Café dé BIKI (カフェ・ド・ビキ)
出演:ビッキーズ
ゲスト:ケンドーコバヤシ

(お詫び:メモ取ってる最中にシャープペンシルが壊れまして記憶のみに頼ってるとこが多いです。
だから記憶違いのとこが多々あると思います。スイマセン…)


オープニングトーク

ビッキーズが開いているカフェにゲストの芸人が客としてやって来て、お茶やお菓子を食べながらトークをするという展開。
 オープニングはビッキーズ2人のフリートーク。
 このライブが始まる前に放送してた「警視庁24時」の話や最近スッチーがハマってるサッカーのカードゲームの話など。
 「警視庁〜」は和歌山県警の芝居がかった暴走族撃退の様子が面白かったそう。
 そして容疑者逮捕の瞬間映像で容疑者が自分より年下と知ったスッチーは色々複雑だったそう(^^;。

 サッカーのカードゲーム。
 私はよく知らないんですけど、ゲーセンにそれ専用の機械があって対戦も可能だとか。
 もともとは木部ちゃんの物だったのをいつのまにかスッチーが自分の物にしてしまったそう。
 チーム名を「チーム・天下茶屋」と名付け様々なチームと対戦中。 
 「がんばれ!ビッキーズ(レッドビッキーズの方と思われる)」と対戦したこともあるそう。
 そのカードにはレア物があるのでそれを集めているオタクもいる。
 バティストゥータ似のオタクがスッチーが当てたお宝カードを欲しがって交換を持ち掛けてきた。
 偉そうな口調が嫌いだったので断ろうとしたらその人が持ってるカードに「松本人志」があるのを発見。
 その人がいろいろデータとか入れて作ったらしい。
 それにスッチーが反応したのを見逃さなかったオタク。
 交換の交渉成立。
 そのオタクは外見がいかついのにチーム名は「チーム・スヌーピー」と可愛らしい。
 そしてバティストゥータにそっくりなのに
 「僕、バティストゥータ嫌いなんです!」と吐き捨てるように言っていたらしい


ゲストトーク

ゲストのケンドーコバヤシ登場。
 お客さんの拍手喝さいを浴びてました。
 コバ曰く、自分は
 「base一サービス精神がない男」らしい。

 コバのビッキーズへのお土産はダイノジ・大谷さんの本。
 「(大谷さんの)big mouthをもうちょっとビッキーズにも見習って欲しいねん。
 ビッキーズは控え目なとこがあるからな」
 ということで。
 一時スッチーは格好をロックぽくしてイキってたのだけどこれは実はコバから言われたかららしい。
 なので一生懸命不良化したら一部のファンから不評を買ったので徐々に戻したそうな。
 そういえばそういう時期あったなぁ。
 髪をちょっと色抜いたりラバーソール履いてたり腰にチェーン付けてたり。
 私はその頃は
 (へぇ〜、スッチーもそんな格好するんや)
 ぐらいにしか思わなかったけどやっぱりファンは色々思うんだろうな。
 
 1対1だと実は木部ちゃんはお喋りらしい。
 新幹線の移動の時、木部ちゃん・ロッシー(野性爆弾・城野さん)・コバと並んで座ってた時のこと。
 木部ちゃんとロッシーは色々お喋り。
 だけどあまりに話が噛み合わず一向に展開しないので横にいたコバは気が狂いそうだったとか(^^;。

コバは注文したアイス・ラテを飲みながら、ビッキーズとトークを展開。
 コバはbase一のグルメということなので「カフェ・ド・ビキ」が出そうとしているランチを試食してもらうことに。
 木部ちゃんは末成由美さん御用達というデパ地下のうなぎのお握り(?←これはちょっと分からなかったです)。
 ウナギの脂を「機械油か?」なんていうコバ(^^;。
 スッチーはお母様お手製の稲荷ずし。
 イベントがある度に楽屋に差し入れしてくれるらしい。
 これについてもコバが「機械油?」というと、
 「僕のことはいいですけどオカンにまでそれ言うの辞めてくださいよ」とちょっと抗議するスッチー。
 1口食べたコバの感想は「シャスデリ!(デリシャス)」。

 どちらが美味しかったか判定。
 「あんなぁ、これは別に嘘でもなんでも無いねんけど…。
 オレが一番好きな食材って“うす揚げ”やねん」。
 ということでスッチー勝利。

 コバはbase一のグルメを自認。
 なのに木部ちゃんが「そないうどん好きでもないくせにうどん好きを名乗ってるのが許せん」らしい。
 毎日うどんを食べるらしいコバ。
 伊勢うどんを通販で頼んで食べてる、とか言ってたような覚えがあります(確信無し)。
 コバのお勧めはカレーうどんがおいしいあるお店。
 20名限定のメニューがあるのだがいつも常連でそれは完売。
 水曜だけなんとか常連以外の人間も食べられそうなので「水曜うどん」と呼ばれてるらしい。

謎が多いコバなのでコバを色々探ってみることに。
 「家族」「女性」「食」「X'mas」「先駆者」「不思議体験」「後輩に」「武勇伝」「先輩に」
 をキーワードに探る。
 (このコーナーでシャープペンが壊れたのでここからは記憶に残ってる限りです)

 家族…コバは現在自称26歳。
      18人家族(16人兄弟)。
      16歳の弟はシュガーライフのファン。
      姉はビッキーズのファン。
      コバはカナダのケベック市出身。
      生まれたところは小網走刑務所(網走刑務所の横)。
      何故そこで生まれたかというと両親が万引きで極刑を受けたから。
      チョコレートやハガキや傘などありとあらゆるものを万引きしたらしい。

 先輩に…バッファロー吾郎さんを怒らせたこと。
       東京で一緒に仕事をした時の話。
       部屋で「関口宏のサンデーモーニング」を見ていたら「伊丹十三監督自殺」の速報が。
       バッファローさんはこれを見ていなかったので
       「ある筋からの情報なんですが…」とこのニュースを教えたけど普段が普段なので信じてくれない。
       何せ脱臼して病院に行ったら医者からも怪我したことを信じてもらえなかったコバなので(^^;。
       しかし大阪に帰る新幹線でこのニュースが流れたのでバッファローさんはびっくり。
       「オマエ、ある筋ってどこからやったんや!」と慌てて来たので真相を告げると大阪に着くまでずっと無視されたそう(^^;。
       「嘘は吐いてへんやろ?サンデーモーニングかて立派な情報筋やで」とコバ。

 後輩に…ババリア・溝黒くんを困らせたこと。
       先輩に話し掛けることは後輩にとってすごく勇気がいること。
       コバの家が自分の家と近所ということを知った溝黒くんはこれを話の糸口にしようと考え、コバに
       「僕、〜に住んでるんです。小林さんはどの辺なんですか?」と話し掛けたら
       「アメリカや(多分)」と答えられ、会話に困った話。

 X‘mas…自分の家はイスラム教徒だったのでクリスマスなんて祝ったことない。
       20歳を過ぎてもサンタを信じている女性と付き合ってた頃。
       サンタがいる・いないを公園で言い合ってたら遠くから鈴の音が。
       まさか、と思うとそこには…(何がいたのかはそれぞれご想像下さい。決してロマンティックな結末では無かったです)

 不思議体験…岡山に住んでるおばあちゃんが畑を動物に荒らされて困っていると相談を受けたのでしかけを作ったコバ。
          触れると音がなる。
          音が鳴ったので外にいってみたらペガサスがかかっていた。

覚えてるのはこれぐらいです…。


<デザート>

「デザート」というコーナー名が当てはまるのかは分かりませんが…。
 毎回ゲストに最後はカフェからデザートが振る舞われる。
 このデザートはババリア・溝黒さんの実父が経営する洋菓子店が提供。
 溝黒さんとお父様が登場する。
 お父様、溝黒さんよりテンション高かったなぁ。
 「2002」か「2003」という形のフレームのメガネ掛けてました。

 今回は特別に木部ちゃんとじゃんけんに勝ったお客さんも2名食べれることに。
 じゃんけん大会開始。
 私も通路に座ったまま軽い気持で挑戦。
 ところがところが…。

 普段発揮しない運を発揮してしまい、ワタクシ、勝ち残りました(^^;。

 「もう一人は?誰、誰〜?」「あっ、あそこや。低っ!」
 と舞台で色々言われる中もう一人のお客さんとbaseよしもとの舞台に上がってしまいました。
 そしてやっぱり言われたこの言葉。
 「誰だ、オマエは!」(byケンドーコバヤシ)。
 まさか自分が言われる日が来るなんて(^^;。
 私、コバ、もう一人のお客さんという位置で着席。
 木部ちゃんがさりげなく席を引いてくれたことに感動。
 木部ちゃん、あなたはオアシスです。
 その後も小声で「美味しいですか?」「どうですか?」と気を使ってくれました。

 溝黒さんのお父様が作ったケーキはチョコレートケーキでした。
 金粉で出来た星が散りばめられたチョコレートケーキ。
 あんまり甘く無くかといって苦いだけでもなくてすごく私が好きな味でした。
 なんていうか…真心がこもった優しい味。
 ふと横のコバを見たらポロポロこぼしながら悪戦苦闘しておりました(^^;。
 あの日私がbaseの舞台から見たものは目の前のチョコケーキとコバの右手だったなぁ。
 余計なことはちっとも言えずひたすらケーキのみ食べてた私です。
 普段、舞台に上げられたお客さんが何も言えないで固まってたら
 (何か気の利いたことの1つや2つぐらい言えないかね)
 と思ってたけど実際に自分が出たらそんなの無理、ということが身に染みて分かりました(^^;。

 このケーキ。
 ピースではなくホールだったんです。
 なので少し食べたところで
 「残りは僕らが食べますのでお土産に持ち帰ってください」とビッキーズから言われました。
 (えっ…。残りは僕らが食べる?そしてお土産?)
 あれよあれよという間に気づけばお土産のケーキが渡されました。
 客席から羨ましい〜というような声が。
 確かに嬉しかったんだけど私はこのライブの後はミューズホールの5時間ライブに参加する身。
 (冬場だから腐りはしないだろうけど…)と色々考えながら舞台を降りる。


<エンディング&感想>

エンディングではお皿にゲストからの一言を書いてもらう。
 コバが書いたメッセージは多分
 「機械油は母の味」でした(そしてスッチーがこれを見てちょこっとまた怒っていた)。
 コバが帰った後、年明け後のイベント予定とM-1のワイルドカード参戦について話すビッキーズ。
 素直に(ビッキーズ頑張ってね)と思えました。
 お客さんも暖かい感じで拍手して「カフェ・ド・ビキ」終了。

+++++

 ビッキーズの良さが分かったライブでした。
 baseメンバーの中の一人としてビッキーズを今まで良いコンビだなぁと思って見てきましたけど、それがますます深くなりました。
 ライブに参加しながらどこかほんわか、にこにこしたのは初めてでした。
 なんだかポカポカした良い気持ちになってミューズホールへ移動することが出来ました。
 一般のお客さんはもちろんのこと、芸人さんからも好かれている感じ。
 昔修士さんが
 「自分たちのイベントのゲストに後輩に出てもらう時は自分が素人だったとして誰のファンになるだろうかということを頭に入れている」
 というようなことを言っていて例として「ビッキーズ」の名前を挙げていたのですがその理由が分かった感じです。

 心残りはやっぱりケーキです。
 せっかく頂いたのに申し訳ありませんでした。
 baseで食べたケーキは、本当に美味しかったです。
 今度は自腹で買わせて頂きます。

 (*:日記にも書いてますがケーキはやっぱりライブに持って行くわけにも行かず途中で会ったお客さんにお譲りしました。
 喜んで頂けたので何よりです)

(03/1/7 記)

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