チハラトーク(05年下半期)

チハラトーク(05/12/20 ヤマハホール)

<トーク>

・電車で…

 本日銀座まで電車でやって来たジュニア。
 すると向かいの席に座っていた高校生男子がどうも気づいた模様。
 慌ててメールを打ち出したので、メールで教えるんやろうなぁと思っていたら、隣に座っていたオカンにメール画面を見せ、よほどテンぱったのか
 「ジュニアだよ!」
 と結局声に出して伝えていたそう。

・空港で…

 大阪で仕事があり、東京に戻るため空港にいた靖史さん。
 ちょうどガンバ大阪の選手と遭遇。
 すると一人、場の空気というものをまるで考えていないことが丸分かりなオッサンがガンバの選手団を見て大はしゃぎし出した。
 かなわんなぁ〜と思いながらそのオッサンを靖史さんが観察していたら、オッサンは携帯で話を始めた。
 「吉本興業の○○です」と名乗ったのがはっきり聞こえ、そのオッサンが吉本の社員であることと、ガンバの選手は目ざとく見つけられたくせに自社のタレントにはまるで気づいていないことの2点に度肝を抜かれた靖史さん。

・「心の中で言っとけ!」

 ライブ当初から、兄弟のトークに何かと反応したり返事をしたりする方がいた。
 耳ざとい兄ちゃん、その人に
 「オマエ、さっきからうるさい。(何か浮かんでもそれは)心の中で言っとけ!」
 と一喝。
 (いいぞ、にいちゃ〜ん)とでもいうような拍手を送る客多数(含む:私)。

・アカルイセカイ

レーシック手術(視力矯正)を受けたジュニア。
 レーザーで焼くからか焦げ臭いがするし、レーザーを当てるところも見えるので正直なところかなり恐かったが、その分快適さもひとしおだとか。
 術中に医師が「大丈夫です、上手くいってますよ」の二言をやたら畳み掛けるように連発するので、それが逆に不安を煽られたとも。
 ちなみにそこは板尾さんの紹介で行ったところで、術後暗い部屋で目を休ませなければいけないのだが、シャレか偶然かは分からないがその部屋のBGMは「瞳を閉じて(オルゴールver.)」だったそう。
 そして、術後の心構えみたいなものが書かれたパンフレットを貰ったので読み進めたら最後の最後に
 「読書は慎んでください」
 と書いてあったとか。

・靖史理論〜神経質そうでキレやすい奴は○○

 飛行機の中で、フライトアテンダントに空港カウンターで言われた席と条件が違うと文句をつけているオッサンを発見した靖史さん。
 君じゃ埒が明かない、とチーフクラスを呼べと要求したり、こういう事情で怒っている客がいることを機内アナウンスしたり、と要求はかなりむちゃくちゃで大人気ない。
 普段から好奇心は我慢しないのが靖史さんの信条。
 いったいどんな奴が言うてんのやろ、と顔を見に行ったら

 「ものすごいヅラやねん!ヅラの奴ってキレやすいんか?オレな、前もこんな感じでごねとるオッサン見たことあんねんけど、そいつもヅラやったんや」(靖)
 「まぁ、マイルとコンプレックスが貯まってんやろなぁ」(J)

 自分が経験したことは世の中全てに当てはまると靖史さんは思い込んでいるので
 <神経質でキレやすい奴はヅラ>
 ということで収まる。

・ヅラボクサー

 試合には勝ったものの、試合中にヅラがどんどんズレてしまい、客に衝撃と笑いを呼んだヅラボクサーのVTRを偶々見たジュニア。
 エエもの見たわ〜、とかなり大喜びだった。

・「世間は2年で慣れる」
 
 おばあちゃんに会いに行ったジュニア。
 もちろん喜んで迎えてくれたおばあちゃん。
 いつもは回転寿司に行くがそこは工事中なので、おばあちゃんに言わせれば“イタリアン”の店であるサイゼリアに向かっていたら、
 「浩ちゃん。おばあちゃんな、浩ちゃんが石原慎太郎に会ったら言って欲しいことあんねんけど」
 と、とんでもないことを言い出した。
 おばあちゃんの願いはかなえてあげたいが今すぐには無理なので、とりあえず会って何を言って欲しいの?と聞いてみた。
 「あのな、あの人、ババア言うて訴えられたやんか。
 でもな、みんな長生きしたくて長生きしている訳じゃないの。
 長生きしてしまうことになったから、しょうがなく生きてんねん。
 だからな、85歳になったら、役所に申請を出した人は注射1本で死ねるように変えて欲しいの」
 と、石原都知事のはるか上をいく過激発言。
 「いやぁ〜、おばあちゃん。
 そうは言うけどいざ現実そうなったとしてもなかなか出来へんで。
 息子とか娘とか周りから何言われるか分からんし…」
 とジュニアが言うと、

 「大丈夫。
 世間はな2年で慣れる。
 見てみぃ。消費税かてあんなに言うてたのに今言うてる人誰もおらへんやん。
 2年で慣れんねん」

 と、自信たっぷりに断言したそう。
 “2年で慣れる”。かなりの名言。

・遠藤の披露宴で…

 構成作家の遠藤さんの披露宴に参加したジュニア。
 そこは他のカップルも披露宴のパーティをやっていた。
 トイレに立つと、別の会場の客達と遭遇。
 HGや小力のコスプレをした素人が何か揉めているのが見ていておかしかったそう。

・プレッシャー全開・すべらない話

 有明からお台場まで「すべらない話」の収録に向かっていたジュニア、コバ、ほっしゃん。。
 ジュニアの車で行っていたのだが、有り得ないことにあんなに目立つフジテレビ社屋に気づかないで無意識的に通り過ぎてしまうほど緊張に満ち溢れるものらしい。

・ポリにまつわるエトセトラ
 
 2点式シートベルトを巡るジュニアvs検問の攻防や、対照的に靖史さんが出会った寛大な警察官とのチョット良い話的なもの、嘗て広まっていた駐禁を免れる方法など


<コーナーその1:2005年を振り返る>

2月のユリ君上京時の浮かれ話(歌舞伎町で「おっぱいいっぱいある〜」と叫びながら歩いてた)や、7月の離婚危機(階下から人が大勢来て騒いでうるさいと苦情が来てへこんでいた奥さんを元気付けるためショッピングに連れて行ったのに、その日の夜、家庭用シュレッダーに厚手のハガキを入れようとしているのでちょっと注意をした途端奥さんがみるみる機嫌を損ねてしまい、とりあえず“奥さんではなく家庭用シュレッダーが悪い”ことにして窓からシュレッダーを捨ててはみたが、これから先もこんな風に気を使わなければいけないのかと思うと靖史さんもへこんでしまい、「ちょっとこのままやったらアカン」と、靖史さんから切り出した)などが面白かった。


<コーナーその2:2006年を予想する>

吉本が誇る占い師芸人・小笠原さんに千原兄弟の2006年を占ってもらう。
 靖史さんは「飛躍の年」だがジュニアは「停滞期」。
 かなり熱心に自分の未来(恋愛など)を聞いていたジュニア。
 しかし、“結婚は出来ない”と一言で切り捨てられ、ちょっとがっかり。

チハラトーク
ライブレポート


チハラトーク(05/11/24 ヤマハホール)

<トーク>

・早速怒りは最高潮

 のっけからブチ切れていることを宣言するジュニア。
 そんなジュニアに対し靖史さんは
 「お兄ちゃんが聞いてあげるから」
 と、とってつけたような兄貴モードに。

 ジュニアの怒りの原因は<マネージャー>。
 今日銀座でトークがあることは伝えられたが、それがどこの会場で何時入りなのか等といったことを当日になっても一切知らされなかったそう。
 しょうがないので銀座に着いてからマネージャーに電話したが、ジュニアがどこにいるかも知らないのに勝手に居場所を推定して駐車場までの経路を言い出したりするので、怒りの火はどんどん膨れていく。
 ヤマハホールに着いたので電話をしたが、5分経っても誰も降りて来ず、通りがかった外国人が勝手にジュニアの車を撮り始めたりする始末。
 やっと降りて来た若い子に駐車場まで車を運んどけ!(最初は、ジュニア自らまた駐車場まで行かなくてはいかない風向きだったそう)と車を託し、ヤマハホールがある建物に入るとファンから握手を求められた。
 握手するジュニア。
 お礼を言うファン。
 しかし、問題はまだまだあった。

 「どこから入ればエエのか言われて無いから入り口がわからへんねん」。

 ファンらしき人と5分近く、その場に留まる羽目に。
 また携帯でマネージャーを呼びどこにどうやって行けばいいのか訊ねたら、「お客さんと同じエレベーターに乗って下さい」と、信じられない指示が。
 ますます怒りの火を燃やしながらエレベーターに乗り込めば、指示された階が無い。
 エレベーターに乗り込んだ後で正しい階を教える電話が入ったので、同じエレベーターに乗った客全員に
 (ジュニアさん、今日どこから入ればいいのか教えられてないんだ)
 ということが丸分かり。
 イラ〜ッとしながら5階を押したら、
 「5カイニハ、トマリマセン」
 と無情な事実を告げる音声が。
 エレベーター内には一切笑いが起きなかったそう。

 トーク終わり、マネージャーを怒り倒すと宣言したジュニア。
 無事帰れたかなあ…。


・母は強い

 ヤマハホールへの移動中にはエエ気持ちになるものを見たんや、とジュニア。
 3歳ぐらいの幼児とベビーカー(中は誰も乗っていない)を押したオカンが横断歩道を渡っていたら、幼児が歩道の真ん中付近で転んでしまった。
 信号は点滅し、もう赤に変わりそうな勢い。
 するとその母親はベビーカーを咄嗟に蹴って歩道の向こう側に押し出し、我が子を抱きかかえるや否や猛スピードで横断歩道を渡り切ったそう(なんなら、ベビーカーより早く着き、チャッとベビーカーを待ち構えていた:ジュニア談)。


・靖史vsチャリメールオカン

 あちこちに自転車が止められていて道幅が狭くなっているというのに、子供用シートに子供を乗せてメールを打ちながら自転車を押していたオカンがいた。
 (危ないなぁ)と思いながらそれを見ていた靖史さんだが、案の定オカンが車は止まっているのに気づかないまま自転車を動かしていたため、気づいた時には自転車と車がぶつかり、子供が落ちそうに。
 “ヘルニア爆発中(by靖史)”にも関わらず、咄嗟に子供に近寄り間一髪抱きかかえることに成功した靖史さん。

 ところがそのオカンは感謝するどころか、靖史さんが駆け寄ろうとするから自転車が車とぶつかったのだととんでもない逆切れを始め、結局最後まで謝らなかったそう。


・賢いヤツは優しい


 カレーショップにジュニアと数人で入った時のこと。
 18時ぐらいだったので店内は混み始め、ジュニア達の後から来た家族連れは空席待ちをすることに。
 ところが、もうカレーを食べ終わっているのに一向に席を立つ気配が無い男女3人組がいた。
 ジュニア達がカレーを食べても、そして食べ終わっても出て行かない。
 喋り倒しているならまだ分かるが、満腹のけだるさ全開で、3人組の誰も目を合わせていなければ会話もしていない。
 キレたくてたまらなかったジュニアだが、ここでキレても通じる訳が無いから押さえていた、と話すジュニアに

 「時給480円やねんな、そういうやつは。
 1年経ったらどんな奴でも時給上がんのに、そういう奴は気が利かへんから全然時給上がらへんねん」
 と、独自の理論をぶちかます靖史さん。
 (ジ)「あのね、物価が安い」
 (靖)「しゃぁないやんけ(笑)。オイラが高校の時バイトしてた時の時給やねんから」

 優しさが足らんねん、と感に堪えない調子のジュニア。
 賢いヤツは優しいですよ、アホなヤツはそういうのを考えられへんから優しないねん、とジュニア。
 ここでまた靖史さんは“時給480円理論”を説き始めた(笑)。

 賢くないヤツの例として、食べ物屋で4人がけと6人がけのどっちにも座って良いと言われたので6人がけに座ったら、後から来て4人がけの方が空いているのにジュニアと同じテーブルを選んできたカップルや、道を全く知らないのにタクシー運転手になったオッサンの話が出された。
 カップルの時は、“キ○ガイ”を3連発。


・賢くない後輩・レジくん

 靖史邸で、ナベパーティーが開かれた時のこと。
 谷やん、植村さん、靖史さん達がこれからの仕事について熱心に話している中、「あっ、ぶつかる!」とレジくんが突拍子も無いことを言い出した。
 何かと思えば、何となく点けていたテレビにただ1人レジ君だけ見入っており、自動車保険のCMで車がぶつかりそうだったので、思わず口にしてしまったそう。
 先輩がマジメに話してたのに何も聞いてへんかったんか…、なんてアホな後輩を持ったんやろう、と靖史さんは自分で自分が悲しくなったらしい。


・ジシンとジシン

 世間を騒がしている耐震性偽造物件問題。
 渦中の人物の1人である某社社長が生出演していた報道ステーションを見ていたジュニア。
 「この顔が悪人に見えますか!」という失笑発言もさることながら、インタビュー中に地震が発生したので、古館アナがこれに掛けた発言をするのでは?ということを密かに期待していたが、それは無かった。
 が、最後に一言求められた社長が
 「〜“自信”があります」
 と、ミラクル発言。
 耐震性偽造で呼ばれて、生放送中に地震も発生したというのに、これは無いわ〜と思ったジュニアだが、社長の発言後に流れたCMがよりにもよって、パナホームの耐震住宅だったので、世の中上手いこと出来てると感心したらしい。


・こんなとこから○○が!

 一軒家からマンションに最近引っ越したジュニア。
 年上部下のことを客の前で平気でバカ呼ばわりする年下上司や、普通のことでもゲラゲラ大笑いするので調子に乗って屁をこいたらクスリとも笑ってくれなかった管理会社社員など、不動産業界の色んな面を覗いたそう。

 ともあれ無事家も決まり、後輩達も手伝ってくれたので何とか引越しは完了。
 後輩達が帰った後、ちょっと小腹が空いたのでインスタント焼きそばを食べることにした。
 ところが、箸が入っているだろうと思われる引き出しがどうしても開かない。
 四苦八苦しながら引き出しを取り出すと、そこには何と…

 「誰かが小麦粉パンパン詰めていっとんねん!膨らむとは聞いてたけど、まぁ〜よぅ膨らんでたで〜」

 流しの引き出しに小麦粉がパンパンに詰められている様子を想像した靖史さんは手を叩いて大喜び。


・どりあんず・堤よ

 マンションの鍵を持って外に行けと散々注意したにも関わらずジュニアの車の鍵を持って出て行ったり、後から来るバッドボーイズ・佐田の分まで蟹を食べてしまったので、殻に余ってる鶏肉を詰めろとジュニアが指示したら本当に鶏肉を殻パンパンに詰めるなど、“気が狂うぐらいのアホ”であるどりあんず・堤くんのあほエピソード紹介。


・追いつけないマンションの進歩


 築40年の一軒家からマンションに引っ越したので、自動給湯のお風呂や暗証番号無しのオートロックなど、見るもの全てが新鮮なジュニア。
 風呂のお湯は蛇口から出るものだと信じて疑わなかったので、蛇口が無いと分かった時は真剣に
 (アカン!欠陥住宅や〜!)
 と思ったそう。


・腐るほどの…

 靖史さんはもう引越しはしたくないそう。
 特に奥さんとはタンスの使い方で意見が合わない。
 靖史さんは、気に入ったものは何回も着倒したい。
 (今日のせいじはこれや〜!)と思いながら、すぐ取れるようにお気に入りは常に一番上に置いておきたい。
 タンスの真ん中にある引き出しは奥行きも深さもあるので、ここなら自分のお気に入りTシャツやパンツが存分に置けると思い、今の棚と入れ替えるためにその引き出しを開けたら

 「靴下腐るほど入れてんねん!死ぬほどやで。
  引っ越してから今までそこに靴下入れてるって気づいてないねん。
  タンス作る人かてな、まさかそこに靴下入れられるって思いながら作ってないで」


・祝・千原夕七五三

 夕くんの七五三を祝うため実家に帰った靖史一家(このため、当日のルミネは巻きだったそう)。
 熱心にイマドキの七五三に事情ついて語る靖史さんと全く興味が無いジュニアの温度差は広がるばかり。
 なお、ジュニアは「千歳飴」を「金太郎飴」と発言。
 客席が(え?)(ん?)とどよめいても強引に突き進んでいた。


・夢追い人・カジヤマ

 8月のチハラトークで堂々とミュージカルを披露した千原兄弟前担当マネージャーのカジヤマ氏。
 担当は外れたのに先日楽屋に挨拶をしに来た。
 何かと思えば、吉本を今年いっぱいで退社するとのこと。
 退社して
 「本格的にミュージカルの勉強をします(笑顔)」
 らしい。
 



<コーナー〜クイズ・大川くん>

 出演者:ニブンノゴ!大川/ニブンノゴ!森本/Bコース・タケト/山本吉貴/ピース・綾部/千原兄弟


 「犬を散歩したい」と、野良犬に噛まれて手を負傷しながらも無理矢理首輪とリードをつけて散歩したり、試着して合わなかったのに45000円するジャケットを買い、あっさり綾部に譲るなど、最近ジュニアをとりこにしてやまない数々の天才エピソードを持つニブゴ!・大川さんの頭の中をクイズ形式で探っていくコーナー。
 天才を通り越して奇才すらある大川氏にはさすがのジュニアも歯が立たず、「斜めを大川は何と読むでしょう?」に対する「しゃめ」しか正解できなかった。


チハラトーク(05/10/17 草月ホール)

(個人的なことですが、入り口付近にある座席表で席を確認していたら、真後ろをジュニ氏が通るという嬉しいハプニング発生。
 後姿でも結構な威圧感ありました)


<トーク>

・予言者現る!

 ここ数日ルミネは本当に大変でした、とジュニア。
 原因はとある後輩芸人の知り合いの女の子。
 この彼女は予知夢を見る能力があるという。
 何とも眉唾ものだがある時
 「ねぇ、仕事で関西に行くことある?」
 と彼女が聞いて来たので後輩が
 「ある」
 と答えたところ
 「私ね、見ちゃったの。
  関西で電車が凄い事故を起こすの。それでね、“108”っていう数字も見えて凄く気になるの。
  だから、関西では電車に乗らないでね」
 と、真顔で忠告をした話がルミネ芸人に彼女の予言を信じさせるきっかけに。

 4月、尼崎の脱線事故発生。
 その速度は“108”km。
 (トークでは亡くなられた方の数が108人だったと言っていたが、亡くなられた方は107人でした)

 これはいんちきではない、ということでルミネ芸人の信頼を集めた予知夢。
 この彼女は自分がどんな風に最期を終えるのかも分かっているそう。
 彼女曰く
 「私は外国人に銃で撃たれて死ぬんです。そういう夢を見ました」。
 しかしこの彼女、近々何と留学するという凡人にはなかなか理解しがたい予定が。
 そんなの死にに行くようなものではないか、と周囲はこぞって反対したそうだが、運命は変えられないので受け入れるしか無いそう。

 そんな彼女の最新の予言が

 「10月“10日”に東京で大きな地震が起きる。
  『東京は瓦礫と化しました』とアナウンサーが言っているのが見える」

 既に10日から1週間経ったトークの客からしたら
 (ん?予知夢外れてない?)
 だが、8、9日頃それを聞かされた芸人達は大パニックで、我先に東京を脱出する者続出。
 もちろん千原兄弟も例外ではない。
 ダウンタウンの松本さんもその話を聞いていたので
 「とにかく逃げよう」で意見は一致。
 偶々千原兄弟は9日は「HEY!HEY!HEY!」に出演する鈴木亜美の関連ゲストとして呼ばれていた。
 事態が事態なので全員急いで収録を終わらせたかったが、そんな予言など知る由も無いとあるゲストが意外と喋り好きな奴だったので、一同やきもき。
 それでも松本さんが「最終の名古屋行きに乗らなあかん」と事前に言っていたので何とかそれには間に合い、ジュニア&松本さん&三浦さん&ナメリカのあずみさんは10日を前に東京を脱出。

 しかし…。
 「名古屋行って、ひつまぶし食うて、腹減らさなあかん言うてサウナ入って、味噌煮込みうどん食うて旨かったなぁ、良かったなぁ。
 それだけやで!何も起きて無いねん!」

 もちろん東京に帰った途端、その予知夢を聞いてきたという人間にどういうことだと問い詰めた。
 すると、その予知夢を直接聞いてきたのではなく、又聞きの又聞きという非常に曖昧なものだったことが判明。
 何とか詳細を思い出したがその日時は
 <10月10何日(じゅうなんにち)>。
 10日(とおか)を“じゅうにち”なんて言う人間はいないので、この予言は11日〜19日のいずれかの日を言っていたものだった。

 “11〜19日のいずれかの日に起きるらしい東京大地震”の影にびくびくしながら過ごしていたルミネ芸人。
 そして、10月16日、東京で震度4の地震発生。

 揺れた瞬間、四つんばいになってルミネの廊下を全力疾走したのは千原弟。
 誰か知らないが、その時廊下を四つんばいのままササササーッと物凄い勢いで走っていく姿を目撃したのは千原兄。

 (せいじ)「あれオマエか!!」
 (ジュニア)「あのね、結構四つんばいって走れんで」

・大地震からの逃避行〜せいじ編

 同じ予言を聞いているのに自分だけのこのこ東京に残っているわけが無いお兄ちゃん。
 こちらもレジくん&じゃぴょん・植村さんといったお馴染みセリーグメンバーと共に車で東京脱出。 
 ところで、後に誤報と判明した発生予言日の10日前後は3連休中。
 なので、宿が中々見つからない。
 ようやく見つかったところは行ってみると
 「どこかの別荘のようなペンションでな。
 真っ白やねん。部屋もいっぱいあって。
 でなバーみたいなのもあんねん。シャンデリアみたいなのが上から吊るされとったわ」
 「メゾン・ド・せいじかいな」(J)。

 東京から無事逃げて来れたは良いものの、郊外過ぎてレジャーが何も無いことに気づいたセリーグの面々。
 管理人っぽいおばちゃんに何か無いかたずねたところ、「蕎麦打ちが名物です」との情報が。

 とりあえずのこのこ男3人で蕎麦打ちをする→飽きたのでレジくんに全部やらせる→他の名物を訊ねる→美味しいソフトクリームとソーセージがある→それを売ってるところまで車を走らせる→ソフト、ウマー&ソーセージもウマー→温泉がある→入る→気持ち良い〜→良く食べ良く遊んだ→終わり

 …と、こちらもただのドライブに。
 靖史さん曰く「ほぼ3人のデートやねん」。
 おまけに駐車場に停めていた車(レンタカー)をどこかの誰かがありえないぐらいにボッコ〜ン!とぶつけて逃げてしまったので、事故証明をとるために警察を呼ぶことに。
 何もすることが無いので休憩所で昼寝しとくわ、と横になった靖史さん。
 しかし誰も起こしに来ないので、次に目が覚めたのは3時間後。
 さすがにどうなってるんだと駐車場に行ってみたらなんとまだ終わっていないことが判明。
 “ポリ”が何とも間抜けな奴で、必要な書類を一切持たずにやって来たそう。
 レンタカー会社にいちいち必要なものを聞いては取りに帰っているそうだが、全部聞かずに1つ1つ聞いては取りに帰る上に片道で30分は掛かるほど離れているため、靖史さんの仮眠時間内に終わるわけが無い。
 結局夜遅く高速にやっと乗ることが出来たそう。

・老いの兆候

 ジュニア達の名古屋プチ旅行では、名古屋芸人が地元の名店を色々紹介してくれた。
 地元の人間が薦めるだけあり、どこも絶品。
 すっかりご満悦の松本さん。
 「最近東京も色々な土地の名物料理を出す店が増えてきたけど、やっぱり地元が良い」
 ということで、東京に最近出来た店のことを話し出したが、ずっと“名古屋”を“沖縄”と言っていることに本人だけ気づいていない。
 ジュニアは必死に名古屋芸人の方に(言うな!言うな!)とメッセージを送り続けていたそう。

 もっとも人のことは言えないんですけどね、とジュニア。
 名古屋のホテルで予約した部屋のタイプを変えてもらえないかフロントに電話してくれと松本さんから頼まれたジュニア。
 何のためらいもなく自分の携帯からフロント直通電話を掛けようとし、非常に赤面したらしい。

・「実の兄貴だが…

 しね!」
 と、のっけからストレートなお願いを始めるジュニア。
 「この白シャツ(当日着ていた)、実の兄貴に何言うんだ、とお思いの方もいると思いますが…しんでくれ」
 「白シャツ、(そんなこと)言うなー」(靖史;棒読み)

 事の起こりは数日前のルミネ出番日。
 この日、千原兄弟はショートコントをやることにしていた。
 その内の一本は「辞書柔道」というネタ。
 これは辞書を読む順番がその後の展開に関わるので、くれぐれも渡す順番を間違えないで欲しいと靖史さんに頼んでいたジュニア。
 おぉ、大丈夫大丈夫、任せとけやと余裕たっぷりの靖史さん。
 
 しかし、暗転→明転後の舞台には<どの辞書を渡すのか分からなくなっている>ことが客に丸分かりなほどに慌てている靖史さんがそこに。
 出番終了後、あれは無いやろ、と靖史さんに抗議をしたジュニア。
 ところが靖史さんは
 「そうやろ!オレも頭来てんねん!オイ、ちょっと来い!」
 と、辞書を渡しに来た若手作家見習いを呼びつけて
 「オマエ、オレ言うてたやないけ!右は青、左は赤いうように渡せって!オマエが変な渡し方するからオレあんななったやないか!」
 と怒り出す。
 若手スタッフは、スイマセンスイマセンと謝りつつも
 「でもー…、僕靖史さんに言われた通りに渡したんですが…靖史さんがあの時受け取った後重ね直してしまったから分からなくなったと思うんですけど…」
 と真相を告白。

 スタッフに濡れ衣を被せたことがバレた靖史さんは特に反省もへこみもせず大笑い。
 「腹立つわ、ホンマ腹立つわ!」と怒りが収まりそうも無いジュニア。
 もう1つ靖史さん絡みの腹立ち事を思い出す。

 靖史さんが「風邪引いたわ〜」と数日前言っていたそう。
 それを聞いていたジュニアは(靖史が何で風邪引くねん)と思ったらしいが偶々その場にいた小堀さんが「何で風邪引きはったんですか?」と訊ねたそう(これもジュニアに言わせれば「小堀が余計なことを聞きよんねん」らしい)。
 すると

 「オォ、遮光カーテンしたんやけどな、窓閉めるの忘れたんや」

 と、予想外の告白が。

・ジュニアvs電化製品&某店店員

 自分には電化製品の霊が憑いている、というジュニア。
 20万出して洗濯機は届けられた翌日に壊れ、空気清浄機からは何故か火花が出る始末。
 火花が飛んでは空気もきれいにならないので、購入したTというお店に電話したところ
 「それじゃぁ、お持ち下さい」
 と、能天気な店員の返事が。
 ここでまず1つキレかかったが、我慢して持ち込んだ。
 「修理が終わるまでは1週間ぐらい」といわれたので待っていたが、“2週間”を過ぎても一向に連絡を寄越す気配が無いのでさすがに我慢も限界に。

 電話を掛けてお馴染みのジュニア口調を何も考えていないことが電話の応対から伝わってくる女性店員に浴びせた。
 自分は1週間掛かるといわれたので1週間待ったが、1週間どころか2週間経っても連絡が来ないのでこちらから電話を仕方なく掛けている。
 1週間では無理ならば、何故それが分かった時点で店の方から掛けて来ないのだ、と。
 慌てふためく店員。
 「あ、あの後2日で確実にお渡しできます」
 と、火に油を注ぐ店員。
 ひとまずこの日はそれで様子を見ることに。
 
 そして2日後。
 20時半閉店にも関わらず19時過ぎても電話が掛からないので再びジュニアから掛ける。
 「千原」と言った時点で受話器の向こうの空気が固まったのが丸分かりだったそう。
 そして品物は店に届いているから今から取りに来てくれと言われたことで、ジュニアの怒りはピーク。
 23時頃取りに行くから店開けて待っとけ!と告げると電話口からは店員の「む、無理です〜」と泣きそうな声が。
 
 結局翌日取りに行ったところ、イヤミのように「千原様」とでかでかと書かれた札を掛けられて引取り口の真ん中に取り置きされていたそう。

・アコギなクレーマー(?)・タケト

 ジュニアをして「アイツは黒い」と言わしめたBコース・タケトさん。
 PSPが壊れたのでメーカーか買った店かに電話をしたところ
 「保証書を無くしたのなら修理は有料になります」
 と言われたそう。
 そこであっさり引き下がるはずもないタケトさん。
 「このPSPはな、去年の12月に出たんだよ!今出回っているPSPに1年超えたやつがある訳無いだろうが!」
 と、言われてみれば確かに、という事実をつきつけて見事保証書が無いのに無料修理をしてもらったそう。

・あの頃、僕らはキ○○○だった

 ジュニア、宮川大輔さん、小堀さんとで飲んでいた時のこと。
 2丁目の頃はみんなぎらぎらしててどっかおかしかったよなぁ、という話に。

 2丁目時代、大輔さんが宮迫さんと一緒に戎橋を歩いていたら、橋の向こうにジュニアがいた。
 先輩の宮迫さんには普通に挨拶をしたジュニアだが、後輩の大輔さんには通り過ぎ様思い切りケツを蹴り飛ばし、転倒させたため、宮迫さんが2人の仲裁に入ったそう。
 この時蹴り飛ばされた大輔さんも、自分の後輩には似たようなことをやっていたことが判明。
 チャリに乗っていた小堀さんの前に曲がり角からいきなり現れるやいなや自転車ごと小堀さんを蹴り飛ばしたそう(^^;。
 蹴り飛ばされた小堀さんは被害者なのに、相手は先輩なので「スイマセン、スイマセン!」と謝りながら逃げたらしい。

 あの頃ってあぁやったよなぁ、と舞台でも昔を思い出す千原兄弟。
 2丁目時代にやってしまった(今思えば何であんなことを)というエピソードを次々話し出したが、よく当時警察沙汰にならなかったもんだ…といささか驚くものばかり。
 「バッファロー吾郎でも暴れてたもんなぁ」という靖史さんのセリフが何ともリアルだった。
 
要注意人物・ナベ

 いつものメンバーで宴会をジュニア邸で行うことになった。
 いつもだと料理番は三浦さんだがあいにく今回は仕事で来れない。
 代わりに任されたのはBコースの渡辺さん。
 早速買出しに行ったのは良いが1つのことしか考えられないためか、野菜を買ったと思ったら海老を買いに行き、その途中に精肉コーナーがあるのに見えてないから通り過ぎ、再び野菜コーナーに戻った後肉を選びに行くなど、とにかく動きに無駄が多い。
 何故か行く先々で1人の巨乳の女性と鉢合わせをするため、最後あたりはその方は胸を露骨に隠していたそう。

 そして周囲を見ていないため、紅しょうがを買う時に周りを唖然とさせることをしでかしてしまう。
 紅しょうがの前に1人の女性が立って取ろうとした時、紅しょうがしか見えていない渡辺さんはその女性と紅しょうがコーナーの間にすっと入って、「紅しょうがありましたよ〜」とJリーグの面々にアピールしたそう。
 びっくり顔の女性とJリーグ。

 そして、渡辺さんが作ったスパゲティはどうしようもなく不味い代物だったそう…。

・“美味しい”と“笑い”の共通点

 ナベ作・不味いスパゲティにどっちらけとなったJリーグの面々。
 しかしここで山本さんがあることを思い出す。
 最近ジュニアはコンビニで「鯖カレー」という摩訶不思議な缶詰を見つけた。
 ラベルの絵はインド人が鯖を抱えているという胡散臭い代物だが、これが食べてみるとメチャメチャ美味しいというので、この日は後輩達も買ってみた。
 あの缶詰を早速食べませんか?と提案した山本さん。
 ジュニアの許可が出たので温めなおして試食開始。
 「美味っ!」「めっちゃいけますやん!」と試食組大絶賛。
 それにつられて続々試食に加わりだす。

 自分も食べた小堀さんだが、その様子を見て
 「あぁ、そうか。こういうことなんや。笑いと共通してますね」
 と言い出した。
 何が“こういうこと”なのかさっぱり分からないので説明を促すジュニア。
 
 小堀さん曰く、今年Jリーグで旅行に行った時もこんな風に誰かが「美味い!」と言っては勧めたり箸を運ぶ光景があちこちで見られた。
 小堀さんには見慣れたことだったが宿の人にはかなり新鮮だったらしく
 「こんなに『美味しい』とか『美味い』とか言いながら食べてくれるお客さんは初めてです」
 とそっと言いに来たそう。

 「美味いものも笑いも、その思いを誰かと共有したくなるもんでしょ。そういうところで共通するものなんやなぁと思ったんです」
 と説明したらしい。

 私はこの話を聞いて、
 (あぁ、とうとう小堀さんの話がジュニアの“ちょっとエエ話”的エピソードとして紹介されるようにもなったわぁ)
 と思うとほっとし、そして何となくほっこりした。

 しかし、こんな小堀さんのちょっとエエ話も、それを聞いた渡辺さんの
 「でもね、タケト。アイツカレー嫌いなんですよ!」
 という自らの劣勢を返上しようとするがあまり、“アイツがここにいたら今みたいには盛り上がれないです”という身内を売る発言によって台無しに(^^ゞ。
 「黒い奴やで、アイツは」(Jr.)。
 

<コーナー:「せいじウォーカー」に教えてもらおう>

参加者:Jr./バッドボーイズ・佐田/ピース・綾部/Bコース・タケト/カリカ・林/山本吉貴

 最近行く店がワンパターンになっているので、顔が広い靖史さんに色々店を紹介してもらうことが趣旨。
 Jリーグの1人が話すエピソードについての靖史さんの感想がフリップに書かれたお題と同じなら紹介してもらえる。

(1)「むかつくわ〜」→綾部。

 ⇒築30年のマンションに住んでいた時、風呂場のドアが下半分取れたので内装屋を呼んだ。
 遅刻して“来やがる(※:綾部口調)”くせに、取れた下半分のドアを見て「綾部さん、随分大きなネズミ(猫だったか?)飼ってるんですね」など、ちょいちょいいらっとさせるオッサンであったが、ドアをチェックする時にそれは起きた。

 「その人、メジャー持ってきて無いんですよ。どうすんのかなぁって思いながら見てたらですね、親指と人差し指で測り始めたんです。
 でも途中でわかんなくなってきたから結局
 『綾部さん、スイマセン、メジャー無いですか?』って。
 で、僕硬いメジャー持ってるんでそれ貸したら、慌ててるからシュッて置いて手離したらピシャ〜ッ!って戻って来たから指切って。今度は
 『綾部さん、ばんそうこう無いですか…?』って」

 そしてここで靖史さんに「(感想)どうぞ!」と振ってみた。
 靖史さんの感想は
 「アホやな〜」だったので不成立。

(2)「エエはなしやな〜」

 自然と自分が持っている“エエ話”お披露目会になってしまう。

 ジュニア:「あの日の西川のりお」
 →<まだ17、8歳ぐらいの頃に商店街の余興に千原兄弟、西川のりお、その他で行った時のこと。
 色んな芸人が喋り倒すのでジュニアは黙っていたら、1人の酔っ払いがジュニアに野次を飛ばし出し空気は険悪に。
 (アカン、こいつの顔面もう蹴ったれ!)
 と、ブチキレたジュニアがその酔っ払いのところに行こうとした時、のりおさんがぬっとジュニアの前に立ちはだかり

 「キレたら負けや」

 とひと言言ったと思うやいなや、客の方を振り返り
 「ツクツクホ〜シ、ツクツクホ〜シ!」
 とギャグを目一杯やってくれた>

 これは何回か聞いたことあったが、何度聞いてもいい話だと思う。
 ジュニアは将来自分が映画を撮るようなことがあったらこれを是非映画化したいとか(^^ゞ。
 もっともこの話は靖史さんもその場にいたので「エエはなし」とは言ってくれないかも、ということで不採択。

 タケト:「親父が許してくれた日」
 →<芸人になることを反対していた父。初単独を見に来てくれるように頼んだが相手にもしてくれない。でも初単独を終えて家に帰ったら玄関に父がおり、いきなり
 『あなた達、私達、Bコース、オ・レ!』
 を力いっぱいやってくれた。その日から芸人活動が親公認になった>

 これを聞いた山本さんが「僕も家族の話であります」と名乗り出る。
 (J)「(山本さんに)家族の話であるか!?」(山)「母子家庭なりのエエ話があるんです」

 山本:「オカンの男装」
 →<離婚して間もなく父親参観があった。周りは父親ばかりなのに自分だけ母親が来ることが子供心に恥ずかしかったので父親参観のことは言わなかったのにオカンが来た。

 教室に入ってきたオカンは髪をショートにし、パンツスーツを着て精一杯男っぽい格好をしていた>

 山本さんはオカンの姿を見て
 (何てオレはオカンに恥ずかしいことをしたんや)
 と恥ずかしくなり、その日からオカンに一切反抗をしていないそう。

 佐田:「ナイフと嘘」
 →<色々血気盛んな青春時代をすごしていた佐田さん。同じ学校のヤンキーに喧嘩を売られたので遠慮なく買ってみた。
 しかし、偶々ポケットに入っていたナイフを脅しのつもりで振り回したらそのヤンキーに見事に当たってしまい救急車まで来る騒ぎに発展。
 今度事件を起こしたら確実に国の矯正施設に入ることが決まっていたため覚悟をしていたら、被害者のヤンキーが
 “今度事件を起こしたら入れられることは知っとるし、自分が喧嘩を売ったからこういうことになったから”
 ということで、佐田さんから斬られたと警察に言わなかった。
 これがきっかけでそいつと大親友になった>

 みんなエエ話持ってんなぁと言いながら、いまだ未発言の林さんに目をやるジュニア。
 その視線を感じた林さん、笑みを浮かべるとおもむろに
 「どれにしますかね〜?」
 とひと言。
 いい話が無いらしい(^^ゞ。

 タケトさんが話すことに。
 靖史さんの感想も「エエ話やな〜」だったで見事一致。
 「だいこんや」というお店の情報を貰う。

 ちなみに飲食店の情報に紛れてAV借り放題だか見放題だかの店の情報も入れていた靖史さん。
 綾部さん1人「AV来い!」と本能丸出し。

(3)「うそつけ!」

 →タケトさんがポーンと発した
 「コンビニから桑マンが肉マンもって出て来た」が採用。
 靖史さんの感想も「うそつけ〜!」とビンゴ。
 創作すし屋の情報ゲット。

(4)「こわっ!」

 →ここでやっと林さんが発言したが、「こわっ!」というよりもやりきれなさにうつむくような話で客席はドン引き。
 結局山本さんの

 「彼女がいるとはいえ男なので、ちょっと遊んでみた。何食わぬ顔で家に帰ったら彼女が
 『気持ち悪い夢見たわ〜』とブツブツ言ってるので、『どんな夢見たん?』と聞いたら
 『あんな、アンタが“マキ”っていう女と浮気する夢見たんよ。何であんな夢見たんやろ』という返答。
 フーン、と表面上は何でもないフリを装ったが、実は心臓がバクバクするほど動揺していた。

 何故なら、彼女がその夢を見た頃自分は“マキ”という女性と浮気をしていたから…」

 靖史さんならずとも「こわっ!」と言ってしまう様な話でした。
 多分やきとりやの情報ゲット

(5)「むかつくわ〜」(再挑戦)

 →これまたタケトさんがポーンと発した
 「電車に乗ってたらカップルが自分の方をちらちら見てにやにや笑ってるんですよ。
 あぁ、オレも顔指されるようになったのかって思ったら彼女の方が
 『ねぇ、今度きのこ狩り行かない?』ってうるせえよ!」

 が採用される。
 話が聞えないようにヘッドフォンをつけられずっと本を読んでいた靖史さん。
 顔を上げたらタケトさんだったので、思わず「またオマエか!」。

 これはとりしゃぶのお店情報をもらえた。


本当、靖史さんはいい店ばかり知っているようです。


チハラトーク(05/9/19 ヤクルトホール)

<トーク>

・舞台の花道をモデルポーズでとりあえず歩いてみる2人。
 これも使用料に入っているから、と。

・頭を使わんやつ多すぎ

 十分すれ違える距離にも関わらず、片側一車線の道で対向車が止まってしまった。
 車内から顔を出した女性が確認したのは進行方向ではなく、既に通り過ぎた後ろの道だった。
 「何を今更確認しよんねん!」

・キレキレ・キム兄の「考えられへんっ!」話

 一緒に新喜劇の稽古に向かったジュニアとキム兄。
 ジュニアの車でルミネへ向かったがルミネの駐車場は既に満杯。
 満杯だった時に利用する他の駐車場まで行くと遠回りになるので事務所に電話をし、ジュニア達の代わりにもう1つの駐車場に行ってくれるスタッフを寄越すように頼んだ。
 ところが駐車場付近をいくら捜してもスタッフが見つからない。
 スタッフはジュニア達がエレベーターを止めておいてくれと頼んだと早合点しており、奥の方のエレベーター入り口にいたものだから、キム兄の「考えられへんっ!」“怒”はピーク。

 「おのれっ〜、誰がエレベーター止めとけと頼んだっ!」
 と、キム兄の怒鳴り声がルミネ駐車場に響きまくる。
 エレベーターに乗り込んだ後も「人の貴重な時間無駄にしてっ!考えられへんっ!」とキレまくっていたが、生憎と怒りながら狭いエレベーターをガタイが良いキム兄が動き回るので、偶然にも腰の辺りでエレベーターの階数ボタンをことごとく押すこととなってしまい、

 (キ)「考えっ…」
 (エ)「チーン。1階です」

 (キ)「無駄な…」
 (エ)「チーン。2階です」

 6階付近ではさすがのキム兄も顔が真っ赤になっていたらしい。

・矛盾その1〜盗撮犯を捕まえるもの

 盗撮をしている犯人を捕まえるドキュメンタリーを見ていたジュニア。
 盗撮犯の犯行を更に取材陣が隠し撮りをするまでは良いが犯行の決定証拠として、盗撮された下着の映像を全国に流すのはいかがなものか、と思ったそう。

・矛盾その2〜「こたえてちょーだい」編

 ホクロにコンプレックスがある女性が彼氏が出来たことをきっかけにホクロ除去手術を受けたところ、彼は実はホクロフェチだったため振られてしまった、という再現VTRに矛盾を発見したジュニア。

 「ホクロを取った役の女優さんな、素でホクロがあんねん。
  何でそんな人を再現役で使うねん!」

 今度番組のゲストで行ったら、そのあたりを“答えてちょーだい”と頼むとか。

・Jリーグ・クレイジーサマーツアーIn宮古島

 ジュニア、三浦さん、山本さん、佐田さんというメンツで宮古島に行ってきた。
 ただわいわいきゃっきゃきゃっきゃとした旅行ではアカン、緊張感も持たな、と考えたリーダー・ジュニア。
 旅行前日に参加者を集めて決起集会を開き、旅の掟を発表。

 「毎朝ジャンケンをし(ジュニアは除く)、負けた人間はマスクをつけるかブラジャーをその日は1日中つけること」。

 ブラとマスク、どちらを選ぶかは話し合って全員一致で決めることに。
 宮古島に行く以上は泳ぎがメインなので、ブラをつけてその形に日焼けをすることは耐え難いということで、「マスク着用」に決定。
 
 1日目の敗者は佐田さん。
 羽田空港の時点からマスクを着ける。
 意外と羽田はマスクを着けてセキュリティーチェックに臨んでも止められることは無いそう。
 その代わり
 「ポリがずーっとマークすんねん」。
 かくして、「Jリーグ+ポリ約4名ご一行様」のような感じで空港内をうろうろすることに。

 ポリを羽田に残し宮古島行きの飛行機に乗り込んだが、なかなか飛び立たない。
 幸か不幸か、山本さん&佐田さんの席はフライトアテンダントとご対面のような感じで座るところ。
 フライトアテンダント達は、佐田さんをちらちら見ながら空港職員と連絡を取っている様子。
 (あちゃ〜、やっぱりウチか〜)と思いながら事を見守っていたジュニア。
 FAが佐田さんにマスクを取ってもらえないかと頼み出した。
 その理由は
 「申し上げにくいのですが、大変怯えていらっしゃるお客様がおいでですので…」

・佐田vs宮古島のチビッコヒーロー

 なんとか宮古島に降り立った一行。
 早速ビーチへ繰り出す。
 ただでさえカップルが多いこの時期。
 しかし

 “顔は覆面”+“覆面から除く髪は金髪”+“にぎやかな絵が何故か描かれている裸”の男が闊歩するビーチにムードを求めるカップルが長居するわけは無く、潮が引くように人が消えて行き、ほぼJリーグの独占状態に。
 これ幸いと海に入ったり日焼けを始めた一行だが、宮古島のチビっ子は突如現れた珍男達に動じる気配は全く無し。
 むしろ、“この島の平和はオレ達が守る!”と言わんばかりに、横になっている佐田さんにチョップを繰り出したりしていたそう。

・マスクマン〜三浦の場合

 最終日のマスクマンは三浦さん。
 羽田ではほぼノーチェックだったマスクも、宮古島では取締りの対象に。
 マスクを脱ぐよう頼む保安官。
 しかし、ジュニア曰く
 「曲がった筋を通す男」
 の三浦さんが聞く訳は無く、断固として脱がない。
 根負けしつつも職務を全うしようとした保安官。
 20分近く金属探知機を三浦さんにあて、さりげなくマスクのあたりをさっと撫でたりしていたらしい。

・カナリア安達の凄い人違い

 バイクに乗っていたら、ジュニアを見つけた…と思った安達さん。
 もちろん挨拶をしたが、挨拶をされた方は怪訝そう。
 よくよく見ると、なんとその人は“スガシカオ”。
 「す、すいません!間違えました!」
 とテンパリながら謝り、その場を逃げ去った安達さん。
 スガシカオも怒るわけには行かず、逃げ出す安達さんに
 「誰?誰と間違えたの?」
 と背後から笑いながら尋ねていたそう。

・浦島ジュニア〜家電の進化は凄い

 洗濯機が壊れたので、洗濯機&乾燥機を買いに出かけたジュニア。
 今まで洗濯機を自分で買ったことが無いので、相場はあまり分からないが、せいぜい高くても5、6万だろうと思っていた。
 ところが行ってみると10〜20万台が相場という事実を知り驚愕。
 また、冷蔵庫も買おうかと思ったので、店員にかつて靖史さんから教えてもらった
 「勝手に氷作る冷蔵庫はどれですか?」
 と尋ねたら、その店員が半笑いしながら
 「…お客様。表記はしておりませんがその機能は標準搭載ですのでここにあるものは全て大丈夫です」
 と答えたので、更に驚愕。

・大輔ヨメの良い話

 「すべらない話」の収録に行くために1人起きて家を出ようとした大輔さん。
 気配に気づいた奥さん、がばっと起きて来たが、辛うじてパンツは履いているものの他はスッポンポン。
 パンツからちょっとしたものがこんにちわしていたり。
 そんな格好にも構わず、奥さんは
 「フレー、フレー、大ちゃん!」
 とめいっぱいのエールを送って送り出してくれたそう。

・覚せい剤代議士の出来すぎなキャッチフレーズ

 ずばり
 「断固やります!」。
 断固やりすぎたなぁ、と2人。

・千原夕語録その1「ようこそざむらい」

 電車が好きなので電車セットを息子・夕君に買い与えたら大喜び。
 その中でも気に入ったのが、曲がり道となっているレール。
 その曲がり具合は夕君のツボを突いてたまらないらしい。
 ただし、“レール”としてではなく“刀”として。

 何故そのネーミングになるのかは実の父である靖史さんにも謎だが、その刀を持つと自らを
 「ようこそざむらい!」
 と名乗り、誰彼構わず切りまくる。
 折れないように作られているので、それで向かってこられると本気で痛い。
 ゲームをしている最中に斬りに来たので、怒った靖史さん。
 窓から“ようこそざむらい”を投げ捨てた。
 当然泣き出した夕君。
 「う、うぇ…、ひっく、ひっく…」と、あまりに泣きじゃくっるので、さすがにちょっと良心が咎めてしまった靖史さん。
 外に取りに行くことに。
 
 しかし、玄関を出ようとして部屋の扉をちゃんと閉めなかったことを思い出したので閉めに戻った。
 部屋にいたのは、今さっきまで泣きじゃくっていたとは思えない元気さではしゃいでいる夕君。
 何と、嘘泣きだったそう…。
 とうとう泣き真似も覚えるほどに成長。

 ちなみにバットは「カキンコざむらい」だそう(音から)
 
・千原夕語録その2「なきむし」

 夕君の耳掃除をしてもらうために耳鼻科に連れて行った靖史さん。
 待合室で1歳いくかいかないかの子が泣いていた。
 それを見つけた夕君、靖史さんに
 「あのこ、なきむし」
 とチクリ。
 「赤ちゃんやで。泣き虫と違うよ」
 と注意したが、
 「あかちゃんちがう。なきむし」
 と断言する夕君。
 「夕もあんな時があったんやで。もう夕はおにいちゃんやから泣かんけどな」
 と言ってあげたら、どこか得意げに。

 ところが、自分の番になった途端、わんわん大泣きする始末。

・千原靖史一家ご来場!

 トーク中、思い出したように子供の声が聞えていた今回。
 気になったジュニア、「何や?」と客席を見る。
 子供がいたので、「あれ、オマエの子か?」と聞くと、何と
 「そうやねん」という返事が。
 最初、子供連れの客への靖史さんなりの配慮かなと思っていたが、何と本当の話。
 自分のことを言っていることは何となく分かっているらしい。
 あまり靖史さんには似てないかなあ…という顔立ちだった。
 ちなみに、ジュニアが甥と会うのはまだ2回目。
 ジュニアの場合、夕君より小堀さん家の央人くんの方を見た回数が多いんじゃないだろうか。

・G-SHOCKならぬ…

 酔っ払って帰って来たジュニア。
 全く記憶が無いが、帰ってからトイレに行き、どうやらその際に携帯をトイレの中に落としてしまったらしく、トイレの中に携帯がプカプカ浮いているのを発見。
 珍しく長く寝てしまった日なので、8時間以上も水の中にあれば携帯は当然オシャカに。
 速攻買い換えたが、それが水に強い機種という点であることを「落とす気満々やん。情けない」と嘆く靖史さん。
 「J-SHOCKや」とジュニア。
 


<コーナー〜チハラトーク秋場所>

 ガチンコでJリーグvsセリーグで相撲を取る。
 負けたチームは罰ゲームとして、入り口でお客さんを心を込めて送り出す。
 なお、客は決して握手を求めたり笑顔を向けたりせず、敗者を無視して通り過ぎなければいけない。

#0:エキジビジョンマッチ〜“千葉の毒キノコ”タケト(Bコース)vs“パシリ番長”レジくん
#1:酒乱対決〜“(メモ読めず.…)女系家族”山本吉貴vs“スーパー酒乱”谷やん(ブラザース)
#2:体脂肪対決〜“世田谷の( )”デッカチャンvs“( )”ブータン大統領
#3:ギャンブラー対決〜“京都の(暴れん坊?)宮川大輔vs“マージャンに愛された男”植村(じゃぴょん)
#4:リーゼント対決〜“福岡の( )”佐田(バッドボーイズ)vs“極道一直線”重岡(ラフ・コントロール)
#5:兄弟対決〜“爆弾ひざ小僧”ジュニアvs“霊長類ヒト科( )顔面”靖史

 という、マニアックな対決に客席大盛り上がり。
 勝敗はノーカンな#0を除き(勝者はレジくん)、#1〜4までJリーグは3勝1敗。
 “負けた方はリーゼントを落とす”ことになっていた#4では、敗者の重岡さんが悔し泣きしてしまい袖にしばらく引っ込むという予想外の展開にも発展。

勝ちが確定したジュニア。
 余裕で準備に入った(選手はそれぞれ客席後方の扉から入場。なお、まわしもつける)が、その間に
 「今までの勝ちは勝ちとして有効にするが、大将戦で勝った方のいるチームを最終的に勝ちということにしよう」
 という取り決めに変更。

 最初は2人ともなかなか近寄らないので、ギャラリーから
 「ただの兄弟のじゃれ合い」とクレームが。
 改めて臨む。

帰り。
 お辞儀するリーグメンバーをよそに階段の手すりに腰掛けて「ありがとうございましたー」と挨拶する靖史さんがおりました。


チハラトーク(05/7/22 ヤマハホール)

<トーク>

・ファミレスにアホ2人(ジュニア)

近所のジョナサンで食事をしていたら、見るからにアホそうな若い女2人が来店。
 ジュニアは“指を1本突き出し、タバコを吸うポーズ”をとりながら来店するので(笑)、店員も「喫煙のお一人様」とすぐ分かって席を通してくれるが、アホ2人にそんな高度な芸当が出来るわけが無い。
 「喫煙席でしたら、どこに座っても結構ですよ」
 と店員に言われたら、席を選ぶだけで2分も掛かっているそう。
 挙句
 「っていうか、ウチら長すぎじゃね?」
 と自分で自分達に寒いツッコミを入れ出す始末。
 
 やっと席を決めたアホ二人。
 ドリンクバーに行ったは良いが、先に行った1人が自分の分しか持って来ないし、先に行った方を待てる訳でもないので、というつもりか、2人とも荷物を置いてバーに行ってしまうなど、ジュニアにしたら信じられない行動を連発。

 やっと戻ってきた2人、注文を取るためのブザーを押す。
 呼び出されたた店員に一言。

 「席換わって良いですか?」…

 なんでやねん!ドリンクバー行って戻る間に何があってん!びちょびちょにでもなってたんか!、と朝からジュニアのテンションは留まるところ知らず。

・何で死なへんねん(靖史)

 ジュニアからのアホ遭遇話を聞いた靖史さん。

 「何で死なへんねん。
 意外と死なへんねんな、アホは」

 と重々しい口調で感想を漏らす。

・世田谷戦争(ジュニア)

 スピルバーグが映画化を狙ってもおかしくないことを経験したというジュニア。
 名古屋行きの仕事があったため、品川駅までタクシーを呼んだ。
 いつもなら到着するとそのまま外で待っている運転手が多いのに、その運転手はわざわざジュニアを呼びに来た。
 エライ気合の入ったおっさんがきたなぁと思いつつ外に出ると、大通りに出る方向とは逆向きに停めている運転手。
 方向逆ですよ、というと案の定切り返しにアタフタ。
 嫌な予感を抱きつつ乗り、品川駅までと告げると「品川までの地理良く分かんないですよ〜」と更にジュニアをいら〜っとさせる発言。
 しょうがないのでジュニアがナビをし、いよいよ左折したら品川駅だというところに着いたのでそう指示すると
 「いや、ここは真っ直ぐ行った方が近いですよ」
 と妙に自信満々に言う運転手。
 そんな道、聞いたこと無いが本職が言うのならそうだろうと直進してもらったが、一向に駅に着く気配が無い。
 「いやぁ〜、間違えちゃったみたいですね」というと、結局最初にジュニアが言った道を左折。

 新幹線の時間が迫っているジュニアは怒りの限界。
 「オレは間に合うように時間計算してタクシー呼んどんねん!
  道が分からん言うから教えてやったのに知ったかぶりして結局遠回りなったやんけ!
  オイ、もし新幹線乗り遅れたら料金払ってもらうからな!」
 と説教すると、完全に運転手は恐怖でパニック。
 「し、品川に着きましたがどちらに…」「駅じゃ!品川“駅”行ってくれ言うてるやろ!」
 てなやり取りの後、やっと精算に。
 料金は2160円だったが、急いでいるので
 「オイ、2000円でエエな!」
 ということにしたら、運転手のパニック頭脳はますます混乱してしまい、「オツリ2000円」を渡す始末。
 領収書を出せとジュニアから言われたので押したボタンから流れたのは「クレジットカードをお入れください…」の冷たい機械音。
 何でこれ以上払わなアカンねん、とジュニア。

・天井知らずな親馬鹿(ジュニア)

 新幹線の車内で親子連れと一緒だったジュニア。
 1〜2歳ぐらいの男の子はまだはっきり言葉を喋れない。
 向かいのホームに入ってきた新幹線に気づき、あばばば〜!的お喋りを母親にした子供。
 すると母親は
 「凄い!この子、今“東海道線”って言った!」
 と感激しまくったそう。

 (言うか!言うたとしても“新幹線”や。“東海道線”なんて言う訳無いがな!(by ジュニア)

・靖史 is not“天然” but“でんねん”

靖史さんの天然はひどい、とジュニア。
 ただし、靖史さんの場合は天然と同様にヤカラもひどいので、全体的にだみ声チックな“でんねん”らしい。
 例として、鹿児島に仕事で行った際、福岡事務所の名物マネージャー・玉利氏が幼少期に「鹿児島のしんどう」と呼ばれていたという話になった時…とジュニアが説明をしていたら横から

 「あれは、“しんごう”やって、絶対!」(靖)
 「…今からその話をするところやないか!」(ジ)

 と、ジュニアの話の邪魔を根本からしてしまう始末。

 靖史さん、本気で“神童”を“信号”と思い込み、
 「玉利さん、ころころ変わらはりますしなぁ〜」と話し出し、周囲を
 (“信号”じゃなくて“神童”だよ…)
 と、悶々とさせまくったそう。

・血は争えない(ジュニア)

もっとも、自分も靖史さんの天然ぶりを笑えないのだというジュニア。
 先日、フランス帰りの際、久しぶりに電車に乗ることに。
 しかし、切符を買ったはいいがあるべきものが改札に無いことに気づく。

 (切符どこに通すねん?)と。

 間違えてSuicaの方に並んでしまったジュニア。
 もう後ろには列が出来ていて迂闊に引き返せない。
 “自分でも<違う>とは思いつつ”、切符をsuicaの読み取りに押したそう。
 もちろん反応無し。
 更に“自分でも、<もっと違う>と思いつつ”も、念のため切符の裏の黒の部分でも試したそう。

・些細なズレが行き着く先は(靖史)

ただ今ドラマ撮影中の靖史さん(「園長先生は名探偵」・放送日未定)。
 ある日、ロケの入りが2時間早まってしまったが連絡ミスで靖史さんには伝わらず。
 靖史さん待ちで2時間も足止めを食らってしまった共演者も。

 申し訳なさでいっぱいの靖史さん。
 遅れてしまったのでロケ弁も無い。
 スタッフに買いに行かせたら全く違うものを買って来たので、再び買いに行かせたが、行かせる間にロケバス移動。
 弁当を持ってうろうろ途方に暮れるスタッフを見ながら靖史さんも空腹が切羽詰っていたので同じく途方に暮れる。

 おまけにロケ現場に着くと2時間前には降っていなかった雨まで降り出す。
 雨が降っていないように撮影していたが、写り込む通行人はもろ傘をさしているのでバレバレ。
 マンションで撮影をしていたら、ちょっと恐い住人から絡まれ、間が悪いことに前日のその場所での撮影には撮影許可が下りていたが、今日の撮影に関しては許可を取るのを忘れていたことが判明し、スタッフが家宅侵入罪で通報さ
れてしまう。
 撮影後、食事を取りそびれた靖史さんは家でピザのデリバリーを頼む。
 ピザはレジくんが玄関まで取りに行ってくれたが、ここが芸人の家だと知っているバイトは、ピザをレジくんに邪険に渡すやいなや家の中を遠慮なくじろじろ覗き込む。
 キレた靖史さん、ゴルァ!と注意しに行こうかと思ったが、ふとわが身を省みればパンツ一丁の情けない姿だったので、何だかしょぼんとしてしまったそう。

・踊るマネージャー(ジュニア)

新マネージャー・カジヤマ氏の行動・言動の1つ1つが大げさでうるさい、というジュニア。
 何でも彼は学生時代ミュージカル研究会に所属し、吉本でミュージカルを作ることが目標だそう。
 なので、来月のチハラトークではマネージャーのミュージカルを実行する予定とかなんとか。

・セイジンガーvs夜勤のおっさん

靖史さんの住んでるマンションの広場で子供達が遊んでいたら、夜勤帰りなのにうるさくて寝れない、と尋常じゃないぐらいに子供達を怒鳴りつける住人のおっさんがいることを聞いた靖史さん。
 生活リズムが違うので靖史さんはそのおっさんが怒鳴る現場に居合わせたことが無く、そういう奴がおるんやなぁと思うぐらいで深入りするつもりは無かった。
 しかし、知り合いの1歳半の女の子がある日を境に靖史さんを見ると泣き出すようになり、聞くと遊んでたらおっさんに怒鳴られ、それから大人の男性がトラウマになり、泣くようになったそう。
 おっさんに怒鳴られた直後は、恐怖感が蘇るので実の父にも1週間程近寄れなかったことを聞いたセイジンガー、おっさん征伐を決意。

 おっさんをおびき出すには子供達が騒ぐのが手っ取り早い、ということで夕君やその友達がテンション上がってはしゃぐようなおもちゃを与えておっさんの家の前の広場で遊ばせていたら、思惑通りおっさんが部屋の窓を開けて登場。

 「うるさくて眠れねえんだ、バカヤロウ、静かにしろ!」と怒鳴りだしたおっさんに
 「ちょっ、待て」
 と、靖史さん的には冷静すぎるほどの冷静さで話を切り出した。

 「ここが分譲やったら、それはみんなの問題やから話合わなアカンで。
 でもな、ここ賃貸やで。
 公園の前と分かってて住んでるオマエが悪いやんけ。
 オマエ、引っ越せ!」

 と、あくまで“冷静に”交渉。
 おっさんは、ぴしゃーっ!と窓を閉めてしまったそう。
 (男のヒステリーはみっともないのぉ)と余裕の靖史さん。
 そして、さぞ子供達のお母さんが「せ、い、じ!せ、い、じ!」と“靖史コール”をして褒め称えてくれるだろうと思い振り返るときや、そそくさと子供達を連れて家に戻る保護者が続出。
 近所で“せいじポイント”はマイナスの一途だそう。


<コーナー どっちの芸人ショー>

ゲスト:トータルテンボス・藤田/バッドボーイズ・佐田/山本吉貴/Bコース・タケト

事の発端は、藤田さんがジュニアに
 「ジュニアさん、今度一緒にラーメン作りませんか!?
 スープやチャーシューから作るんで10時間掛かりますが、スゲェうまいラーメン食えますよ!」
 と誘っているところに、山本さん&タケトさんが
 「10時間も掛かるんやったら、うまいラーメン屋を食べ歩いた方がマシ」「10時間あったら、かなり梯子出来る」
 と言い出し、両者とも譲らなかったため。

 藤田さんには実際に10時間掛けてラーメンを作ってもらい、ヤマモ&タケトには10時間掛けて食べ歩きをしてもらう。
 その様子をジュニアにプレゼンし、どちらと一緒にすごしたいかを客&靖史さんにも決めてもらうことに。

藤田さんには佐田さんも助っ人で加入。
 金髪&アフロで、おそろいの甚平姿を見たジュニア。
 「銀座が一気に大宮になった」とコメント。

一方、Jリーグの古参であるヤマ&タケトは余裕たっぷり。
 このメンバーで面白くないことがあるわけが無い、と。
 実際、山本さんは今日、下のヤマハでムネオの元秘書・ムルワカに遭遇したばかり。
 こんなことはザラだと豪語。

[藤田&佐田チーム]
 ・材料&道具を買出しに行く時点で、藤田さんが2時間遅刻。
 ・鍋を買いに来たドンキで、佐田さんが漢字のステッカーやら甚平やらに心を奪われて2時間を使う。
 ・動物系スープと魚系スープを作るため、トリガラやらあごだしやらもろもろ購入。圧力鍋もゲット。
 ・店の名前を巡って紛糾。結果、2人の名字を折半し、「佐田一家」に決定。
 ・鍋の火へのびびり具合や、酒は甘いカクテルしか受け付けない佐田に“偽ヤンキー疑惑”を抱き出す藤田。
 ・スープを煮込む間、気づけば3時間も“イタイ芸人話”で盛り上がる。佐田さんは<R>、藤田さんは<M>がつく人をイタイと思っている。
 ・チャーシューは2種類用意。
 ・2時間で良いものを3時間煮てしまったが…

[山本&タケトチーム]
 ・さいころを三つ振って出た目のところにある駅に行くことに。
 最初は「武蔵小金井」。
 駅に着いて評判のラーメン店の聞き込みを始めたが、話し掛ける人の誰もが"地元じゃないから街のことは知らない”と断る。
 ・やっと名店を見つけたので行こうとしたら、ヤマモが街中の普通の中華料理屋を発見。
 ・名店派・タケトと普通派・ヤマモで対立。
 ・ヤマモの要求をのんで普通の店に行った2人。味は全く以って普通。
 タケトは「あーあ、山本さんのせいで面白いことも起こらんかった」とブツブツ言い出し、不穏な空気。

 ・仕切り直しで高円寺に戻る。
 ・Bコース・渡辺推薦の激安なんでも料理店に入る。
 ・カツ丼が400円。なのに卵丼は550円の店。この差額を質問したら、「大体、カツ丼が安すぎるんだよ!」と自分で決めた値段設定にキレ出す店主。
 ・良い味がある店主のキャラとは打って変わってラーメンはまずかった。
 ・これからの作戦を考えようとファミレスに入ったら、“デンジャラスのノッチじゃ無い方”が入ってきた。
 ・後にノッチもやって来たので、いつ“ノッチで〜す!”をやるかについて打ち合わせが始まる。
 ・デンジャラスの打ち合わせに感化され、新宿に戻った2人。とりあえず、消化を兼ねてクイーンを知らないけど「We Will Rock You」をコマ劇場で鑑賞することに。
 ・ラスト20分ぐらいでいきなり盛り上がり、2人とも立って手を振ったり飛んだり。
 ・有名店のつけ麺を食べに甲州街道に移動。
 ・行列に並んでいたら、同じビルにお笑い養成所があるのを発見し、タケトがこっそり偵察。
 ・講師陣に“ジョニー大倉”を発見。ジョニーとお笑いがどう関係あるのかを確認するため、校長先生に電話するタケト。ジョニーの担当は“業界用語”らしい。
 ・このつけ麺は美味!

実際に佐田一家が作ったラーメンを食べさせるということで、二人はハケる。
 この間に、“10時間過ごすならどっち?”の決をとる。
 靖史さん→食べ歩き(10時間あの二人と過ごすのはきつい)。
 ジュニア→ラーメン作り
 客→ラーメン

 芸人勢でラーメン作りを選んだのは自分だけと知ると、<食べ歩き選択派にはラーメンは食べさせない>と宣言するジュニア。
 やがて、2種類のラーメンが運ばれてくる。
 食べ始めたジュニア。
 「美味い!めちゃめちゃ美味い!」
 と大絶賛。
 まさしく“ハンパねぇ”美味さだそう。
 靖史さん&ヤマモ&タケトにも
 「食べぇ、食べぇ」
 と勧める。
 こんな美味しいもん、自分が独占するのは損だ、と。
 試食した3人。
 「美味い!なんやコレ!」「テレビ通りに店出したら絶対売れるで!」「高円寺のラーメン店には勝ってる!」
 と、これまた大絶賛。
 美味しいものですっかり気持ちも顔もほころばせてエンディング。

ジュニアがあんなに喜んでいるのを見たのは初めて。
 Jリーグの飲み会は、ジュニアのあんな顔をたくさん見たいから、大喜利したりラーメン作ったりちょっと良い話を探したりしているんだろうなぁと思った。



チハラトーク
ライブレポート
home