SUPER base FUKUOKA 夜の部

<開場前>
 昼の部と違って、高校生達がやって来たから、年齢層がちょっと下がりそう。昨日の「1/2」のノリに疲れた私は、ちょっとうんざり。
 大声で「絶対、ロザンのネタ中の写真、ばしばし撮るっちゃ〜。もう連写しちゃぁ」と宣言するのはやめてね。そんなんするぐらいなら、ネタを集中して聞いてね。

<開場>
 初めて立ち見で入るので、新鮮。1番後ろは踏み台があって、そっから舞台を見れるようになってる。でも、私が選んだ場所は踏み台無かったけど、きれーいに視界が広がって、さっきの指定席よりばっちり見える。どういうこと(笑)?
 で、ちょっと舞台と距離があるので、割に冷静な感じで見れそうな気がした。

<開演>
 MC:FUJIWARA
 今度は、ふじもん、自分のnewヘアースタイルを
 「髪の毛切るのを失敗した訳でも、金子賢でも、コブクロの大きい方でも無いですからね〜」と言うと、「Yell」をちょっと歌ってくれました。

 baseの大規制のことにちょっと触れるFUJIWARA。2人が体験した行きすぎたファンの行為による怖い出来事を聞いたら、この大規制もしょうがないかも…と思いました。みんな、芸人の生命は脅かしちゃいけない。
 この話をしてた時、ふじもん
 「無理無理、無理だから〜」をやってくれました、そう言えば(笑)。

芸人紹介
 1:ロザン
  「相変わらず可愛いね〜、菅ちゃん。そのスーツは七五三用?」などと菅ちゃんをいじるふじもん。もちろん、相方宇治くんには、奥目のことをいじる。

 2:フットボールアワー
 最近、脱毛が激しく、頭皮がやばいらしい岩尾さん。
 (ふじもん)「下(髭)は濃くて、上は薄くなって来よるんか?」
 (岩尾)「めっちゃやばいんですよ〜」
 (ふじもん)「何たらたら言いよんねん。溶けたあめみたいな顔しくさって」(゛溶けたローソク”顔の2丁拳銃・小堀氏の顔が浮かんでは消えました、この時^^;)

 3:ハリガネロック
 お誕生日だった松口さん。デジカメ(サイバーショット)や、服をプレゼントに貰い、今日着ている服はそのプレゼントに貰ったものだそう。

 4:サバンナ
 (ふじもん)「細い犬みたいなくせに」
 (高橋)「アホ〜、太い犬じゃ!」という応答に客、大笑い。

 5:バッファロー吾郎
 昼の部と同様に大歓声&フラッシュの嵐。バッファロー人気、凄いです。

<ネタ>
 1:ロザン(漫才)

 子供の頃、テンション上がるようなこと多かったよね、ということで、子供の頃に行った夏祭りや、学校の話。

(ヒネた菅ちゃんの視点丸出しなこのネタ。私の好きな感じのネタでした。一つネタばれしちゃえば、ウルトラマンが戦う時、「早う3分経たへんかなぁ。…何で俺こんなことやってんやろ。よう考えたらそんなに地球に思い入れ無いで」と思いながら戦ってるという菅ちゃんのセリフが私はツボ。確かに、あんまり地球に思い入れない筈なのによう戦ってくれるわ、ウルトラマン。面白かったです、これは。度々偉そうでゴメンナサイですが)

2:フットボールアワー(漫才)
 昼夜連続で来ているお客さんの数を聞いた後、気になる岩尾の性格や、お金持ちになったらやりたいことを話す。

(岩尾さんのたらたら口調はやっぱりハマる。それに対する後藤さんのナイスツッコミも)

3:ハリガネロック(漫才)

★子供の頃
★女性と付き合おう
★オッサンは気をつけよう
★お父さんは可哀相

(大上さんが明らかなるボケ、松口さんが明らかなるツッコミ、と役割が一瞬逆転したのが、面白かったです。すぐ戻ったけど。゛左に長い棒を持ってます"゛俺や!"が好きでした)

<ゲームコーナー:どっちっち?>

 フリップに2種類の選択が書いてあるので、どちらか選び、ふじもんを納得させる理由を言った方が勝ち。
 FUJIWARA・原西、ハリガネロック、ロザン、フットボールアワーが参加

1:出演するならどっち?
A…ギャラ100万でローカル番組
B…ノーギャラでゴールデンの死体役

 菅ちゃんの「金や!」の雄叫びが象徴しています。全員Aから動きませんでした。

2:我慢し続けるならどっち?
A…おしっこ
B…うんこ

A→ロザン&原西
B→ハリガネロック&フットボールアワー

 「我慢しているカッコが変」「おしっこは汗として毛穴から水分が蒸発される場合もある」と何だか理論的な理由を立てたAチームの勝ち。もっとも、ふじもん曰く
 「ごめんなぁ、相方を勝たせなあかんかったからな。相方、怖いねん」

3:一発殴るならどっち?
A…マイク・タイソン
B…吉本の社長

 「僕ら末端のことまで、この人知らないでしょ」(松口&菅)、「一発ぐらいは試してみたい」(大上)という理由で全員A。

4:自分の妹の旦那にするならどっち?
A…最初は、「菅」だったが、ふじもん、わざと「官」と書き、今度はマジボケで「管」と書き、結局、原西さんに決定。
B…宇治原

A→原西、フットボールアワー、ハリガネロック
B→ロザン

 「妹の旦那が自分より学歴が高かったら何か複雑」「妹に幸せになって欲しい、お前、女遊びするやろ」などと原西サイドから意見が出される。松口さんは、「引っ越しの時、原西さんだと頼りになりそう」という理由で原西さんサイドにつき、「それやったら、1日で役目果たすやんけ」「ゴリさんマークの引っ越しセンターなんてあらへんぞ(byふじもん)」とつっこまれていた。
 先輩達から出される手厳しい意見に、宇治くん不利かと思いきや「でも、原西さん、酒癖めっちゃ悪いですよ」という反撃で、宇治君勝利。

5:無人島に連れて行くならどっち?
A:大上
B:岩尾

A→松口、ロザン、後藤
B→岩尾、FUJIWARA

 「大上なんて連れてってもな、かさばるだけやで」と原西さん。「でも、背、高いから木の実とか取れそうですよ」「日除けとか雨除けに使えそうやで」「横に伸ばして橋に使うとか」「縦に長いから2つに割って箸とか」と大上さんの用途に盛り上がり、大上さん「あの、俺を連れて行くって決まってないのに何で俺を何に使うか、でそんな盛り上がってるんですか」と一言。
 「相方は何で大上を連れて行きたいんや」と松口さんに聞くふじもん。すると松口さん

 「えっ。…やっぱり(こいつと)漫才したいから」

 と一言。「無人島やのに誰に見せるねん!」「魚とか鳥に見せる気か」とつっこまれてましたが、私はこの発言、何かじ〜んとしました。

 結果。
 原西さんがいるから、Bチームに寝返った松口さんの行動が許せないということで、Aチームの勝ち。

<ネタ>
4:サバンナ(コント)

 手話を学びたい若者(八木)と面接官兼講師の高橋のやりとり。

(サバンナの世界はちょっと毒を含んだシュールな世界らしい。そういう面では、サバンナワールド全開だった)

5:バッファロー吾郎(コント)

 USJより凄い「ワンダーファンタジーランド」に観光に来た2人組(木村&竹若)。そこには前代未聞のアトラクションの数々が待っていた。

(コメントは難しい。だって、あまりに面白くて、コメントしようとしたら、長くなってしまう。奥行きと世界がものすごい広いなと思った。そして、最後の「ありがとうございました」で、本当、後味がスッキリ爽やか)

<ゲームコーナー:クイズ 気分次第!>

挑戦者が書いた答えがそのお題の答えとなり、残りの人間は何を書いたかを当てる。
MC:ふじもん
参加者:原西、バッファロー吾郎、サバンナ

木村さんのお題
「大喜利:TUBEの前田と飯島直子の離婚の本当の理由は?」

木村さんの答え
「前田が家で作曲する時に限って飯島がバルサンを焚くから」

「家でいつもビーバップのカッコをしているから」「飯島愛と勘違いしてたから」「ポッキーのチョコだけを食べるから」なる回答が他のメンバーから出ました。

高橋さんのお題
「替え歌を作ってください」
 ドラえもんの「♪空を自由に飛びたいな、ハイ、タケコプター」の部分を変える。

高橋さんの答え
 「♪春やといえどもまだ夜は若干寒いな、ハイ、薄手のジャンパー」という字余りなもの。

 「空を自由に飛びたいな、年を考えい、年を!」「空を自由に飛びたいな、空を、自由に飛びたいな〜!」なる答えが出る中、八木君の「空を自由に飛びたいな、オレ、高いとこ苦手やん」という回答は、会場がシーンとする中、あまりの静けさに客の一人がびっくりして思わず「あっ!」と叫び出す一幕も。

八木君のお題
 「一発ギャグを作ってください」

八木君の答え
 お盆とボクシンググローブで「パンチ一丁お待ち!」

 八木君の考えのパターンを一番よく読んでる相方・高橋君が見事正解。

<エンディング>
 出演者が出て来る中、ハリガネロックは中々出て来ない。
 (次の仕事があって、別行動になったのかなぁ)と思ってたら、大上さんはいつのまにかのっそりと舞台にいた。ふじもんは舞台袖の方に
 「あれっ、ハリガネはおらへんなぁ。おーい。何や、あいつら、まだネタ合わせしよるなぁ」と言うが、他のメンバーから「大上はここにおるがな」と言われる。
 「お〜い、ロック!ロックは何してんねん。ロック!始まってるって。…えっ?寝てる?しょうがない奴やなぁ。もうロックはほっといて、じゃぁこっちは進めるから」とふじもん。
 (え〜っ、最後の最後に松口さんは見れないで帰らなきゃいけないのか…)と思いつつ、ロザンのソロイベント告知と、大上さんの明日の笑点出演告知を聞く。そしたら、松口さん、何か、ぼ〜っとして登場。本当、寝起きだったようで…。
 (ふじもん)「ロック!お前、何やねん」
 (松口)「だって、みんな起こさんと、置いて行くから…」
 (ふじもん)「何、言いよんねん。ロック。お前を見たくて来てくれてはるお客さんもいてんねんで。お前を見たくて最後まで残ってくれてはる人もおんねんからな。気ぃつけや」
 (松口)「あぁ、もうね、ホンマ、みなさん、すいませんでした」(と90度お辞儀)

 寝起きながらも、ふじもんvsユウキロックの「前へ前へ争い」は健在でした。


<感想>
 2回公演を、立ち見しても見たいと思わせてくれるコンビって本当凄いなぁと思いました。
 生・ハリガネは2ヶ月お預けだけど、堪能しました。しかし、
 「もうお腹いっぱ〜い、でも、ハリガネは別腹〜」
 な私なので、オンバトや「笑いが一番」など、ハリガネを突発的に見れる日が5月にあれば良いなぁ、と期待してます。

 「ハリガネのネタに夢中で、写真撮るの忘れてた〜…。でも、面白かったから別に良いや」と言ってた人がいました。ハリガネロックの勝利だなぁ、なんて思いました。私もメモ取るのがもどかしかった。


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