ハリガネったい!!2(01/8/4)
8月、唯一base芸人がG劇場に来るのはこのイベントだけ。
どわぁ〜っと整理券配布待ちの列に並んでおりますが、いつものハリガネのイベントにしては、横入り率が若干多い。
“俄か・ハリガネラー”が多いとみた。
だって、「STAFF Only」の札が掛かっているに関わらず、誰か目当ての芸人がいないか、トビラを堂々と開けて覗き見するお子ちゃまもいらした。
すると、元からハリガネのファンであると思しき女性がこう呟いていたのを私は聞き逃さなかった。
「ばっかじゃなかろうか…」。
私もそう思った。
芸人がいないか覗くくせに、いざ、出て来たら隠れて、芸人さんが行ってしまったら、何だか見当違いに悔しがってるとこなんか、「虹彦みたい…」とか思った。
もちろん、虹彦ちゃまの方がタチが悪いけどね。
開場前、アンケートが配られる。
ハリガネの2人に聴きたいことがあったら書いて下さい、というもの。
私はこう書いた。
「→ユウキロック:六本松には相変わらず行ってらっしゃるのですか?(丁寧語)」
「→大上さん:「ベロベロ応援団に大上さん以外、誰か入る予定はありますか?また『ベロベロ〜』に未来はありそうですか?」
※開演※
ハリガネ登場。
嬌声もフラッシュもあるけど、すぐ止む。
これだよ、と一人ほくそえむ私。好きな感じのお客さんのテンションだ。
「えぇ〜、ハリガネロック’s JAM’s福岡」と相変わらずルートがやった芯取りシリーズイベントタイトルをバカにするユウキロック^^;。
「“s”が2つでカッコイイのかアホなのか分からないタイトルですね」ということらしい。
確かにルートのイベントタイトルはやたらと“S”が多い。
出演芸人紹介(それぞれのビジュアルはこちらで確認して頂けたらありがたいです)
1:IMASOKARI
太ってる方の池内君はユウキロック曰く、
「劇団新★幹★線」の偉い人(古田新太氏ではない)に似ているらしい。
2:ドデカダンス
前回の「華大10番勝負+1」でハリガネの遅刻のせいで前説をやる羽目になったと文句を言うドデカ。
ユウキロック曰く
「あの時はなあ〜、大上がゴネててなぁ、引っ張って来るのに手間取っててん」。
勿論、大上さん濡れ衣であるので反論。
3:バッドボーイズ
ユウキロックは大上さんに佐田くんのようになってもらいたい。
しかし、大上さん「よぅせんわ」とやる気なし。
見せベルトには
「アホちゃう!?」と理解不能。
「ベルト2本もして、トイレ行く時、どないすんねん」。
ユウキロックによると
「ロックは、おしっこなんかトイレでせーへん。そのまんまジャーや。いずれ乾くから気にせーへん。だからベルト2本でもええねん」
4:赤峯&つだ&森本(ユニットではないが、ピン芸人を一緒くたにして紹介)。
ユウキロック曰く
赤峯→九州の陣内智則
つだ→九州のたむらけんじ
森本→九州のケンドーコバヤシ
らしいが、いずれも風貌は似ても似つかず(芸風も)。
森本さんのチョップはゆっくりながら相当痛いらしく、大上さんが実験台に。
押さえられると大上さん、
「大人やから自分で行ける!」。
しかし、支えてもらってないと崩れ落ちるそう。
実際、大上さん崩れ落ちます。
かなり痛いそうで。
しかし、ユウキロック
「チョップが入ったんやのうて、笑いのツボに入ったんやろ」と言う。
「もう笑うしか無かったんや」と大上さん。
※ゲームコーナー1※
「ハリガネゲームったい!」
大上チーム:大上、つだ、森本(「3人合わせて、大・中・小!(体型が)」
ユウキロックチーム:ユウキロック、IMASOKARI(「3人合わせませ〜ん!」)
それぞれのチーム、出て行ったらそのまま袖にハケる、というボケを2回やる。
大上さんが列の先頭にいないことを怒るユウキロック(「大上、先頭行ったれ!」)。
≪1:おしりプリンプリン尻文字対決≫
尻文字で味方に伝える(一文字)。
ジャンケンで先攻・後攻を決める。
ユウキロック勝利。後攻を選ぶ。
大上さんはユウキロックに勝った覚えが無いそう。
ユウキロックは大上さんに負けた覚えが無いそう。
大上さんチーム:3問正解。大上さんが数字の「3」を作る時、妙にくねくねした動きをするのを見て「か〜わい〜い〜」とか言ってるユウキロック。
ユウキロックチーム:4問正解。ユウキロック担当回を除くと全部解答したのはユウキロック。
≪2:目指せ200!3人万歩対決≫
30秒で万歩計の計測数が200に近い方が勝利。
大上さんチーム:3人で186と、かなり良い感じ。
ユウキロックチーム:かなり事細かに指示するユウキロックに「あれ、このゲーム慣れとるぞ」と大上さん。しかし、結果は125、ということで大上さんチーム勝利。
途端にユウキロック、拗ねだす。
≪3:客席ジェスチャー≫
客席を半分に分け、出されるお題にお客さんがジェスチャーをし、それを芸人さんに伝える。
私は大上チームでしたが、ユウキロック曰く
「あそこのチーム、何やら、暗い雰囲気なってるで。えらいとこ座ってもうた、みたいな」。
それでも「鬼」「キツネ」「クロール」「宮尾すすむ」のお題のジェスチャーをちゃんとほぼ全員で伝えました(^^)。
しかし、勘が良いユウキロック。
ちょっとしたジェスチャーを逃さず「平泳ぎ」「ビンタ」「シンナー」「包丁」「手裏剣」と見破り、ユウキロックチーム勝利。
≪4:リーダー対決・しっかり唄え≫
最近のヒットチャートを唄えるかどうか
大上さん→「波乗りジョニー」。これが来るだろうと予想していたらビンゴ。しかし、サザン大好きな大上さんのくせして、平気な顔で適当な歌詞を済ました顔ででっちあげて唄う^^;。「♪だから好きだと言って」ぐらいしか合ってなかったような。
ユウキロック→「Lifetime Respect」。「♪一生献血してくれや」「♪オレのB型をオマエにあげる」などと、献血ソングにでっちあげるユウキロック。
ユウキロック勝利。
最後は2P制だったので、ユウキロックチーム勝利。
「さすが僕の相方」ととぼけた口調で言う大上さん。
※ゲーム2※
ベストオオウエストは誰だ?
ボカンでもあるような企画。
大上さんの回答を当てるゲーム。
MC:ユウキロック。回答者:ドデカダンス、バッドボーイズ、森本&つだ
ユウキロックが舞台上で
「大上君は裸ですね」「何か、パンツだけです」「やっぱりやめて、上半身裸でその上にジャケット羽織ってます」などと言うので地味に袖で困ってたらしい大上さん。
結局、メリージェーンに乗って、上半身裸、その上にジャケット、の姿で登場。
「よろしくね、キミ達」と勘違い王子ぶりを発揮する大上邦博。
しばらく、ユウキロックはこのジャケットをいじる。
≪1.大上が考えているハリガネロックのキャッチコピーとは?≫
数年前、会社に言われてキャッチコピーをつけなきゃいけなくなったハリガネ。
ユウキロック提案は「パワー&タフネス」。
大上さん提案は「一生懸命頑張ります」。
キャッチコピーでも何でも無くただの決意表明であるが、会社が大上案を採用したがため、悪そうな宣材写真の下には「一生懸命頑張ります ハリガネロック」と謙虚なキャッチコピーが載るハメになったそう。
「誰でも頑張っとる、ちゅーねん。なぁ、歩合制やのに」とユウキロック。
ドデカ→「一生懸命頑張ります 何だそりゃハリガネロック」
バッド→「お口の恋人 ハリガネロック(口を使う漫才師だから)」。ブンリクがロッテ提供と知ると「息さわやかハリガネロック」も提案。
森本&つだ→「完全日払いハリガネロック」。ウケなかったので「コンパニオン急募ハリガネロック」
大上さんの回答
「人類史上こんなビューティな2人見たことない」…。
客の寒さ具合から、森本&つだがポイント獲得。
≪2.福岡でハリガネロックの冠番組が出来る場合、大上が考えている番組タイトルとは?≫
“ハリガネロック”としては出来ないらしい。有り得るとしたら、ばら売り、ということを何やらシビアに語るユウキロック。
バッドがニチョケンとちょっと地元の番組で絡んでいると話したら、
「えっ、ニチョケン、福岡で番組やってるの?」とちょっと驚くユウキロック。
つだ&森本→「劇空間ハリガネ ロッテvs日ハム」。さっきの“日払い”の“日”にも言えるけど、“日”が“月”に見えるとこが気に入らないユウキロック。
バッド→「ハリガネロックの夕方どんどん」(実際この番組タイトルはある。ハリガネロック、「ありそう〜」とオオウケ)
ドデカ→「ハリガネ%」。天気予報の番組らしい。「何で福岡まで来てわざわざ天気予報してんの、俺ら!?」とユウキロック。
大上さんの回答
「ハリガネロックの博多カタカタカタ…(以下略)カタカタカ」
最後はホークスの“タカ”ともかけているという大上さんに
「…今日のお客さん、お金損させてもうたかも。すいませんね〜」とユウキロック。
「どこがやねん。何ならもっと払ってもらってもええんちゃう?」と大上さん。
≪3.「ベロベロ応援団を越えるメガヒットを狙う大上が現在考案中のスーパーギャグとは?≫
これは、回答してもらったギャグを回答者本人にやってもらったが、悲しいぐらいに滑る人続出。
ユウキロック、容赦無しに(?)怒り、所長を呼ぼうとしたり、「お客さんに悪い」と払い戻しを言い出したり。
その度に取り成したり、のほほんと小話を披露したりする大上さん。
大上さんの回答
「嘆きのあー」
どんなのかというと、文字通りそのまんま、「あー」と嘆いて崩れ落ちて行く、というもの。
意外にユウキロックの評価は上々。
今まで、ポイントを獲った者にはレイを下げていたが、結局レイをいかに早く外したチームが勝ちと勝手にルール変更をするユウキロック。
結果、ドデカが勝利。
商品は「優勝のベロベロ」。
大上さんから「ベロベロベロベロ〜」を貰う。
途中から、芸人達のふがいなさにキレっぱなしのユウキロック。
とうとう途中で袖に帰ってしまう。
それを見ると、大上さん
「嘆きのあー」をやる。
すると、ユウキロック、にっこりと
「ベストオオウエストは誰?でした〜」とシメのセリフを言いに戻って来る。
福吉の芸人達もにっこり。
客席からは
「うまいっ!」「繋がってたんだ!」「さすが〜」と声が漏れていました。
※トークコーナー※
クエスチョントーク
事前に配られていたアンケートにハリガネが答える、というもの。
≪芸人さんでは誰と仲が良いか?≫
大上さん→陣くん。でも、陣くんはコンパなどには自分より落ちる人を連れて行くらしい。大上さん思い返せば、陣くんと一緒に行くコンパでは陣くんには勝ったためしがない。
「オマエ、だから陣内からしたら、助さんにも格さんにもなってへんねん。うっかり八べぇや。うっかりついて来てるし」とユウキロック。
ユウキロック→あんまり友達はいない^^;。$10の浜本さんとか。HPの日記にもあるエピソードを披露。
≪福岡吉本で苦手な芸人はいますか?≫
おタコ・プーが苦手な大上さん。動きが怖いそう。また、彼の動きの真似をしてGパンのお尻が破れた事にいまだに恨みに思っているらしい(そろそろ1年経つのに…)
≪福岡の良いところは?≫
食べ物が美味しくて安いし、人が優しいところ。
あるところでの仕事は、ほぼ1日拘束される挙句、ギャラが1800円らしい…。これはひどい。
劇場スタッフ・TV局のスタッフ共々親切なのに、大上さんはその人達相手に最低だ!とユウキロック。
ホテルのAVチャンネルの試聴料の支払いを所長の野山さんにせびったそうで^^;。
この後、福岡では多分久しぶりなぐらい下ネタトークへ。
大上さんの夜明け間近のエロを求めての徘徊や、ホテルのAVチャンネルを無料で見る方法など。
≪89万のベンツはゲットできそうか?≫
代理人を立てないといけないが友達がいないのでその代理人も立てられないとユウキロック。
専門家によると、やっぱりこのベンツはお値打ち品らしい。
ベンツをゲットしたら、サーフィンに行きたいらしい。
ベンツにサーフボードを乗せて来るような奴はそうそういないので、是非ともやりたいらしい。
≪大上さんの背が伸び続けているのは本当か?≫
今は収まって来たが、2人共横に来ているらしい。
実際に2人共見せてくれた。
ユウキロックのお腹は、ベルトの上に肉が乗っかかっている有り様。
ユウキロック曰く、肉がついてるのはそこだけで、そこ以外は桜庭和志並の身体らしいが。
大上さんは、下腹部がぽっこり出ていた。
ユウキロックはエアロビで痩せると宣言する。
最後に相応しい質問とユウキロックが選んだ質問はこれ。
≪ユウキロックを好きで好きでしかたがないんですがどうしたら良いですか?≫
この質問を元に恋人同士のミニコントっぽいことをやりだす。
※終演※
1回目&8回目担当ということで、10回目もやりたいということをアピールするユウキロック。
「福岡にはちょくちょく来ます」と宣言までする。
<感想>
ネタは無かったけど、それでも空腹感より、満腹感の方が強い。
ネタがあったらあったでもっと満腹感があると思うけど、ハリガネはMCだけでも充分に楽しめた。
そして、やっぱりハリガネのイベントに来るお客さんは良い。
我先に焚くフラッシュが無い。ゲームコーナーでも殆どフラッシュは無かった。
(ハリガネって良いなぁ)と思いながら見れたイベントだった。
ハリガネロックはやっぱり好きです。ハリガネロックもやっぱり好きです。
→ライブレポート
→home