2丁拳銃の「拳(GU)」
(07/1/27)
[出演]
2丁拳銃/山本吉貴/ダイノジ/トータルテンボス/ピース/イシバシハザマ/カナリア/ガリットチュウ/あべこうじ
<開場〜オープニング> 前説はミルククラウン。 遅刻が原因でルミネを落とされ、今はシアターモリエール通いだとか。 前回の「拳(GU)」から間が空いたこともあるのか、客のノリもいまいちというかバラバラな感じ。 スタッフから巻きの合図が出されるが、いじってくれた次長課長も卒業した今、「拳(GU)」で喋られるのはここしか無いのに〜と、ハケるのをごねるジェントル。 2丁拳銃登場。 出て来るなりコール&レスポンスを要求。 お客さんはそれなりに返してたような。 安心した様子の小堀さん。 「(客は)いつもにこにこしてはるけど動きがないから〜」なんて言っていた。 ただ、私はこの時はまだそないににこにことはしていなかったけど...。 年明け早々出ていたお芝居では、客席の9割が秋葉系でリュックを背負ってるような人だったが、客席の盛り上がりはそれはそれは凄かったらしく、ここもそうなって欲しいと。 (それは2丁拳銃目当ての客が盛り上がったというんじゃなくてTHE ポッシボー目当てが9割だった、ということなんじゃないのか?)という疑問がちらりと過ぎる。 「2丁拳銃はポップさが無いねん。どんどん2丁拳銃はサブカルチャーの方に行ってる。ポップになろう」と確か修士さんが言っていた。 20代前半の子らと同じような空気を今更持とうとしなくてもいいと思うけどなぁ。 無理なポップは痛々しいし、今からはむしろカッコイイオッサンになって欲しい。 下の子達から目標にされるような。 出演芸人の呼び込み。 今回は各コンビ1人ずつ腕に“タトゥー”を入れている設定。 ・イシバシハザマ→「Wクリック」(ハザマさんがWクリックを“右クリックと左クリックを同時に押すこと”と思い込んでいたことにちなんで) ・カナリア→「ごうりき」(ボン) ・ピース→「わかんないっすねえ」(藤井さんのCMに出ている綾部さんのセリフから) ・ガリットチュウ→(趣旨を無視し、動きで終わってたような) ・トータルテンボス→「達男」 ・ダイノジ→(メモ読み取れず...) ・山本吉貴→「ずん。のやすトークライブ」(?) <#1心臓バクバク暴露バトル> 対決に負けた方は秘密を暴露される。 綾部vs又吉:暴露リンボーダンス対決(暴露が書いてある紙をお腹につけ、針がついている棒の下をリンボーダンスでくぐる) →敗者:又吉「クラブに行くとテンションが上がり、DJブースでオレンジジュースを飲んでいる」(又吉さんがクラブに行ってることに衝撃を覚える芸人多数。 ボンvs熊谷:暴露ラーメン早食い対決(丼の底に相手の暴露エピソードが書いてある) →敗者:ボン「事務所のオロナミンCを家に持ち帰っている」。 ちなみにボンちゃんも熊谷さんも今日初めての食事だとか。 ケーキ職人の父を持つボンだけにわびしさを誘うエピソードだった。 藤田vsハザマ:暴露ロシアンルーレット(MDに暴露エピソード2人分&音楽が入っており、選んだ番号が暴露エピソードならば負け。自分で自分の暴露を選ぶ自爆の場合もあり) →「5番目に暴露は入ってへんでしょ」というハザマさんの根拠の無い自信は外れ、一発目で自分の暴露を引き当てるという笑いの神様に気に入られたとしか思えない展開に。 敗者:ハザマ「アジアンの馬場園さんに嫌われている」。 出て来て先攻・後攻のじゃんけんをしただけで終わった藤田さん。 「何もオレしてないですよ」とぼやくことしきり。 小堀vs山本:暴露騎馬合戦(体育で使う紅白帽に暴露エピソードが書いてある巻物が括りつけられていて、奪った方が勝ち) →体型も外見も気持ちもバラバラな小堀チーム。 全権と全体重が藤田さんに寄せられ、藤田さんはフラフラ。 「オレ、芸人じゃないよ。肉体労働だよ」とまたもぼやき、挙句立ち上がるだけでもふらついて危ないボンに「ボンいらない!」と戦力外通知。 山本チームも騎馬の作り方を皆忘れてしまい、まごまご。 辛うじて始まると、予想通り山本チームが勝利。 小堀さんの暴露エピソードも予想通りのもので、意外性や失望を全く感じないこの状況がいささか情けなくもなる。 小堀さんの場合、ユニセフに募金し続けてますとかゴミの分別が得意とか、実は人の役に立つことをやってますというエピソードの方が意外性があって暴露かも。 MVPは藤田さん。 <#2一発ギャグ王決定戦> 1回戦:テーマ「流行語」 綾部「同情するなら金をくれ」vs熊谷「チョーきもちいいー」→勝者:綾部 ボン「毒まんじゅう」vs福島「シンジラレナーイ」→勝者:福島 藤田「聞いてないよー」vs小堀「おっはー」→勝者:藤田 おおち「チョベリバ・チョベリグ」vsイシバシ「パスポートサイズ」→勝者:おおち 2回戦:テーマ「流行曲」 綾部「愛は勝つ」vs福島「壊れかけのRadio」→勝者:福島 藤田「勝手にシンドバッド」vsおおち「ファンキーモンキーベイビー(?)」 →ドロー→仕切り直し 藤田「パラダイス銀河」vsおおち「センチメンタルジャーニー」→勝者:おおち 決勝戦:得意ギャグ→勝者&MVP:おおち <#3:できて当たり前ゲーム> メンバー:ボン/安達/大村/大谷/山本/小堀 出来て当たり前なので、お題をクリアー出来なかったらMCの修士さんから太ネギでしばかれる。 ネギをぶるんぶるん振り回す修士さんを見ながら(勿体ないな〜、貰えるものなら1本貰いたいわ〜)と、ボンのようなことを思った。 (1)フーセンガム膨らまし→安達&山本以外アウト。しばかれる...とビビっていたら中々膨らまないらしい。 (2)豆箸つかみ移動→カナリアのみアウト。成功してテンション上がった小堀さん、修士さんに思いっきり「どやっ!」顔でアピールし、「何それ!」と呆れられる。 (3)フライパンでお好み焼き返し→安達&山本(&?)アウト。ボンはつまみ食い。 (4)刀納め→全員アウト。 最後は、修士さんも挑戦することに。 皆ネギを持って修士さんを取り囲み、修士さんが失敗するやいなや全員ネギで襲いかかるが、キ○ガイサムライモードに入った修士さんは逆におもちゃの刀を振りかざして6人に襲い掛かる。 多勢に無勢どころか、一瞬にして劣勢になり、逃げ惑う6人に紛れて、このコーナーの出演者じゃないのにネギ闘争に参加するお調子者も約1名(笑)。 <#4 アドリブ芝居合戦> 山本チーム:山本/おおち/大村/綾部/福島/安達/石橋→設定「学校」:決め台詞「I'll be back!」 小堀チーム:小堀/大谷/藤田/又吉/熊谷/ボン/間→設定「葬式」:決め台詞「僕は死にません!あなたが好きだから!」 小堀チームは、住職役の大谷さんが効果的な小道具として“瀬戸内寂聴”を使う掟破りの荒業を繰ちょいちょいり出し、私はツボに入り爆笑。 何で“瀬戸内寂聴”って、思い出しただけで笑けるんだろうか。 小堀チームが勝利し、総合MVPはおおちさんに決定。 前もポイントを獲得したとのことなので、森本さん、リーダーに続いて「おおちの○○ー」が行われるのも間近かも。 (07/1/30 記) |