チハラトーク(07年後半)

07/12/26 at草月ホール

<チハラトーク>

・“お客さん”扱いはいたしません

 出て来た早々、扉が空いているのに気づくと近くに座っているお客さんに「扉閉めろや!分かるやろ」とか、
 遅れて来たので慌てて席に着こうとしているお客さんに「(席に着いてもたもたするぐらなら)コート脱いで来い!」
 と、今年最後のチハラトークでもやはり容赦ないせいじさん。
 そんな兄に蹴りを入れて、「すいませんね〜」とフォローを入れるジュニア。

・ナイフのハートはガラス製

 ファンだという人に握手を求められたジュニア。
 しかし、いくら寒かったとはいえその人が手袋を着けたまま握手をしてきたので、素手ではやりたくないのかと若干傷ついたという。
 それを聞いたせいじさんは「気を遣えや!」と兄モードにスイッチが入る。

・特番ラッシュ

 様々な年末年始特番に出演するジュニア。
 タモリさんの番組に呼ばれたのでフジテレビに向かう途中、隣の車が「ジュニアだ、ジュニアだ」と騒いでいるのが聞こえてきた。
 サングラス姿の男性が車内にいるのを確認し、(うっとうしいなぁ)と思っていたが、よくよく見たら何とタモリさん本人だったそう。

・せいじ、ケニアへ行く

 前回のチハラトークで、散々ケニア行きを渋っていたせいじさん。
 行く前に打った黄熱病の予防接種が効きすぎて高熱が出たりと、早くも波乱の前兆。
 ところが...。

 「僕、V見ましたけど、あなた早速ケニア人2人とめっちゃ意気投合して何か喋ってましたね」(ジュニア)。

 ケニアの土地にはまり切ったせいじさん。
 
・桃太郎侍、絶句のあまり...

 ケニアと日本の友好のため草加せんべいを配り、「フロムサイタマ!」と自己紹介したせいじさん。
 現地の人の心をばっちり掴めたそう。
 こうなるとせいじさんの独壇場。
 「ジャンボ〜!」の挨拶でずかずか現地人の輪に入り込んでは、子沢山のマサイ族の男性に「オマエ、やるやんけ〜!」と褒め称えたり、現地で唯1人の日本人女性(獣医)の家に家主よりも先に入り込んでさっさとソファに座ると部屋を眺めて「エエ家やんけ!」と満足したりとやりたい放題。

 スタジオでこのVを見ていた高橋英樹さん。
 せいじさんの自由さに

 「何てガラが悪いんだ...」

 と絶句していたそう。

・せいじvsケニアのレストランの店員

 レストランに行ってワインを頼んだところ、安いワインは無いと言い張って高いものを薦めてくるので、その店員を地下のワイン貯蔵庫に引き連れて、「安いワインあるがな!」と認めさせたというエピソード。
 
・せいじを唖然とさせるケニア人の雑ぶり

 とにかく頑丈なスーツケースを思い切って購入したせいじさん。
 息子が上に乗ってもへこむ様子が無い頑丈ぶりだったが...

 「あいつら、ちょっとぐらい手荒に扱ってエエこと知っとるから、めっちゃ雑に放り投げよんねん!」

 どの人からも雑に放り投げられた結果、空港の手荷物受け取り所に現れたせいじさんのスーツケースはありえないほどにぼこぼこにへこんで見る影も無く、流石のせいじさんも唖然としたそう。

・途中で帰らないで!

 正月は旅行に行くことが恒例のJリーグ&セリーグ。
 Jリーグは旅費全てジュニア持ちだが、最近疑問に思うことが。

 「途中で帰る奴のな、旅費もオレが出すべきなん?」(ジュニア)
 「出すべきやわ」(せいじ)

 納得いかんわ〜、とうじうじするジュニアだが、本音は

 「オレをほっといて途中で帰る奴は嫌!」なのらしい。

・パグに噛まれた男

 Jリーグの中でもガタイが良い方に入る三浦氏が、コンビニの店先にいた可愛らしいパグに手を差し出したらそのままガブッ!と噛まれたというエピソード。

・社長...

 従業員全員の顔と名前を覚えているという社長と対談したジュニアだが、その社長は最後までジュニアを「チバラさん」と間違ったままだったそう。

・千原夕の弱点

 せいじさんのヤカラ遺伝子をそっくり受け継いだ夕くん。
 とにかく無敵な幼児に見えて実は意外なものが大の苦手。
 それは「アンパンマン」。

 子供の味方みたいなもんやんか、と不思議そうなジュニア。
 せいじさんも夕くんがアンパンマンを苦手とする理由が皆目検討つかないのだが、クリスマスプレゼントに貰ったアンパンマンのパズルを他のプレゼントと同じ袋にいれようものなら、「一緒にするなーっ!」と大号泣するほどの嫌悪ぶりだそう。
 「アンパンマンマーチ」がテレビから流れようものなら「しょうもない歌つくりやがって」と子供らしかぬことを呟きながらチャンネルを変えることもあるそう。

 しかし
 「朝はパン食うねん」(せいじ)
 「そこは子供なんやな。アンパンマンは好かんでもパンは食いよるんや」(ジュニア)
 「ミニアンパンも食いよるわ」

 子供が好きな番組を嫌いな夕くんのお気に入り番組は「釣りチャンネル」という釣り番組だそう。


<チハラトトーク:ゲスト・2丁拳銃>

“あまり絡んだことが無い人達”という人選がここ最近変わってきたので、そろそろ来るかなぁと思っていたらビンゴ。
 1年半ぐらい前の私だったらめっちゃめちゃ興奮して、目をきらきらさせながら見てただろうなぁ...。
 今回は割と普通のテンションで見てました。

 そして、出て来た早々小堀さんに冷たい千原兄弟。
 一時期Jリーグに加入していたような小堀さんだったけど、何かやらかしたのかやらかしているのか。

<テーマ1:悩み>

 兄が6月ぐらいから行方不明なんです、と物凄いことを普通の調子で喋りだす修士さん。
 職場も退職扱いになったそうだが、ATMの引き出し記録を見たら定期的に大阪市内で引き出していることが確認出来るので、生存は間違いないらしいけど。
 「僕、いつもお兄ちゃん探している芸人で売り出そうかと考えているんです。テレビに偶に出させてもらったりするんですけど、その度に『出てこーい』言おうかと」と、淡々とした感じで話す修士さん。

 小堀さんは、「最近、ルミネの楽屋で自分が最悪な先輩だと思われていること」が悩みだという。
 函館の家族旅行は、実家がホテルを経営しているという後輩の招待ということもあり、宿泊費はもちろん(?)旅費も一切後輩と後輩の家族持ちだったそう。
 これは千原兄弟も修士さんも客も非難の目を小堀さんに向ける。
 ブログには、“実はこの旅行は後輩の招待で〜”という説明が無かったので、純粋に小堀家の家族旅行なのだろうと私も思っていたから、真相を知るとさすがに引く。
 そして、出て来るたびにこういう目を向けられがちなことに、何だか若干の情けなさもつい覚えたり...。

 ちなみに小堀さんの評判の悪さはせいじさんに言わせれば 
 「オマエが全部悪い」らしい。

 小堀さんがオフで函館に行っているということは当然修士さんもオフ。
 小堀家の函館旅行の顛末を知ったヨメちゃんこと野々村さんは俄然燃え、「うちらは沖縄や!」と、自腹で沖縄まで家族旅行に行くことを計画。
 ネットオークションなどを駆使し30万かかるところを10万に押さえたり、315円で借りれるレンタカーを見つけたりしたそう。
 (おぉ〜、野々村さん、カッコイイ〜)と思ったが、ジュニアに言わせると「トータルで言うと、2丁拳銃、どっちも景気悪い」とのこと。

<テーマ2:先輩・後輩>

 修士さんの酒癖の悪さと、共通の後輩である山本さんの酒癖の悪さについて。
 ジュニア邸で鍋パーティーが行われた時、酔っ払った修士さんが後輩に向かって「オマエ〜、鍋の湯気でジュニアさんの顔が見えへんやないか!」と怒った話は何回聞いても、シュウちゃんカワイイ、と思う。

 修士さんは特定の人とだけつるんだりはしないそう。
 ジュニアの鍋パーティにも呼ばれれば、せいじさんの家の新年会にも呼ばれるそう。
 その際、一花ちゃんはかごに入れて連れて行ったそうで、着いた時はその中で就寝中。
 そこにあらわれたのがせいじジュニアの夕くん。
 父親と瓜二つのヤカラっぷりを目にしていたので若干危機感を覚えていた修士さんだが、一花ちゃんを見た夕くんは「ホンマ、可愛いのぅ!」とヤカラ口調で褒めてくれたそう。
 小さい子に会うと話し掛けるのが好きな修士さん。
 夕くんともそうしたそうだが
 「お父さん、好き?って聞いたら、『好きやけど、顔、変やな』言うてましたよ」とのこと。

<テーマ3:怒り>

 小堀さんは函館旅行でお土産に買ったカニ型のライターを機内に持ち込もうとしたら一つしか持ち込めなかった話。
 (機内持ち込みじゃなくて手荷物に入れて預けとけよ)と思ったが、ジュニアも冷静にそう指摘。
 没収された分のライターの料金ってどうなるんでしょうね、と小堀さんが言い出した途端、私がいたブロックでは「ちっちゃ...」「ちっちゃ...」とぼそぼそっとしたツッコミがあちこちから飛んでいたのが不謹慎だけど笑えた。
 修士さんは、自分ではなくヨメちゃんが元ヤンということもあって怒りっぽいという話。
 「野々村はな〜」と何か納得する千原兄弟。

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07/11/26 at 草月ホール

<チハラトーク>

・元気にご挨拶!

 出て来た途端「千原です!」と妙にハキハキと挨拶したせいじさん。
 「...そうですよ」と冷静なジュニア。

・アノ真相

 写真誌に撮られた弟の例の件が気になるせいじさん。
 「そんなことより、堤がねぇ」と、せいじさんの大好きな堤エピソードで話をはぐらかそうとするジュニアだが、今日のせいじさんはそんなことにはつられない。
 ジュニアの話題転換を力ずくで押し戻す。

 ジュニアから語られた例の件の裏側は

 (1)写真を撮られたということをジュニアに真っ先に教えてくれたのは会社の人間でもマネージャーでもなく明石家さんまさんだった(ジュニアの写真を撮ったカメラマン達がさんまさんにコメントを求めに行ったそう)
 (2)引越しの時点からカメラマンは考えたら張っていた。というのもタケトと一緒にスーパーに行ったら明らかにプロ仕様のカメラを持った人間が自分達を撮っていたから。しかし、頼まれてもいないのに、というか望まれていないのに調子乗りの血が騒いで写り込みに行くタケト。

 と、これぐらい。
 (せ)「会うた時に『弟がお世話になってます』って言わなアカンのやから、本当のこと教えてくれや」
 (ジ)「世話になってないわ!」

・オカンvsヤカラな伯父

 ジュニアが大好きなおばあちゃんの米寿のお祝いが熱海で行われたので、仕事の合間を縫って駆けつけたジュニア。
 千原兄弟の母はおばあちゃんの娘。
 長兄は著書を何冊も出している大学教授で、割と品が良い。
 ところが次兄はせいじさんもびっくりなヤカラで評判が悪い。
 
 今回もジュニアが着くやいなや、
 「なんや、オマエ、おもんない芸人やな!」とか「全然売れへんやないか!」とボロクソ。
 大好きなおばあちゃんのお祝いの席で何でこんなこと言われなアカンねん、とムッとしたジュニア。
 オカンはジュニアがいつキレるかハラハラしていたが、ジュニアをそんな状態に持っていこうとする次兄に腹が立ち、オカンの反撃が開始。
 大学教授の長兄に
 「なんや、オマエ。売れてへん芸人の書いた本の方が売れとるやないか」
 と絡んだ次兄にぽそっと
 「売れてます」。

 (次兄)「おもんない芸人に...」
 (オカン)「まぁまぁ面白いですけど!」

 とチクチクと闘い出したが、千原兄弟のビジュアルについてけなされたらそこは同意したのかノーリアクションだったとか。

・絶叫した老いの到来

 トイレは大も小も座る主義のジュニア。
 その日も普通に腰掛け、ふと下を見た時、確実に老いの証であるものを発見し、驚愕の雄叫びをあげたそう。
 お兄ちゃんによれば、そこよりも確実に老いの到来が著しい場所があるそうで、事細かに教えだす。
 女性には分からない世界だった....。

・ジュニアvsタクシー運転手

 「高速道路に不慣れで、高速のど真ん中でブレーキを掛けたり、カーナビに従わなかったり、挙句降りないで良いところで降りようとしたと思ったら、降りなきゃいけないところで降りれなかった運転手」、「カーナビの使い方が分からないけどタクシー運転手になってしまった人」という、非常になかなかな運転手に2日連続で乗り合わせてしまったジュニアの怒りの叫び。

・集結した人々

 三浦さんと一緒になじみの小料理屋でご飯を食べていたジュニア。
 すると、外から尋常じゃない大声が聞こえてきたので何かと思い外に出てみると
 “上半身裸でGジャン”“裸足”と、見るからに怪しい男が外国人に絡んでケンカを売っていた。
 外国人もこの男をあまり関わってはいけないタイプと見たようで困惑。
 男はますます激昂し、「なんじゃ、わりゃー!」「かかってこんかーい!」と絡む。
 あーあーと思っていたらパトカーが何台もやって来た。
 食事をしている店の上で服屋を営んでいるお兄さんがあまりのうるささに通報した模様。
 しかし、大声でわめく以外は実害が無いし、薬物中毒でもなさそうなので、素面で喚いているこの男に手が出せない警察官達。
 警察官にターゲットを変えていきり出すGジャン男。
 手をこまねいているだけで一向に何もしない警察官に業を煮やし、「何しとんねん!早、連れて行かんかい!」と文句を言いに降りてきた洋服屋の兄ちゃん。
 兄ちゃんに「ナンじゃ、我っ!」と絡むGジャン男。
 「ナンやねん、早、連れて行けや、こいつら!」とポリに文句を言うジュニア&三浦さん。

 ワーワー収拾がつかなくなった現場で、小料理屋の女将さんが一言。
 「みんな関西人だね」

 せやなぁ〜...としみじみ思ったジュニア。

・子供の芸術心

 小さい頃、おやつをジュニアと一緒に買いに行ったら、駄菓子屋の隣の八百屋に着いた途端ジュニアがいきなり「椎茸が欲しい」とねだり出したことがある、と思い出を披露するせいじさん。
 幼児は不思議なこと思うのう、とその時思ったそうだが、息子がその頃のジュニアと同じ年にさしかかってみて、やはりそのぐらいの年の幼児の思考は不思議なものであると再認識したそう。

 一人息子・夕くんは静より動で、幼稚園でも粘土細工は断固としてやらなかったそうだが、お便り帳をたまたませいじさんが見たら、最近はぐんぐん成長し、粘土細工をやるようになりました、と嬉しい報告が。
 そこで夕くんに

 「最近、粘土細工やるようになったんやてなぁ。何作ってん?」
 と訊ねたら、愛息の返事は

 「生ハム!」
 だったそう。
 

 固まりの生ハムは見たこと無いので、恐らく粘土を薄〜く薄〜く延ばしてんやろなぁ、と。
 子供は一番好きなものを作りたがるので、思わぬ返事が来た動揺を押し殺し

 「夕は生ハムが一番好きなんか?」
 「違う。生ハムは2番目や。1番好きなのはお絵かきでしてんねん」
 「(...?)一番は何やの?」
 「しゃぶしゃぶ!」

 あらためてクレヨンを見ると赤だけが尋常じゃないぐらいに磨り減っているそう。
 薄く延ばすのんが好きなんやったらそば職人にでも将来なるかもなぁ...と心なしか遠い目をしながら語るせいじさんだった。

・正直者?帯谷マネージャー

 小説第二弾を書き終えたので、帯谷マネージャーに読んでもらったジュニア。
 「ジュニアさん、小説読みました!」と言ってきたので何か感想を言うのかと思ったら、その報告のみ。
 その場にいた全員が、その後何か感想言うでしょ!とつっこむものの、いや〜、ボクみたいなものが感想言うのは失礼かと...ともごもご。
 気を取り直し、小説のタイトルが未定だったので冗談で「帯谷につけてもらおうかな」とジュニアが言ったら
 「いや、ダメですよ!そんなことしたらますます売れなくなりますよ!」
 とさりげなく本音を打ち明けてくれたそうで、ジュニア若干へこむ。

・たまごっちの悲劇

 某女優さんが第一次たまごっちブームの頃、たまごっちが死んでしまったことがショックでドラマの収録を飛ばし、ディレクターやプロデューサーなどいい年した大人がスーツ姿でその女優にたまごっち死去についてお悔やみを言った、という話を仕入れてきたジュニア。
 もう10年ぐらい前の話なんやから、「すべらない話」としてこの女優さん本人から語って欲しいそう。

・わが子同然のアイポッド

 楠田枝里子さんがアイポッドを子供みたいに可愛がってるんですって、と話し出したジュニア。
 しばらく考えた後、「アイボやな」とせいじさん。

・デジタルは罪作り

 気を取り直し、楠田さんのアイボの話。
 アイボの賢さや可愛らしさをアピールする企画に呼ばれたので意気揚々と参加した楠田さんだが、アイボは光に反応するロボットらしく、ライトをバンバン焚くスタジオでアイボは大パニック。
 ついにはひっくり返ってしまい、その後ぐったりしたアイボを抱き楠田さんはスタジオの片隅でへこんでいたそう。
 せいじさん曰く「デジタルは罪作りやな〜」。

・コホリハイマー症候群

 N丁拳銃・K堀のように、トークコーナー等で何の落としどころも用意せず先輩をいじり出し、挙句先輩のイメージを損なわせたまま落とせずやり逃げすることをこう呼ぶジュニア。
 これをやられた宮川大輔さんは後日、ルミネの楽屋で小堀さんをハグキが引っ込むほどにシバキ倒したとか(^^;。

 これをやらかしてしまったのがライセンス・藤原。
 やり逃げコージーに呼ばれた時、千原兄弟は横暴だというイメージを客席に植えつけるようなエピソードを披露し、笑いを呼べぬままMCに丸投げ。
 ジュニアはそのパスを上手く受け取って切り抜け、フージーも変な空気にしてしまってすいませんでした、と謝ってきたので、別にエエよ、と言っていたが、後日今田さんから
 「あの時のジュニアの顔、モニターに抜かれとったから見てたんやけど、鬼みたいな顔やったで。藤原をあの後どついたりしてへんか?」
 と心配され、オレはまだまだやなぁ、と反省するジュニア。
 大人にならなあかん、とお兄ちゃんに渇を入れてもらう。

・ケニアに恐れおののくせいじ

 ジュニアと久本雅美さんの番組のロケでケニアに行くことになったせいじさん。
 しかし、外務省の渡航情報を見るとケニアは
 「渡航の是非を検討してください」「日本人とみると撃たれます」「いのちあっての物種です。強盗に会った場合は速やかに金品を提供してください」
 と、せいじさんの心を脅かす物騒な注意ばかり。
 しかし、
 「大丈夫や。ケニアの方が“せいじが来る”言うてびびりよるわ」
 とつれないジュニア。


<チハラとトーク>

ゲストは意外や意外でサバンナ。
 “あまり絡んだことが無い人を呼ぶ”というコンセプトもそろそろ役目を終えたよう。
 エンタ効果か、私の前にいた人たちは高橋さんを見て一斉に大興奮。
 一人など泣き出す始末で、(泣くか!?高橋で泣くことある?)と、自分は鶴瓶で泣いたことがあることは棚にあげて驚く。

高橋さんとジュニアは14年来の付き合い。
 2丁目劇場を知る者同士として話が弾む弾む。
 
 ・高橋さんは自分でも最高の幇間と思っている。対ジュニアであれば右に出るものはいないとも。
 ・八木さんの兄は友達がいない。唯一家に連れてきた友達は黒人だった。
 ・高橋さんのお父さんは酔うと号泣する。高橋さんが中学生の頃、路上で酔っ払って寝ていたお父さんに暴走族がオヤジ狩りをしようと思ったが、起きたお父さんがあまりに号泣するので暴走族の方がお父さんに情が湧いたのか、家まで送って来てくれた。
 ・八木さんは、マムシに噛まれた犬に噛まれたことがある。
 
 など、面白エピソード満載。
 
 折に触れ、東京進出を促すジュニア。
 コバも陣内もこっち来てんねんから、と。
 「でも、東京の仕事あんまり今ないんですよ」と言う高橋さんに
 「来んから無いねん」とジュニア。
 オォ〜、と一斉にうなる会場。
 即乗り気になる八木さん。

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07/9/25 at草月ホール

<チハラトーク>

・パパの大仕事

 こんなところに来ている場合じゃないのだと、のっけから気もそぞろなせいじさん。
 というのも10月6日は愛息・夕くんの運動会。
 父親の出番がやたらと多いらしい。

・いまどき幼稚園事情

 幼稚園も色々特徴あんねんで、とせいじさん。
 特徴も何も自分達の頃は幼稚園は一つしかなくてみんなそこに行ってたやないか、とジュニア。
 幼稚園を選ぶ時代がいつの間に到来したんだと素で驚く。

 事前に下見に行った幼稚園は芸能人家族がやたらと多かったそうで、「ミスチルの桜井さん」と名前が出た時はわ〜っと珍しく反応するクランケもといお客さん多数。
 夕くんの幼稚園の特色は<運動に力を入れている>。
 サッカー大会やらラグビー大会やらしょっちゅう行われるそう。

・張り切りすぎる父兄

 運動会の思い出といえば<綱引きでめっちゃ張り切るオカン>だというジュニア。
 率先してしんがりを務め、なおかつ身体に綱を巻きつけてまで勝とうとする母親の綱引きに対する意気込みに、息子だった自分は引きまくりだったそう。

・歓迎!ジュニアパパ

 当たり前のように「お前も運動会見に来いや」とジュニアを誘うせいじさん。
 「何でオレが愚甥(ぐおい)の運動会見に行かなアカンねん!」と少々たじろぎながら必死でお断りするジュニア。
 仕事入ってないしエエやんかと全く弟の困惑を意に介さない兄。
 入ってないなら無理矢理にでも仕事を作って、断固としてお誘いをお断りする弟。

・SMAPにはなれないジュニア

 モデルをやってる親が夕くんの幼稚園にいると聞き、
 “モデル=TSUBAKIを使うてはる人”
 という公式が浮かんだジュニア。
 そのままTSUBAKIのCMソングのサビを唄いだした、聞き覚えがある曲と微妙に違い、客席に半笑いが漂う。
 すると「何笑うてんねん!上手やったやろ!」と弟を庇う兄。
 麗しい30代の兄弟愛。

・レディオを壊したのは誰だ

 今まで“歌”絡みの仕事は出来る限り断ってもらっていた千原兄弟だが、とうとう断れない仕事が回ってきた。
 それが「新・堂本兄弟」。
 最後の歌部分をどうしても外してもらいたかったがそれは出来ないと断られ、それではなるべく歌が下手に聞こえないようなものを...と頼んだのに回ってきた曲は「壊れかけのRADIO」。
 どちらの歌が聞くに堪えなかったかを収録後罵りあったそう。
 マネージャーによれば「RADIOを壊していたのはせいじさんです」とのこと。

・自称・ストリート・スライダースの土屋さんに認められた男

 自分の歌が下手だった訳が無い、と主張するせいじさん。
 その証拠として
 「歌い終わったあとにな、土屋さんチラっと見たら、サングラスをキュって上げててん。これは、“良かったよ!”って言うてくれてたってことやんか!」
 と、どこまでもポジティブに自己評価するせいじさん。

・兄貴を少しだけ尊敬する時

 ロンブーの生番組でUFOを山に呼ぶという企画に呼ばれたせいじさん。
 しかし、段取りがグダグダで上手く行かず、しらけムードがスタジオに漂う。
 スタジオにいたジュニアは兄を見限り、スタジオの空気を盛り上げる役に専念。
 UFO組のことをスタジオ組は完全に忘れてしまう。

 そうとは知らないせいじさん達。
 CM中で中継が繋がっていないことに気づかず、UFOが飛んでいるのを見つけて驚いているという様子をオーバーに演技中。
 そのリアクションに大笑いするスタジオ組。
 恥ずかしいわ〜、と思いながら兄のオーバーリアクションを見ていたジュニアに共演者の柴田理恵さんが一言。
 「ジュニア、あんな小芝居するのも大変なんだよ」
 
・な(N)んてひ(H)まなこ(K)とする放送局

 「ケータイ大喜利」が隔週番組になったので、その番宣を撮ることになった。
 ところが、10分番組と聞かされたのに指定された集合時刻は午前8時で終了予定時刻が12時。
 10分番組を3分割で収録するのだが、NHKはそんな短いものでもリハ→本番→チェック(全員)。
 なんとゆうまだるっこしいやり方をやっとんねん!といらいらするジュニア。
 ググ〜ッと怒りを押し殺しながら進め、11時に終了。
 帰り際「ジュニアさん、すごいです!最短記録ですよ!」と局員が興奮した調子で話しかけたそうで、ジュニアの疲労は更に倍増。

・ジュニアvs銀行のオバハン

 銀行で振込みの仕方が分からなかったので中年の女性行員にやり方を訊ねたジュニア。
 指示された通り、2枚とも振り込み後の金額を記入して窓口に出すと、その行員が「もう一枚は振り込み前の金額を書くのでやり直してください」と突き返した。
 オマエが2枚とも書け言うたやんか、そのようなことは申しておりません、と不毛な争いが勃発。
 謝れ、謝る必要はございません、と銀行で派手な口論が起きているので支店長が割って入ろうとしたものの、ジュニアの「何や、オマエ!」の一喝でくるりと引き返したそう。
  
 けっきょく、オバハンの渋々ながらの謝罪の言葉を引き出し、銀行をそのまま去ろうとしたが、「お客様、カードお忘れですが」と最後はオバハンの巻き返しが。

・我々の常識、世間の非常識

 コヤブの映画にゲストで呼ばれ、集まっていた後輩達と共にいつもの調子でミニコントをやっていたジュニア。
 しかし、世間ではそのミニコントは「威圧する先輩と威圧される後輩」「シメる先輩とシメあげられている後輩」の図式以外の何者にも見えないそうで、同じくゲストでやってきた他事務所の先輩芸人は、これ以降ジュニアに明らかにビビってしまい、つれない態度ばかりだったそう。

 セイジさんも自分の友達とその友達が連れてきたミュージシャンと飲んだときのことを話す。
 そのミュージシャンは音楽業界で知らないものはいないほどの暴れん坊で、絡まれたりどつかれたりされなかった人はいないというほど。
 しかし、セイジさんには相手がミュージシャンだろうが医者だろうが893だろうが知ったこっちゃないので、そのミュージシャンが暴れだしたら、「オマエ、うるさい!」「黙れや!」「何してんねん!」とフツーに注意をしていた。
 このエピソードが少しずつ少しずつ間違って伝わっていき、セイジさんの耳に入ってきたときは
 「オレがな、このミュージシャンをシメた悪い奴やいうようになってんねん」。

・禁句
 
 すべらない話の打ち上げの際、他事務所のカラーが話題に。
 たけし軍団は体育会系の絶対縦社会。理不尽な理由で先輩からどつかれても絶対服従。
 吉本は芸人も多いため、個々でカラーが違う。面白いことが最優先。
 ハチミツ二郎さんも以前チハラトークにゲストに出た際、オフィス北野は男性が多い体育会系ってイメージやなぁと千原兄弟に言われ、「男は突き詰めると女になりますね」とぽそっと言っていたなぁ。

 ここでブラマヨ・よっさんが「でも、大輔さんはたけし軍団の雰囲気ありますね」と言ったら、大輔さんにとってそれは許せないフレーズだったらしく、メガネをシュッと外し、「誰がたけし軍団やねん!あぁっ!」とよっさんに突っかかったそう。
 「それがたけし軍団やねん」(ジュニア)

・リハビリ施設NSC

 腐葉土をいかなる時でも担いでいる学生や、どんな時でも革ジャンを脱がない学生など。



<チハラとトーク>

ゲストは$10。
 ハマーは入院していたそうでびっくり。
 この時点ではMBS漫才アワード決勝前だったので、$10の優勝を願っていました。
 ハマーが開いた焼き鳥店について、ジュニアは「ええなぁ、大阪は。ツレがやってる店いっぱいあってすぐ行けて」と羨ましがっていたのが印象的。

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07/07/23 at草月ホール

<チハラトーク>

・恒例セイジチェック!

 ジュニアが喋りだそうとするのを制するせいじさん。
 「どうせ遅れて来る奴がおんねん!」。
 毎回遅刻客に厳しいせいじさんに
 「首周りがヒョウ柄のシャツとダメージジーンズ(ペンキのしぶきみたいなのが掛かっているようなデザイン)はいてるだけありますね」
 とジュニア。
 何故か満更でもなさそうなにいちゃん(^^ゞ。


・発言には気をつけよう!

 いい加減、自分達はタレントであるという自覚を持たなアカンなぁ、と思ったジュニア。
 京都から出て来たチンピラのくせが抜けないため、エライ目に遭ったそう。

 事の起こりは数日前、横浜にある吉本の水族館で記者会見に遡る。
 恐い魚と恐い芸人のコラボレーションとして、まちゃまちゃやバッドボーイズの佐田さん達が呼ばれ、千原兄弟はMCを担当していた。
 まちゃまちゃは突っ張った格好をしているけれども普段は全然怖くない、というエピソードの一つとして、若い男性ミュージシャンを部屋に住まわせとるやんけ〜とせいじさんが言ってみたら、一斉にカメラのフラッシュが焚かれ、その日の夕方には「まちゃまちゃ熱愛発覚!」と、ワイドショーのトップニュース扱いになっていたとか。

 しかし、これよりもっとひどい発言をやってしまったせいじさん。

 数ヶ月前、某女優と熱愛発覚と報道されたジュニア。
 ちなみにジュニアがこの話題を出した時、冷やかしの拍手や笑いが客席からさほど起こらなかったのは流石クランケ、と思った。
 他のライブだったらかなり盛り上がるだろうに。
 まちゃまちゃに便乗し、ジュニアの熱愛話を聞きだそうとした記者達。
 「すいません、ジュニアさんも...」
 と記者が切り出した途端、吉本の広報担当者は「ハイ、これで記者会見終了でーす」と突然の打ち切り。
 これに対し

 「オマエがいらんことこと聞くから記者会見終わってもうたやないかっ!」
 とキレたのはもちろん千原せいじ様。

 そして、TV局はご丁寧におにいちゃんのこの発言を一言一句字幕スーパーつきで流したそうで、これを見た後輩達から「あんなおもろい芸能ニュースは初めてです!」と口々に言われたそう。
 ジュニアはその場面は見ていなかったものの、翌日スポーツ新聞を見たら「千原ジュニア」という見出しが目に入ったので何や、何やと見たら例の会見で、自分のことはほんのちょびっと。
 しかし、せいじさんの発言はこちらも一言一句余すことなく報道されていたそう。


・好みが分かりすぎるえっち・でぃー・でぃー(HDD)

 ある程度使っていると持ち主の見る番組の傾向を把握し、予約をしてない番組でも録画をするHDDレコーダーを持っているジュニア。
 気づいたら世界遺産とUHF局に流れる大阪制作の番組がパンパンに溜まっていたそう。
 せっかく撮ってくれたので見てみたが、やしきたかじんさんの番組ではあまりに遠慮ない発言が飛び交うので唖然としたが、そんな本音満載の少々えげつない番組の正式名称が「たかじんの胸いっぱい」であることには更に唖然だったらしい。


・気が利きすぎるハードディスク

 Bコース・タケト家のレコーダーもジュニア家と同機能。
 こちらは奥さんがドクタードリトルが好きなので、これが放送される度に勝手に録ってくれているそうだが、そうドリトル先生は何度も放送はされない。
 すると、HDDも色々考えたのか...

 「“色黒”、“動物”っていうキーワードに気づいたんか知らんけど、毎週『動物奇想天外』勝手に録りよるねんて」(J)


・腹立つぞ、実兄!

 せいじさんに怒りたいことが満載だと宣言するジュニア。
 いつもJリーグで旅行する時はカメラを持って行かないが、面白いことが起こってるのを撮ったりしないのも勿体ないと思い、息子の映像や写真を何かにつけ撮っている実兄に今ビデオカメラ的なものを買うとしたらどんなものが良いかを相談。
 アドバイスを基に電器店に行ってみたら、値は張るものの最新機種が出ていて、せいじさんが薦めていたものと比べても録画時間や性能が勝っていたためこれを買うことに。
 早速ルミネの楽屋でいじっていたら、自分よりもいい機種を買っているのが面白くなかったのかどうか分からないが、

 「俺の買ったのは、DVDとかいれんでも中にHDDがあってそれに60時間貯めこめるねん。
  それ言うたら、コイツ(=せいじ)、
 『ほな、オマエ、ノートパソコン持って行かなあかんやんけ!』
 って。
 60時間撮り終えたら、PCに移し返る必要があるって、1回の旅行で60時間全部撮る訳ないがな!
 そしたら、
 『俺はこの間沖縄行った時、50時間分のDVD用意したわ!』。
 それでも10時間余るやろ!しかもよくよく聞いたら、確かにDVDは持って行ったけど、カメラ置いて行ってんねん!
 何やねん!しね!」


・言わせて貰うぞ、実弟!

 せいじさんもジュニアに物申したいことがある!と反論。
 テレビ台を買おうと思い、下見に行ったとジュニアに話したら

 「事故の後遺症か知らんが足引きずってな(そんなん、長いことしてへん!(ジ))、
 『あの変なグレーの入ったやつ買うんか?』
 って言うてきよんねん。
 そんなん入ってへんかったと思ってんけど、ジュニアはよう細かいとこまで見よるから入ってんかもなぁっって思ってん。
 あんまりしつこう言うしな。
 でも、見に行ったら...“真っ黒”やったわ!
 オマエが見た最新式はな、1週間も10日も1ヶ月も3ヶ月も前の奴じゃ!」


・仲良くしようよ、兄弟!

 形勢は一気に逆転し、怒涛のように畳み掛けるせいじさん。

 (ジ)「分かった!じゃぁ、こうしましょう!」
 (せ)「なんでしょう?」
 (ジ)「...仲良くしませんか?」
 (せ)「(笑)打たれ弱いねんなぁ」


・大人のような口を利く息子

 レジくんに異様なほどなついているせいじさんの息子・夕くん。
 ある日、レジくんと夕くんとでマクドナルドに行ったときのこと。
 マックフライポテトにたまにあるカリカリのポテトは硬くて食べれないという夕くんのために硬いポテトと柔らかいポテトとレジくんが選り分けていたら、その様をじっと見ていた夕くんは
 「なぁ、...レジはほんまにいつもオレのこと考えてんなぁ」
 と、めっちゃしみじみした口調で呟いたそう。

 また、ラーメン博物館に家族で行ったら、駄菓子売り場担当のお姉さんが規則でいうことになっている「はい、おつりは10万円(実際は10円)」をかなり気の無い調子で言っているのを聞くやいなや、夕くんはそのお姉さんにダメ出しして通り過ぎたそう。


・今まで生きてこれたのが奇跡な男

 ロッシーの凄い伝説をまた仕入れたとジュニア。
 本人曰く、左利きだからという理由で、いまだに自動改札をマトモに通り抜けたことが無い野性爆弾・ロッシー。
 うめだ花月の楽屋にいた芸人で食事に行くことになり、ロッシーが予約の電話を掛けることに。
 いざ向かっていると
 「あれ、1人足らへんやん?オレ、5人で予約したのに。誰?勝手に帰ったん?」
 とロッシーが騒ぎ出した。
 しかし、最初から楽屋にはこのメンバーしかいなかったのでよくよく問いただすと、偶々楽屋で見ていた政見放送の候補者も楽屋メンバーの1人に加えていたことが判明....。


・参院選の見所

 日本スマイル党の政見放送は一見の価値があるとのこと。


・親を親と思わない息子

 カメラを忘れていった沖縄旅行での出来事。
 早く寝たので早く起きたせいじさん。
 テーブルを見るとおにぎりがあり、奥さんか友達の奥さんのものだろうと、あまり深く考えず食べたらそれは夕くんの朝食であった。
 朝食を父に食べられたと知るや、烈火のごとく怒り出す夕くん。

 「『オマエしねっ!』とか、『顔くさいんや!』って言いよんねん!
 何や、『顔くさい』って。どういうことやねん!」(せ)


・歌に乗せて抗議する息子

 「♪おれのおやじはしょ〜もない〜。すべりつづけてばかり〜」
 とか
 「♪ジュニアパパだけテレビでて〜、おやじはさけのんで〜」
 など、中々のシンガーソングライターっぷりで、客もジュニアも爆笑。
 生まれて2回ぐらいしか会ったことない甥が自分のことを“ジュニアパパ”と呼んでいると知り、少々驚いているようでもあった。


・“目には目を 歯には歯を”を地でいく息子

 今度は夕くんが残しておくように頼んでいた朝食のしゃけを食べてしまったせいじさん。
 またも烈火のごとく怒る夕くん。
 トイレに立ち、戻ったせいじさんの目に入ったものは

 粉々になった液晶テレビの液晶...。
 夕くんが“こういう時のために”持っていた石で叩き割ったそう...。
 慌ててソニーに電話したせいじさんだが、石が当たって割れたと告げると修理担当の人が(家の中で?)と物凄く怪訝そうにして恥ずかしかったそう。
 

・麦芽おばけの狼藉 

 天ぷらパーティをジュニア邸で催した時のこと。
 Jリーグはもちろん、普段そんなに絡んだことがない後輩も呼び、かなり楽しい宴に。
 ところが、そんなに付き合いがない人が来ると、Jリーグの結束やJリーグ内の自分の地位をことさら見せびらかす傾向がある山本吉貴氏。
 ただでさえ酒癖も悪いが、この日は周りが引くほど絡み出し、ジュニアはちらちらと様子を窺っていた。
 そんなジュニアの思惑を知ってか知らずか、先輩である2丁拳銃・小堀さんが仕事の関係で遅れると電話をしてきたら「もう来んでよろし」と言い、実際到着してもドアを開けなかったり(他の芸人が間に入って開けた)と、普段なら絶対にやってはいけないことを破りまくり。
 不穏な空気が漂いながらも宴は佳境に入り、シメのそうめんが出て来た。
 天ぷらでもたれがちだろうと、後輩芸人がせっかくさっぱりしたものを用意したのに、普段こうやって食べてるから、とラー油を持ってこさせるとたっぷりつゆに注ぎ、「これがうまいねん。みんなもせーや」と強要する様に、ジュニアの堪忍袋もとうとう限界。

 「山本が酒飲んだら、みんなで“麦芽おばけ”っていうてんねんけど、『麦芽おばけ、しばいてエエかなぁ』ってオレが言うたら、みんなしーん!ってなってん。“
 やばいよ、やばいよ、山本さん。ジュニアさん怒ってるよ!”
 て山本以外の人間は全員思ってんねんけど、山本は相変わらずやねん(笑)」

 とうとう山本さんをどついたジュニア。
 今までの様子から、「何すんねん!」と食ってかかってくるかと思いきや...

 「『すいませんでした!』って謝ってきよんねん(笑)。早かったわ〜」(ジ)
 「それ、山本止めて貰いたかったんやで。でもオマエが中々止めへんから引っ込みつかんくなったんや」(せ)


・せいじ仕込みの出来る男

 レジくんも天ぷらパーティーに呼んだが、気が利きすぎるのでびっくりしたというジュニア。
 「氷がない、言うたらパッて立って買いに行きよんねんけど、どう考えても3分は掛かるところを1分半で戻って来たで!『氷は急げ!ってせいじさんにいつも言われてるから』って」


・藤井隆さんは最高の先輩!

 当事者から話を聞いた方が良い、と堤くんが登場。
 「キャプテン☆ドみの」の前説をやっていたどりあんず。
 出演者の1人である藤井さんは色々どりあんずを気にかけてくれていて、この日も番組の打ち上げに誘ってくれたそう。
 みのさんと話す場も取り持ってくれたが、みのさんはかなりの酒豪で、みのさんがコールすると、一気飲みをして返すことが慣例。
 しかし、堤くんは一滴も酒が飲めないため、焼酎を飲んでいるフリをして水を一気飲みを披露していたら、みのさんはすっかり上機嫌になり、酒を一升瓶で持ってこさせ、みのさん自らどりあんずのコップに並々と注ぎだす。
 平井さんが最初に一気をしてみたが、ここに至るまでにかなり飲んでいたため飲み干すことはさすがにきつく、飲みながらもだらだら零してしまい、若干みのさんは不機嫌に。
 自ずと堤君への期待が高まるが、堤君は絶体絶命。
 (もう、おしぼりを口につけるフリして染みこませるしかない!)
 と、意を決して飲もうとしたら...

 「ちょっと〜、平井〜。あんた、全然一気出来てないじゃな〜い。堤は出来るの〜?」

 といいながら、堤くんが酒を全く飲めないということを知っている藤井さんは堤くんからコップを引き取ると、2/3ほど一気飲み!
 全部藤井さんが飲んでしまうと堤くんが再び飲まされるので、わざと1/3だけ残したコップを「堤、一気はこうやるんだよ」といって返したそう。
 藤井さんの男意気と優しさに感激した堤くん。
 おしぼりを捨て、死ぬ気の思いで1/3だけ残った酒を何とか飲み干したのを藤井さんは見届けると、
 「はい、どりあんずでした〜。みんな拍手〜!」
 と、これ以上一気飲みをしないで済むようにその場を去る流れを作ってくれたそう。


・更に感動話に...

 同じ話を
 みのさん→キオスクのおばはん
 藤井さん→小4の男の子
 おしぼり→軍足

 に変えて話し出す堤くん。
 ジュニアはちょいちょいこういうリクエストをするそうで、慣れたものでした。



<チハラトトーク>

ロバートがゲストでした。

チハラトーク
ライブレポート
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