ジャリズム☆ナイト


<オープニングトーク>

時期が時期なだけに、開演待ちの間はムード溢れるクリスマスソングが流れていた。
 (サンタの格好とかして出てくるのかな)
 と思ってたら、さすがジャリズム(笑)。
 あれだけ流れてたムード溢れるクリスマスソングが、何故か嘉門達夫の曲に代わった時に、後ろの扉からジャリズム登場。
 山下さんはミッキーマウスの古着トレーナー、渡辺さんはダイナマイト関西Tシャツだった。

・ 無意識的なパクリ

 「オレが〜、ジャリズムの山下だ〜っ!」
 と、このライブであつむさんが披露したツカミギャグの
 「オレが〜、ジャリズムの渡辺だ〜っ!」
 のパクリを堂々と披露…したかに見えた山下さん。
 すかさず、“山下パッカ〜”を頂く渡辺さん。
 “赤木春恵パッカ〜”とかやっていたような気もする。

 しかし、山下さん曰く、このツカミは渡辺さんのをパクったのではなくて「“ゴン中山”の挨拶を頂いた」そう。
 だが、元を正せば渡辺さんもゴンのツカミから頂いたので、似たようなもの(笑)。
 山下さんは素で渡辺さんが使っていたことを忘れていたとか。

・時間が押した理由

 今回少々開演が遅れたが、それは「渡辺さんが遅刻したから」。
 渡辺さんの遅刻が原因で開演が押したのは今回が2度目ということで、山下さんは少々お怒りだったそうで、渡辺さんが謝りに行ったら、物凄くむす〜っとしていたそう。

・ミッキーフリーク

 山下さんのトレーナーは、センスがあるといえるのか、ということに。
 ミッキーが流行るという情報を山下さんは仕入れたらしいが、その情報源がFUJIWRAのフジモンということで、渡辺さん&客は一斉にため息(笑)。

 ミッキーマウスが大好きなフジモンだが、ミッキーマウスが付いていればフジモンには物凄くオシャレに見えるらしい。
 ある日、フジモンが凄くカッコイイGジャンがあると興奮気味に語っているので、今田さんとフジモンと山下さんでその店に行ってみた。
 以前、有名ブランドとディズニーがコラボレートした「ミッキーと竜が格闘している」オシャレなデザインのジャケットを着ていたことがあるフジモンなので、どんなGジャンだろうか、と秘かにわくわくしていた山下さん。
 ところが店にあったのは、ただミッキーマウスがべたーっとプリントされているだけのダサいものだが、有名ブランドのコラボ商品なのでダサいのに8万もするという、フジモン以外の人間からみたらとんでもない代物。
 結局買わなかったフジモンだが、かなり未練があったご様子。
 もしフジモンが「よし、買う!」と決心していたら、さすがに山下さんは止めるつもりだったそう。
 「楽屋で見る度に良心で胸が疼く」と。

・笑いと心

 ある先輩芸人から

 「客いじりをする時、いじられた子は恥ずかしいけどその子がいたお蔭で残りの客が笑うことが出来たんやから、自分はエエことをしたんやで、と思ってもらうようにしている」

 と話しているのを聞いた山下さん。
 これを聞いた時、
 (あぁ、そうやなぁ)
 と思ったらしいが、渡辺さんは
 
 「でもそれやったらそのいじられた子は、(私、笑われた。めっちゃ恥ずかしい)って傷ついたままやん。笑えなかった人が1人でもいたらアカンやん。その子にも笑って帰ってもらわな」

 と一言。
 これには客も山下さんも「オォ〜ッ」。
 「自分、凄いなぁ」と山下さん。

・キレてるタクシー運転手

 渡辺さんがタクシーで移動していた時のこと。
 運転手は中年の女性だったそうだが、マナーが悪いほかのドライバーに普段からうんざりしている様子。
 路駐の車がたまっているところに来たのでそれらを避けなが走っていたら、横から車が割り込み、間一髪で何とかなったものの危なかった。
 警察が近くにあるというのに、違反にならない路駐というものがあるらしくてあまり取り締まりをしないそう
 ここで運転手のうっぷんは最高潮。
 後ろに渡辺さんがいるにも関わらず
 「今の日本は腐ってます!」
 と運転しながら大声で宣言したそう。

・山下も泣きました

 「今、会いにゆきます」は素晴らしいと力説する山下さん。
 ところが今日の客150人中、この映画を見た人はなんと1人。
 何してんねん!と嘆きまくり&キレまくり。

・ハヤオ!?

 一方の渡辺さんは「ハウルの動く城」を見た。
 こちらは「今、〜」に比べると見た人は多かった。
 渡辺さんの感想は

 「駿、自由過ぎ!」。

 設定のぶっ飛びようはさしずめ

 「ケンコバvsハヤオ」
 らしい(笑)。
 何ともリアル。



<山下からの宿題>(※伝えにくいので省略)

 今回は「オリジナルソング」。
 5つ合格し、クリアー。
 次回は「ジャリズムのマスコットキャラを作る」。



<山下2004年3大ニュース>

3位:「お母んが!」

 →お母さんが携帯メールを覚えたので時々送ってくるそう。
 内容はというと、「コージーおもしろかった」みたいなことが多いそうで、
 「息子の番組を褒めるって…」と、呆れる渡辺さん。
 しかし、お母さんは小さい「っ」の打ち方が分からないそうで
 「コージーおもしろかた」と、さしずめ片言の日本語らしい。

2位:「家が!」

 →9月のトークでも言っていた、“リアクションマンション”のその後。
 換気扇や台所の電灯の主電源がリビングにあるなど、訳のわからなさは留まるところを知らず。

1位:「異変が!」

 →“老い”がだんだんと身体に表れ始めたジャリズム。
 山下さんは白髪が出始めた。
 髪の毛や眉、鼻毛までは(しゃぁないなぁ)だったが、とうとう下の方にも生え始めたのを見つけたときはかなりへこんだとか。



<渡辺2004年3大ニュース>

3位:「困った顔No.1」

 →勝鬨橋で、オープンカーを運転している蝶野選手を見かけた渡辺さん。
 奥さんも同乗していたが、誰の目から見ても蝶野選手が道を間違えて困っているということが明らかで、あんなに困った顔は見たこと無い、とのこと。

2位:「興味無いんかい!事件」

 →「しりとり王竜王戦」の番外編で、若手編の「若獅子王」が11月に行われた。
 審査員として渡辺さんやJr.さんが出ていたが、後日山下さんが渡辺さんに「誰が勝ったん?」と聞いてきた。
 山下さんが決勝を見ていないのも驚いたが、その見ていない理由が「眠たなった」で、うたたねではなく電気を消して床に入って本格的に寝たという事実には、更に驚愕。
 「芸人として考えられへん!」と憤る渡辺さんに対し、山下さんは
 「だって、小堀とかたいしたこと言ってなかったやん」
 と、ますます開き直り。
 「…えっらそ〜に!!」
 と、さすがの渡辺さんもこの発言にはキレ、即興で「しりとり王」をジャリズム対決で行うことに。
 しかし、渡辺さんが出すお題を結局のらりくらりと交わすだけで試合放棄の山下さん(苦笑)。

1位:「雨のドライブ事件」

 →当たり屋まがいのおっさんに会ったこと。


<ナベちゃんの2005年使いたいギャグベスト10>

5月の「ジャリズム☆ナイト」開始以来、毎回ギャグを作らされているのに、このライブ以外で一向に使う機会が無い渡辺さん。
 2005年に押していくここで誕生したギャグを発表。
 8位の「ケネディ祭り」もさることながら1位の「
『女尻シリーズ』を見るときは部屋を明るくして離れて見てね!」は、どこで目に出来るんだろうか。
 この1位のギャグは、男性陣は大絶賛し、女性陣は軽い苦笑と失笑の嵐、と見事に反応が真っ二つでした。
 さすがに私も分からん(^^ゞ。



<アンケートトーク〜エンディング>

事前アンケートで客に書いて貰った流行りモノや新語をジャリズムが知っているかどうかを探る。
 「コエンザイムQ10」「グェン・サンク」「ブログ」「ミクシィ」「ニート」がお題。
 山下さんは「ニート」は知ってる!と自信満々。
 「アイドルやねん!」と意気揚々と発表し、客を(えぇ〜っ!)とひっくり返させた(^^;。
 1人、ここにあげられたことは全部分かる、という男性がおり、ジャリズムは「ハカセくん」と命名。
 色々ハカセくんから説明を受けていた。

1月もあるらしいので、嬉しい限り。
 
(04/12/26 記)



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