(01/11/5)
*今回、ニチョケンさんの出演時間は微妙に短いんです…(^^;。
ロケバスの中にニチョケン&ワカコちゃん&あつじくん(ドデカダンス)。
「どないしたんや、あつじ〜」
「藤井姉妹のこと、覚えてらっしゃいますかね?」
「覚えてないよ」
頭を抱えるあつじくん。
番組で唯一の漫才コンビ、藤井姉妹。
バルーンフェスタに敗退後、心を入れ替え、毎日漫才の練習をしている藤井姉妹。
ネタを劇場つきの作家に書いてもらい、舞台の立ち方も指導してもらい、再起にかけている。
という経緯をニチョケンに説明するあつじくん。
ところが
「この半年間野放しやったのをちょっと今日は、今回は今回からやっと重い腰が上がり…」
と、うっかり口を滑らしてしまう。
「野放し」
と言う言葉を聞き逃さなかった修ちゃん。
「ちょっと待って。今、『半年間野放し』って言ったよね?」
と聞きとがめる。
「…ハイ」
「教育係・ドデカダンスがついてるっていう約束やったよね。でも“半年間野放し”って言ったよね、今?」
「えっ、えっ、何、何?ギャラ取ったん?それで」
「え〜!?」
「テ、テレビ、…出た、…えっ(噛んどります、思いっきり(^^;)」
「今まで何してたん?それは、番組を舐めてるのか、あの〜、オレらを舐めてるのか、どっちなん?」
「それか、お笑いを舐めてるのか」
「オマエ、福岡の劇場ごと潰すぞ」
「(鳩が豆鉄砲食らったような顔になると)…それだけは!!」
「全力使って」
「スイマセン、あの、ボクは(何されても)いいんで」
「玉利さんに言うぞ!」
「玉利さんとか知ってんねんぞ!」
「オレら玉利さん、知ってんねんぞ!」
※玉利さん…さんまさんのマネージャー。元福吉事務所所長。現在東京本社タレントマネージメント部地方営業担当。
シャッターを閉める時に自分の頭に当たって気絶したり、食べてたラーメンが美味し過ぎて失神したり、福岡に遊びに来た芸人さんに辛し明太子を渡し過ぎて何十万と領収書が溜まって怒られたりと中々なエピソードの持ち主らしい。
「玉利さん、知ってるんですか!?」
「玉利さんに言うて潰すぞ、オマエ〜!」
「…アイタ〜。こんな大事になるとは」
「玉利さんというスゴイ人知ってんねんぞ〜」
「どんだけ玉利さん言うんですか。(視聴者は)知らないでしょ」
気を取り直して練習の状況を聞く。
今回はちゃんと構成作家もついてるので期待できそうらしい。
「それ聞いたら、オマエ、見に行く訳にはいかへんな」
「見に行く訳にはいかへん?見ないわけにはいかへんでしょ?」
「おぅ、そういうことや。…細かいこと言わはるわ、ウチの相方はやっぱり」
「それでギャラ貰うてまんね〜ん(といって指で円を作る修ちゃん)」
様子を見に行くことに。
1回だけ藤井姉妹に復帰のチャンスを与えることに。
しかしこれは修ちゃん曰く
「バッテキ!からじゃない。玉利さんからのチャンスや」
小堀氏曰く
「明太子杯や」
劇場の裏に3人。
藤井姉妹が練習しているらしい部屋の前に到着。
「オレがちょっと覗くから」、と修ちゃん。
「いや〜、全然分からへん」と目を瞑って振り返る修ちゃん。
「嘘つけ、オマエ!目瞑ってた。目、瞑ってたらアカンがな!オレが、オレが行くからこっち向きなさい(と言って修ちゃんの後ろに回るコホリン)」
「よ〜し、やってるかな〜」
と言って修ちゃんのお尻を覗くコホリン(^^;。
ここで、素人とプロの差をちょっと知った私。
ワカコちゃん
→コホリンが修ちゃんのお尻を覗くやいなや、すぐ叩いてつっこんだ。
コホリン、当然ながらノーリアクション。まだボケきってないから。
修ちゃん
→しばらくコホリンに覗かさせておく。
「…すごい。すごい、何か恥ずかしい〜。すごい恥ずかしいものを見られてるような…」と言うと振り返って
「アホ!オマエ、オレのケツの穴見てるやないか」と言ってコホリンにつっこんだ。
ボケきったので、コホリン、笑顔。
コホリン、今度はワカコちゃんを一番前に追いやる。
「(笑)何?何やるんですか?」
修ちゃんをワカコちゃんに向かわせるコホリン。
「よ〜し、どんな…」
と一応その体勢に入ったものの、ワカコちゃん素早く修ちゃんを撃退。
「オレが悪者になってるやないか!」
藤井姉妹の練習現場に入って行く3人。
構成作家の北川さんがネタを見ていた最中。
「北川付いてくれてんねや。実家も大変やのにありがとうな」
「…いや、オマエそれはものすごいプライベートな話ちゃうかな、それは」
「いや、軽く実家が倒産したって聞いたから」
「…父さんが倒産した(苦笑)」
「父さんが倒産したやわ(笑)」
今までの姉妹のネタはオトンが作っていて、今回はじめて他人が作ったので覚えるのが大変だったらしい。
「あぁ、言うてるのは分かりますわ。他人が作ったネタは覚えにくいんですよ。自分の言葉から出て来てないので」
今日は福吉のイベントを見に来たお客さんにネタを見せて半分以上が面白いと感じてくれたら合格。
部屋を出るニチョケン&ワカコちゃん。
「ゴメンな、ホンマ。実家大変やのに」
「それは言わんといて、だから。なぁ(と北川さんに)」
「実家大変やって〜」
「(振り向き様)えっ!?北川、お父さんどんななったんやったっけ?」
「倒産しましたけど」
「あっ、倒産かいな」
本番。
あつじくんがニチョケンを呼びこみ、
「いやぁ〜、どうもどうも」と2丁拳銃が出て来ると
「ひゃぁ〜(きゃぁ〜、わぁ〜)」の歓声が。
お客さんに何で2丁拳銃が出て来たかを説明するニチョケン。
「まぁまぁ、言うても(藤井姉妹は)素人さんですから、ちょっとあの目線を下げてね。レベルを下げて。あの『ぷぅ〜』とか言うたら笑うてやって下さい、みなさん」
「プゥ〜で笑ってくれるんや」
漫才
正直、私は今までの調子だったら、好きじゃなかったけど(ゴメンナサイ)、本物の作家さんがネタを作るとこうも違うのかというぐらい、変わっていた。
声のハリやテンポなんかも向上していた。
結果
1〜2名のお客さん以外、面白いと評価してくれて復帰決定。
うれし泣きする姉妹。