「バクタレ!」観覧記(参加日:04/4/10)
<はじめに> 「バクタレ!」とは →FBS福岡放送(視聴可能地域:福岡県&佐賀県)で火曜深夜0:50〜1:20に放送している2丁拳銃のメイン番組。 2丁拳銃はこの前身番組「バッテキ!」も担当。 「バッテキ!」は2000年10月〜2004年3月まで放送、というかなりの長寿番組でした。 「かあちゃん」が生まれるきっかけとなった番組だったりもします。 「バクタレ!」は、色んな才能を持った人を発掘するのがコンセプトらしく、九州で活動しているインディーズミュージシャンを取り上げているコーナーもあります。 しかし恐らくメインは東京で収録している若手芸人のネタ&トークであるような気が。 若手芸人のコーナー収録は、2丁拳銃公式ホームページの掲示板で時々観覧の募集がかかります。 最近(2004年8月現在)、観覧は平日に行われているので、シフト制で働いている方や学生さんは行きやすいかもしれません。 詳しいことは、「バクタレ!」公式ページでご確認を。 |
<観覧記:ルート33出演回編(オンエアー分)> 観覧は2部制で、申し込みの時点で選択する。 この日は「チハラトーク」に行く予定だったので、始まりが早い1部を申し込んで、無事当選。 私が見た回は、ルート33出演回とCOWCOW出演回の収録でした。 □「渋谷新人計画」クラス芸人のネタバトル お客さん(50人?)にはジャッジペーパーが配られ、面白いと思った芸人に○をつける。 これは何組でもオーケー。 合計点数が40点以上ならオンエアされる。 「こりゃめでてーな(43点)」、「キャベツ確認中(42点)」、「おかっぺ(40点)」がオンエア。 ・こりゃめでてーな(コント)→ハゲの卓球選手の嘆き ・キャベツ確認中(コント)→硬派3分クッキング ・おかっぺ→(半纏着て色々言ってたんですが、カツゼツが悪いのであまり笑いが生まれてなかったんだけどな…。滑ってたとこしか印象に無いです) □ゲストのネタ(ルート33) ・ネクタイ短かっ! ・カッコイイしぐさ ・ラブソング ・ゲストトーク トークテーマが書いてあるおみくじを引く。 テーマその1:「ルート33のいた〜いファン」 増田…小6の子が送ってきたファンレターの内容(麦チョコが好きと書いてたり、行ってみたい場所の1位は増田さんの部屋だが、2位は土星の輪っかと書いてあった)。 堂土…アンチ堂土の人から、「紙を使うのは勿体無い」と、悪口を書いた食パンが送ってきた。 テーマその2:「とっても情けない話」 堂土…父親。結婚の挨拶の時、奥さんの家族が出してくれたお弁当を食べた後、「美味しかった。ご馳走様です」といおうとしたと思うが、「あ〜、散々やなぁ」と言っていたこと。 小堀父は、両家の顔合わせの際、奥さんのお父さんを「おっちゃん」と呼んでいた息子を「失礼やろ!」と注意。 しかし注意したそばから、小堀さんの奥さんを「おい、姉ちゃん」と呼びつけていたとか。 テーマその3:「○○フェチ」 増田…巨乳フェチ。 小堀さん、「あ〜、巨乳フェチや、そうや〜!」と何かを思い出してめっちゃ喜ぶ。 2丁目の頃、一緒にナンパをしに行ったときのこと。 増田さんは巨乳の子が通りがかると、じ〜っと釘付けになって動かなかったことをばらす。 しかし、増田さんも「お兄さんの方がナンパは、やらしかった」と逆襲。 小堀さんとナンパしに行くと、まず増田さんだけ先に行かされる。 その頃、2丁拳銃はバンバン出ていたが、増田さんはまだまだ知名度がなかった頃なのでうまくいかない。 すると、女の子の後ろから小堀さんがたたた〜と出て来て、「ワォ!」と現れて驚かしてたそう(^^;。 シュウちゃんも、「(小堀さんはそういうことを)よぉやる!」と証言。 「何でこんな話なったんやろ…」とちょっと後悔する小堀さん。 堂土…間違い探しフェチ。 間違いを見つけるのが好き。 この間、航空券を見たら「ドウド タカシ」とあるべき名前が「ドラド ソラシ」となっていた。 ニチョ+まっすんで「また〜、また〜!」と手足をばたばたさせながらはしゃぐ。 さらに、ちょっと遅れたので、羽田空港で「ドラド ソラシさま〜」とアナウンスされたとか。 □バクネタ※このコーナーはネタのみ。 出演:COWCOW (ネタ) ・ラブラブしりとり □エンディングトーク 小堀さん1人で「関係者用」チケットを大量にばらまくのはやめて欲しいという修士さんの苦情。 「百式3」のルミネ公演の小堀裕之関係者リストは、100人以上。 しかも、その大半は全然関係者じゃない(^^;。 本当の関係者は座席に座れず立ち見だったとか…。 楽屋に入ってきた知らんおっさんから、いきなり「漫才うまなったな〜」と言われた修士さんは目がテン。 |
<観覧記:ルート33出演編※オフエアー部分> □2丁拳銃トーク部分 ・小堀が先に着く理由 →大阪の百式打ち上げの時の話。 小堀さんはいつも修士さんより先に着く。 修士さんが遅刻魔というわけではなく、修士さんはファンからプレゼントを貰ったり、芸人仲間や知人から話しかけられながらむかうので遅くなるらしい。 そういうこととはあまり無縁な小堀さんは面白くない(笑)。 ・東京百式の打ち上げ →関係者用チケットが小堀さん1人で100枚以上出たことを知ったシュウちゃん。 「(小堀の分を)ぴあさんとかで100枚売りたかったわ!」 “チケットぴあ”をさん付けするところが可愛らしかった(^^ゞ。 楽屋に漫画家の森田まさのり先生が訊ねて来てくれたので2人とも大喜び。 (小)「帽子、めっちゃかぶってた」 (修)「小堀くん、それおかしいよ!深く被ってた、いうことやろ?」 □2丁拳銃×ルート33 トーク部分 13時から収録開始なのに10時30分にはもう入ってたという堂土さん。 早すぎ、と一同呆れる。 「腹減った〜、堂さん見たら腹減るわ〜」と小堀さん。 ・堂土千結(ちゆ)ちゃん誕生! →2月にめでたくパパとなった堂土さん。 僕にそっくりな女の子とにこやかな報告を聞き、思わず崩れる修士さん(笑)。 (修)「堂土さんのパーツ、パーツを取っていったら可愛いのかもしれんな」 (小)「パーツを取った後の方がまだましや」 ・堂土、「食」を語る 堂土さん、小堀さんの体重の2倍らしい(小堀→52kg/堂土→104kg)。 食べることが好きだし、料理も好きな堂土さん。 趣味は「漬物を漬けること」。 昔、小堀さんは堂土さんから本格的なカレーライスの作り方を教えてもらったが、淡々と教えるところに何か腹立ったとか。 ・ルート33の裏事情 ツカミの短いネクタイなどは、全部増田さんの指示の元行われていると知った小堀さん。 「(堂土さんが)楽しくてやってんちゃうんか!?」と、ちょっと腹を立てる。 ライブの時、堂土さんのコスプレをしてくるファンもいるとか。 □テーマトーク部分 ・テーマ:「ルート33のイタ〜いファン」 2丁目の頃の話。 2丁拳銃がMCをした時非常にマナーが悪いお客さんがいた。 信じられないが、風船を飛ばしたりしていたとか(苦笑)。 さすがに腹に据えかねた小堀さん、「自分、誰のファンなん?」とその子に訊ねた。 その子がルート33、と答えたので、ルートの出番はもう終わったし、残ってこんなことされたら迷惑なだけやから帰ってくれ、と怒ったそう。 (おぉ〜、コホリヒロユキ、骨あるじゃん)と聞きながら思った私。 全部のコーナーが終わり、幕も閉まろうとした時、先ほどの客がパーッと前の方に駆けて来るやいなや 「皆さん、今日は本当にすいませんでした!ごめんなさい!」と泣きながら大声で謝ったそう。 そうなると (まだ小さい子にあないに怒らんくても良かったんちゃう?)みたいな空気が小堀さんに向けられ、いたたまれなくなった小堀さんもその子に「さっきは言い過ぎたなぁ」と少し謝ってしまったそう(^^;。 後、流れがどうだったかは忘れたが (小)「増田は顔は可愛いからな」 (増)「顔“は”!?中は汚いってことですか?」 という会話もあった。 ・テーマ:「相方のここが嫌い」 増田→ナルシスト、天然ボケなところ 堂土→缶コーヒーを最後の一滴まで残さず飲み干さないと気が済まないらしいところ ・テーマ:「〜フェチ」 増田さんから「(性癖は)Sですか?Mですか?」と聞かれた修士さん。 (修)「…Lやなぁ(笑)」 (小)「どっちかというと堂土さんの方がLや」 |
<観覧記:COWCOW出演分(オンエアー部分)> □2丁拳銃のトーク ヴィヴィアン・ウェストウッドが大好きな小堀さん。 しかし、女性に人気があるブランドなので、小堀さんがヴィヴィアンのサイフや服を身に着けていると、Jr.さんた木村祐一さんから「オカマか!」といつも言われる。 もっとも、この2人の「オカマの条件」は厳しいらしい。 携帯にストラップをつける男や食事を食べきれないで残す男は、それだけでオカマとか。 どんな形のサイフなのか楽屋から持ってきてもらうことに。 財布を見た修士さん、「オカマか!」と一言(笑)。 □COWCOW・ネタ ・懐かしい遊び (ネタ中、「袖で修士が笑ってる」との報告が(笑)。その後、「あれ?修士今おもんなかった?(多)」「修士はエエねん。誰に漫才してんねん(よ)」みたいなほほえましいやりとりが聞かれた) □COWCOW×2丁拳銃トーク ・「とっても情け無い話」 大阪時代、ライブ終わりに多田と修士でラーメンを食べに行こうとなったときのこと。 出待ちが外に大勢いるのでパーッと走っていくことに。 外に出た途端、案の定大勢のファンから追い駆け回された2人。 しかし、何かちょっと様子が変なことに気づいた多田くん。 外にいたのは殆どがシュウちゃんのオッカケで、多田くんを追い抜いて行く。 「修士のオッカケを追っかけてる感じだった」と多田君。 ・「○○フェチ」 多田→女性の可愛らしいしぐさ。 よし→帰ってきてソファで「ハァ、しんど」としんどがる女性 ・「相方のここが嫌い」 多田→本番終わりの楽屋で田中邦衛のモノマネを練習すること よし→楽屋で意味不明のギャグを怒涛のように(その数50個)自分にやってくること ・M-1に出るには? 規定は「結成10年以内のコンビ」なので今年は出れないNSC12期生の2組。 しかし、芸歴は10年を超えても新たなコンビを組めば規定違反にならない。 シャッフルする?という話になると、間髪をいれず「オレ、修士と組む!」とよしくん。 「・・・オレも修士(笑)」と多田くん。 指名がこないので(オレは!?)みたいな顔の小堀さん(笑)。 □新人レース 46点→5GAP 44点→犬の心 40点→(英)タナカ □バクネタ 次長課長(漫才) ・電車〜老人に席を譲るには ・売れるには?〜素人のど自慢に乗り込もう (次長課長でテレビに出るなんて皆無、という井上さんのあっけらかんとした言い回しにウケてしまった) |
<観覧記:COWCOW出演分>(オフエアー部分) □2丁拳銃トーク部分 ・「オカマか!」の追加 →木村さんと食事に行くので、なるべくお腹を空かしていこうと朝からイチゴ1個しか食べていなかった小堀さん。 このことを木村さんに話したら、「オカマか!」といわれ、そんな状態だったのに結局全部食べ切れなかったことでまた「オカマか!」といわれてしまったそう。 ちなみに黄色のスニーカーを履いていたときは「オカンが履いてたわ」と言われたそう(笑)。 □2丁拳銃×COWCOWトーク部分 「M-1について」の追加 いかにも自分達は後輩であるかのように喋りだした多田くん。 同期やん、ということでM-1の話になった。 よしくんと修士さんが組んだらツッコミだけやん、と一同。 しかし、笑い飯のようにダブルボケもあるんだからダブルツッコミコンビがいてもおかしくない、むしろ斬新でエエかも、との意見が。 ツッコミ2人にボケ1人(多田)のトリオでエントリーしようかという話になるが、小堀さんが拗ねまくりなので、カルテットでもエエよ、と妥協案が。 「出っ歯とハグキ」、「クチビルパーマ」の組み合わせでどうにかしたいとか。 ・「相方の情け無い話」 相方より修士の情け無い話の方がよくある、とよしくん。 この間、よしくんの家に遊びに来た修士さん。 よしくんは家で猫を飼っているが修士さんは猫アレルギー。 いささか不安だったが、いつもだったらすぐ出るじんましんが出なかったので、大丈夫になったんやなぁと安心し、猫を可愛がりながら酒盛り。 ところが、飲み始めて5時間も経ってからいきなりアレルギー発症。 しばらく休んでいく?とよしくんは言ってくれたが、このまま休むとますます手がつけられなくなりそうな予感がした修士さん。 冷やすとよくなるし、バイクなので走りながら風に当たるからマシになるだろうとイチかバチかの覚悟でバイクで帰ることにした。 信号待ちの度に状態をチェック。 ところが… (修)「ますますひどくなってんねん。白目のとこに、ぼこって出来んねんけど、ぽろーんって飛び出てきそうになってんねん!」。 家に着くまで生きた心地がしなかったそう。 医者に行ってもどうにもならないとか。 ・「相方のここが嫌い」 幼馴染のCOWCOW。 よしくんは凄くもてていたので、まさか後に「フランケン」と呼ばれるようになるとは思ってもいなかった多田くん。 何せ他校によしくんのファンクラブが出来るほどだったので、部活で大会があるときなんかは勝っても負けても応援が物凄かった。 その頃がモテのピークだった、とよしくん。 (よ)「今やファンレターなんて半年に2通ぐらいやで」 (多)「半期に一度やな」 何故かこの“半期に一度”発言を怒る修士さん。 よしくんは、多田くんの漫画を選ぶセンスがなんか嫌。 島耕作シリーズなどサラリーマンを主人公にした漫画ばかり読むとか。 (小)「サラリーマンなれや、それやったら」 (多)「安定した生活に憧れんねん(笑)」 |
<おまけ:収録中の2丁拳銃> MC:2丁拳銃ですが、実質的な仕切りは修士さん。 そのため、コーナーとコーナーの間の空き時間になると、修士さんは、スタッフさんとタイトルコールのタイミングなどを確認。 小堀さんはその間、ちょっと修士さんにちょっかい出したり、お客さんに話しかけたり。 気ままなようで結構気を遣うところを垣間見ることが出来たりします。 しかし、この番組の収録時間は半端無しに“長い”です(苦笑)。 1日に4本撮りとかやったりするので、もし観覧が当たったらそのあたりの覚悟も必要か、と。 7月に福岡であった2丁拳銃のイベントで、「今制作費を貯めている最中」と小堀さんが言っていたので、制作費が貯まったら、福岡での公録も夢では無いかもしれませんね。 「バッテキ!」時代は、Drum Be-1で5時間収録や、リバレインでフリーアコースティックライブなど、今思い返しても美味しすぎることをやっていたので、そういうのがまた見れたら嬉しいです。 私の福岡時代を振り返るには欠かせない思い出の1つなので。 (04/8/16記) |