ジャリズム☆ナイト(04/8/27 atシアターD)
<オープニング〜フリートーク> ・遅刻の原因は山下だ! 15分遅れでスタートした今回の「ジャリズム☆ナイト」。 なんと、原因は渡辺さんの寝坊。 言われてみれば、渡辺さんの顔はパンパンで明らかに寝起き直後。 深夜0時始まりライブの遅刻の原因が「寝坊」というのも凄いが、開始3分前になってやっと渡辺さんがまだ到着していないことに気づくスタッフもかなり凄い。 スタッフが電話をしたら、さして慌てるわけでもなく当然のように、遅れるからよろしく〜、みたいに渡辺さんが答えたらしく、 (山)「ギリシャや無いねんから」 (渡)「上手い!」 (山)「ギリシャはのんびりした工事しててオリンピックに間に合わんかった、いうからね。こんなんも入れて…」 と意気揚々と説明する山下さんだが、説明前後で客の反応はあまり変わらず(苦笑)。 すると、 「“無し無し!”詐欺!」と渡辺さん。 ちなみに、 “無し無し!” とは、前々回のジャリナイトで、ウケなかったときに咄嗟に山下さんが 「今の無し無し!」 と発したところ、こちらの方がウケを取ったことからこれをギャグとして推奨していくことが決まったフレーズのこと。 遅刻の理由を聞き出そうとする山下さん。 渡辺さんも説明しようとするが、BGMのクレイジーケンバンドの「GT」に気を取られ、素で「♪GT!」と唄いだしてしまうので、一旦BGMを止めてもらってからあらためて説明に。 渡辺さん、山下さんに腹が立つことが多いという。 「この間もね、2丁拳銃の番組に出さしてもらったんですけど…」 とエピソードを話し出す。 (ちなみに私はこのとき “出さしてもらった” と後輩の番組に出演することを敬語を入れて説明してくれたことが嬉しかった) 山下さんは楽屋での散らかしようが凄いという。 以前からもそうだったが今もそれは変わっていない。 楽屋の掃除をするために入ってくるADが絶句するほどの散らかしぶりなので、いつも渡辺さんが1人で最低限スタッフが呆れない程度に後片付けをしてから出てきているそう。 前回の「ジャリズム☆ナイト」の宿題コーナーで、挨拶ギャグを考えるお題がクリアーできなかったので知り合いの事務所のソファで寝転びながらギャグを考えていたら、何でギャグを考えているのかという根本的なところに疑問が湧き、その流れで段々山下さんの今までの悪行(笑)を思い出すと腹が立っていき、その“腹立ち疲れ”で寝入ってしまったそう(^^;。 山下さんが、1度しかゲスト出演してないのにアメトークスタッフの食事会に参加し(誘われてもいないのに)、挙句編集スタッフにダメ出ししたことなどが渡辺さんの耳に入ったらしく、色んな立場からしばらく怒りモードの渡辺さんでした。 ・オリンピックの注目点 北島康介の「チョー気持ちいい!」が何でこんなに注目されてんねん、ということや、ヤワラちゃんが次回予定している名言予想や、浜口京子は可愛らしい、など。 ちなみに、ヤワラちゃんには専門の作家がいて、その人が毎回オリンピック用に気の利いたコメントを考えているに違いない、と山下さん。 渡辺さん曰く、その人の名前は「ヤワラ・オブ・ジョイトイ」(笑)。 伊調姉の銀メダルにブスくれモードや野口みずきの「シューズにキス」などの話題が出るが 「京子は違うで〜」 と2人して浜口京子ウォッチャーのジャリズム。 しかも2人とも浜口京子についてものすごい好印象を抱いており、自分が見た「京子の素敵エピソード」をお互い披露。 前回のオリンピックで「めっちゃ悔しい〜」の名言を残したアイツは今回何してんねん、と疑問が湧く2人。 「コメンテーター」としてどの局にも呼ばれへんかったみたいやから家でテレビ見ながら 「めっちゃ悔しい〜」言うてるんちゃうんか?とのこと。 ・「笑いの金メダル」最下位について 井上康生の敗退が許せない山下さん。 格下相手に負けてどうする、ということだが 「わしらかてマイケルに負けたやないか!」と渡辺さん。 8/20O.Aの「笑いの金メダル」であのマイケルにも負けダントツ最下位だったジャリズム。 このことについて微妙に気を使われている空気がたまらない渡辺さん。 自分で言わないと他人も言いにくいのかもしれないが、自ら触れ回るのもどうだろう?という感じ。 中には単刀直入に「ダメだよ、5位じゃさ〜」と言って来る人もいて、そっちの方が本人としては気楽らしい。 難しいなぁ…。 ・山下の騙され人生 山下さんの好感度を上げたかった渡辺さんだったが、もうそれは諦めたらしい。 アメトークの食事会強引参加や今田さんの1万円パクリ事件など事件が多すぎてとても無理だ、と。 この間、山下さんは雨上がりさんのラジオ(構成に渡辺さんが参加)にゲスト出演したが、雨上がり+渡辺さんで山下さんにどっきりを仕掛けた。 というのも一向に山下さんが今田さんに1万円を返す気配が無いので、こうなったら合法的に取り返すしかないということで、絶対に山下さんが負ける対決モノの台本を書き、それに上手いこと乗せることに。 山下さん、見事に引っかかり、その時喋ったことも、(山下ならこういったらこう返す)と渡辺さんが予想して書いた台本(山下さん以外の人達が所有)通りだったそう。 その時の台本は「バクタレ!」の待ち時間に渡辺さんがPCで仕上げていたものらしく、 (山)「自分、本人いるのによう書けんなぁ〜」 (渡)「(もしかしたら見つかるかもという)どきどき感がたまらんねん」とのこと。 ちなみに、このとき所持金は5000円ぐらいだったのでとりあえず5000円しか払っていないのに見栄を張って「1万円以上取られた」と嘘をつく山下さん(速攻渡辺さんから訂正が入った)。 ・1万円は○○ 山下さんにいわせれば、例の1万円は 「今田さんからの優しさ」。 偶然がもたらしたものなので、返す必要は無いという独特の持論に 「…ポジティブやなぁ」と返す言葉が無い渡辺さん。 ・Mr.マリックの汚点 催眠術ものやドッキリものは、かかりやすい人を予めオーディションで選び、本人は素面でやってることが多いと、裏側をこっそり暴露する2人。 そして、関テレの社屋が移転する際、夜中に5時間やった特番を思い出し、気が滅入る。 関テレの社屋を消す超魔術をMr.マリックがやる、というのがメイン企画だったが、そこに至るまで4時間近く引っ張り、引っ張った挙句の超魔術が、トリックばればれのせこいクロマキーもので、出演者は唖然としたそう。 最後まで見てた人からは絶対苦情来てたで、苦情来てもあれはしゃぁないで、と2人。 マリックもかなりいらついていたそう。 <テーマトーク> ・「感動したこと」 テーマを見た瞬間、「感動した!」と今頃小泉首相のモノマネを山下さんがやり出し、あきれ果てる渡辺さん。 山下さん曰く、「フジモンの古古病が移った」とのこと。 この間、ロケでFUJIWARAと一緒だったが、その時フジモンがずっと微妙に古いことばかり言っていたそう。 今や、松本さんもフジモンではなく“フルモン”と呼んでいるとか。 仕切り直し、本題へ。 山下さんはオッサンになったことを自覚するので、映画を見て泣くとか。 最近は「マッハ」という映画で泣いたそう。 渡辺さんは数年前「マイフレンドフォーエバー」のお葬式の場面で泣いた覚えがあるらしい。 映画の話から、「名作は分からん」という2人。 山下さんはキューブリック作品を見ても、どこの何が凄いのかさっぱり理解不能。 「イージューライダー」もただのバイク旅ではないか、と。 渡辺さんは高校野球で毎年それなりに感動する。 しかし、めんどうくさいので何の予備知識も仕入れぬまま、決勝戦の8回あたりから初めて見るらしい(^^;。 スポーツはそれなりに感動ドラマがあるということになるが、選手村でのヤワラちゃんのある噂を山下さんが暴露(?)したことから、次回の谷亮子の決めゼリフはこれ(「S○Xしても金」←2大会連続で銀だった時は選手村でそうとう暴れていて疲れてしまったので、シドニーは自粛したから金だった、という噂から)だ、と盛り上がる。 かなりの名言だ、確かに。 次回に使うであろうと予想されている言葉(「ママでも金」)とも繋がりがあるといえばあるし。 ・「死ぬかと思ったこと」 バイクや車を運転している時にひやっとしたことなどが出る。 渡辺さんはバイクを運転中、道路が混んでいるので脇にするっと出たら暴走族の集団(それも真ん中の位置)に躍り出てしまい、次の角で速攻逃げたらしい。 ・「動物の話して〜」 過去に飼っていたペットのことが話題に出る。 渡辺さんは怪我をしていた野性のリスを鳥かごで飼っていたことがあるが、かごを掃除する際、逃げようとするリスを挟んでしまった。 結局リスには逃げられたが、数日後に近所でリスの死体が見つかったという話を聞き (野性やったもんがそんな逃げて数日で死ぬわけ無いやんけ。絶対オレがあの時はさんだのが原因や〜…) と罪の意識にさいなまれ、今まで誰にも打ち明けることが出来なかったそう。 山下さんは近所にちょっとした林と水辺があったことから、そこに縁日で飼ったひよこが成長したニワトリを捨てに来る人が後を絶たず、早朝に家の屋根で高らかに鳴くニワトリに悩まされていたとか。 山下さんから、以前「トリビアの泉」で見たアンコウに関するトリビアを披露された渡辺さん。 思わず「へぇ〜」と言ってしまい、 「恥ずかしい…。『へぇ〜』なんていうのん、半年前ぐらいの流行やん…」 と、赤面して顔を覆っていた(笑)。 ・「最近気になった芸能の話題」 クロベエ死去、ギンギラギンに仰々しいマッチ人命救助、「マツケンサンバ2」大ヒットの謎、「長渕剛桜島ライブ・よう見たら“あれあれ?”なタイムスケジュール」など。 <山下からの宿題> 挨拶ギャグ5個。 渡辺さんが怒り疲れで寝入りこんでしまう原因となった課題(^^;。 文字では伝わりにくいので省略します。 ド深夜ならではのテンションに突入したのは確かです。 <ホストトーク〜エンディング> 今回のホストは新人作家の寺坂君。 同じく作家の遠藤さんが見つけてきた期待の逸材。 一見したらメガネを掛けたおとなしめの寺坂君だが、実は「デパート」と「紅白歌合戦」をこよなく愛する23歳。 しかもその愛し方は半端なものではない。 寺坂君、全国の主な市町村にあるデパートは全て把握。 しかもそのデパートが使っているエレベーター会社までチェック済み。 自宅には理想のデパート(「寺坂デパート)の平面図まである。 デパート以外にバス路線にも一家言を持つ寺坂君。 バス会社からバス停のミニチュアを買ったり、理想の路線図も作成。 これらの趣味は、中学時代にとんでもない事件が彼を襲ったことから不登校となったことがきっかけでのめりこみ出した。 将来的には紅白歌合戦の構成を手がけることが夢。 昭和49年から現在までの紅白歌合戦のVTRを録画して持っているほどの紅白好き。 しかも、好きなのは出ているミュージシャンや歌ではなく、“紅白歌合戦”そのもの。 自宅で毎年9月、前年の紅白のセットのミニチュアを作り、VTRに録画した紅白と同じ進行で暗転やセットチェンジを行っている。 終了後は本家の紅白と同じくセットを取り壊す。 そんな彼が選んだ「紅白歌合戦ベスト5」のVTRをスクリーンで見ることに。 最初はバカにしていたが(失礼)、これがかなり面白かった。 渡辺さんも楽屋からメガネを持ってきてもらい、じっくり鑑賞。 ジャリズムも一視聴者みたいな感覚になり、なつかしの歌手が出てるのに早送りされるとブーイングしたり(笑)。 事前に寺坂君からある程度の内容が説明されていたが、それ以外の部分にもジャリズムが入れる的確なツッコミの数々に、お腹が痛かったこと度々。 森進一は紅白歌合戦に出るたびに踏んだりけったりだったことが今回分かった。 森昌子引退の記念紅白に隠されたどろどろ人間模様のプロファイリングは圧巻としかいえなかった。 |
(感想)
私にとって2ヶ月ぶりの「ジャリズム☆ナイト」。
相変わらずのアホとシモにまみれた5時間ライブに、「曲者」終わりで足吊り状態の身体とこころがとても馴染んだ(笑)。
多分、今年行き倒すであろうライブの1つです。
シアターDだからこそ面白い雰囲気になっている、と今なら思えます。(8/31記)