 聞いたことがあるエピソードばかりなのに、笑ってしまう。

 「鶴瓶版死神」のサゲは3パターンぐらい見たことある。
 (1)人間の本性に焦点を当てた狂気系
 (2)狂気系と使われるセリフは同じだが、多少ブラックが入った恋愛系
 (3)どういう結末となるのかを分かった上で、男性がが敢えて“それ”を行なう逆転系

 今回のサゲは(2)のパターン。
 大銀座や独演会でもこのパターンだったので、これで定着するのかなと思うが、一番好きなパターンは(1)。
 もう1回見てみたい。
 同じ噺を同じ人がやっているのに、口調や表情が違うだけでこうも受ける印象が違うのか、と思い出すだけでぞくっとする。

■2005年

2005・5・1(Sun) at SPACE107(東京)

<チョップリン単独ライブ〜ULTRA SIMPLE>
 【出演】チョップリン


#1:ウィリアム・テル

ブリッジ1:“CHOPLIN”の文字が白で描かれていて、背景の色が変わるたびにそれが映し出されるような仕組み。

#2:監督と役者

 (大阪公演でもやった失敗を東京でもやってしまった小林さん。
 西野さんからつっこまれ、客は爆笑。
 それ言いますか?とちょっと抵抗する小林さん。
 全部言うていくよ!と西野さん。

 そして、蛍光塗料がジェイソンのマスクに塗ってあるので、暗転の時にぼーっと浮かんで見えるところが一番怖い、との指摘も)

ブリッジ2:新幹線で移動中の小林さんがどんな風に寝ているのかを紹介するV。
 タオルを頭から目にかけてぐるぐるに巻き、マスクもつけているので、全く人相が不明。
 ひじ当てを勝手に“腋当て”に変えていたり。
 そして、タオルの上からヘッドフォンのイヤホンをつけているため全く音声は聞こえていない…筈だが、更なる衝撃事実が西野さんから告げられる。
 イヤホンのコードを探っていくと…本体と繋がっていないので全く持って無意味!

#3:整形手術に臨んだとある(※コントでは実名だったが、いちおう省略)美形俳優(小林)。
 女の子に追っかけまわされる生活はもうごめんだ、ということで、ブサイクになる整形手術を受けた。
 担当医(西野)は希望通りの顔になりましたよ、と励ますが、予想以上のブサイクになっていると猛抗議する俳優。
 再びやり直された手術後の顔は…

ブリッジ3:実録!!ヤンキーにネタ見せ
 
 ヤンキーにティッシュの検品コントを見せるが、意味が分からん、おもんない、と凄まれえらいことに。
 小林さんは思いっきり胸倉をつかまれていた。
 西野さんは脱兎のごとく逃げ出していた(笑)。
 「ヤンキーは“インテリジェンス”が足らんから、意味がわからへんねん」と、ヤンキーがいなくなった後、お互いを慰めあう。


#4:葬式

 (オチは結構ブラック。救いは僅かな部分しかない
 でも、嫌な感じややりきれなさは感じなかった。
 不思議と、からっとした余韻だった)

#5:幽霊

 (葬式のコントの続きかと最初は勘違い。
 ところどころ、幽霊というには矛盾があるハプニングがあり、その度に笑いながら首を傾げる西野さん)

ブリッジ4:東京ダイナイマイト版・ティッシュの検品コント

#6:第二の志村けん

♯7:変なお父さん

 (ヒネリ&ブラック&シュール…と、短時間に色んな要素が詰め込まれたネタだった。
 額縁にいれたとんかつを説明する時の「黒豚和牛でね…(小)」「(結局、黒豚と和牛、どっちやねん)←西野の心の声」)というやりとりが好きだった)

ブリッジ5:おぎやはぎがMCだった「シブスタ」にコスプレで出演した際の舞台裏

#8:牛丼屋

 (クライマックスのシーンで、西野さんのビンタが小林さんに本当に入り、素で「痛っ!」と叫ぶ一幕も)

#9:虫カゴのおっさん

 (言葉の可能性を一番生かしたコントだったかもしれない。
 結構好きだった)

エンディング
 大阪と同じ失敗をしたり、リハをする度に違うセリフをいう小林さんにダメだしする西野さん。
 これに対し
 「二度あることは三度ある」「舞台は生もの」
 と、ことわざを連発しながらのらりくらりと交わす小林さん。
 昨年の東京初単独に比べたら、お客さんも増えたし内容もがっちりしたものができたのではないだろうか?と西野さん。
 それは客の私も同意。
 去年見た時に、(ここが〜だったらもっと良いのになぁ)と思ったところが殆ど改善されていた。
 今年はチケット代以上のものを見せてもらったと満足感でいっぱい。

 上手く行けば、年内にもう一度東京単独が組まれる予定のよう。
 よほどのことが無い限り見たい。
 昨年は、プランを見にうめだまで行っていたが、今年はチョップリンを見にB1角座まで行くようなことがあっても良いんじゃなかろうか、なんてことまで今は思う。



05/3/22 at恵比寿・エコー劇場

<セ・リーグカーニバル>

 出演:千原靖史/ブラザース・谷口/じゃぴょん・植村
 ゲスト:ハローケイスケ/サブミッションズ・前田

[セイジトーク]

 ・告知を殆どしていないのに一体どこで知ったのか?と不思議そう。
 ・ゆる〜いイベントでがっつりしたことをやるつもりではないので、気楽に見て欲しい。
 ・「絶対みんな買うから!」と説得されて物販のTシャツを作った。
 しかし、実際に購入した客は3人。
 同じく物販のバッジをつけるスペースを兼ねたある意味シュッとしているデザイン。
 ・元近鉄バッファローズの給料を決めるオッサンがあまりにアホだというエピソードをずっと話したかったのにタイミングを逃して4ヶ月。
 とうとう、アホなオッサンに対する靖史の憤りをみんなに話す機会が来たが、寝かしに寝かせすぎたため、怒りのテンションは下がってしまっていた。
 ・8キロ洗える洗濯機を買ったが、今まで使っていたものの2倍洗えるのにサイズはそのまま。機能も色々ついていてめちゃめちゃ賢い、と力説。しかし、客からはゆるい反応しか貰えず。
 ・液晶テレビを買い換えたついでにテレビ台も買おうと思ったら、結構な値段。しかし、通販で多機能の割に安いテレビ台があったのでそれを注文。寸法や高さなど色々考えて決めた靖史さんだったのに、奥さんは「物が増える!」と靖史さんの気持ちを理解しない発言だったので、ちょっと拗ねる。
 ・残りご飯で奥さんの分もチャーハンを作ってあげたのにいつまで経っても食べてくれないので不満。
 etc...

[暴露トーク]

 谷やんと植村さんが登場。
 この3人の中で誰が一番サイテーかを決める。
 一人について残りの2人が知っている限りのサイテーエピソードを暴露する。
 一番サイテーな人に選ばれた人は罰ゲームでモノマネ。

 谷やん→酒癖が悪い(ボクサーに絡んだり、先輩と一緒に飲みに行ったお店で平気でウ○コを漏らしたことがある)

 植村さん→何でも出来るように見えて意外と出来ない。しかもそれを取り繕うとして余計に事態の悪化を招く。出来る人に無駄に対抗心を燃やしすぎ。

 靖史さん→子供なのかオッサンなのか分からない(公園でヤクルトの配達員を見つけるや否や、「ヤクルト(曖昧)ロックイン!」と叫び、走り出した。そして「タフマン下さい」と渋いものをご注文)。

 結果→3人ともサイテーなので全員罰ゲーム。「森進一」、「五木ひろし」、「瀬川瑛子」、「長渕剛」、「クレヨンしんちゃん」などを全力でやって全力ですべる光景の数々が見られた。

[みんなで遊びましょう]

 ハローケイスケ&前ちゃんが加わる。
 「音」「人」「シチュエーション」を題材にした大喜利っぽい企画。
 
「賞金争奪企画」

 3人がクリアー出来たら賞金がもらえる。
 「生卵ロシアンルーレット」や「くじで引き当てた素材を使ったミックスジュースを飲み干す」、「賞金糸引き」。
 賞金がついている糸を当てることは出来なかったが、賞金をついている糸を最初に引き当てた人は、残り2人をどついてもいい、と勝手に靖史さんがルール変更。
 見事引き当てた靖史さん。
 めっちゃ楽しげに谷やん&植村さんの肩をどつく。

161岡氏が来ないため、当日券販売の応対電話を靖史さんと前ちゃんでやったりもした「セリーグカーニバル」。
 もし次回があったら6月頃を予定している




■2004年

2004/12/4 at Shibuya O-East

<三種の仁義なき戦い〜兄貴、チャカ持ってきました〜>

オープニングアクト:H/2丁拳銃(漫才)
LIVE:2丁拳銃/唄人羽/ズボンドズボン/ザ・ベイビースターズ
中説:赤いプルトニウム/スエタカトム/あべこうじ
大まかな流れは以下の通り。


 ・H(オープニングアクト)
   ↓
 ・2丁拳銃(漫才)
 (トップで出てくるとは思わず。
 場の雰囲気はどんな感じになるだろうかちょっとどきどきしてしまった)
   ↓
 ・2丁拳銃(歌)
   ↓
  中説(赤いプルトニウム)
   ↓
 ・唄人羽
   ↓
  中説(末高斗夢)
   ↓
 ・ズボンドズボン
   ↓
  中説(あべこうじ)
   ↓
 ・ザ・ベイビースターズ
   ↓
 ・エンディング(「SHAKE」〜「LOVEマシーン」)


2丁拳銃のセットリストは以下(順不同・抜け落ちの可能性あり)。

 
漫才

 ・自己紹介
 (“曽我さんツカミ”後、小堀さんが本名を言わないままネタに行こうとするので
  「小堀です、って言わんでエエの?
   美花と修士でやってるように思われるで」
  とたしなめるシュウちゃん。

  ・告白

  ・変質者

  ・病院
  (病院漫才のあるフレーズで絶対笑いが起きるのが、何故か不思議。
  あのフレーズってそんなにキャッチーなのかな)


 

  ・青色(Vo.修士)
  ・ナンシー(Vo.修士)
  ・かっこいい女(Vo.修士)
  ・かあちゃん(Vo.小堀)
  ・青風(Vo.修士)
  ・蛍光灯の虫
  ・簡単な言葉


のっけからお祭り騒ぎのテンションを繰り広げる「曲者」の客とはいささか違う客席の雰囲気に、いささか戸惑っていたような2人。
 「曲者」と同じノリで楽しむ予定だったこちらも、(あれ?)という感じ。

 小堀さんは「かあちゃん」の間奏の時
 「…乗るか歌詞を笑うかしてくださ〜い」
 と言っていた。
 今回、私は左ブロックの前方にいたので、修士さんの顔が割と見やすかったけど、何回か修士さんも首を傾げていた。

 では、悪いお客さんだったのか、というと少なくとも私の周りはそういうことは無かった。
 ただ、他のバンドのライブパフォーマンスを見てたら、2丁拳銃は“音楽の人”とは違うなぁと思った。


楽屋では打ち上げがそこそこ始まっていたようで、エンディングで出て来た時、2丁拳銃のトサカがある方は明らかに出来上がりつつある状態。
 飲んでも良いけど、ビールを片手に出て来んどいて欲しいわ、とちらりと思う。
 そんなだから、「SHAKE」の歌詞分担が書いている紙をまだ始まってないのに客席にサービスのつもりで飛ばしてしまい、エライことになるんだわ。
 小学校だったら通知表の所見欄に「落ち着きがありません」と書かれてるだろうなぁと思うほど、一人何度も舞台を落ち着き無く右往左往。
 ズボのjunkoさんに助けられていた。
 本当にもう〜。

 そして、相方の自己責任ということなのかどうかは分からんが、あらゆる人に助けを求めてさすらう小堀さんが見えてる筈なのにほっとく修士さんが、何となく2丁拳銃ぽいなぁと思った。



2004/11/6 at東京医科大学

<東京医科大学学園祭>

あべこうじ/ムートン/タカアンドトシ/2丁拳銃/おぎやはぎ/ペナルティ


1:あべこうじ

 ・(あ)「あべ〜?」(客)「こうじ〜!」
  (あ)「とうい〜(東医)?」(客)「さい(祭)〜!」
 ・あべこうじってどんな奴?


2:ムートン

 ・自己紹介
 ・掛け声
 ・コンビニ(漫才)
 ・ショートコント3本


3:タカアンドトシ(漫才)

 ・掛け声
 ・知名度調査
 ・自己紹介
 ・アメリカ(タカさんが暴走が止まらず、困惑するトシさん。一番困惑していたのはほかならぬタカさんだったけど)
 ・モノマネ
 ・タカ版・日本昔話(「坊や〜、良い子だ…」のテーマソングを知らない子がいて、ジェネレーションギャップをひしひし感じた。「出血大サービス」を「大出血」と言い間違えるなど、タカさんの暴走は更に加速)


4:2丁拳銃(漫才)

 昨日まではカンタービレな髪型だったらしいが、今日からは再び「コホリ・オブ・モヒカン」。

 ・自己紹介
 ・小さい頃
 ・告白
 ・好みのタイプ
 (ここで、“コホリ、なにしてん…”とメモってるので、色々暴走してたんだろうと思われる)
 ・恐い話
 ・変質者
 ・ライフセーバー
 (某国営放送でもやり遂げた大好きな動きは絶対に外さない)


5:おぎやはぎ

 男性から「おぎやはぎーっ!」と掛け声が。
 それに対し
 「呼び捨てやめてくれないかな」と普通のトーンで返す矢作さんが素敵。

 ・小木・東医大病院びっくり診察体験談
 ・同級生のトンデモ歯科医
 ・ショートコント:「透明人間」
 ・歌:「待つわ」→「思い出がいっぱい」


6:ペナルティ

 ・ワッキーの毛
 ・小さい頃
 ・相撲
 ・テレビ
 ・昔話
 etc…




2004/6/3 at 青山円形劇場
<千原浩史〜詩〜>

 [出演]千原浩史

・円形劇場なので、一区切りごとに座り位置を変えるJr.。
 それをする際、女子高生やら大女優やらホステスやらが「詩」が書かれているノートを渡しに来るという、ちょっとしたミニコント(?)が挿入。
 私が座ってたブロックで、Jr.が正面を向いたのは一番最後だった。


 ・ジロ
 ・名前
 ・薬
 ・丸井さん
 ・おじいちゃんとおばあちゃん
 ・K-1ワールド…(書き取れず)
 ・カブト虫
 ・お母さん
 ・ラーメン特集
 ・きよし師匠
 ・全身ミサイル男
 ・大ちゃん
 ・男性の“それ”
 ・ロイヤリティー
 ・ごめんなさい、何か笑ってしまいます


−位置変換(男子高校生と女子高校生のミニコント)−


 ・ファミレス
 ・絵本
 ・友達
 ・ケンタッキーフライドチキン
 ・おばあちゃん
 ・オカマの男
 ・お気に入りの帽子
 ・薬師寺−辰吉戦
 ・原作:植田まさし/脚本:千原浩史 「タクシー」
 ・鳥
 ・ゴリラ
 ・馬
 ・牛
 ・ライオン
 ・熱帯魚
 ・プードル
 ・あごひげあざらし
 ・馬
 ・ヌー
 ・イグアナ
 ・K-1ワールドマックス2004(?)


−位置変換(曖昧→大女優登場のミニコント)


 ・ブリジストン
 ・青い学生服
 ・さようなら
 ・悪いこと
 ・魚
 ・ある兄弟のお話
 ・( )←メモ読み取れず
 ・扇風機
 ・冷蔵庫
 ・テレビ
 ・ペースメーカー
 ・ひっくり返した


−位置変換(曖昧→ホステスとヒモのミニコント)−


 ・レインボーブリッジ
 ・初めて(の)彼女(?)
 ・お父さん
 ・反抗期
 ・オカマと男と男の中の男
 ・そんな人間 
 ・小指
 ・女性の“それ”
 ・青い中学校
 ・僕は思う
 ・(昨日のそれ)?←曖昧
 ・服を着た犬
 ・僕とおばあちゃん


−END


14歳のエピソードや、デリケートな話も「詩」は扱っている。
 それが、全部「笑い飛ばせる」ものへ変えるところが、Jr.の凄さだと思った。



04/3/27 at HMVサンシャイン通り店

<ザ・プラン9 「サークルS」発売記念インストアイベント>

HMVのインストアは去年、2丁拳銃がやった「百式」以来。
 正直言って、その時の段じゃ無いほどのお客さんの数。
 (関東にはこんなに沢山のプランナーが〜)とアホなことを考える。
 非常階段のところで整列だったが、その間、色んな人の会話を聞く。
 これに行った後、ギブソンくんの誕生会に参加するつわものさんもいた。

指定の場所にお客さんも全員入り、プランのメンバーが登場。
 灘儀さん−ゴエさん−久馬さん−鈴木さん−ギブソンくん、という並び順。
 鈴木さんが
 「後ろの方が見えにくいから、座りましょかー」
 と提案したので、座っていく客。
 でも、何故か皆様正座(笑)。
 躊躇う人は誰もおらず、さも当然であるかのように。
 (…プランのファンは礼儀正しいなぁ〜)
 と思いつつ、私もなんちゃって正座をした(その後、体育座りに変えた方が多かった。もちろん、私も)。

全員、マイクを持ってるのに何故か灘儀さんだけマイクが無い。
 「(地声が大きいから)取り上げられたんじゃないですか?」と久馬さん。
 「引率の先生みたいになってる」と灘儀さん。
 結局、マイク無しで乗り切る。

 鈴木さんが主に仕切っていた。


<「サークルS」の見所は?>


 →ゴエさんは「映像特典のNG集」。
 まだ見ていない人が何名かいたので、
 「灘儀さんが死にますよ」と、非常に簡潔に説明をしていた。

 灘儀さんは、とにかくちょけたことをメンバーにする。
 メンバーしか見えないのに、面白顔をシリアスなシーンでやったりとか。
 洗面器に顔をつけて自殺を試みるシーンでの灘儀さんの顔はある意味伝説だったらしい。
 「次からは灘儀さんにCCDつけましょう」と久馬さんが提案する。

ちなみに、ギブソンくんのお祖母様は、再生して10分で飽きてしまい、寝てしまったそう。
 ギブソンくんはその時点では登場もしていない。
 
 お祖母さまは、ゴエさんがプランではお気に入り。
 理由は「べらべら流暢にネタで喋ってるから」。
 キャスターとか大好きらしい。

 そして、プランのネタはあまり分からないらしい。
 昔、NSCの卒業公演の時にギブソンくんがお祖母さまを招待したところ、真ん中でめっちゃ恐い顔して舞台をにらみつけていたとか。


<本公演のセリフは何本前まで覚えているか?>

 ゴエさんは終わったらすぐ忘れる。
 もちろん、「サークルS」も全く覚えてない。


<ソロイベントの予定は?出来れば東京でやって欲しい>

 久馬さんは、「じゃぁ、ここで」とインストアイベントの狭い舞台を指差す。
 「落語以外無理ですね」と鈴木さん。


<どういう風にネタを決める?>

 久馬さんが空に放ったネタ帳を刀で突き刺し、貫通した刃先のページのものをやる。


<灘儀さんのファッションはどうにかならないか?>

 今頃、「base GOLDEN LIVE」の時のシャツは無いだろう、とお客さん。
 今日は全員黒で統一してきたプランメンバー。


<メンバーの仲は?>

 ギブソンくんはゴエさんが大好き。
 移動の時、ゴエさんと違う新幹線だと落ち着かず、ホームで再会したらめちゃめちゃ喜ぶほど。
 将来、お祖母さまが亡くなられたら、ゴエさんと一緒に住むそう。

 ちなみに、ゴエさん、実は視力2.0。
 映画やお芝居に招待されると、ゴエさんはメガネを外し、代わりに他の4人がメガネを掛け出す
 「逆・ザ・プラン9現象」が見れる。


メンバーからのプレゼントコーナー。
 ただし、
 「我こそは変わった名前だ」「有名人親戚自慢」「あっちむいてホイ」「モノマネ」「久馬は何に乗って東京に帰るか」
 という、メンバー個々の指令を達成した人のみ。
 私はまったりと、他の方が手に入れていくのを見送るのみでした。




■2003年

2003/11/3 at 東海大学代々木校舎

<東海大学代々木校舎第49回建学祭>

1.カリカ(フリートーク)

 ・林さんは東海大卒(校舎は違うけど)
 ・家城氏を楽屋にあてがわれた教室で待っていたら、実行委員の学生から「スーツを着た人が中にいます」と無線で連絡された。
 ・タクシーの運転手が間違えてしまい、違うところへ降ろされた家城さん。
 先生らしき人に「ここ何門ですか?」と訊ねたら、びっくりする剣幕で怒鳴られたらしい。
 ・松本幸四郎の「国家斉唱」のモノマネをする家城
 ・間違ったタモリ拍手をしてしまい、赤面する家城…など。


2.タカアンドトシ(漫才)

 ・自己紹介
 ・アメリカとは(犯罪etc)
 ・売れる特技〜得意な歌


3.2丁拳銃(漫才)

タカトシの時、マイクのコードが足りないので、センターじゃないところにスタンドマイクが置かれていた。
 代わりのマイクが置かれたので、センターに持って行った小堀さん。
 気になるのかな、やはり。
 修士さんは昨日も、というか最近よくみるピンバッジをいっぱいつけたジャケット。
 昨日のネタの時、小堀さんは「ウケたから1個ちょーだい」なんて言っていた。
 そんな小堀さんは、オーバーオールの上から、ピンバッジをいっぱいつけた色違いのジャケットを着ていた。

1じ3じと4じ6じの新喜劇に出番がある本日の2丁拳銃。
 最後までいないだろうなぁ…と思ったら案の定だった。
 掛け持ち仕事はしょうがない。

 ・告白
 ・アテレコ漫才
 ・声優漫才
 ・童謡(小堀考案の童謡、「森のくまさん」)

声優漫才あたりから、徐々に壊れ始めたというか我が道を行き出した小堀さん。
 「声優漫才」では、リアルに自分をどつく。
 「森のくまさん」では、いつもは歓迎する“くまさん”一家と闘い始める(笑)。
 もっとも、その様は笑える勝手ぶり。
 けど、最後は修士さんのツッコミのタイミングがずれ、目あたりをどつかれていた(^^;。
 しょうがないハプニング。
 ハケる時、苦笑いをしていた小堀さん。


4.ダイノジ(漫才)

大谷さんは出て来る時、客席を携帯電話で撮影。
おおちさんは空いてる椅子に飛び乗って、客を煽っていた。


 ・2人は対照的
 ・大谷プロデュース・おおち出演CM
 ・怒れる大人
 ・大谷の日記

日記ネタは好きなので、見れて良かった。


5.ハリガネロック(漫才)

 ・同年代との比較
 ・年寄りネタ
 ・男前担当はどっち?
 ・学校のセンセイ
 ・童謡はおかしい

この後、出演コンビのサインを5名にプレゼント(結果は6名)。
 じゃんけん大会が始まったけど、
 「最初はグー、じゃんけんコーン!」
 と、“キツネ”を出すボケを時間が迫ってるというのに、実に7〜8回も連続でしてくれた松口祐樹。
 おまけに、役を交代した大上さんも。
 はしゃぎすぎですよ、Over30代。
 もっとも、こんなにはしゃいでるハリガネロックを見るのは随分と久しぶりだったような。

松口さん、相変わらず痩せてる感じがする。
 大上さん、髪は伸びたのにデコのあたりが何も変わって無い気がするのは、これいかに?



2003/10/5 atサンシャインシティ アルパB1噴水広場
<笑ウ噴水「よしもとお笑いライブ」>


森三中、ロバート、ハリガネロックが出演。
 しかし、出遅れた私が着いた時は人がもうわんさか。
 しゃぁないし、それほど顔を見たいという訳でもないし(失礼と思いつつ)、漫才だから声さえ聞こえれば8割大丈夫だろうと踏み、吹き抜けの3階ぐらいから見た。
 だから、森三中、ロバートはまともに見ておりません。
 ハリガネはそれにくらべればややマシ…という程度の見え具合&聞こえ具合でした。


ネタは
☆どちらがモテるか
☆TOKIO(新幹線品川駅開業に因んで)
☆学校の先生

だったような。
 今回メモを取ってないのでちょっとあやふやですが、確実にやってたのは上の3つ。

思うのは、ハリガネって営業慣れしてるよなぁ、ということ。
 どんな舞台でもどんな客層でも、変にこちらをヤキモキさせたりハラハラさせることは殆ど無い。
 悪条件ほど面白いものを見せてくれて、楽しませてくれる。

ただ、この営業のお客さんのマナーは近年稀に見るほどのサイテーっぷりだった(苦笑)。
 商業施設の営業であることを差し引いてもひどい。
 1番前で堂々とカメラを向ける神経が理解できないし、それに乗ってポーズをとる芸人もどうかしてんじゃないのか、と思ってしまう。

ネタ中もカメラのフラッシュが止まないのは、写真を撮る人の神経がまず問題だが、写真を撮ることよりもネタを見ることの方に集中したくなるようなネタをしない芸人にも問題があるのでは?
 なんてなことを苦虫をバリバリと噛み潰しながら思った池袋。

ちなみにハリガネは初めはフラッシュが光ったものの、ネタ中は多分無かった。
 30代のおっちゃん2人のビジュアルにそない興味が湧かなかった…とは思いたくない(苦笑)。



2003/9/6 at 吉本ゴールデン劇場

<華丸・大吉の新東方見聞録>
[出演]華丸・大吉/エレキコミック


<オープニング>

歴代のゲストについての印象を語る華大。
 スマイリーさんがやってきた時は何故か客の年齢層が高過ぎて、慌てて袖でネタを変えたらしい。
 
今回のゲストはエレキコミック。
 のっけからどこかが壊れてそうな谷井さんが印象的(^^;。
 エレキコミックからは単独ライブのDVDが華大にプレゼントとして贈られる。
 羨ましい…。
 華大からはお返しにダイエーホークスの応援団DVDが贈られる(笑)。
 応援団のフリ実演を2人がやってるので。
 エレキから実際の選手の応援のフリを頼まれ、できなかった途端、
 「あっ、それはこっち(大吉さん)やった!」なんていってた華ちゃん(^^;。


<ネタ:華丸・大吉(漫才)>
 ゜“ワンナイ事件”の余波
 ゜華丸の挑戦〜ダイエット編
 (ちょっと間延びしてたような…)


<ネタ:エレキコミック(コント)>
 ゜一気!
 (サークルの新歓コンパで今立さんに一気をやれと迫る谷井さん。
  いざ、今立さんがやろうとしたら、あの手この手で妨害。
  この妨害のバカバカしさがまた良い感じ)


<コーナーその1:コンビ対抗洞察力対決>


 相手があげた「今まで一番嫌だった仕事ベスト3」の中で1位はどれかを当てる、というもの。

 華大→(a)中州のキャバレー(b)宮崎フィリピン人パブ(c)天神スナック落語
 エレキ→(x)教材ビデオ(y)天使(z)30分で週5日

(a)はまだ新人なのに、恐いお兄さん達がいる中で20分の持ち時間。
 当時所属していたカンニングの1人は3分で逃げ出したそう(^^;。
(b)は、ゲイの方達に気に入られてしまい、男として大ピンチ。
 泊まったホテルはラブホの改築で、コンビしてダブルベットで1夜を共に。
(c)は、新人の頃華丸さんがバイト先のスナックでお客さんとしてやってきたプロデューサーの前でネタ見せをやらなければいけない羽目になり、1年しか練習していない落語をご披露。
 それから一度もそのプロデューサーがいるテレビ局からオファーなし(^^;。


(x)は、構成作家のセンスがかなり古く、
 「ところがギッチョンチョン」など、絶対自分では使わないセリフが台本に書いてあり、アドリブは許されなかったそう。
 谷井さんも、下手なノリツッコミ(それも関西弁)をやらされたり。
(y)は「後ろ楽しいガーデン」のこと。
 交通費も出ず足が出る仕事だったのに、真夏の暑い中、水の支給が突然なくなるといわれ、天使大暴れ。
 とても“天使”とはいえない行動と言動が裏で繰り広げられたそう。
 (z)はデビュー後間もないころのテレビレギュラー。
 アイドルがメインだったので、エレキは殆ど喋られず。
 なのにやたら拘束される。
 番組の方向もだんだんおかしくなりはじめ、アイドルの中にはノイローゼ状態になったひともいるとか。

 どれもが悲惨だが、華大は(b)、エレキは(X)が一番嫌な仕事。
 エレキの場合、ずっと残る仕事だからだそう。
 「中学生が見るビデオだから、“エレキ〜?面白くな〜い”と思われるのが我慢ならない」と今立さん。


<コーナーその2:爆笑芸能界講座>


構成作家の元祖爆笑王さんが、芸能界でやっていく上でのマナーやタブーを説明。
 またの名を“イニシャル暴露講座”。

 今回はこの人達の前でこのネタはしていけない、ということで
 「ホモ」「整形」「ヅラ」の芸能人の名前が暴露された。
 1回目のヒントで全然分からなかった自分が無念。


<コーナーその3:ミーティングゲーム大会>


 お題に挑戦する人を4人で話し合って決める。
 4問中3問クリアーしたら豪華居酒屋で宴会。
 クリアーできなかったら、選択ミスということで、選んだ人3人から「×カード」を引いた1人が代表で罰ゲームを受ける。

 (1)ニ重飛び15回→華丸挑戦。
 結果:途中で引っ掛かりアウト。
 ×カードを引いた谷井さんに下された罰は
 「どりあんず・平井によるビンタ」。
 これは、強烈。
 やっつん、倒れました。
 口の中も少し切れたらしく、何度か口許を拭ったり。
 その後、右頬が赤く腫れた痛々しいやっつんでありました。

 (2)一般常識雑学15問、10問正解でクリアー→谷井挑戦。
 結果:前半はビンタの影響で脳がグルグルしてたそうだが、だんだんと“大卒”の力を発揮。
 10問正解しクリアー。

 (3)言葉ジェスチャー→今立挑戦。
 フリップに書かれてあるシチュエーションをジェスチャーで表現する。
 結果:「テニスをする志村けん」「ボーリングをする矢沢永吉」「寿司を握る関根勤」「AVを見るマイケル・ジャクソン」など説明に困るシチュエーションばかり。
 しかし、コンビの結束か、やっつんがありえないほどの勘の良さを発揮し、みごとクリアー。
 「コンビ愛だよー!」とダチさんが絶叫する姿もみられた。

 (4)踊り踊ってピッタリ10秒→大吉挑戦。
 ダンスをしながら10秒目で動きを止めれたらクリアー。
 結果:ダンスのセンスが物凄いことが発覚(^^;。
 ダンスに気を取られ、結局かなりオーバーしてしまいアウト。

 罰ゲームカードを切る時、MCの爆笑王さんが、やっつんにむかって
 (分かってるよな。このフリ、分かってるよな)
 みたいな無言の圧力をかける(^^;。
 やっつん、二度目の罰ゲームは「火綿ファイヤー」。
 腕に置かれた火綿が発火する際、腕の産毛はおろか、自慢の髪もちょっと焦げる。
 舞台の上はかなりの臭いが発生したよう。

こんな思いして豪華居酒屋にもいけないなんてありかーっ!とキレるやっつん。
 ご褒美としてちゃんと連れて行くから、と爆笑王。



2003/8/30 at ルミネtheよしもと

<カリカ・コント>

[出演]カリカ

<前説>
カラテカが担当。
 カラテカに限ったことではないんだけど
 「今日のお客さん元気無いですね〜」
 とか
 「声出していきましょう。声出す練習しましょう」
 とかいう「前説の定番セリフ」は、なくならないかなぁ…。
 “元気無い”って正直いって余計なお世話。
 面白いものをみせられて、笑っていくうちに元気になるんじゃないの?
 “拍手”だって、“声”だって、人間感動したら無意識的にやっちゃうもの。
 「皆さんが元気に迎えてくれたら芸人もやりやすいんです」
 と犬の心が前説をした時に言ってて、それから“拍手”とか“掛け声”の練習が始まったけど、お客さんは素直に従ってた。
 「今日のお客さんは…」なんてのっけから言われて、テンションはそうそうあげられるもんじゃない、と私は思う。
 ルミネの前説は大体こんな感じ。
 始まる前から、少しムッとすることが多い。

<ライブ本編>
----------------------
(0):開会式

(1)声

(2)放送禁止用語

(3)末期〜( サブタイトル※メモ取れず…)〜

(4)オトメの校則

(5)ノック風

(6)怪物家城〜ササフラッシュ

(7)宝探し〜ダイジェスト版

(8)放送解禁用語

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(2)と(8)は対。
 今回のライブはYFTVで放送するみたいですが、(8)はピー音入りまくりでしょう。
 もしくは(2)、(8)もろともカットし、<無かったもの>にされてしまうか(^^;。
 他のライブで聞いたら引きそうなセリフなんですが、何であんなに笑っちゃったんだ、私は…。
 ヨメに行けない筈だわ。

(4)は、あのガタイとあのビジュアルで妙に“女性特有の色気”を持っている家城さんの魅力全開(?)。
 足の閉じ方とか、女性っぽさがさりげない。

(5)は前回のライブでやった「バトミントン」系。
 私はダレたかなぁ…。

(6)はお客さん参加型。
 私は参加出来なかったですが。
 嫌われがちなアレをこういう風に使うのもアリやなぁ〜と感心。
 良い舞台効果になっていた。

(7)は林さんの澄ましたボケが可笑しかった。
 今回、林さんは果たして本当にツッコミか?と思うぐらい、ボケに違和感なし。

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(感想)

いわゆる“優等生のライブ”じゃない。
 人生がどうこうとか、愛とはなんだかんだ、といった“メッセージ性”なんて微塵もなし。
 無さ過ぎて気持ち良いぐらい。
 「伝えようとしていたのかなぁ」的なこと敢えて挙げるなら、
 「“○○○”を自由に連呼出来る社会を!」
 かしら(^^;。

かといって“劣等生”でもない。
 “○○○”は、人によっては滑りまくるだろう。
 客がひきまくってもおかしくない。
 なのに、笑いは絶えず。
 この言葉で大笑いしたことなんて、日常生活では隠しまくるだろうなぁ。
 大概の人は。
 私も言うに及ばず。


「カリカ」って、イメージが固定されてしまうのを嫌がるような印象がある。
 正統派のコントをしてるなぁと思ったら、全然意味が分からずぽかーんとするようなコントもある。
 大マジメに下ネタを連発したりなど、訳が分からないことが多い。
 ハラハラはしないが、翻弄はかなりさせられる。

 今回も、終わった後、色んな世界をいっぺんに見過ぎてしまい、頭の中の整理がつかなかった。
 (変わった時間だったなぁ)
 と今まで思ったことがないような感想を抱いてしまった。
 だが、時間が経つにつれて、“変わった時間”がクセになりつつある自分を発見する。

“カリカは○○な芸人”と決めつけるのは控えた方が身のためだなぁと思った。
 小生意気な分析はしないで、その場・その場で、「好き」と「嫌い」を感じるほうが良い。

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