ジャリズム☆ナイト

出演
ジャリズム

ゲスト
遠藤敬/松本真一

※メモを殆ど取ってないのでさわりだけです…

ジャリズムのライブを見に行くのも初めてなら、シアターDに行くのも初めて。
 100番ぐらい出ていて、私は70番台後半。
 中に入ると、椅子席は後ろ20ちょいしかなく、クッションシートが敷き詰められてる桟敷席に行く羽目に。
 うーん、予想外。
 事前アンケート(質問やジャリへのメッセージなど)を記入して開演を待つ。

0時をちょっと過ぎた頃にジャリズム登場。
 「椅子席に座ってる人達は優越感持ってるんやろな」という渡辺さんの指摘に同意する。
 座椅子持ってきてエエで、とジャリズム。
 「あの、後ろにひっくり返りそうになるやつやろ?」と意気揚々という山下さんに、渡辺さんは(ハテ?)という感じ。
 吉本に入ってから2人だけのトークライブは今日が実は初めてらしい(東京では、ということかもしれない)。
 何とまぁ貴重な。
 今日は男性も多い。
 そして、オールナイトということで18歳以上が(恐らく)殆ど。
 ジャリズム自身もおっさんになったが、アンケートを見たら客も順調に年を重ねちゃっている模様(^^;。
 「年齢見たら27歳とかな。27にもなって他に(楽しいことは)無いんか?」と渡辺さん。
 ちなみに20歳以下っている?と山下さんが聞いてみたら、約100名も入っているのに僅か3名でした。

 一応5時までになってるが、トークライブ本体は3時まで。
 「5時まで喋るのはしんどい」という山下さんの会議での発言が決め手だったとか。
 3時以降はジャリズムが選んだVTRを5時まで流す。
 山手線は4時半には始発が出るので、始発で帰りたい人はご自由にという、なんともゆるいライブ。
 Fandango!かなんだか知らないが、TVカメラが入っていたように思う。


☆フリートーク

・解散〜再結成までの2人

 山下君、CD開けられるようになった?と渡辺さん。
 以前はCDを覆っているビニールを剥がせなかったらしい山下さん。
 CDは開けれるようになったが、取り出すのにはいまだに苦労があるそう。

 2人とも身体がおっさんになったと自覚。
 渡辺さんはある日突然おっさんになったとか(笑)。
 自分、太ったもんなぁと山下さん。
 コントの練習中、渡辺さんの息がすぐ上がるので、「もう1回やり直そう」と言いづらかったとか。
 衣装替えの時もゼーハー、ゼーハー。
 「しばらくやらんかったもん」と渡辺さん。

 山下さんは「パンクラス」の稽古に通っているそう。
 パンクラスのルールに則ってやるのなら、そこそこの人には勝てるとこまでいっているとか。
 メッセンジャーのあいはらさんによれば、山下さんのひじだか関節は格闘家のそれになっているので、山下さんにはもう手出し出来ないと言ってるらしい。
 (渡辺)「あんななぁ、弱かったのに。すぐ投げられてたやん」
 (山下)「あれはあんななったほうがおもろいからやん」

 今までのヘタレは計算だったのか、ということで相撲対決を持ちかける渡辺さん。
 3時まで延々と相撲取り続けようぜ、と。
 岩手から来ていたお客さんがいたので、「あの子岩手からわざわざ来て相撲見せられるのは嫌やで」と山下さんが言うと、彼女は特別に勝ち数をカウントする役目を与えるから、と。
 相撲は一回は確実に取ることで合意。
 しかし、いきなりそれは渡辺さんが仕掛けても良いルールに。

 そして、トーク中に本当にいきなり仕掛けた渡辺さん。
 ツメをがーっと立てて山下さんの背中を引っかき、山下さんは背中になんとも痛々しい引っかき傷を負う。
 自分でやっておきながら、あまりに痛々しすぎるので、これ以降の攻撃を自粛した渡辺さん。

 彼女が出来ない、と山下さん。
 前、渡辺さんが奥さんと渋谷を歩いているとナンパ中の千原Jr.&やましたさんを偶然見かけた。
 しかもどうやら失敗中だったので尚のこと気まずかったそう。

・山下さんの脂づいた人生

 鼻油千衛門時貞(後の…)というややこしい芸人人生を解散後送っている山下さん。
 30歳を過ぎてから、脂性にも変化が起きた。
 日によっては、ぱさぱさに乾いて粉が吹いてることもあるそう。
 “日によって”と日単位で体調が変化することに驚いていた渡辺さん。
 ちなみに、山下さんは顔の脂を集めて火がつくかどうか実験してみたそうだが結果は×だったそう。

・渡辺さんの順調な人生

 よき人間関係に恵まれ、構成作家としてスタートを切り絶好調な渡辺さん。
 会議では、へらへら笑いながら
 (この人らおもろいなぁ〜。何でここでおもろいねん)
 と思いながら参加していることが多いとか。
 本気で面白いと思う構成作家さんは、三木聡さんという方。
 シティーボーイズを長年手がけていたそう。
 福原フトシさんも凄い方だとか。

 様々な番組を手がけている渡辺さん。
 その1つである「ポンキッキーズ」の“ガチャピン”、“ムック”、“Pちゃん”の中に入ってる人の秘密へ。
 山下さんは、格闘技の時は、(K-1の角田さんが中に入っている)と今まで信じて疑わなかったので、渡辺さんにも堂々と自説を披露。
 渡辺さんを困惑させていた。


☆テーマトーク

・最近むかついたこと

 タクシーの運転手に腹が立つ人は多いけど、と渡辺さん。
 山下さんがこの間乗ったタクシーは、非常に飛ばすのが大好きなドライバー。
 高速に乗っていいかと聞くので、タクシーチケット持ってるから別に良いですよと答えたところ、かなり荒っぽい運転で首都高を暴走。
 アカン、こいつは会社に言わな、と思い、名前を調べようとしたら、ネームプレートに貼ってあった写真は「セナ」だった。
 なお、音楽をかけていいかと聞くので許可したら、案の定それは「F-1グランプリ」のテーマだったとか。 
 渡辺さん、「セナの写真」がかなり気に入り、この後何度か登場。

 それに比べると渡辺さんはタクシーのドライバー運も絶好調。
 飛ばし屋に当たっても、交通ルールと技術のバランスが取れた人の車が当たる。
 前の人が降りてからすぐ渡辺さんが止めて乗り込んだら、短期間ですぐ客が見つかったので「ラッキー!」と思わず口走ってた運転手は、渡辺さんに感謝の意をこめて、右折禁止のところでも右折してくれたりしたとか(^^;。

・最近ハマっていること

 山下さんは、森達也さんがオウム真理教(アーレフ)を組織の内側から撮ったドキュメンタリーDVDが面白かったそう。
 普通なように見えて、世間とどこかズレている人間を丁寧に撮ってるものらしい。
 宗教は恐いなぁ、そういえばあれは宗教やないけど…と渡辺さんは迷いつつ、某訪問販売にハマってしまった知人のことを話す。
 品物はエエんやから、普通に売ればエエのになぁ、と2人。

 このときに言ってたかどうか忘れたが、政治家の年金未納問題の話もでた。
 今も払ってないんならまだしも、学生の頃の話なんてどうでもエエやんか、と山下さん。
 政治の話もするようになりましたよ、おっさんになったなぁ、と渡辺さん。
 昔、八方師匠が政治の話をしてるのを見て、おっさんやなぁと思ってたのになあと。
 関西ではあの西川のりおですら政治の話題しよるからなぁ、なんていっていた。
 

 お客さんの事前アンケートにも話が行く。
 ちなみに、「隣人が日ハムのファンらしく、勝つ度に叫びます。黙らせる方法は無いでしょうか」というのを書いたのは私です(^^ゞ。
 隣人が変人で助かった。
 このほかは、2人の健康法やメルアドを考えて欲しいというものなど。


☆宿題

山下さんが渡辺さんに毎回宿題を出していく。
 今回は「一発ギャグを50個考え、10個ウケたらOK」。
 下ネタからキ○ガイまで、渡辺さんの世界が遺憾なく発揮されてた。
 一番面白かった「ケネディま〜つり〜」は、不謹慎極まりないものだったんで、TVでは絶対見ること無いだろうなぁ(苦笑)。
 次回までの宿題は「モノマネを50個考え、10個ウケたらOK」。


☆ホストトーク

ジャリズムが相手の話を引き出すのではなく、相手がジャリズムの話を引き出すから「ホストトーク」。
 キャリアや時間帯を考えると、かなり呼べる人は限られるでしょうね、と2人。
 1回目は構成作家の松本真一さんと元・誉の遠藤敬さん。
 2人が芸人になる以前の話を聞きだすことに。

 □山下さん

 ・4000g以上ある巨大児で誕生。

 ・「栄緑(しげのり)」は、父が香川にある中規模建設店の社長に憧れており、その人から取った。
 その人にあやかった訳だが、よくよく考えるとその社長は別にそれほど凄い人というわけではない。

 ・3歳離れた兄がいる。幼児期、兄のおしっこを飲まされた(オチンチンをくわえろというので、そのとおりにしたらいきなりやられたそう(^^;)。
 逆襲として、兄がおなかをこわしてトイレに行きたがっていたが絶対に入れさせなかった。しばらくしたら静かになったのでトイレから出てみたら、兄が山下さんの順路に大をしており、それに気づかなかった山下さんは見事に踏んづけてステーン!と転んだ。

 ・おしっこは“飲まされ”たが、ウ○コの方は自ら試食した。
 ウ○コをぎりぎりまで我慢するのがすごく気持ちよかった山下さんは、トイレに間に合わないで漏らすことも度々。
 フト、(どんな味すんねんやろ)と思い立ち、ちょっとすくって舐めてみた。
 ウ○コは“苦い”そーです(苦笑)。

 ・小学校低学年まで喧嘩が強かった。女の子にも首投げを本気でやっていた。小3の時のめちゃめちゃ厳しい担任が、どうしてそんなに喧嘩ばかりするの?と泣き出し、その涙を見て改心し、喧嘩から卒業。以降、ヘタレの道を歩む。

 ・元来調子乗りだったが、調子乗りがもてるのは関西圏だけ。四国・香川では浮きまくり。

 ・規則が厳しい高校に進学。登下校の時に乗る自転車でヘルメットをつけてなかっただけで反省文400字詰め原稿用紙3枚を提出しなければいけない。
 先生がわざわざ山の中で隠れてチェックしていた。

 ・修学旅行も無ければ運動会も無い学校。
 運動会の代わりに校長が始めたのが「歩け歩け大会(曖昧)」。
 夜、全員集合して山の上に連れて行かされたと思ったら、朝までに下山しろといわれたとか。


 □渡辺さん

 ・こちらも4000g以上の巨大児で誕生。

 ・「鐘(アツム)」という珍しい名前は、母親が独身時代に働いていた職場の人の名前。
 「タカハシアツム」という人らしい。
 渡辺・母とタカハシさんの関係を怪しむ4人。

 ・子供の頃は意外と弾けていた。
 足が速かったのでヒーロー。
 お代わりをゲットするための給食の早食いのわざも編み出した。

 ・中学2年でますだおかだ・増田さんと同じクラスに。
 あちらは典型的な「陽」。
 クラスにプロレス団体を設立したり、文化祭の8mm映画の脚本を手がけるなどするクラスのまとめ役。
 増田さんとの出会いは、ある意味、渡辺さんの人格形成の一部に影響を与えた。

 ・中3で滋賀県に転校。
 人気者だった先輩の“リュウジさん”に渡辺さんが似てる、とヤンキーの女子が言い出したことから、人気者に。
 しかし、後日対面したリュウジさんは全然かっこ良くなかったため、渡辺さんは愕然としたそう。

 ・商業科の高校に進学。
 分数が出来ないクラスメートの多さに、将来への不安が募る。

 ・滋賀県でも「歩け歩け大会」があった。
 鐘さんの場合は夜に琵琶湖の近くの町に連れて行かれ、学校まで歩いて帰って来いといわれた。
 学校に到着したのは、何と翌日の夕方…。
 ずっと、歩いて歩いてばかりだったそう。

 ・高校時代に初体験を済ませたが、彼女はとんでもなく○○(想像にお任せします)だった。
 後にその彼女が浮気したと聞いた時、彼女に怒るより相手の男に同情と感心をしたほど。


☆VTR鑑賞

予定時刻より40分以上押したが、出て行きたい人はご自由に、ということで「ジャリズムセレクションVTR」鑑賞の時間。
 ジャリズムは帰る。
 今回は「すんげ〜!Best10」を中心にまとめたジャリズムのネタVTR。
 感激と徹夜のテンションもあいまり、すごいゲスいネタでもどっかんどっかん大爆笑。
 結局最後まで見た。

(感想)

 チケット獲得の難しさとシアターDの座席がちょっとネックだが、もしまた取れたら来月も行きたいなぁ、と思った。

ライブレポート
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