2丁拳銃の「拳(GU)」
(04/10/17)

2丁拳銃/ハローバイバイ/次長課長/チャイルドマシーン/ニブンノゴ!/タカアンドトシ/サカイスト/あべこうじ



*前説はもちろんミルククラウン。
 もしかしたら前説上手くなったかも、なんて思った。


<オープニング>

スタッフの不手際で舞台進行が滞ったことがあった前回。
 今回はそんなことが無いようにきっちりと打ち合わせたとか。
 前回の不手際の際、袖にマイクを持ったまま怒りに行った修士さん。
 腹立ちと口がついていかずうまいこと言葉にはなっていなかったが、とにかく修士さんが怒って何かを言ってる様子がマイクを通して客席にまる分かり。
 舞台中に怒ることをあまり快く思わないお客さんがいてもしょうがないかも、と思いながらアンケートを読んでいた小堀さん。
 ところが「きっちりした舞台をするために怒りにいける修士さんが良かったです」的な意見が8通もあり、この件に触れていたアンケートを全部読んでも、意外とお客さんは引かず、許容範囲内と考えていたことが判明。
 「今日はオレ、キレキャラでいくわ!そしたら褒められるんやろ!」
 と、間違った結論を導き、修士さんから正しく怒られる小堀さん。

修士さんが舞台袖の小堀さんの様子を客にチクリ。
 小堀さん、舞台袖ではピョンピョン跳ねてやる気満々らしい。
 反対側でスタンバイしている修士さんからは、跳ねてる小堀さんと小堀さんを止めてるスタッフさんが見える。
 そんなに跳ねてスタンバイしているぐらいだから、さぞ今日はテンション高いんやろうなぁ、スタッフを振り切って来るんやろうなぁと思いきや、至ってフツーのテンション、なんなら若干うつむき加減の登場だったのでびっくりしたそう。

メンバー紹介がまだなのに、「拳(GU)」を始めようとした小堀さん。
 素でメンバー紹介がまだなのを忘れていたらしく、ちょっと恥ずかしそう。
 そして、メンバー紹介のセリフが書かれているカードを持って出てくるのを忘れてきたことも判明。
 スタッフに責任転嫁しようとキレキャラで試みるが、これも修士さんから「自分が確認してないからやろ」と冷静に怒られる始末。

今日の呼び込みは「PRIDE風」。

修士軍:サカイスト(「いくくる最後の愛弟子」)/次長課長(「ゴールデンボールズ(笑)」)/ニブンノゴ!

小堀軍:タカアンドトシ/チャイルドマシーン/ハローバイバイ


<ファーストバトル〜「シンクロリ(ニ?)ズム100%」バトル>

代表者を選び、その人が答えそうなギャグやリアクションを当てていく。

(1)道具で一発ギャグ

修士軍→代表者・大川(道具:ゴリラのぬいぐるみ)

 しかし、普通の時すら考えていることが全く読めないオーちゃんなので、このお題の時に選んだのはミスだったのでは?と若干悔やむ修士軍メンバー。
 その読みは当たる。

小堀軍→代表者・トシ(道具:頭蓋骨の模型)

 当たる確率は低いと思われた金成さんの答えが、的中。
 トシさんがそのギャグを披露した時のセリフや表情も金成さんの予想と全て同じだったので、客席も大興奮。

(2)道具にツッコミ

修士軍→デンペー(道具:大人用のスニーカーにすっぽりハマっている赤ちゃん人形)

 デンペーはツッコまないで普通の感想を言うだろうという予想が実の弟の将芳さんから寄せられる。
 その読みを元に予想を出して行った面々。
 読みは当たったが、デンペーさんの感想は目の前の出来事と全く逆の意味だったのでまたも得点にならず。

小堀軍→関(道具:どこかの裸祭りの一コマ)

 相方の金成さんが答えを一生懸命に誘導していたが、その健闘むなしくこちらも当たらず。

まずは小堀軍が1勝。


<セカンドバトル>

「修士チームPresents〜バカは誰だ?頭脳バトル」

「あるなし」や「なぞなぞ」を出していき、多く正答した人には修士軍恒例の金一封。
 しかし、答えが書いたフリップを映すカメラのセットがうまくいかないなどのトラブルが相次ぎ、問題は3問のみ。
 しかも、3問目に出された「あるベテラン刑事は、『彼に悩みはあったかもしれないが、たとえ彼がビルから飛び降りても首を吊っても睡眠薬を飲んで死んでいても、それは自殺じゃないと断言できる』といった。それは何故?」というクイズに誰も正答出来ず、しかもその答えもあまりすっきりするものではなかったので、微妙な感じで終了。
 ちなみに、この答えは
乳幼児
 理由は、
赤ちゃんは自分の意思でビルから飛び降りたり首を吊ったり薬を飲みすぎたりすることは出来ないから。
 言われてみればそうなんだけども…と。
 3問目が終わった時点で5人が1問ずつ正答していたので、金一封は5等分ということに。

 あべちゃんの楽屋裏中継に修士軍メンバー到着。
 修士さん曰く、後の問題の方に面白いものがあったそう。
 リーダーのミスやわ、ごめんなぁと謝る修士さん。
 「小堀チーム、面白そうやで〜」と何故か相手チームにリップサービスする修士さん。


「小堀チームPresents〜『蛍光灯の虫』にフリをつけよう」

「曲者」の時、お客さんみんな手、ぐるぐる回してましたやん、と樅野さん。
 もっと派手なのにしたいという小堀さんに、めっちゃ大きく手回せば良いですやん、と一堂。
 「お願い!」と腰を低くしてチームメンバーにお願いするリーダー。
 確かに派手なものは出来たが、まず客がその動きをするのは無理です(^^ゞ。
 何せ、一頃の燃焼系のCMでやってたような「ぐるり ぐるり」ですから。



ファイナルバトルに行く前に、セカンドバトルの集計。
 83-17で、小堀軍圧勝。
 久しぶりに気持ちいいほどの負けっぷりだった修士軍。


<ファイナルバトル〜芸人将棋バトル>

将棋の要領で、メンバー名が書かれたカードを動かしていく。
 同じコマに両軍のカードがたどり着いたとき、そのコマに書かれてあるお題で対決。
 勝つと相手のメンバーを貰うことが出来る。
 大将を先に落とせた方が勝ち。

とにかく「勝ちたいんや!」と星野元監督のようなセリフを連発するシュウちゃん。
 おのずと士気が上がってくる修士軍のメンバー。
 勝敗はさることながら、ちょっとふざけたい気持ちを抑えきれない小堀軍の大将。
 チャイマの懇願を無視した、「次長課長vsチャイルドマシーンものまね対決」なんていうカードも実現。
 捨て身の樅野さんによる「縁側で書き物をしている紫式部」なんていう反則技が披露された(結局負けたが)。
 そして、小堀さん自身もその後「小堀vsデンペーものまね対決」なんてもので勝負するはめに。

小堀さんが陥落したが、ファイナルバトルのポイントは2Pなので、勝負は大将戦に。
 最初は「マジ相撲」だったが、いつの間にやら「コカン相撲」で決着をつけることに(^^;。
 羞恥心はお互いかなりあるが、何せ今日は「勝ちたいんや」モードの修士さん。
 相方にガチのコカン相撲を挑み、勝利をモノに。
 「めっちゃコカン相撲強いっすね!」という樅野さんの言葉に、俄かに恥ずかしくなった修士さん。

次回の「拳(GU)」は12月に開催予定。

(10/21記)



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