ゴールド決戦6・22

<開場>

 入口に目がつくでっかい花が。
 「御祝・長渕剛」の文字がそこに。一体誰の御祝い?

 今回、桟敷自由席(舞台4列目までのかぶりつき席)より、立ち見が多かった。そして、相変わらずの女性率の高さ。95%は女性のようでした。社会人も多かったようで、「システムがダウンして…」とか「帰り際に電話が顧客から入って、焦った〜」など言いながら、滑り込みで入って来る方々も。
 開場が暗くなったら、女子高生が、「もう、どげんしよ〜、幕開いたらおるとよ」「あぁ〜、わぁ〜、わぁ〜!」と開幕寸前、どえらく騒ぎ出し、「うわぁ〜…(ーー;)」とちょっとひいてしまう。

<開演>

 私の予想ではMCは、ハリガネロックか、華丸・大吉でした。
 出て来たのは大吉さん。(すると華・大かぁ…)と思ってたら次に出て来たのは、大上さん!
 本日のMCは、「大・大コンビ(勝手に命名)」。思わぬ組み合わせに喜ぶ。結構豪華ではありませんか?

<オープニングフリートーク>

 このライブは後日YFTVで放送されるそうです。
 全国にこの姿が放送されるという訳ですが、急に「MCしてきて」と頼まれたそうで2人共さぐりさぐり。
 「うっすいMCですね〜、また」と大上さん。
 2人共背が高いですよね、この〜、吉本の河合俊一〜と大吉さん。
 すると大上さん、ひそひそ声で
 「吉本一」と大吉さんに耳打ち。続けて
 「でっかい」。
 大上さん、吉本一背が高い(187cm)。
 長身を買われて、ハリガネロックは、「ヒロミチナカノ」のファッションショーにモデルで出たこともあったが、大上さん、本職のモデルも含めて一番背が高かったそう。
 「小さい時から大きかったんや。でも、何もしてないねんで。バレーボールもバスケットも。何もせんと、背高くなって、何か、勿体無いわ〜」と大上さん。

前半は4組のネタから見てもらう。

<ネタ>

1:バッドボーイズ(漫才)
 ★物騒なニュース
 ★不審な人
 ★会話ベタが多い理由
 ★祭り
 ★交通事故

2:パタパタママ(コント)
 弱小野球部の部員とそんな彼を取材に来た記者とのやりとり

3:ビッキーズ(漫才)
 もちろん、ビッキーズといえば、
 「ビキビキビッキーズ!
 客はやりましたさ。その後、「パン、パン、パン!」といいともでやってるような拍手も。
 そしたら、スッチー、
 「揃い過ぎや!帰る!何でみんなで揃えんねん!揃い踏みやないか!」。
 木部ちゃんが
 「何で怒んねん。お前がふったんやろ(笑)」
 スッチー、すると
 「何でみんな笑うとんねん!」
 木部ちゃん
 「笑いに来とんねん!」
 「あぁ、そうですかぁ〜。ほんなら謝るわ。すいませんなぁ〜」と、まぁ、「憎たらスッチー(憎たらしいスッチーの略。もちろん、書いてるほど憎たらしいという訳ではない^^;)」ぶりを発揮するスッチー。

★オネエ系の女は嫌いだ

4:$10
 ツカミで「10、10、$10!」みたいに、ビキの真似をする$10。
 「ビッキーズありがとう〜」とハマー。
 
 ★漫才の入りの改革
 ★リバイバル漫才
 ★コワイハナシ…

<コーナー>
゚ゴールドゲームバトル

MCは大上さん。
 $10、ビッキーズの「チームなにわ」とパタパタママ、バッドボーイズの「チームはかた」に分かれて対決。

(1)ゴールドツッこみバトル。お題にツッこみ、それが何をツッこんでいるのかを当てる。
 はかたチームは、バッドボーイズ・清人くんの、トボケたツッこみがうまかった。例えば「犬」→「何で散歩に連れて行かないかんとやって!」。
 なにわチームは、ハマーの「ハリガネロック・大上」というお題で「デカ過ぎや!」と言ったら「猪木!」との答え。木部ちゃんかスッチーは、「象!」とマジボケ。結局「横におる奴の目、離れすぎや!」で正解に。

 6-3で、はかたの勝ち。

(2)ゴールドフェイクバトル
 辛いものを食べている人が誰であるかを当てる。

 はかたチーム→バッドの清人くん、わさび入りの寿司を当て、撃沈。涙目でバレバレ。

 なにわチーム→なんと、$10の白川さんとビキの木部ちゃんと2人。タバスコ入りのピザ。木部ちゃん1口食べた瞬間、「辛っ!」と素で言う。白川さんにも入っているが、まさか2人に入ってるとは思ってないため、何か不審がりながらも食べている。しかし、
 「何や、辛くて頭痒くなって来たわ〜(自分も激辛とは思ってないためこんなフェイク発言をする)」と白川さんが言うと、木部ちゃん
 「僕もです〜」と同意。スッチー、ハマーはいまいち同意できない。
 どの面子も怪しい感じの演技(2名は素だが)に、大上さん
 「みんな、役者なってんなぁ」と何やら感慨深げ。
 
 結果、木部ちゃんが立つと、自分も立ちかけていた白川さん、座ってしまい、大上さんから
 「自信持ち〜や、辛かったんやろ?」とツッコまれる。すると白川さん
 「こんなもんかなぁ、思うててん」。
 「食べたのは木部ちゃんと、シラでした」と大上さんが白川さんを“シラ”と呼んでいたのが新鮮(ちなみに他の2人には、“スッチー”と“ハマ”)。

ネタは後半へ。いよいよあの2組の登場。

<ネタ>

華丸・大吉

 お客さんも沢山入り、YFTVのカメラも入ってくれて嬉しいですね、と華丸さん。しかし、大吉さんは
 「そんなのね、O.A見ないと分かりませんよ。我々映ってないかもしれませんよ。ハリガネロック、$10、ビッキーズが博多で頂上決戦!みたいな感じに編集されてるかもしれないですよ」と後ろ向き発言^^;。
 「O.Aされんとやったら、放送禁止用語言うちゃるぞ〜」と華丸さん。地元の有名人の禁断の話を…^^;。

 入口の花は、華丸さんへの贈り物。FMの仕事で逢ったそうですが、長渕さん、華大の漫才(博多弁を貫いてるとこ)に興味津々らしく、VTRを送って欲しいとまで言ってくれてるそうですが、華・大、Vを持ってないそうです。
 長渕に逢ったり、仕事でシアトルのイチローを見に行ったり(注:“逢い”に行くわけではない)と、最近、バラ売りの仕事で華々しいとこに行ってる華ちゃんに、大吉さん、ちょっと危惧中。同じバラ売りの仕事でも自分は夕方のローカル番組で佐賀の鯉料理の店に取材するなど、いまいち、華々しくない。

★大吉さんと甥の夏休み

ハリガネロック

 福岡でのハリガネロックの出囃子は、戦いが原因で出来た近未来の荒野を連想させるようなインストメンタルの曲です。
 2ヶ月ぶりに聴くこの曲。
 
ハリガネが福岡に帰ってきた!
 
 目の前にハリガネが出て来ました。
 松口さんはサングラス。出て来ても、「わぁ〜(歓声)」。取っても「わぁ〜(歓声)」。
 気づけば、シャーペンの芯が5cmぐらい出てたほど、ドクターグリップをしゃかしゃか振って、拍手してた私^^;。
 カメラのフラッシュもパシャパシャ。私は撮りませんでしたけど。すると、松口さん
 「記者会見や無いねんから」。

★小泉総理(新ネタ)
★オバチャンの行動
★「さしすせそ」で全てはまかなえる

<ゲームコーナー>
なにわvsはかた 西の日本対決

 博多を代表する漫才師・華丸・大吉と、大阪を代表する若手漫才師・ハリガネロックの頂上決戦。
 「プチ・10番勝負+1」っぽいですね。

(1)物真似決戦。
 自分の得意な物真似で勝負。

大上→長渕かと思ったら、武田鉄也

大吉→本気勝負。アンパンマンに出て来る犬のチーズ

松口→文珍師匠の楽屋入り…はあんまりだったので、徳永英明と思ったら武田鉄也(もうこれで、徳永英明を松口さんを思い出さないで聞かずにはいられない…)

華丸→ばってん荒川と思ったら宮尾すすむ

独創性があったということで、華大の勝ち

(2)西の替え歌決戦
 「♪空を自由に飛びたいな、ハイ、タケコプター」を変える。

大吉→♪ハイジはペーターと、付き合ってるの、いやよ、あんな歯の抜けたおとこ

大上→「最近の流行りものがテーマです」と大上さん。その歌詞は…
    ♪ベロベロベロベロベロ(舌をベロベロ〜と動かす)、わぁ〜、今流行りのベロベロ応援団〜
(大上さん、流行らせたいんですね^^;)

華丸→♪空を自由に飛びたいな、ハイ、ばってん荒川よ〜

松口→「僕の生き様がテーマです」とユウキロック。それは…
     ♪あなたと一緒に眠りたいな、はい、腕まくら〜

 もう、お客さん「きゃぁ〜!」でした(^^)。この勝負はハリガネロックの勝ちということで引き分け。

<エンディング>

 MCだということをすっかり忘れてた大上さん。大吉さんに指摘されて慌ててマイクを取りに。

 ユウキロック、ハマーという出たがりがいるということで、しょっちゅう出て来るこの2人。
 告知でハリガネが、今日の「しんや君」に出ると言えば、ハマー、手を上げ
 「あの〜、僕らは6月1日に出ました」。
 「過去かい!」と大上さんがツッこむと、ハマー
 「あかんのかい!」。するとユウキロックも出て来て
 「あかんのかい!」。

 華大が金曜8時O.Aの番組で氷川きよしとKAZAMIと共演したと言うと、ハマー、またも手を上げ
 「あの、金曜8時O.Aの番組に僕らと、天童よしみさんとで番組、出来たらえぇなぁ、と」。
 「願望を言わんといて下さいよ」と大上さんがいうと、またも
 「あかんのかい!」。ユウキロックも
 「あかんのかい!」。
 「あっち(ハマー)は良いけど、こっち(ユウキロック)は何かむかつくわぁ〜。どっちの味方やねん。で、また何で離れとんねん。隣に行ったらええがな」と大上さん。

 幕が閉じるまでのユウキロックの大きなバイバイは健在。


2ヶ月ぶりのハリガネロック。もう、漫才を聞いてる間、嬉しかった。

ライブレポート!
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