2丁拳銃の拳(GU)03/11/23
出演:2丁拳銃 ハローバイバイ タカアンドトシ 森三中 トータルテンボス ラフ・コントロール パンクブーブー あべこうじ


<オープニング>

 結構凝った仕掛けでした。
 格闘もの(北斗の拳みたいな)アニメーションが流れる。
 ライブのコンセプトに合ってるなぁと思った。
 原画はニチョケンが描いたのかな?
 修士さんが描いた(と思われる)のは、線もキャラもかっちりとしている。
 一方、小堀さんが描いた(と思われる)のは線もキャラもへっろへろ〜(^^;。
 「あちょー」とセリフは全部平仮名、みたいな。

2丁拳銃登場。
 修士さんは青、小堀さんは赤の「拳(GU)ポロシャツ」を着ていた。
 表は「グー」裏は「拳」の文字がそれぞれ丸枠に入っている。
 (わざわざTシャツ作ったんだぁ〜)と、前回参加していない私はびっくり。
 (2丁拳銃、このイベントに実は物凄く気合い入れてる?)と思った。
 チケットの売り上げ=Tシャツその他諸々の経費、というリアルな図式が浮かびました(^^;。

小堀さんは今、“髪型が決まらない”ことに悩んでるそう。
 今の小堀さん、世間一般からしたら普通の長さなんですが、ここ最近の小堀さんの割には伸び掛けなんですよね。
 美容院だか理容院だかに行ったのに、耳の上当たりで一直線に揃えられる、という悔やんでも悔やみ切れない髪型にやられてました(^^;。

しかし、今の小堀さんにはそれよりも困った問題が勃発。
 しかも継続中。 

 袖の方をちらちら見ながら

 「何で帰らへんのかなぁ。
  袖にねぇ、Jr.さんおるんですよ」

 と、一言。
 嬉しそうにどよめいた客、多数(含む:私)。
 一方、ちっとも愉快とは思えない小堀さん。
 袖に向かって

 「ゲー出るから帰って!」
 と、ほとほと弱り切った感じで言ってました。

 今日の新喜劇に出ていた修士さん&千原兄弟。
 新喜劇の楽屋でJr.と2人きりだった小堀さん。
 緊張の極限に達し、会話なんて出来る状態ではない。

 そんな小堀さんの心模様を知ってか知らずか、Jr.は楽屋で「サザエさん」を鑑賞。
 修士さん曰く、Jr.が注目して見ていたのは話の筋でもなんでもなく、カツオ達の野球の試合。
 点数表を見て
 「エエ試合やな」と一言。
 「サザエさんでそんな感想いうのはJr.さんしかおらんわ」と言ってました。確かに。

 小堀さんは緊張のまま衣装のポロシャツを着ようとしたら、ボタンを閉めたままなので首が出ない。
 テンパってるので何故首が出ないのか分からない小堀さんはアタフタ。
 結局Jr.から
 「それでも大人か!」と怒られてしまったそう(^^;。
 小堀さんの緊張ぶりが巻き起こしたエピソードを聞いた修士さん、
 「(自分達とJr.は)同じ年ですよ」と呆れてました。
 1974年3月生まれのJr.。生まれ年は修士さんと同じ。1974年1月生まれの小堀さんとは学年まで同じ。
 生まれ年度が同じでも、早く社会で揉まれるとやっぱり違うなぁ…と思った。

今日のメンバー紹介。
 「拳(GU」)は修士チームvs小堀チームの3番勝負。
 負けたチームは「恥ずかしい格好で次回のポスター撮り」という罰ゲームが待っている。
 前回の敗者・小堀チームの面々が全裸で写ったポスターがルミネtheよしもとのあちこちで見られました(携帯にも収めた:笑)。
 このポスター、本社で撮ったそうで物凄く小堀さんは恥ずかしかったそう。
 それだけに今回は負けたくない。

 余談ですが、「修士vs小堀」という図はなんとなく「カンフーマン」を彷彿させるなぁ…と思った。

それぞれのチームの芸人登場。
 舞台袖じゃなく劇場の扉から。
 袖にはJr.がいるからかしら(^^ゞ。

 修士チーム:タカアンドトシ トータルテンボス ラフ・コントロール
 小堀チーム:森三中 ハローバイバイ パンクブーブー

 修士チームの芸人に比べると、小堀チームは“ヒール”でした(笑)。
 客に危害(笑)を加え(後でしっかり謝る)、チームリーダーにまでも(フォローなし)。

 なお、森三中の村上さんは膝を故障中とのことで今回は参加せず。

暗転の間は、あべさんによる楽屋レポートが随時行われました(笑)。


<コーナーその1>
「お絵描きソングジェスチャー」

歌詞を絵で表現し、曲名を多く当てることが出来たチームが勝ち。
 なお、出て来た時、シュウちゃんは「誰か私にカンペを」なんて言っておリ、その時の口調はちょっと可愛らしかった(^^;。

先攻・後攻を決めるキャプテン。
 小堀さんがいきなり
 「勝った方が選ぼうな」
 と言い出すので、修士さん
 「じゃんけんか?それともケンカか?ケンカならオレが勝つぞ」
 と一言。
 後藤さんの単独にゲストで出た時に披露したケンカの話をちょいと思い出した。
 まさかあのケンカが福岡で行われたとは…。
 そして去年のあのケンカはどう考えても(以下略)。

 修士さんの発言を聞き
 「…先にどうぞ」
 と何もせず先攻を譲った小堀さん。
 「(笑)エエの?」と修士さん。
 小堀チームの芸人は
 「何だよ、アンタ!」「頑張れ」とリーダーへ非難ごうごう(笑)。

1:「おさかな天国」(絵担当:トータルテンボス/回答者:ラフコントロール)

 「♪さかなさかなさかな〜」の部分は、魚なのか何なのか分からないイラストが描き殴られ、ラフコンは困惑。
 3回目で「おさかな天国!」と当てられたものの、これに小堀チームがブーイング。
 一応チームリーダ-なので小堀さんが抗議に行くものの、修士さんからよく分からない理屈を並べられ、納得いかないものの承知してしまう。
 不甲斐ない、と関さんが小堀さんの両頬を一度にビンタする場面も(^^;。

2:「神田川」(絵担当:森三中/回答者:パンクブーブー)

 歌が始まっていないのに早くも描きはじめる森三中。
 「まだ始まってないやろ!」と修士さんが注意したものの、実はこの歌、すごくイントロが長い。
 中々始まらないので業を煮やし、
 「早う唄えや!」
 と、天然なツッコミをしたシュウちゃん(笑)。
 「何で歌いだしの編集をスタッフがしなかったんでしょうね」と誰かも言っていた。
 そして、絵を描く途中で「神田川」の世界にいきなり入りこんでしまった黒沢さん。
 絵を放棄し歌い出そうとする一幕も。

 「横丁の風呂屋」「マフラー」「石鹸」など、ヒントになるものが多々あったので、無事正解。
 でも、答えを検討する時にパンク〜が素で「こんなの神田川ぐらいしか浮かんで来ませんよ」と言い出し、客が色めき立ったり。

3:「十五の夜」(絵担当:タカアンドトシ/回答者:トータルテンボス)
 の筈が…(^^;。
 多分大村さんだったと思うけども、
 「お題はこれです!」と修士さんがトータルの背後でフリップを紹介した時、思わず振り向いて見てしまう…(苦笑)。
 みんなから
 「見たやろ、今!」と責められてもトボケようとする姿がナイス。
 でも失格になる。
 事の成り行きがつかめない藤田さん。
 会話が聞こえないようにハメていたヘッドフォンを外したら
 「大村が失格になったからオマエ一人で答えなあかんで」
 とMCから告げられたのでビックリ。

 そして
 「盗んだ“バイク”」に見えない“バイク”や、「中3」など訳が分からないイラストや文字が連ねられているボードを見て
 「何や、これ!」と俄か関西人になる一幕も。
 藤田さんの答えは「ソング・フォー・USA」。
 星条旗っぽいイラストがあったから、というのが理由。
 「これが星条旗って分かったことがオマエすごいわ」と修士さんから何故か褒められる。

4:「プレゼント」(絵担当:ハローバイバイ/回答者:パンクブーブー)

 ここでいきなり
 「ウチがなぁ、これ外したらそっちに2ポイントやるわ!」
 と勝手なルール変更を申し立てた小堀さん。

 味方から
 「何勝手なこと言い出すんだよ!」「いい加減にしろ、アンタ!」とまたも非難ごうごう。
 金成さんからまた殴られました(苦笑)。

 さて、ジッタリンジンにはうるさい小堀さん。
 「シングルとアルバムでは色々違うねん」
 と嬉々として解説してたら金成さんから
 「静かにしろ!」と一喝される(^^;。

 これも「キリンが逆立ちしたピアス」やそのものずばり「プレゼント」の箱のイラストを描いたので、正解する。
 関さんが書いた
 「大巨」
 というもの。
 パンク〜がまだヘッドフォンをつけていた時に
 「これ何?」とみんなが質問。
 <大“臣”には“字が足りない”→“字が足りないジン”→“じたりないじん”→“ジッタリンジン”>
 らしいです。
 当然、パンク〜も「これ、何なんですか?」と質問。
 「2回説明するほどのもんではない、っていう感じかな」とはぐらかす関さん(^^;。


<コーナーその2>
「修士チームPresentsコーナー〜ピラミッド縄跳びに挑戦」

「ウチのチームは、動いてナンボです。頭は使わない!」
 ときっぱり断言するシュウちゃん(笑)。
 「燃焼系」のCMでやっていたピラミッド縄跳びをやることに。
 あんな曲芸は無理なので、1回でも飛べたらクリアーということになる。
 早速色々指示出しをしようとしたら、タカトシが何故かテキパキとみんなに指示をするので、ちょっとカヤの外になるシュウちゃん。
 気を引こうと手を一同に振る場面も(笑)。

 最初は森木さんが上で、重岡さんと大村さん(多分)が下だったけど中々呼吸が合わない。
 大村さんが上に乗り重岡さんと藤田さんが下という構成に。
 藤田さん曰く
 「オレの背中は土禁(土足禁止)!」。
 それを無視して藤田さんが靴を履いたまま上に乗っているのに
 「あぁ〜、すげぇ安定感あるわ」と天然発言。

 この組み合わせは見事成功!
 良い感じで終われた。

「小堀チームPresentsコーナー〜数え歌を作ろう」

金成さんがMC。
 黒瀬→テツオ→関→黒澤→大島→小堀、の順で
 「林檎が出来るまで」の歌を作ろう、というもの。

 正直なところ、悪くは無いけども、このゲームの面白さが何なのかが分かるまでには至らず(^^;。

どっちのチームのコーナーが面白かったかをお客さん100人が挙げたカードの数で決める。
 71-29で、修士チームの勝利。


<コーナーその3>
「指令達成チームバトル」

「体力」、「頭脳」、「運」、「芸」、それぞれ10点〜40点のパネルがある。
 それに書かれた指令をこなし、総合得点が高い方が勝ち。

修士チーム:「体力・10」のお題:<15秒以内に分厚い雑誌を破る>→ラフコン・重岡くんが挑戦し、見事クリアー。

小堀チーム:「頭脳・10」:<なぞなぞ 「トイレの後の死んでしまう職業は?>→大島さんが挑戦するがクリアーできず。

修士チーム:「運・20」:<チャンス>これを見たシュウちゃん、「既に運がついてる!」と豪語。
 指令は「ロシアンルーレット」。小堀チームも行い、全員がセーフだったチームに20点いく(このへん、ちょっと曖昧です)。
 リーダーなので1番に臨んだシュウちゃん。
 「耳塞ぎや」と小堀さんに言われたらピストルを当てない方の耳を塞ぐなど、やっぱりちょいと天然さん。

 そして…。
 何と、1発目からアウト(^^;。
 あっという間に小堀チームに逆転される。
 何もしてないのに点が入り喜ぶ小堀チーム。

小堀チーム:「体力・20」:<紙キャッチ>→黒瀬さんが脚立の上から紙を数枚落とし、テツオさんが一枚でも箸でキャッチ出来たらセーフだったけど、クリアーできず。

修士チーム:「芸・30」:<ヒゲダンス>→タカトシが挑戦したがアウト。
 ところが、相手チームの金成さんが挑戦したら見事成功。

小堀チーム:「脳・20」:<辞書クイズ 「拳」の意味を15秒以内で調べる>→テツオさんが挑戦。しかし、テンパって間に合わなかった上に「古武士」と思いきり間違え、アウト。

修士チーム:「運・30」:<口クラッカー>→ロシアンルーレットと似たようなルール。
 「体力・30」と迷いつつ、こちらを選択。
 一発逆転を狙ったものの、藤田さんがアウト。
 もう修士チームが次回の罰ゲームを受けることはこの時点で決定。

小堀チーム:「体力・30」:<ピラミッド縄跳び>。
 修士チームは全員自分達の選択ミスに唖然。
 誰が下だったかは覚えて無いですが、小堀さんが多分上に乗ってたような。
 「あの中やったら、小堀が1番軽いやろな」(修)
 「バイクの2ケツで後ろに乗ると、よぅ褒められるねん」(小)

 詳しい経緯は覚えてないけど、小堀さんがいらんことを言ったのかやったらしく、
 「グーでどつかれる(コ)→ハグキ、イーッとおうせん」
 なんてメモってます(^^;。
 何をやらかしたのやら。

 そしてそして…。
 修士チームが苦労したこのお題をなんと小堀チーム1度でクリアー。
 小堀チーム、大差で勝利!


<エンディング&感想>

次回罰ゲームは、「小堀チームに落書きされた顔でポスター撮り」。
 「本社で全裸」に比べると生ぬるい…と小堀さんは不満げ。
 「僕は面白い、って書いたるわ!」と修士さんにいい、いやがられてました。

 「HPでもこの様子を…」とか言ってたので、Fandango!に「拳(GU)」のHPが出来るのかもしれませんね。

最後は、客席&芸人が全員「グー!」と拳を突き出して終了(笑)。
 最初から最後まで面白かったです、ホント。

++++++++(感想)++++++++

ルミネで初めて
 (なるべく皆勤したいなぁー)
 と思ったイベントでした(^^)。
 これからどうなるかは分からないけれども、少なくとも私は「箱入り娘」よりも「拳(GU)」が好きです。
 直感的に
 (あっ、このイベント好きだ)
 と思えました。

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