2丁拳銃の「拳(GU)」
(05/6/12 atルミネtheよしもと)
[出演]
2丁拳銃/ハローバイバイ/次長課長/山本吉貴/ニブンノゴ!/トータルテンボス/タカアンドトシ/あべこうじ

<前説>

前説はおなじみミルククラウン。
 前日放送されたドラマ「ラストプレゼント」に芸人役でちょっと出演していた二人。
 堂本剛くんはお笑いが好きでFandango!にも加入しているぐらい。
 ミルククラウンのことも知ってくれていたそうで感激の二人。
 収録中はお客さんをいれ、本当にネタを披露したそう。
 剛くんはライバル芸人という設定なので、ミルククラウンのネタを全く笑わないで見るというシーンを撮影する筈だったのに、何度も笑ってしまってNGになったことには、更に感激のミルク。
 竹内君がビデオに撮っているので、見逃したから見たい!という人は彼にお願いして下さい、とのこと(笑)。

 「2丁拳銃の〜」「拳(GU)〜!」の声出しをさせたらあまり大きい声が出なかったので、竹内君のモノマネで気分を盛り上げてから再びやることに。
 前回、<「蛍光灯の虫」で静かになるときの小堀さんの唄い方>というモノマネで客の喝采と小堀さんの蹴りを浴びた竹内君。
 今回は

 <ニブンノゴ!のリーダーのツッコミの真似→「他人かよっ!」>、<spitzの「春の歌」の「はるの、う〜た〜」の“う”の部分>
 という、マニアックなモノマネで客席も盛り上がったところで開演。



<オープニング>

2ヶ月間が空いたので勘違いしているかもしれないが、4月よりもオープニングVの絵が増えてたような気がする。
 殆ど修士画伯の絵。
 
 2丁拳銃登場。
 修士さんの出がちょっと遅れたので、怪我でもしたのかと、一瞬気を揉んだ。
 小堀さんは小堀軍の赤ポロシャツ。
 修士さんは黒の「拳(GU)」Tシャツ。

 今日はカメラが入ってません!と小堀さん。
 どことなく嬉しそうだった。

メンバー紹介。
 今回は、「小堀が出す品物の即興CMを作る」。

(1)トータルテンボス…「アフロヅラ」。
 →大村さんがかぶり、「これで藤田になれる!」。
 藤田さんにもかぶせ、本物の「ハンパねぇ〜っ!」を披露。

(2)ニブンノゴ!…「スリッパ」
 →大川さんと森本さんが片方ずつ受け取り、とりあえず動いてみる。
 宮地さん、乗り遅れてしまいポツ〜ン。
 「他人かよっ!」と合ってるのか合ってないのか微妙なツッコミの本人版を披露。
 
 大川さんと森本さん、しばらくチャンバラのようにスリッパで叩き合った後、大川さんが森本さんを倒し
 「ゴキブリも殺せる!」と一言。ゴキブリ役の森本さんも立ち上がり「スリッパ!」と宣伝。
 オマエ、これで殺せるよって宣伝してどうするん!?とつっこむ修士さん。
 スリッパ勘弁してください、地味でしょうがない、と降参するニブゴ!。

(3)ハローバイバイ…「ロープ」
 →金成さんが色々シチュエーションを考える中、客席に愛想を振りまく関さん。
 溺れている関さんを金成さんがロープを投げて救い出すCM…と見せかけて
 「元気ハツラツぅ!?」「オフーコース!」と、オロナミンCのCMバトルにかこつける。

(4)山本吉貴…「サングラス」
 →早速後ろを向き、準備中。
 この時点で、分かる人には分かったよう。
 
 振り向くと、三浦和義がそこに。

(5)タカアンドトシ…「トイレットペーパー」
 →輪っかの方を客席に向けると声を揃え
 「今ならドーナツ105円!」

 本物のCMレギュラー持ちは強い(笑)。
 そして、他の芸人からスリッパ叩き攻撃を浮けまくる二人。

(6)次長課長…「将棋の駒」
 →「冷蔵庫2万〜円、将棋の駒7万〜円!」「コ〜ジマ!」
 と、無理矢理なCMをコンビでバージョンを変えながら披露。

 暗転中の楽屋中継は、あべちゃん。
 流行を取り入れ、クールビズ姿だった。


<コーナー#1〜拳(GU)林寺(グーリンジ)3分間罰ゲーム>
 MC:2丁拳銃
 挑戦者:ハローバイバイ、次長課長、ニブンノゴ!、山本吉貴

箱から「罰ゲーム」の指令が書いてある紙を各自引いていき、クリアーした時間の合計が3分以上になれば終了。
 物によっては、2人目ぐらいで終わることも可能…と説明しているシュウちゃんの真横にいた井上さん。
 シュウちゃんの説明が終わった後、おもむろに隣にいた山本さんに
 「今から何するん?」とこっそり質問。
 質問する井上くんも井上くんだが、それを山本も「罰ゲームです」って教えてやらんでいい!と修士さん。

(1)ニブンノゴ!・大川...「小堀の靴の臭いを嗅ぐ」
 →2秒でアウト。
 横からしゃしゃり出てきた井上さん、吐きそうになって小堀さんから怒られる。
 大川さんが言うには、「靴(の臭い)がどろってなってるんです!」

(2)ハローバイバイ・関...「熱々メガネ」
 →2秒でアウト。
 生で見たら面白いというより引く罰ゲームその1。

(3)ニブンノゴ!・森本...「足ツボ縄跳び」
 →小石が入っている靴下を履き、縄跳びをする。
 プライベートでも足ツボマッサージに行くという森本さん。
 案外これは平気だったらしく、38秒飛んだところでアウト。

(4)ニブンノゴ!・宮地...「布団圧縮」
 →「これだけは嫌だったんです!」とリーダー。
 こちらもこれだけは見たくないよ。
 どうやら初めて挑戦するらしいリーダー。
 中にいる時の姿勢やギブの合図について、2丁拳銃や河本さん達が経験者の立場からアイデアを出していた。
 ギブの時は中から袋を叩くとか声を出すというリーダーに「動かれへんねんって!」「声なんか出ーへん!」と中々重みがあるアドバイスが飛ぶ。
 そんな一同を尻目に、圧縮の際に使う掃除機を使って「ゴーストバスターズごっこ」なんていう緊張感のかけらも無い遊びを始めた井上&大川を見つけるや否や、スリッパで頭を引っぱたいて連れ戻しに行く金成さん。
 
 掃除機のスイッチを入れる担当は小堀さん。
 いつも圧縮される側なのでいざ圧縮する側になるとなんとも危なっかしい。
 (ちょっと、これヤバいって!逆、逆!何またスイッチ入れてんの!それやったらまた吸うやん!)
 と、本気でハラハラした。
 
 今までで一番身体を張ったリーダー。
 25秒でアウト。
 アンコールのノリがちょっとあったが、頑固に乗らなかったワタクシ。
 無責任に煽れるか。
 生で見たくない罰ゲームその2。

(5)山本...「低周波」
 →どこにつけよか、顔にするか、と小堀さん。
 歯痛いし、銀歯が取れたらいやや!と半泣きになりながら小堀さんに掴みかかるヤマモ。
 大丈夫やから、と取り成す一同だが
 「だって、いつもあんなにチョケてる井上さんが、顔つけるいうたら『顔はヤバイ』て真面目に言うたんですよ!」
 と、なんだか非常に説得力がある意見を主張。
 しかし、結局は低周波マッサージを顔につけられ、60秒耐えたヤマモだった。

(6)ハローバイバイ・金成...「岡島耳ちぎり」
 →作家の岡島さんの耳ちぎり(耳引っ張り)攻撃に耐えるもの。
 耳ってちぎれることありますよ!と金成さんが怯えると
 「大丈夫!ちぎれたらオレがつけてやるから。結構得意やで、俺」とテキトーになだめる修士さん。
 「僕、お経書きます」と、耳無し法一から仕入れた知識を披露する井上さん。

 出てきた岡島さんは、気弱そうな痩せ型の男性。
 身長差がある(金成さんの方が高い)ので上へ引っ張る時はさして威力が無かった耳ちぎりだが、下に引っ張った時の威力は相当なものだったらしく、12秒でアウト。

(7)次長課長・河本...「メールを読まれる」
 →ヤバそうな相手や恥ずかしい内容のメールを探す小堀さんだが、奥さんかお姉さんから送ってきたものばかりで、どれもが普通の家族の日常そのもの。
 河本家円満メールを読むうちにあっけなく2分過ぎたため、コーナー終了。

楽屋中継では、数秒間だけ待ち受け画像の愛息・こたろうくんを披露した河本さん。
 央人くんといい、芸人の子供は可愛い子が多い。



<コーナー#2〜「連想ゲーム3・2・1」>

 MC:あべちゃん
 小堀チーム:小堀/次長課長/ハローバイバイ/トータルテンボス/
 修士チーム:修士/山本吉貴/ニブンノゴ!/タカアンドトシ

 [ルール]
 メンバーを3人-2人-1人-解答者に分ける。
 MCが答えとなる言葉をまず3人に見せ、3人はその答えから連想する言葉をフリップに書く。
 次の2人は、3人が連想した言葉から答えを予想し、その答えを連想させる言葉を書く。
 残った1人も前の5人と同じように、予想した答えを連想させる言葉を書き、解答者に見せる。
 解答者がその言葉から無事答えを連想出来たらポイント獲得。

修士チーム:お題・「レッサーパンダ」

 (山)「人気者」(宮)「旬」(タ)「20秒立つ」
  ↓
 (ト)「動物園」(大)「(ネズミというか熊というかそんな感じのキャラクター画)」
  ↓
 (森)「二足歩行」

 今回の解答者は修士さん。
 「え〜、二足歩行っていっぱいあるやん」
 と、何やら嫌な予感がする独り言をぶつぶつ。
 ボケとしか思えない間違いを自信満々に披露する傾向がある修士さんなので、(もしかしたらアカンかも)と思ったが

 (修)「レッサーパンダ!」

 と、見事に正答!
 フリガフリだっただけに、客席も何だか修士チームの一員になったかのような感じになり、修士チームのメンバーと同じように盛り上がる。
 そこに小堀さん、明らかに違うことで騒いでいる客席の一角があることに気づき、ふらふら〜と出てくると
 「何?嬉しくなって水でもこぼしたん?」
 と聞く。

 ところが客席から返ってきた答えは

 「ゴキブリがいたんです...」。

 勝利の余韻がいっぺんに飛んで行った客席。
 俄かに落ち着かなくなる。
 丁度OPに使ったスリッパを持っていた森本さん。
 「これでやるから、いたら呼んでね」
 と声をかけたまさに直後、
 「あっ、そこ!」「うわ〜っ!」「えっ、えっ、あっ、本当!」「いや〜っ!」
 と、プチパニック発生。

 有限実行とばかりに、颯爽と客席にスリッパを持って降りた森本さん。
 逃げ足が速い奴をモノともせず、無事仕留める。
 ルミネ全体が大喝采。
 ジェントルくんが袖からティッシュを持って来たが、死骸を掴むために降りたのは何故か修士さん。
 ちょっと決まり悪そうだったジェントルくん。

 修士チームって何か恵まれてるよなぁ...と思う。

 ちなみに、このゲームの攻略法が分かったと豪語するヤマモ。
 「大川を最初の3人のとこに置いといて、大川の答えを無視して進めばエエねん」
 とのこと。

・小堀チーム:お題・「牛丼」

 (井)「つきじに一号店」(大)「大好物」(関)「(キン肉マンの絵)」
 大村さんの「大好物」という回答をつっこむあべちゃん。
 しかし、これは大村さんなりの作戦。
 「僕の大好物ってことを藤田なら分かる筈ですよ」とのこと。
 コンビ愛を頭に入れた作戦だった。
 しかし...
 ↓
 (藤)「つな八」(河)「おいどんは○○どん」
 完全に流れが変わったため、思わずため息をつく客多数。
 ↓
 連想しようにも連想しようが無いバラバラの言葉に困惑する金成さん。
 (金)「カツ丼」
 と、連想じゃない答えを書いてしまう(本人はあくまで“答えじゃなくて連想”と主張したが)
 ↓
 金成さん以上に困惑ぎみの小堀さん。
 「取調室」と連想し、アウト。

 全員の答えの検証を始める。
 金成さんは、「つな八」を蕎麦屋の屋号と思ったため、「カツ丼」。
 藤田さんは「大好物」を「藤田の大好物」と書いていると勘違いし、井上さんの「つきじに一号店」から、天ぷら好きなので天ぷら屋の「つな八」を連想したと説明。
 大村さんの好物は知らないことも判明し、2人揃ってへこむトータル。

・修士チーム:お題・「武田鉄也」

 並び順を変えた修士チーム。
 勝つための“おーちゃん配置”作戦を早速実行。

 (大)「赤いきつねと緑のたぬき」(修)「ロックソーラン」(宮)「熱血先生」
 おーちゃんにしてはマトモな回答だったが、それはリーダーの答えを堂々とカンニングしたから(笑)。
 カンニングしたおーちゃんではなくカンニングされた宮地が答えを変えなさい、ということになり、ひねり出した答えが上記。
 ↓
 (タカアンドトシ)「ボクはしにましぇん」「3年B組」
 ↓
 答えは分かるが、これで何の連想書けばエエねん、と分かりすぎるヒントに却って困る山本さん。
 (山)「海援隊」

 フト、ニブゴ!は高知出身なので、“海援隊”は“坂本龍馬”の方を思うんじゃなかろうかと思ったが、
 (森)「武田鉄也!」と、見事ビンゴ。

・小堀チーム:お題・「小堀裕之」

 (大)「ハグキ」(関)「きもち悪い」(井)「人の最終形態」
 ↓
 (金)「子持ち」(藤)「歯肉炎」(ハグキしか見ていないと思われる)
 ↓
 (河)「オレ」
 オレしか無いやん、という河本さんに、それは答えだから連想する言葉を書いてくださいよと注意するあべちゃん。
 しかし、ここで答えは自分じゃないことに気づいた、分かった、と準ちゃん。
 「ヨメきたない」
 
 失礼すぎるフレーズとはいえ、「オレ!」と見事正解した小堀さん。
 早速全員の答えをチェックしようとするが、動きを察し即座にスケッチブックをバラバラに置いて移動するメンバー。
 「きもち悪いって誰書いたん!?」と叫ぶ小堀さんだった。

 このコーナーのMVPは森本さん。
 

<コーナー#3〜デタラメソング>

 MC:修士
 挑戦者:金成/森本/河本/小堀

 歌詞は変えず曲調を変えて歌い、完唱出来たらOK。

 金成:「涙そうそう」→アイドル調に歌い出したが、2行目ぐらいで森本さんに悟られる。

 森本:「LOVEマシーン」→ツイスト調に歌い出したが、「Fu-Fu-」を普通に歌ってしまったため、河本さんに勘付かれる。

 河本:「ムーンライト伝説」→原曲を知らないという準ちゃん。好都合やん、とシュウちゃん。でっち上げのデタラメソングは意外と上手く行くかと思いきや、森本さんが素早く正解する。

 小堀:「Shake」→ガロかと思うような暗〜い70年代ソングに仕立てた小堀さん。
 今までのメンバーの中で一番長く進めていけたが、金成さんから破られる。

 あっという間にこのコーナーは終わったが、メンバーは全員楽しかったようで、終わった後速攻に裏でやろう!と盛り上がる。
 みんなも見においで、と飄々と客を誘う小堀さん。


<コーナー#4〜蝶々リレー>

 MC:あべちゃん
 修士チーム:ハローバイバイ/タカアンドトシ/トータルテンボス
 小堀チーム:ニブンノゴ!/次長課長/山本吉貴

 [ルール]
 メンバー一人を四人で蝶々のように担いで運ぶ。
 指令をこなすのは蝶々。
 3人の蝶々が指令をクリアー出来たらゴール。

修士チーム
 (1)蝶々:藤田→アメ探し。顔と髪を半端なく真っ白に染め上げて奮闘。
 (2)蝶々:修士→身体で紙風船割り。下に衝撃を吸収するクッションが無いので、胸やお腹をまともに床に打ち付ける格好になってしまった修士さん。
 終わった後、壁にもたれて胸をさすったり咳き込んだりし、見ていて苦しそうだった。
 あの関さんすら「大丈夫ですか?」と聞いてたほど。
 それにしても、藤田さんの時は持ち上げるだけで一苦労だったが、修士さんは呆気ないほどひょいと担がれていた。
 (3)蝶々:トシ→カキ氷早食い。まだるっこしいと皿に頭をつっこまれたトシさん。なんと、容器の底で頭がつるんっ!と滑る…(^^ゞ。

 2分31秒でゴール。
 藤田さんや修士さんは見るからに身体張ったことが伝わるのに、トシさんは地味だね〜、とあべちゃん。
 うっすらとデコが氷いちごのピンクに染まってる程度。
 だが、トシさん曰く唇の感覚が全く無いらしい。

小堀チーム
 先にお題を聞く小堀さん。
 「オロナミンCストロー3本一気飲み」「ラップ早割り」「熱々おでん」と知ると、自然と最後の1つをどちらがやるかの話し合いをこっそり始めた小堀さんと河本さん。
 最後はじゃんけん。
 結果、
 (1)宮地(2)小堀(3)河本、という順番に。
 「ラップ早割り」は、単にラップの膜を突き破るだけなので、痛い痛いも何もなく拍子抜け。
 準ちゃんのおでんは、典型的な「熱い熱い!」運び。
 相方である井上さんが率先して河本さんの頭を押さえ込んでいたり。

 結果、2分26秒でゴールし、小堀チームの勝利。


<エンディング>

総合MVPは2回連続で森本さん。
 「森木ってなってへん?」と小堀さん。
 「ゆくゆくは“森本のモー”というイベントでも…」
 というニチョに、
 「“森本のモー”って井上マーみたいなこというなよ!井上マーは名前に“マ”がついてるから井上マーなんで、オレだったら“森本ヒー”だよ…」
 てなことを長々と話し出す森本さん。
 どうやらお約束があるようで、仕切りなおし。
 タカさんからの「長いよっ!」というツッコミが無いと終われないものだったらしい。

ハプニングも多々あったがそれを上回る楽しさで今回も終了。

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