チハラトーク(07年前半)

07/6/25(at 草月ホール)

<トーク>

・恒例!せいじの遅刻チェック

 開始早々3人ほどバタバタと駆け込んで来たが、絶対に見てみぬフリをしないのが千原せいじ。
 早ぅ座れ!オマエ待ってんねん!と叱り飛ばす。
 ところが、中には始まった早々出て行った方がいて、これにはさすがのお兄ちゃんもびっくり。

 「アイツ出て行ったで!」

・遅刻客ゼロ作戦「開演は○○時」

 社会人が多い客層だから、19時始まりやと色々不都合があるんじゃないか?と分析するジュニア。
 20時始まりとかにした方がエエんちゃう?と提案するが、せいじさんは
 「そんなんなー、何時始まりにしても遅刻する奴は遅刻すんねん」と一蹴。

 むしろ
 「逆に1時始まりにすんねん。昼の1時な。それやったら絶対仕事休まんとしゃーないから有休取るがな。仕事して来ようするからアカンねん」。
 お兄ちゃん、時々鋭いところを突くと思う。

・6年ごとのジンクス

 6年おきに大病をしたり大怪我をする、という嬉しくないジンクス持ちのジュニア。
 今年はバイク事故から6年なので少し覚悟していたが、無事に誕生日も過ぎたのでホッとしていたのだが…

 「実はね、僕、今足の人差し指骨折してるんですよ」。

 「ケータイ大喜利」の後、みんなと居酒屋で食事をしていたジュニア。
 トイレに立ったが、もう閉店間際だったので自分達しか客はいないだろうと思い込み、酔っ払っていたのもあり、カギを掛けずに用を足していた。
 しかし、実は奥にまだ客がおり、そのうちの1人がトイレにやって来た。
 カギが掛かってないので、当然中には誰もいないだろうと思い勢い良くドアを開けたが、中にはジュニアが。
 ちょうどドアに足の指が挟まってしまった。

 しかし、その時は酔いも手伝っていたのかまったく痛みは無く、通常通り仕事をこなしていたのだが、3日目に突如挟んだ指が尋常じゃなく腫れ上がってきて激痛も勃発。
 立ち上がれないほどだったが、まさか3日前のトイレ事件が原因とは夢にも思わなかったので、真剣に
 (えぇ〜、外反母趾!?)
 と思ったとか。
 足の人差し指が「誰指してんのか全然分からへんぐらい」腫れてるので病院に駆け込み、3日前のトイレ事件で“剥離骨折”をしたことが判明したそう。

・駐車場のオッチャンだって人間さ

 ルミネの地下駐車場は昼間は荷物搬入の車が頻繁に来るので、そこに車を停めたい芸人と、駐車場を管理するおっちゃんとの間でしょっちゅういざこざがあっているそう。
 ジュニアも過去何度も注意されたので、いつもはちょっと離れたところに停めているが、今日は骨折のため歩いてその駐車場から戻って来るのは辛いため、そーっとおっちゃんの目に入らぬようにひっそりと停めて行こうとしたが、オッチャンにあっさり見つかる。
 ところが…

 「いつもやったら、『ちょっと、何停めてんの!』ていう人がな、『ちょっと!…どうしたの?』って聞いてきてん。せやから『あ〜、骨折したんです』って言うたらな、『大事にしてやってくれよ!』って言うてくれてん!オレ目線ちゃうねん。オレの足目線で心配してくれてはんねん!」。
 ぶっきらぼうな口調の人なんやな〜、とせいじさん。

・気が利かないデリバリーの女

 かと思えば、全然気を利かさん奴もおる、とジュニア。
 出前を頼もうとしたら、メニューではなく注文番号で言えとのたまい、冒頭で注文の品名を言っているのに、マニュアルに従って、改めて言い直させるデリバリー担当の女にキレたそう。

・立場を考えない60過ぎのおっさん

 どこにでもそんな奴はおるで、とせいじさん。
 吉本の企画で映画を作ることになり、打ち合わせをしていた時のこと。
 備え付けのコーヒーがあったが、それは薄くてまずいので、普通の自販機でコーヒーを買って戻ってきたら60過ぎのエライ人が「ただのコーヒーがあるんだよ〜」と言ってきたので、カチーン!としたそう。
 
 (せ)「オレを見くびるなっちゅーねん。タダのコーヒーにオレが気づかん訳あるかいな。仮に気づいてなかったにしてもな、どうしたらエエねんな。オレに恥かかすだけやないか。何で分からへんねん」
 (J)「…トータルでいうと、この話が薄い」
 (せ)「やかましいわ!”」

・今月の堤

 せいじさんがアンケートを読んでいたら「もう堤さんの話はいいです」と、せいじ的に聞き捨てならないものがあったそうで、あらためてアナウンス
 「ここでな、堤の話聞くのがオレの一ヶ月の楽しみやねん。せやからずーと堤の話やるからな」。

 これを踏まえて、今月の堤くん。
 色んなところで彼のアホアホエピソードが語られるため、中には見くびる後輩もいるそうで、ジュニアに「腹立ちますわ〜」と愚痴りながら“タバコ”に火を点け…たと思いきや

 「芋けんぴに火点けてました(笑)。丸いもんと四角いもんを触って分からんぐらいやから、そら後輩にもバカにされるわ」

・残念な塩梅

 そんな堤さんを渋谷にある美味しいうどん屋さんに連れて行ったジュニア。
 薄味のさぬきうどんだが、付け合わせで出される塩昆布と梅干をつゆに入れると絶品だそうで、現在のジュニアいちおし。
 車に戻っても「いや〜、うまかったなぁ」とジュニアがいうと、堤くんが
 
 「本当、いい“塩梅”でしたね」

 と、今までで一番正しい答えを返してくれたので、(おぉ、堤もやっと来よったか!)と思ったジュニアだったが、続いて出て来た言葉は

 「あの“うどん”」

 と、やはり残念な答えだったそう。

・鬼軍曹vsポリ

 Jリーグの鬼軍曹こと三浦さんが運転する車にJリーグが乗っていたら、後ろにいた警察官から止められてしまった。
 人数オーバーはしていないし、シートベルトはしているし、怒られることしてないのになぁ、とジュニアが思っていたら、ドライバーの三浦さんはもっと心外だったようで、「何や、ゴルァ!」とイキリ全開。
 警察官は怒らず騒がず

 (警)「あの〜、ライト点いてないですよ」
 (鬼)「点けてるわ!」
 (警)「いや、点いてないんで。降りて確かめてみてくれませんか」
 (鬼)「点い…すいませんでした〜(低姿勢)」

 しかし、時既に遅く、職務質問が全員に対して行われ、野次馬がぞろぞろ集まって写真を撮り出したりと、鬼軍曹のせいで全てが台無しだったそう。

・大師匠・西川きよし伝説

 去年、西川きよし物語でやすしさんの役をやった修士さんに、「やすしくんの漫才は違うねん!」と、自分をやすしさんに見立てて漫才指導を買ってくれたまでは良かったが、「ほな、今度は僕が“きよしくん”役やるわ!」と言った、という話。
 せいじさんは自分で"きよしくん”と言ってしまう師匠がかなりツボだったようで笑い転げていた。

・迷マネージャー・玉利伝説

 芸人に優しく芸人以外に厳しいことで有名な吉本興業・玉利氏。
 いくよくるよ師匠のマネージャーをしていた時、充分間に合うと言っているのにタクシーの運転手を急げ、急げ、飛ばせ、飛ばせ!と煽ったり「すいません、師匠。コーヒー買って来ましょうか?」と気遣ったと思ったら「おい、運転手、ちょっと停めろや!」とイキったりと落ち着きが無い。
 焦った運転手、玉利さんが指示するまま後方をあまり確認せず車線変更をしたらそこにバイクが!
 衝突はしなかったものの、バイクはコケてしまう。
 あんたが焦らせるからやろ!玉やん、あんたちょっと出て見て来!と師匠に怒られた玉利さん。
 ハイ!と言って飛び出したものの、何故かバイクを素通りし

 「コンビニでコーヒー2本買うていくくる師匠に渡したんやて!何で!?何でそうなんねん!?どやさ、この話」(ジュニア)

・天才・宇治原伝説

 ロザン・宇治原が大学受験時代、センター試験でマークシートをずらして回答したものの、そこに至るまでが全て合っていたので結局870点だった、という話。

・厚かった六の段以降の壁

 宇治原は小学生時代、受けるテストが全部簡単過ぎてびびったのに、40点とか50点しか取れない人間もいることが分かって更にびびったらしい、という話から、ジュニアは逆に自分がアホではないだろうかと悟ったエピソードを思い出したそう。

 「掛け算九九でな、五の段は良かってん。あんなん簡単や。ところが、六の段から難しくなってん。七の段、八の段とかなったらますます分からんくなってん。あの時、(あぁ、オレはアホなんや)って分かったんや。宇治原とは逆やねんな」

・仲間内では天才と呼ばれた男

 宇治原にもジュニアにも共感出来ないせいじさん。
 「オレの周りな、平気で40点とか、0点とか取るような奴ばかりやってん。言うたら、その中でオレが一番頭良かってん。天才や言われてたで」

・犬見知り、機械見知り

 小さい頃は何であんなやったんやろう、と思うことがちょいちょいあるジュニア。
 ある日、ジュニアが家に帰ったら見知らぬ子犬がいた。
 それはお母さんが買って来てた犬だっが、今日から犬を飼うとは一言も言われていなかった上に、母親もどこかに外出したようで不在。

 「家ん中にな、知らん犬がおる思うただけで、(アカン、おられへん…)って思うて、外出てん」。
 せいじさんが帰ってくるまで玄関の外でずっと待っていたそう。

 知らないものを怖がる傾向はなんと家電に対しても。
 ある日、家に帰ったら新品のリモコン付きテレビが納品されていたが、この時も
(アカン、おられへん…)と思い、玄関の外へ。
 この日は雨が降っていたそうだが、それでも知らないテレビがある家にいるのは耐えられなかったそう。

・全てを恐れぬ兄/ママさんバレーに母が行くだけで号泣する弟

 こんな繊細な弟の真逆を行くのがこの兄。
 弟から新しい知らんテレビが家にある、と聞くや否や家に速攻入り、リモコンのビニールをバリバリ〜ッと剥がし、興奮しながらチャンネルを変えまくっていたそう。

 幼少期のジュニアは“普段を変えられること”がたまらなく苦手だったよう。
 当時母親はママさんバレーチームに加入していて、その時は普段より夕食の時間が早い。
 そして、出かけるため色々準備をしている母親を見ると、何故だか分からないが堪らなく悲しくなり
 「行かんといて〜!」と号泣していたそう。

・「せいじとこうじのせいかつ」

 今までジュニアが話したことは何一つ覚えていないせいじさんだが、逆にジュニアが忘れているけれども自分は覚えていることが一つあるという。

 「オトンとオカンが2人で夜出掛ける時な、(もうあの2人は死んだ)いうことにして、色々計画してたよな」。

 布団に入りながらそういう話をし、これからの生活についていろいろ立てた計画を「せいじとこうじのせいかつ」と題したノートに書きつけていたそう。
 こういう話を聞くと、この2人が兄弟ということを思い出す。

・気持ちの悪い話

 Fandango!でどう処理されるか分からないし、文章で伝えられる自信が無いので省略。
 知りたい方はメールを。

・陣内の結婚式

 二次会が完全に吉本芸人の独壇場でエロ満載だったため、新婦側がどう思ったか非常に気になる2人。

・謎の結び目

 目に違和感を覚えたジュニア。
 鏡を見て仰天。
 
 「眉毛(睫毛?)のとこから結び目出てんねん!」

 間近で実物を見せてもらったお兄ちゃんはテンションが急上昇。
 「どっか、違うところ引っ張ったら引っ込むんちゃうか!?」と悪乗りし、目に付いたものを引っ張っていたが、後頭部辺りを引っ張ってみたら、なんと結び目が中に引っ込んでしまう。
 自分の身体の中はどうなってるんだろう、と心配事が尽きないジュニア。



<チハラとトーク>

ゲストはハリガネロック。
 以前、松口さんの名前がチハラトークで出て来た時は、アイタタというか、(えっ…何それ)と当時まだ熱いハリガネファンだった私ですら引いたエピソードだったので、ゲストに来てくれて嬉しいというよりも、このライブではあまり見たくなかった、というのが正直なところ。
 千原兄弟はとりわけ、“ケチ”と“芸人のロック志向”をお気に召さない芸人だし。

 芸人になって初めて家に連れて行ってもらったがジュニアさんです、と思い出を語る松口さん。
 良いエピソードだ、ここで話が頼むから膨らんでくれ、と思いつつも
 「あん時、目覚めたらこいつ日経新聞読んでてん」
 と、あららな返しで広がる間もなく終了。
 大上さんは緊張のあまり、ゲストの仕事が入ってると聞かされた2日前から、お腹がゆるゆるでいかんともしがたい状態だとか。

テーマ1:家族

 大上さんは子供も2人いるけれども松口さんはまだ結婚していない、それは松口さんが結婚よりも金儲けを優先させているからだ、という流れから松口流金融講座に。
 しかし、
 (ちょっとでも安いパラソルを借りに数キロ離れたところまでわざわざ行く)だの(株価が下がると尋常じゃないぐらい深いため息をつく)だの、みみっちいとしか思えない話が延々続き、私は本気でいらいら…。
 千原も客席もそんなに食いついているようには見えなかったので(これ、いつまでやる気なんだろう…。こんなに空気が読めない人じゃなかったでしょ?)と、自分ががっつり見ていた頃のハリガネとは違う印象に戸惑いを覚えた。
 “好きなこと”を話している筈なのに、その楽しさや面白さが全く伝わってこなかった。

 せいじさんは「セコい奴は結婚でけへん!」と一言。

テーマ2:奇跡

 大上さんは元スチュワーデスの奥さんと結婚できたことが奇跡だそう。
 礼二さんの元彼女の先輩だそう。

 ここでまた松口さんの結婚話に。
 ヨメがいなくても松口はある程度身の回りのことは出来るもんなぁ、料理は得意やし、と話を降るジュニア。
 そうですね、と肯定する松口さん。
 しかし、それ以外にみんなを食いつかせる趣味や特技がある訳でもなく、電化製品事情にも明るい、とオススメのメーカーのテレビについて延々と話し始め、大上さんの時に出来たあっけらかんとした空気が微妙に変わり出したなあ…と思っていたらジュニアから
 「オマエのどこに面白みがあんねん!」と、文字にするときつい感じだけれどもあの場で聞いた時には絶妙と思ったツッコミが飛ぶ。

テーマ3:危機一髪。

 松口→中学生時代、入院した友達の渡辺君を見舞いに行ったら、看護師が勘違いして別人の渡辺くんの病室に連れて行ってしまい、間が悪いことに渡辺君のオカンが付き添いでいたため、ここで初めて会った渡辺君のことを昔からの大親友であるかのようにエピソードをでっち上げて話をあわせたこと。ここで、やっと場の空気を掴みだした松口さん。

 大上→ビリーズブートキャンプのDVDを貰ったので早速始めてみたが、あまりにハードすぎて過呼吸を起こし、夜中に救急車で運ばれたこと。「一日で除隊しました(きっぱり)」

テーマ4:怒り

 大上→ジュニアを、引いては千原兄弟をあまり恐れない東京の後輩に腹が立つ。「ジャックナイフがバターナイフになって…とか言われて、ごっつ悔しいんです!僕ね、2丁目に出たての頃、せいじさんに『銀行行くからついて来いや』言われて、慌ててついて行ったら、誘ったんせいじさんやのに途中でまかれたんですよ!それぐらい無茶苦茶やったのに!」

 松口→映画のタイトルをカクテルにしてくれるというお店に行き、メニューに無い映画でも作ってくれるというのでわざと無いものを注文していたら、最後辺りは使い回しになり、挙句「あぶない刑事」を注文した時は、「バーテンがグラサン掛けてモノマネして来よるだけなんです!」

テーマ5:悩み

 師匠クラスとの付き合い方が分からず、萎縮してしまうという松口さん。

テーマ6:相方

 大上さんと元相方の堂土さんとのなれそめについて出ていたような気もしますが、詳しいことは覚えておらず…。
 


チハラトーク
ライブレポート

07/2/26(at 全労済ホールスペースゼロ)

<トーク>

・客の空気は...

 「今日の(客席の)空気はどんな感じですかね?」とせいじさんに訊ねるジュニア。
 兄の答えは
 「大人の感じ」とのこと。
 客席の様子を楽屋のモニターでチェックしていたらしいせいじさん。
 以前、ヤマハホールでもそういうことをやっていた覚えが。
 「オマエら一旦座ったら全然動かへんねんな。じーって座ってんねん」

・堤両親からの貢ぎ物

 どりあんず・堤の両親から焼酎を贈られたジュニア。
 チハラトークではちょくちょく我が息子の話が出されるが、話を聞く限り、かなりの迷惑を掛けていそうなので好みの焼酎を息子にリサーチさせて贈って来たそう。
 堤くんの両親にテレビ(Fandango!)を通してお礼を述べることになったが、
 「堤君の親御さ〜ん。焼酎送って下さいましたが、そんなんで採算とれませんよ〜」
 とのこと。
 数々のエピソードを知っている面々は深く納得する。

・タクシーの運転手のクセ

 グリーン車にいたうるさい客のせいで睡眠が取れなかったジュニア。
 せめて移動の車内で寝ようとわざわざ遠回りしてタクシーを拾う。
 運転手は結構気を遣ってくれる人だったので、(これでやっと寝れる!)と思ったのも束の間、致命的な運転手のクセが発覚。
 「止まる度にな、サイドブレーキをギーッ!って鳴らすねん...」。
 仕事をしている訳だからあまりうるさく言いたくは無かったが、尋常じゃないほどの“ギーッ!”なので、申し訳ないがそれを止めてくれないかと申し出たら、どうやら運転手はテンパリの気があったようで、サイドブレーキを鳴らさないようにしようとすればするほど、逆にかなりの音量で引くようになってしまったそう。

・大輔vs堤

 ルミネの楽屋で鉢合わせした大輔さんと堤さん。
 堤さんは親愛の情をあらわすつもりで大輔さんに抱きついたが、そんなことをされたらイラーッ!とする大輔さんには通じず、逆にパイプ椅子でガーン!とどつかれたそう。

・ジュニアへの出演依頼その1

 「14才」を出したからか、教育番組関係のお呼びが掛かりだしたジュニア。
 先日も収録に参加してきたがその名は「積み木くずし〜わが子がグレた時」。
 (オレ、グレてたんか!?)と収録に呼ばれて初めてそれを自覚したジュニアだが、小説を元に再現VTRをゲストと一緒に見るという番組構成は恥ずかしさの極みであり、見ながら赤面してきたため、思わず顔を覆ったら司会者が「辛いの?VTR止めてもらおうか?」と勘違いをしてしまい、それを聞いた他のゲストも貰い泣きを始めてしまう。
 引くに引けなくなったジュニア。
 その流れに乗ったとか。

・ジュニアへの出演依頼その2

 ジュニアが引きこもりの少年と2泊3日旅をするという仕事を取ってきたマネージャー。
 元々千原兄弟はマネージャーを信用しているので、マネージャーが選んだ仕事は基本断らないようにしている。
 しかし、Jリーグのように気心が知れた面々とワイワイ旅行するならまだしも、初対面、それも引きこもり真っ最中の少年と旅行するというのは、自分自身も引きこもりから完全に脱却出来た訳じゃないから断るよう頼んだ。
 
 後日、マネージャーからは
 「ジュニアさん!あの仕事ですが交渉して1泊2日になりました!」
 と、力が抜ける報告が。

・アップダウン・竹森から現住所の利点を長々と説明される男

 偶々竹森さんと遭遇したせいじさん。
 竹森さんは変わった物件の家に住んでいて、それをせいじさんに説明したくてたまらない様子。
 それが分かるだけに、のこのこ竹森さんの家に呼ばれてあげたせいじさん。
 半地下だが日当たりが良いことや、2駅使えてどちらも近いことや、夫婦が2人住むために作られたので1人暮らしの家にしては間取りが広いなど、この家にせいじさんは今更住むわけでもないのに竹森さんの気が済むまで玄関先で説明を聞いてあげたそう。

・飲みすぎて目が見えなくなった男

 おおちさん、山本さん、タケトさん、女性一人と一緒に飲んだジュニア。
 エアギター世界チャンピオンになって初めての休日を翌日に控えたおおちさんはテンション最高潮。
 ジュニアさんと一緒に飲めて良かった、とうれし泣きをしたかと思えば、Jリーグ古参メンバーの1人である山本さんに「オマエはジュニアさんに甘えてる!ジュニアさんから離れろ!ジュニアさんどころか後輩(堤さん)にも甘えて一緒に住みやがって!今すぐ出ろ!」と山本さんに説教を始めだす。
 辛気くさ男の異名を持つ山本さんがしょぼんとしながらも「堤の家出たら住むとこがなくなるんです...」と辛気臭い反論を試みたところ、「なら、ジュニアさんと一緒に住め!」と、先ほどの主張を根本から覆すアドバイスを返すおおちさん。

 場所を移し、おおち邸で二次会をしたら、突然目が見えなくなったとオロオロし始めたおおちさん。
 面白いし良いタイミングだったので、目が見えないおおちさんを置いておおち邸を後にする面々。
 背後からは「1人にしないで〜」と哀愁を誘うシャウトが聞こえたとか。

・ドラマと現実の区別がつかない男

 3年B組金八先生の再放送を見ていた大阪組。
 金八先生の息子が白血病で輸血が必要だが合う血液型が無いという場面を熱く見入っていた八木さん。
 「僕ねぇ、RH−(息子と同じ)なんですよ。今から間に合いますかね」
 と言い出したので、一同唖然。
 他の人の呆気にとられた様子に気づいた八木さん。
 「あっ、これ再放送でしたね」
 と照れ笑いを浮かべたが、八木さんを除いた他の面々は
 「それ以前にドラマや!」
 とつっこんだそう。

・谷九を知らない上に狐憑きに遭遇した男

 野性爆弾の“野性担当”のロッシー。
 大阪には「谷町九丁目」(通称:谷九)がある。
 ロッシーは谷九に住んでいた頃、ジュニアとご飯を食べに行くことになった。
 「谷町九丁目駅」で降りた二人。
 当然そこは“谷九”であるが、野性担当・ロッシーは着くやいなや

 「へ〜、谷町九丁目って谷九にそっくりですね〜。」

 (谷町九丁目と谷九は同じや!)
 と突っ込もうとしたら、

 「あっ、でも谷九にあの店は無いですわ」

 という発言が出され、ジュニアは降参。

 そんなピュアなロッシーが一時期、借金をしまくったり遅刻をしても謝らなかったりと、荒み出したそう。
 心配したコバ&ポン太はロッシーの家に行って事情を聞きだそうとしたが、何を不貞腐れることがあるのかまともに答えようとしないロッシー。
 (これはアカン)と決心した先輩2人。
 嫌がるロッシーを無理矢理家から引きずり出して近所の神社に連れ出す。
 と、そこにチューブトップを着た女2人が通りがかり、一緒に遊ぼうと誘ってきた。
 目を合わせた先輩2人。
 (これもアリか?)
 とお互い目配せしたものの、まずはロッシーを優先することに。
 神社に着き、「オマエどういうつもりやねん!」とロッシーの背中をバンバン叩きだしたら、「えっ...僕、何でこんなとこいるんですか?」ときょとんとした感じでロッシーが喋り出した。
 (え?)と思い目を見ると、見慣れたピュアなロッシーがそこに。
 ロッシーは荒れてた頃のことを何一つ覚えていなかったそうで、コバ曰く
 「チューブトップの女は狐やったんですよ。僕らがロッシーを正気に戻させようとするのを阻止するために来とったんですわ」。
 そして、コバは今自称・神様だとか。

・コケた子供から耳を掴まれた男

 麒麟・田村やその他と一緒にご飯を食べていた時のこと。 
 その店は布でテーブルを囲う個室のような状態だった。
 近くの席の家族連れが出て行き、子供が転んだような気配が布を通して伝わった途端、田村さんが「痛ーっ!」と何故か絶叫。
 何で田村が痛がるねん...と訝しがった面々だが、子供が転んだ時に反射的に掴んだものが、布の向こう側に座っていた田村さんの耳たぶだったそう...。
 


<チハラとトーク>

ゲストは中川家。
 豊作ぞろいの11期や、親戚にいるオカマのオッサンの話で盛り上がる。
 剛さんは今子育て優先の生活送ってます、と宣言していたが、そのキッパリ具合が何とも男らしくてカッコ良かった。

チハラトーク
ライブレポート

07/1/30(at草月ホール)

<トーク>

・アホの堤のお話聞かせて、ジュニアくん!

 今年のJリーグ正月旅行で勃発した、どりあんず・堤くんこと“ヌカ部副部長”のむかつく程に失礼&アホ満載トラブルの話をこの場で聞きたくて聞きたくてしょうがないせいじさん。
 うずうず感を堪えきれず、舞台でぴょんぴょん飛び跳ねるほど。
 いつもなら目に入った途端殺しまくる遅刻客に対しても
 「おーい、早う座らな、堤の話始まるで〜!」
 と愛想良く呼び込む場面も。

・お兄ちゃんの注文

 実兄のリクエストに応じ、混乱の3泊4日旅行の顛末を喋りだしたジュニアだが
 「初めて話す感じでやってや。何か、もうよそでも喋り慣れてる感じやんか」
 とお兄ちゃんからチェックが入る。
 結構細かいせいじチェック。
 要求に応じようとしたジュニアだが、どうしたことか羽田と成田を早速良い間違える。

・つつみ56連発!

 あまりにひどい行状の数々に、3泊4日の旅行で堤くんが起こした失敗をJリーグで数えたら56個もあったそう。
 代表的なものを挙げると...

 ・空港のそば屋に入ったら、みんなかけを頼む中1人カレー南蛮うどんを頼み、案の定出てくるのが遅く、みんなが食べ終わった頃にやっと出て来た。そして食べるのも遅く、時間が無いと急かしたら焦るあまりジュニアにカレーをぶっかけた。
 ・レンタカーを予約しておらず、現地で調達。もたもたしているので業を煮やしたJリーグメンバーがレンタカー屋まで出向きやっと全員乗り込んで出発したら、もう誰もいない空港出口をわざわざ迂回した。
 ・「てもみん」を「手“で”もむ」からではなく「手“を”もむ」から「てもみん」であると譲らない。自分の勘違いが発覚しても謝らない。
 ・ティッシュを買ってくるように行ったら、3泊4日なのに6箱入りを買ってきた。

・怒りのあまり...

 堤君のエピソードを思い出しながら喋っていたジュニアの身に異変。
 何故か、「足攣ってきた!」。
 途中から裸足でトークを進めることに。

・つつみ56連発(続き)!

 ・高速チケットをどこに置いたか運転手の自分が忘れたのに、助手席に座っていた先輩のせいにする。
 ・加湿器を2台借りて来させたが、2台をくっつけて置くため実質1台しか稼動しない。
 ・道に迷い、先輩が見つけてあげても素直に聞かない
 ・軽油用のレンタカーにガソリンをセルフ給油する
 ・あまりのアホぶりに切れたJリーグの鬼軍曹こと三浦さんからボコボコにしばかれたが、その後の訪問先の温泉の効用は偶然にも“うちみ”だった。
 ・反省してうなだれているフリしながらこっそりポテトサラダをつまみ食いする

・正義のセイジンガー、怒りの○○

 聞きながら怒りが収まらなくなったせいじさん。
 何度か「しばいてエエ?」と聞き、笑顔で舞台袖に消える。
 袖からはかすかに鈍い音が...。
 それでも笑っていられるらしい堤君。何故だ..。

・身内も敵?

 今は離れたマネージャーが、色々な人に悪口をメールで飛ばす性癖持ちだったことをつい最近知ったジュニア。
 担当している芸人の悪口を同期にメールで愚痴ろうとしたら、そのメールを担当している芸人本人にうっかり飛ばしてしまい、ひと悶着あったそう。

・「ただの大人や!」

 大阪であのたむらけんじが経営している焼肉屋に行ってみたジュニア。
 接客しながらバイトに注意をしたり、楽屋で肉の注文や手配をしたりと、かなりしっかり者になっていることに感服した様子。

・屈折しているクランケ

 サイン会をしたら、ある女性から「『ゲロやろう』と書いて下さい」と頼まれたジュニア。
 「千原ジュニア」の横に書くので、続けて書くと自分がゲロやろうだと見えるので、(あぁ、オレのこと嫌いなんやろな)と複雑な思いをしながら書いて渡したら、その女性は「ありがとうございます!」と感激して号泣したそう。



<特別企画:ピース・綾部絶賛!「釣りバカ日誌の西田さん」限定の物真似男登場!>

 「釣りバカ日誌のハマちゃんをやる時の西田さん」の物真似をしているカントリーロード555の市川さんが登場。
 これが綾部さんが絶賛するのも分かるぐらい、半端ない面白さでした。
 余韻に浸るあまり、釣りバカ日誌のDVD借りたぐらいです(笑)。
 会社を休んで釣りに行きたいが有給が無い浜ちゃんが呟いた悪魔の一言は最高。



<チハラトトーク>

 ゲストはペナルティ。
 市立船橋時代のシゴキが主。
 
 全く余談だが、同期の芸人を尋ねられて「2丁拳銃です」といってくれた時、何故か(あぁ、やっぱりペナルティって良い人達だぁ)と思ってしまった。


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