2丁拳銃の「拳(GU)」(04/9/26)

【出演】

2丁拳銃/チャイルドマシーン/次長課長/ニブンノゴ!/ダイノジ/アップダウン/佐久間一行

*
あべこうじ/金成公信(ハローバイバイ)

<オープニング>

小堀さんの頭に客席、がやがやというか騒然。
 「やりすぎたな〜」と修士さん。
 8月末からソフトモヒカンにしていた小堀さんだったが、今日の小堀さんの頭は“ソフト”をはるかに通り越している。
 (う〜ん、入念にセットしたのか?セットし過ぎたのか?)
 と、ちょっと観察。

 事情説明する小堀さん。
 小堀さんとてこんな派手に行く気は毛頭無かった。
 ところが担当の美容師が勝手に気を利かし、「6ミリ」という小堀さんのオーダーを「3ミリ」と脳内変換し、バババ〜ッと小堀さんから「“ソフト”モヒカン」の“ソフト”を取っ払ってしまったそう。

 ある意味小堀さんは被害者。
 しかし周囲の目は厳しい。
 ほんこんさんからは
 「ブサイクが(無駄な)抵抗すな!諦めろ」
 と怒られたそう。
 何だか納得いかない小堀さん。

 「でも髪型で印象変わるな〜」と修士さん。
 「新喜劇でサラリーマンの役とか出来へんなぁ」と小堀さん。
 修士さん、フトあることを思いつく。
 (修)「今日、髪の毛賭けよう!負けたら全部剃ろう!」
 (小)「(即座に)“う〜ん、そうやなぁ...”って勢いで行っちゃわない!」と断固拒否の構え。

チーム紹介。
 今回は「秋の運動会バージョン」。
 ムカデ競争で入って来て勝ったチームは、丁寧に紹介。
 負けたチームは紹介無し。

ルミネの後ろの扉から登場した芸人達。
 修士チームが大逆転をしたので、丁寧に紹介される。

 修士軍:ニブンノゴ!(トーメン団地から改名して〜)/次長課長/佐久間一行

 小堀チームはまとめてご紹介。

 小堀軍:チャイルドマシ−ン/ダイノジ/アップダウン
 


<ファーストバトル:「ボコボコ( ? )←聞き取れず…」>

各軍、一人ずつ箱に入る。
 合図とともに箱にある穴から顔を出すので、どちらの穴から味方が顔を出すか当てられたらオーケー。
 もし外れると、味方はきつい仕打ちを受けることになる。

1:大地vs大川

 先攻・修士軍:棒でボコボコ

 箱の断面図を見て
 「ビデオテープの裏みたいですね」
 と、どーでも良い感想をのほほんと漏らす井上さん。
 ツボに入る一同。

 (この勝負、メモをうまく取れず、結果は不明です…)


 後攻・小堀軍:熱いお湯を掛ける
 →味方に掛けてしまい、アウト。

2:竹森vs佐久間

 先攻・小堀軍:タバスコ飲み
 →見事に当て、竹森さんにはトマトジュース、さっくんにタバスコを飲ませることに成功。
 さっくん、最初タバスコと分からずごくごく飲んでしまい、後からひどいことに。

 ちなみにどちらから竹森さんが出てくるかを予想している時、大谷さんが
 「小堀さん、髪の毛切りました?」と今更な質問。
 「削ってん」と答えた小堀さんでした(^^ゞ。


 後攻・修士軍:風船割り
 →さっくんのところにおいてしまいアウト。
 ちなみに箱の中で待機している時、ひそかに衣装を取り替えていた2人。
 しかし、首から下は箱の中で見えないので、客には伝わらない。
 「やっぱりウザイよ、こいつ!」と、ますます「竹森=ウザイ」キャラを浸透させることになる。

ファーストバトルは小堀軍に軍配。
 


<セカンドバトル>

「修士軍Presents〜あるあるトーナメント」

 あるテーマについて、「あるある」と修士さんに思わせるフレーズを多く発表した方が勝ち。
 優勝者は金一封。

一回戦第1試合:河本vs大川
 
 修士さん、お題を発表しようとするがその紙が見つからない。
 「(机に)あるって言われてたんですけどね」ときょろきょろ。
 ほどなく袖から渡されるが、それは違うもの。
 再び袖に取りに行くが、スイッチが入ったマイクを持って袖に行った修士さん。
 怒り声がばっちり客席に流れる。
 「怒って何言うてるか分からんやん」と河本さん。
 やっと戻ってきた修士さん。
 怒ってましたね〜と言われるが、(え?)みたいな感じでとぼけていた。

 仕切り直し。

 河本vs大川(お題:外国人)→河本勝利。

同第2試合:井上vs佐久間(お題:動物園)

 「ワニの歯、真っ黄色」など、劇場全体の気持ちをくすぐるフレーズを連発する井上が圧勝するかと思われたが、さっくんも健闘し、延長戦へ。
 「動物園の人は、ちりとりを箒で押さえながら捨てる」「飼育係のおじさんの私服はダンロップが多い」など、どう考えても身内に関係者がいるとしか思えない「飼育係限定あるある」を連発する井上さん。

 →見事、井上逃げ切る。

準決勝第1試合:森本vs河本(お題:女の子)
 →「元バレー部は部屋着にユニフォームの短パンを履く」「部屋全体をアジアンテイストにしたがる」
 など、「それ誰かモデルおるやろ」と全員からツッコまれつつ、森本勝利。
 
同準決勝第2試合:井上vs宮地(お題:オリンピックの選手村)

 客席からは「リーダー頑張れ!」と野太い声援が。
 前回の「拳(GU)」にも来ていたリーダーの大ファンの男性は今回も健在。

 →「ウズベクスタンの選手は夜あまり寝ない」と、さも見てきたかのように堂々とでっちあげる井上さんに軍配。
 …というか、このお題では「あるある!」と分かる人が誰もいないので井上さんの独壇場(笑)。

決勝:井上vs森本(お題:江戸時代)

 選手村といい、お題が既におもろいですやん、と河本さん。

 「若いカップルは大抵『江戸を出よう』と会話をする」「助さんの荷物軽そう」と、独断と偏見に基づいた面白回答を連発した井上さんが予想通り優勝。
 井上さん、この企画は大概金一封を獲得。


「小堀軍Presents〜小喜利タイムショック」

 MCはハロバイの金成さん。
 前回、カラオケバトルで好き勝手なことをしたのでペナルティを課すみたいなことを言われていた金成さん。
 ハロバイが今回不参加なのはそれが理由かなぁと思っていたら、相方の関さんのおさむショー出演が被ったことが理由。
 このコーナー以外にもあべちゃんの楽屋裏中継の際にちょくちょく映りこんでた金成さんでした。
 なお、小堀軍の「赤」でも修士軍の「青」でもなく、中立ということを表すためジャージは「紫」でした(笑)。

 各自に小喜利のお題が6問課される。
 ウケを取った本数が3本未満だったら、罰としてオフィスにあるような回転椅子に座らされてぐるぐる回される。

 個人的には、「タイムショック要素」があまりに地味すぎたので普通の「小喜利」か、修士軍に対抗した体力使い系企画のほうがメリハリあって良かったんじゃないかなぁ、と思った。

 こういう企画だと強いのがチャイルドマシーンのご両人。
 山本さんの、「『なんでだろう』『間違いない!』に続く流行語は?」というお題に対する「そりゃそうだ!」っていう答えは結構好きだった。

 確実に一人はクリアーできなくてぐるぐる椅子を回されましたが、その勢いのしょぼさの方に関心が行き、誰が外したのかという肝心な部分はメモを取ってません..m(_ _)m。


<ラストバトル:「『拳(GU)』の大運動会」>

 先ほどのセカンドバトルの集計。
 49−51、という僅差で辛うじて修士軍勝利。

運動会の種目にちなんだ対決を行っていく。
 このバトルを取った方が今日の「拳(GU)」の勝者となる。

1:「組体操ジェスチャー」

 お題を組体操で表現する。
 
 「先攻・後攻どちらがします?じゃぁ、修士チームから」
 と、どちらがするかを訊ねておいてあっさり先攻を修士軍に決めるMCのあべちゃん。
 おかしいやん、と指摘がきてもノープロブレム。
 それでこそあべちゃん。

 →気持ちいいほどのチームワークの良さでさくさくこなす修士軍。
 このチームの団結力は凄い。

 一方、団体戦だと「小堀をひどい目にあわせたい」という点だけで団結する小堀軍。
 小堀さんの上に大地さんが乗っかる場面が2度ほどあり、小堀さんが最近内臓関係が不調気味というのを聞いてたこちらはちょっとヒヤッとする。
 痛そうにごろごろ転がる場面もあったが、チームの足を引っ張ることなく組体操にその後も参加していた小堀さん。

 小堀軍が僅差でポイントを取る。

2:綱引きバトルロワイヤル

 複雑に絡み合った綱が数本ある。
 一人が一本ずつ一斉に引っ張る。
 もし相手チームが誰もその綱を取っていなかったらそれはそのまま自分のポイント。
 相手チームと綱がかちあっていたら、自分の方にそれを引っ張りこめた方が勝ち。

 ところが、1回戦は全員相手が持っていない綱を引き当てたためドロー。
 仕切りなおす。

 大地さんと修士軍の誰かがかち合い、体重差を生かして大地さんが奪ったので、小堀軍勝利。

3:○○(聞き取れず)騎馬戦

 このまま行くと修士軍の勝利はありえない。
 このゲームに修士軍が勝ったらポイントを倍にしてくれとお願いする修士軍の面々。
 あっさり「え〜よ〜」とチームメイトの誰にも相談せず、独断で即決する小堀軍リーダー・小堀氏。

 このゲーム、ビキニとブラをつけて騎馬戦。
 ブラを奪ったら3P。ブラは1P。
 準備のため袖にハケる一同。
 代わりに出てきた金成さん。
 ちなみに金成さん、
 「マラソンの練習中にたまたま立ち寄った」とのこと。
 今回、小堀軍の企画に参加したけれど、Fandango!では負けたチームはカットされるのでいささかがっくり。

 両軍登場。
 揃いも揃って上半身裸で、バレバレのカップをつけたブラ姿(一部自前の胸の人あり)は、あまりにアホらしさく、且つとても楽しかったです(笑)。
 ヤンチャ心むき出しに小堀さんのブラを外しに挑む修士さんと、こういう時引き気味な感じに写る小堀さんの対照性が面白かった。

 とっても間抜けな姿で捨て身の反撃に臨んだ修士軍が勝利し、今回の勝者は久しぶりに修士軍。
 次回の「拳(GU)」までに小堀軍の「恥ずかしい姿」の「拳(GU)ポスター」がルミネに貼られることに。

(10/2記)
 

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