チハラトーク
2010/11/19 (at 草月ホール) <トーク> ・「相談事ある?あるなら聞いたるわ!」 2人が出て来た早々、客席から「ジュニアさ〜ん」と呼ぶ女性客が。 しかし、その声の調子があまりに弱々しかったことから、ジュニアさんよりもせいじさんの方がのっかって来る。 「何か相談あるような声やで。相談ごとでもあるの?あるなら聞いたるわ、何や?」 挙句 「もっと声張れや!」なるアドバイスも行っていた。 ・二言目には… えらいもので、色んな人に色んなところで声を掛けられるとジュニアさん。 具体的に言うと 「25〜6歳ぐらいの黒人の女性から新大久保の路上で『ジュニア?』と声掛けられましたよ」。 しかし、声を掛けてくる人に大概共通していることがあり、二言目には 「『セイジは?』って聞かれんねん」。 最近、やや行き先に偏りがあるものの、外国ロケも多いせいじさん曰く 「アメリカの空港で俺も外国の人に声掛けられたことあるで!」と自慢げに切りだす、。 最近、向こうでも日本の番組のDVDが出回っているから顔も知られるようになったのだろう、と二人。 バラエティ番組のDVDは字幕も出るし、国際派のせいじさんによれば、特にトーク番組だと出演者が色んな返しを行い、ドラマよりもボキャブラリーが豊富なので、外国の人が日本語の勉強を行うには最適なのらしい。 ・時代の流れ 今の新車は灰皿はついていないのがデフォルトで、逆にハザードは目立っているが、ジュニアさんが今乗っている車は古いので、灰皿は4つもついているが、ハザードは非常に目立たないところにあり、逆に非常時には焦りそうだ、とも。 ・ジュニアvs20人の 「Trick or Treat」 日本もここまで来たか、と思う出来事に遭遇した、とジュニアさん。 家にいたら、何だか外が騒がしい。 何事かと思い、そっとドアを開けてみると、「20人ぐらいの親子連れがハロウィンの仮装をして、家々を回っている」という、すさまじい光景が広がっており、しかも、今隣の家に来襲している最中。 そーっとドアを閉めると、速攻身支度をし、素早く外出したそう。 ・組合の掟 せいじさんが経営している飲食店は、ハロウィンの時は「飴配り要員」として、二人早番にしたそう。 店がある商店街で子供達にはお菓子やおもちゃを配ると聞いていたので、ツレや吉本に話したところ、ツレの会社で作っている商品や、ルミネで無料で配っているシールなど、子供が喜びそうなものが大量に集まった。 しかし、組合長にいってみたら、せいじさんのところだけ突出して良いものを配ると子供が押し寄せて大変なので、足並みをそろえるようにとのお達しが。 今、せいじさんは店に全く関係ない不良在庫を抱えて頭が痛い状態。 しかし、ジュニアさんにはせいじさんの店のことよりも、“組合長”という言葉に興味しんしん。 「組合長、なんて言葉が出てくるトークライブなんてなかなかないで」。 ・芦田愛菜ちゃん さんま御殿に出ることになったジュニアさんの楽屋にお客さんが。 しかし、目線が合わないので、徐々に下の方にいかせると、子役の芦田愛菜ちゃんが一緒の番組に出るということで挨拶に来たとのこと。 6歳とは思えないほどの流暢なあいさつ(ジュニアさん曰く「立て板に水流しまくり」)だった反面、その後に挨拶にやってきた野爆のロッシーは、噛みまくりだったそう。 ・東京の子どもは違う ジュニアさんの後輩から聞いた話だそうだが、幼稚園の頃、「黄色いもの」を言いあうことになり、信号機だとかバナナだとかがあがるなか一人、「レモンティー」と答えた女の子がいたそう。 ちなみにその子は後の神田沙也加だとか。 東京と大阪だと街で会う芸能人も違うとも。 大阪だと、「街で会う芸能人は大概吉本新喜劇の島木譲二。歌手だとやしきたかじん」だと。 ・挨拶のラインとは? ここ最近ジュニアさんが会った有名人は、挨拶をして良いものかどうか判断に迷う人達ばかりだったので、判断が正しかった検証することに。 (1)V6の坂本昌行さん→挨拶した。(2)市川正親さん→面識はなかったものの挨拶をした。むこうもそれなりに返してくれた。(3)スポーツジムで体を鍛えている最中の鈴木宗男→敢えて挨拶せず。(4)プールでインストラクターに支えてもらい、目を閉じて背浮きをしていた小澤征爾→完全にインストラクターに指揮をとられていたため、忍びなかったので挨拶せず。 ・やんちゃな兄 自分だったら、鈴木宗男に話しかけたい、政治家なんてもん、たとえ知らん奴にもなれなれしく近づいてきよるから、名刺を貰いたい、そして「(収監されるので)嫌でもこれから身体鍛えられるのに何で(ジムに)来よんの」と言ってみたい、と鈴木宗男と絡みたい欲望を活き活きと語りだしたせいじさんに向かって、ジュニアさんは一言。 「オマエ、やんちゃやな〜!(感嘆)」。 ・弟への励まし 番組のロケで、屋久島に一人、三泊四日でザ・パンチの浜崎さんの実家に泊まりにいかなければいけないことを渋っている弟を励ます兄。 「なんでや、日本やんけ!保険証も多分一緒のはずやで!」。 ・一言返事 神経質であることをみんな分かってるので、ジュニアさんにロケを頼む時はマネージャーもスタッフも色々根回しをしたり、環境を整えた上で話を持ってくる。 一方、兄のせいじさんも同じ番組のロケで、チャド・マレーンの実家に一人3泊4日のロケに行かなければいけないのだが、そのことを帯川マネがせいじさんに告げる場面にたまたま遭遇したジュニアさん。 帯川マネは実にあっさりと 「せいじさん、3泊4日でオーストラリアロケです」 と告げ、せいじさんも 「はーい」 とあっさりと了承。 このやりとりに驚愕したジュニアさん。 いつもこんな調子なん?と訊ねたら、「はいそうです。せいじさん、断りませんよ」とびっくりする回答が。 ・とんだ○○○兄 今日、胸に「P」とアップリケがついている赤のジャケットを着ていたせいじさん。 宗男との絡み熱や、3泊4日オーストラリアロケを「はーい」の一言で了承するせいじさんについて 「とんだパンプ兄や。どえらい厚い皮やな。どんだけ面の皮厚いねん」(ジ)。 ・せいじが語るタンザニア旅の極意 「オーストラリアなんてマシやで。この間なんて、3日前に『せいじさん、タンザニアにロケ決まりました』言われてん。タンザニアなんて、急に言われてもわからへんやん。熱いとこなのか寒くなるとこなのか。調べる時間なかったからな、大体のもの詰めていってん。大体でなんとかなったで」 「しょせん、みんな人間なんやから、大丈夫やって!」 ・せいじの比重 無鉄砲と破天荒が年々ヒートアップし、その心意気を変えずに海外にほいほい出かけられる兄が不思議でたまらないジュニアさん。 「どこに比重置いてんねん」(ジ) 「生きてることかな」(せ) ・ジュニアのオリンピックへの道を阻むもの 韓国の済州島に行って来た、とちょっと得意げに切りだしたジュニアさん。 自分がよく行くアフリカに比べれば済州島なんて、福岡からフェリーでも行けるようなとこじゃないか、とこの点については弟を尊敬しないせいじさん。 済州島は免許がなくても射撃が出来るので、クレー射撃をやってみることに。 一緒に行った松井絵里奈さんや楽しんごは全く当たらなかったが、ジュニアさんは初めてなのに10発中9発が命中。 ヒロミさんも一緒に行き、ヒロミさんは免許を持っているが、ジュニアさんの腕前にヒロミさんも感心。 2順目も同じ成功率で、弾を2発だけ込め、1枚の皿を割り、更に大きい方のかけらも打ち抜く、というゲームに挑戦したところ、これも成功。 クレー射撃は、競技人口も少ないし、今からでもオリンピックへの挑戦が出来なくもないので、ジュニアさんにライフル免許を持つよう勧めてきたヒロミさん。 しかし、今はとても銃の所持に厳しいので、免許も簡単に交付されない。 「もちろん、免許を貰いに行く時に係の人と喧嘩したらあかんし、免許貰っても、たとえばスピード違反で捕まったら、銃を持つのに相応しくない、いうことで銃の免許も没収されるらしいですよ。あとね、身内にもそういう気質の人がおったらあかんし…。だから、僕、免許貰えないんです」(そう言って、横目でせいじさんを見るジュニアさん)。 ・人の逆鱗は分からない〜ジュニア編 カラオケスナックに行ったら、グループの先客がいた。 そのうち、一人が中日ドラゴンズの応援歌を歌いだした。 しばらくすると、その人は今度は六甲おろしを歌い、順番が来る度に近鉄バッファローズ応援歌や、福岡ダイエーホークス応援歌など、各球団の応援歌を歌っていたそうだが、穏やかだと思っていたグループの一人がいきなり 「お前、さっきから聞いてたら、一体どこを応援してんだよ!」 とキレたそう。 分からんでもないけど、何があの人の逆鱗に触れたんやろ、と思い出すたびに不思議なジュニアさん。 ・人の逆鱗は分からない〜せいじ編 逆鱗が分からん、ていうのやったら、タンザニアでもあったで、とせいじさん。 番組のロケだったが、スタッフから事前に取材の許可を取っているからどこでも自由に入って良いですよと言われていた。 そこで、料理に出ていた肉の調理される前の姿を見たかったので、厨房に行き、「肉見せて〜」と言おうとした瞬間、 「肉切り包丁持ってるやつがいきなりこっちに向かって来て、肉切り包丁突き出してきてん!オリみたいなのがあったから良かったけど、あれなかったら、刺されてたで」。 許可を取っていたことをその職人には伝わっていなかったようで、その職人は勝手にずかずか入ってきてカメラで撮るなと激怒していたよう。 ちなみに、その職人とスタッフで押し問答を繰り拡げていた頃、事の発端となったせいじさんは、タンザニアの若者二人と意気投合し(「なんか、IT経営してる言うてはったわ」)、楽しく飲んでいたが、別のところにいたタンザニア人が、「あそこにいる日本人はおまえの仲間だろうから、お前もあっちに行って仲裁すべきだ」と忠告をしに来たそう。 すると、IT経営の二人が、せいじさんと自分達は友達だから飲んでいるだけだ、と反論し、最後には忠告をしてきた人ともせいじさんは友達になって、タンザニアで飲みかわして来たそう。 ・ブラマヨとは違うコンビ関係 ブラマヨ・小杉の結婚が発表された時、小杉さんは先輩たちに一斉メールではなく一人ひとりに報告メールを送ったそう。 ジュニアさんのところには朝4時59分に届いたが、11期のケンドーコバヤシのところにはお昼を過ぎてもまだ届いていなかったそうなので、先輩陣の層の厚さと、小杉さんの律儀さを思いやる二人。 小杉さんの相手は、相方の吉田さんの知り合いで、その人が小杉さんのファンだからということで紹介したことが交際のきっかけいうことから、相方は一度もそんな風に相手を紹介してくれたことがない、とせいじさんを罵りだすジュニアさん。 それに対し、せいじさんは 「そんなことくらい、自分でやれ!」 と反撃。 一度も会ったことがないのに、やれ新幹線で熱愛だとでっちあげられる、とジュニアさんが嘆くと 「そんなな、会ったことなくても会ったことあるようにしとけよ。そしたら、だんだんそんな感じになるで」 と妙なアドバイスを行う兄。 ・巨人師匠に諭されたコメンテーター・せいじ 大阪の情報番組に出たせいじさん。 おりしも、ダルビッシュ夫妻の離婚報道が取り上げられて、コメントを振られたので 「知らんわ、ボケ!そんなんな、ダルビッシュが離婚して誰か困る人がおるのん?おらんやろ?こんなしょうもないことニュースにせんと、次いけや」 と自分の気持ちにのっとって返したところ、その番組を巨人師匠が見ており、会った時に 「お前な、あの番組にコメンテーターとして呼ばれてんねんで。あんな返しはないわ〜」 と、コメンテーターとしての心構えを諭されたそう。 ホンマのことを言うたらアカンねんな〜…と、反省したようでいまいち納得していないせいじさん。 ・ツッコミ大喜利 与えられたツッコミの言葉から、そのツッコミがにしっくり合うエピソードを披露することにしたJリーグ。 「そこ気になるかね」「一緒にすな」「なんでそこかね」「そっとしといたれよ」「月9か!」「月9のなりそこねか!」などのキーワードが出されたが、「そっとしといたれよ」で、セリーグメンバーでもあるレジくんから、せいじさんのジャイアンエピソードが披露されたそう。 「クリスマスイブのとき、コンビニから袋下げた若い女の子が出てきたら、せいじが車の窓下げて、『寂しすぎるやろ!』っていうて、去って行ったんやて。ホンマそっとしといたれよ!」(ジ) ・くらやみチハラトーク まっ暗闇で食事をするというイベントに参加したジュニアさん。 暗闇だと感覚が研ぎ澄まされるので、味も普段より濃く感じたそう。 このライブもまっ暗闇でやってみたらどうだろうか、と提案してみる。 <チハラとトーク> ゲストはオードリー。 テーマ1:「千原兄弟に苦情」 オードリーの二人は学生時代にチハラトークを何度も見に来ていたそう。 昔から見ていた人達なので、「すべらない話」に呼ばれた若林さんは非常に緊張しつつも嬉しかった。 二次会に呼んで貰えたので、「チハラトーク見に行ってました!」と話しかけてみようかと色々考えていたそうだが、タクシー2台で二次会に分乗したところ、ジュニアさんの車の運転手は、非常に偉そうな態度だったため、一次会で酔っぱらっていたジュニアさんは、非常に怒り心頭。 「ずっと、ジュニアさん、ていや!タクシー運転手はていや!って言ってるんですよ。とてもじゃないけど『チハラトーク見に行ってました〜』なんて言える空気じゃなくて。で、“ていや!”ってなんだろうと思ってたら、どうも“低(てい)や!”っておっしゃってるらしくて」(若) 結局、ジュニアさんは先に帰ると言って出てしまい、宮川大輔さんと若林さんは慌てて下に行ったところ、あんなに「ていや!」と怒っていたジュニアさんは、おとなしくタクシーを拾って乗り込んでいたそうで、若林さんは脱力したそう。 テーマ2:「家族」 春日→妹の結婚式に出た時、普段はあまり感動しないのにコンタクトが取れるほど号泣してしまった。このままだと、義弟の親族に「ただ泣いてただけのお兄さん」という印象しか残らないので、親族挨拶の時に「どうも。兄の春日です!」とやってみたが、見事にだだ滑り。 しかし、後続の春日家親族は緊張していたことに重ねて「春日です」につられてしまい、全員春日なのに「叔父の春日です」「叔母の春日です」と、10人ぐらい続けてしまう。 それなのにくすりとも笑いが起きなかったそうで、せいじさんは信じられない。 「6人目ぐらいから笑いだすはずやで」。 若林→おばあちゃんにらくらくホンを買ってあげたところ、相手の声が聴こえないという。試しに目の前で掛けてもらったところ、携帯電話を耳に当てず、マイクのようにして喋っていたことが判明。正しい持ち方を教えたとのこと。 |