SUPER base FUKUOKA(4/21昼の部)
<開場前>
劇場に着いた時、近くにいた人達が交わしてた言葉が私の夜の部立ち見を決めたようなもの。
(彼)「俺な、今日初めてロザン見るんだ。ロザン、俺と同じ年だから、どうしても親近感持っちゃうんだけど、中々都合が合わなくてさ。今、すげぇ嬉しいよ」
(彼女)「私は、全部今日来るメンバーは見たことあるけど、私はハリガネ。何といっても」
(彼)「好きだもんなぁ、お前」
(彼女)「いつも、元気を貰って来る。貰いっぱなし」
(彼)「いっぱい、笑おうなぁ。昨日、ハリガネもロザンも深夜まで仕事しよったけん、絶対疲れとるとに、疲れ見せんで、俺達に元気ばくれる筈やけん、俺らは、心からの笑い声ば、やろうなぁ。それぐらいしか出来もんなぁ」
そうだ、私も心からの笑い声を出すことで、ハリガネや、その他の芸人さんに元気を出してもらおう。そう思って、夜の部の当日・立ち見券を買った。昼の部は指定席を購入済。F列8番。
<開演前>
FUJIWARA&バッファロー吾郎が来ると言うだけあって、base FUKUOKAにしてはやや年齢層が上。しかし、一人で来てる人達が多くて、私も嬉しくなる。ツレがいないからと言って、行くのを断念するのはその人の勝手だけど、非常に勿体無いと思う私。
<開演>
予想通り
MC:FUJIWARA。
ふじもんが、髪型を変えたんだけど、「え〜っ、何て言ってその髪形になったん?」と聞いてしまいたくなるような…(^^ゞ。リーゼントっぽいと言おうか…。
本人曰く、
「イメチェンしました。金子賢やないですよ〜」。
モーニング娘。のコンサートに行って来たFUJIWARA。同行者は、
次長課長・河本さん、フットボールアワー・岩尾さん、ビリジアン・小藪っち。
いまいちモー娘。のファンじゃない原西さん。一人乗らず、つまらなそうな感じだったのに、リーダー・中澤裕子が卒業の挨拶を始め、ちょっと一瞬静寂が訪れた時、突然、中澤のファンになった原西さん。間髪入れず、
「裕ちゃん、今までありがとうー!!」と絶叫して、注目を浴びたそう。卒業公演のビデオかDVDが出たら絶対原西さんの叫んでる声が入ってるそうです。
さて、他の面子はモー娘。のファン。
河本さんは、号泣し、小藪っちは、覗いてた双眼鏡から涙をこぼしてたそう。
芸人紹介。
1:フットボールアワー
一緒に行った面子ということで、岩尾さんの「恋愛レボリューション21」の際の振り付けの堅さをからかうふじもん。
相方の後藤君は、着ている衣装のチャックが斜めについてるということぐらいしか、いじることは無いそうです^^;。
2:ロザン
(ふじもん)「宇治原、誕生日やったんやってな?36歳やったっけ?」
(宇治原)「違いますよ」
(ふじもん)「奥目年齢は36ちゃうの?」
宇治原君、只今大阪で「奥目キャラ」を推進されています。
泊まりの仕事だったロザン。菅ちゃんは、屋台で食べた長浜ラーメンがことのほかお気に召したようです(美味しいと思ってくれてありがとう)。
3:サバンナ
昨日、天神の親不孝通りで、河本さんらと飲みに出掛けたサバンナ。八木くんは、何か八木くんの愛読雑誌に出るモデル「ピロユキ(?)」に偶然会い、一緒にプリクラを撮ったそう。八木くんの仲間達にとってはこの人はめっちゃアイドルらしいですけど。
4:バッファロー吾郎
ロザンよりも、「キャァ〜!!」という歓声とカメラのフラッシュが凄かったですよ。FUJIWARAは
「そんなんしたら調子乗る!」
「何や、この騒ぎようは」とちょっと驚き。
最近、木村さんはオシャレをし出したそうですが、認めないふじもん。
(ふじもん)「どうせ、お前無理して間違ったカッコしとんのやろ。半そでの上に長袖着てたりするんやろうが」
(木村)「それ、当たり前のカッコやろ」
5:ハリガネロック
昨日出てた「しんや君」という深夜番組の話。
(ふじもん)「お前(大上)は面白かったの?」
(大上)「いや、僕は面白くない(面白いことしない、言わない)ですよ」(←大上さんっぽい、発言だ)
昨日、ハリガネとロザンは、有名な屋台に連れて行ってもらったのに、菅ちゃんが、掛けられてたタレが一緒だったことからカルビと牛タンを「これ、同じやん」と言い出したので、場の雰囲気が気まずくなったらしい。
<ネタ>
1:フットボールアワー(漫才)
良いあだ名のつけ方&岩尾はどれだけ優しいか、ということでネタは繰り広げられました。
(フットの漫才で、岩尾さんの、のほほ〜んとした口調から発せられるちょっとちくっとするボケが私の好きなとこ。今回も、フットテイストは健在でした)
2:ロザン(コント)
「砲丸投声」
次期アテネオリンピック・ハンマー投げ日本代表の鈴木(菅)には、ある問題があった。それは、投げる時の掛け声を「チ○チ○」と言ってしまうこと。コーチの宇治原と一緒に、何とか力が出そうなこれに替わる掛け声を考え、本番に臨むが…。
(う〜ん…、昨日に続いて、『あれっ?』という感じ。随所随所では笑ってたのに、終わった後の『あぁ〜、凄かった』という満足感というか、お腹いっぱい感は、今回もあまり感じず…。ちなみにこのネタはロザンの初単独ライブでもやったネタだそうです)
3:サバンナ
暇で退屈してる子供(八木)が街で会った「歌のおじさん」(高橋)と、一緒に暇潰しのため歌を歌って遊ぶことにしたが、おじさんが教える歌は、何かが変。
(八木くんが出て来ただけで爆笑が起こってました)
<トークコーナー:こんなツレは許せない>
MC:藤本(FUJIWARA)
メンバー:サバンナ、ロザン、原西(FUJIWARA)
「後輩に厳しい」(宇治原)
→早い話が菅ちゃんのこと。高校時代、目が悪い後輩のメガネを取って、似たようなメガネを集めてきて、どれが自分のメガネか当てさせてたらしい(←゛厳しい"通り越して、゛いじめ"やん)。
メンバーから
「性格悪いなぁ、お前」
「悪魔や」とかなり非難浴びてました。
「漫画を貸してくれない」(八木)
→異常に潔癖で、漫画本全部にカバーを掛けて読む同級生のこと。
この時、「タクシーの運転手さんがつけてるような手袋をつけて読みながら…」を「〜手袋を見ながら」と言い間違い、原西さんから
「手袋見ながら漫画読むんか、お前の同級生は」と突っ込まれてました。
「話を引っ張り過ぎ」(原西)
→高校時代の同級生で、昼、何食べた?と原西さんが聞くと、学食にはメニューが3つしかないのに、「さぁ〜、何でしょうね〜」と放課後、別れて帰る間際まで教えてくれなかった人。「明日教えるわ」と言われた日にゃ、「お前が昼何を食べたかなんて、ホンマはどうでもよくて、挨拶程度に聞いてんのに、何でそこまで引っ張られなあかんねん!」とキレたかったそう。
「ヤマギワケンゴくん」(高橋)
旅行先(福岡)でナンパしようとしたら、カブにはねられ、はねられたのに「ゴメンナサイ!」と謝るような天然な友人。
「臭い人」(菅)
→高校時代、友達が留学し、1年後、迎えに行ったら、その人は腋臭になって帰って来たのだが、「臭いよ」と言えなかったそう。
base芸人にも、そういう人いますよ、と八木くんが言い出したけど、それが誰なのかは言わないので、ふじもんが「えっ!?誰、誰?先輩やから言えないとかいう話か?」という。すると、菅ちゃん
「そう言うて、俺やったら嫌やなぁ…、あんなこと言ってたけど、自分で気づいてへんのやな、あいつっていうことやし…」と言い出し、もしかしたら、自分では無いのか?と思い始めた芸人達。
「腋臭にあの人なってるわ、って気づいたら、腋臭ですよ〜って言うてな。先輩・後輩関係無しに」
「隠し事は無しにしましょうね」とお互い誓い合ってました^^;。
<ネタ>
4:バッファロー吾郎(コント)
勉強嫌いの木村のとこに来た家庭教師は、妙にゲームとアニメに詳しい竹若先生。
早速授業を開始するが…
(バッファローさんのコントは初めて。はっきり言って、面白かったです。知ってる方にとっては当たり前だという話ですが。ベテランってこうなんだあ、って思い、笑わせていただきました。
あと、コントが終わったら、竹若さんは「ありがとうございました」と言ってハケるんです。そういうとこ、些細な事なんだけど凄く感動しました)
5:ハリガネロック(漫才)
「はい、どうも〜、ハリガネロックです」と言いながら、センターマイクの高さを調整し、お互いの声が拾いやすい位置に持って来る大上さん。それ見て何だか嬉しそうに大上さんを見つめる松口さん。いつものユウキロックぶりとは、ここから何だか違ってたんだなぁ。
★映画に影響される人
★季節は新学期
★ファミレスで見たバカップル
★男らしい行動
★男前とは?
★お互いの昔の彼女
★女性と一緒と言えども…
★コンビニでのヤンキー
★祐子と邦博のデート
彼女が出来たらどんなデートをするかを実演することに。
《今日のこのハリガネロックの漫才は『新鮮』でした。後半のコントっぽい漫才は、今までのハリガネではあんまり見ないような感じで(あくまで、私の少ないハリガネ歴の中で、ということですが)。
大上さんとデートする、っていう設定も何か、珍しく仲良しぶりをアピールっていう感じで。
しかし、この漫才はオイシカったです。ユニゾンツッコミが2回に、大上さんが激しくどついてツッこむ場もあれば、松口さんがそれに輪を掛けて激しくどつき返したり、という場面もあったし、後半がいつものハリガネとは趣異なって、沢山のハリガネを見せてくれた感じ。
…何で、こんなに上手いんだろう、何でいつもこんなに良い意味で裏切ってくれるんだろうか。ハリガネロックは罪な男達。≫
<ゲームコーナー:イマジネーショングランプリ>
ついたての向こうにいる自分の相方が何番の人かを当てる。
MCふじもん。
当てる人…フットボールアワー・後藤、ハリガネロック・大上、バッファロー吾郎・木村。
当てられる人…フットボールアワー・岩尾、ハリガネロック・松口、FUJIWARA・原西、バッファロー吾郎・竹若
当てる側は、当てられる側に質問して良い。ただし、当てられる側のマイクにはボイスチェンジャーがつけられているので、声が変わる。
まず後藤さん、「好きな食べ物」を聞く。
岩尾…「チョコレート」(すっごい甲高い声となり、客爆笑)
松口…「トロ」
と言ったら、ふじもん、
「あぁ〜、トロですか〜。ねぇ、あなたそれにしても目離れてますね〜」と言い出し、2番目が松口さんであることがバレバレになったので、再びシャッフル。
シャッフルしている間、当てる側メンバーから責められるふじもん。
(ふじもん)「うっさいわ、このつくし!」
(大上)「誰がつくしじゃ!」
しかし、シャッフルした後、原西さんの自声がマイクよりもでかくて、バレバレだったので、再々シャッフル。
フットボールアワー・岩尾、FUJIWARA・原西、バッファロー吾郎・竹若、ハリガネロック・松口、という並び順に。
再々度、好きな食べ物を聞く。
岩尾…「だから、チョコレートって言ってるじゃないですか〜」
原西…「お母さんが握ってくれたガムです」(ふじもん:「ここの家のお母さんはガムを握ってくれるんですよ」)
竹若…「ハムです。特にロースハムが」
松口…「トロです。でも、ぞうさんのほうがもーっと好きです」(と、声が高くなるので、某引っ越しチェーンのCMの真似をする。客爆笑)
大上さん、「趣味」を聞く。
岩尾…「コップ収集」ちなみに、コレクションの数は2個(!)
原西…「寒い日にセーターを着る」
竹若…「野良猫を見掛けたら近づいて行くことです。でも、大体逃げられますね」
松口…「貯金です(客、笑う)。でも、ぞうさんの方がもーっと好きです」
「好きな女性のタイプは?」
岩尾…「ちょっと待って下さい、今、面白いこと考えますから…。菅井きんさんです」
この答えを聞いて、ふじもん、
「この人、滑ったボケを押すタイプの人のようです」と言う。
原西…「偶然、1番の方と…答え違います」(ふじもん:「いや、それ偶然違いますよ」)
「3サイズがある人です。もう、上から132、132、132、という」
(原西さんの言い方が、松口さんツボに来たらしく、顔をうつむかせながら、身体を震わせて笑っていた)
竹若…「そうですね〜、スペインの牛追い祭りに真剣に参加してそうな女性ですかね」(ふじもん:「あれ、男性しか参加してない違いますかね?」)
松口…「お尻をよく見ると、ちょっとブツブツがある人が多少…」(ふじもん:「ちょっと、と、多少、一体どっちなんでしょうね」)
「相方に一言」
岩尾…「イキるな!」
原西…「イキるな!」
竹若…「イキるな!」
松口…「もうちょっとイキれ!」(←客、大爆笑)
「好きな歌は?」
岩尾…「Baby!〜恋にノックアウト」(←モー娘。のコンサートに行った時、ぎこちな〜い踊りを客席でやってた岩尾さん)
原西…「うきうきウォッチング」(歌詞をでたらめにいいとものテーマを歌ってました)
竹若…「鉄骨娘のテーマ」
松口…「リゲインのテーマ」
「チャームポイントは?」
岩尾…すべすべのお肌
原西…シルクハットをかぶっている
竹若…くるぶしがま〜るいところ
松口…目
ここでまたも、ふじもんが
「目、離れてますね〜」と言ったことから、文句を言いに立ち上がった松口さん。相手にバレバレに。咄嗟に大上さんが「見えませ〜ん」と言って、目を手で覆い出すと、すかさず他の面々も目を手で隠しました。
(ふじもん)「出て来たらあかんやんか〜」
(松口)「だって、あんたが言うから」
そして、シャッフルが行われることに。
(ふじもん)「もう、後は勘だけです!」
結局誰も当てられず。
当ててもらう側は「解散や!もう」といい、当てる側は「当てれるか!シャッフルされたら」と言ってました。
<エンディング>
ロザンのソロとハリガネロックの笑点出演の告知。
ふじもん、最後の最後に
「では、SUPER base OKAYAMAでした〜」と言い、客から一斉に
「えっ〜!」のブーイングを受ける。
「だって、゛OKA”が似とるがな」とふじもん。゛OKA"しか似とるとこ無いがな(笑)。
「はい、SUPER base FUKUOKAでした!」と今度はきっちり強調。
幕が閉じるまで、ふじもんvsユウキロックの「前へ前へ」争いが繰り広げられてました。
<感想>
FUJIWARAがMCで、バッファロー吾郎やハリガネロックが出演、ということで、客席の雰囲気も盛り上がりながらも落ち着いていたので気持ち良く笑えました。
バッファローさんへの拍手と歓声は本当に凄かったです。
そして、FUJIWARAって本当、良い兄貴分だなぁ、と思い、「吉本超合金」でのF拳の絡みが今でも語り継がれて、この4人の絡みの復活を待ち望む人が多いのが分かる気がしました。
暗転中の写真撮影も無かったし。昼の部は落ち着きある公演でした。