( 08/11/24 at HMV新宿SOUTHイベントスペース) ※メモを取ってないので、順不同で覚えているものだけです。 出囃子の「44口径」を鳴らしてくれたのは嬉しかった。 立ち位置の関係上、小堀さんは出てくるときの一瞬ぐらいしか見れなかったが、作られた前髪は僅かな時間でもかなり印象的。 どこまで伸ばせるか試したいのとポール・マッカートニー似であることを本格的に推進していく気のよう。 ポールの生霊が自分に入ってきたらしい。 でも、イギリスにいるポールはメンバーから、「ヘド○のくせに!」と罵られたり、ライブに集まった自分の客から「ヘド○ー!」とコールされてそれに「誰がヘドロやねん!」とレスポンスすることは、これまでもこれから先も恐らくないだろうなぁ。 スクリーンに映し出されていた「百式2008」での自分の髪型を見て、「この頃はまだ発展途上(進行形だったかも)」と言っていたが、私はこのときの髪型のほうが好き。 ソフトモヒカン姿を最初にやった時は(あー、この人とうとうやってもーたー)と度肝を抜かれ若干嘆いたものの、見慣れたら逆にモヒじゃない頃を思い出せなくなった。 ずっとモヒで行くんだろうなぁと思い込んでいたので、6月に初めてポール頭を見た時は(奇跡だ!若返ってる!)とこれまたびっくりした。 後輩からは「イギリスのあほの子みたいですね」と敬語混じりに馬鹿にされているそう。 ・自分でもDVDを見た小堀さん。面白いと自画自賛。 スクリーンに映し出されている漫才を見て、「ここ、あの漫才やってるとこやなぁ。この子らおもろいなぁ」みたいなことをオバチャン口調で褒めちぎるが、“子”の部分に修士さんからクレームが入る。 もう中堅だと。 ・まだ見てない人のためにと、「面白くてすぐ海賊(漫才)のところに行く」と面白さを具体的に伝える小堀さん。 確かに気づけば寿司屋か海賊のところに行ってるなぁ。 それは単なる再生機かDVDの故障で映像が飛ぶ、ということではないよね?と修士さんから確認が入る。 ・「百式」は毎年やるイベント、と小堀さんが説明。 (本当ですよね?それはもう覆りませんよね?)といまだに不安に思う自分がいる。 ・レッドカーペットにしろ、あらびき団にしろ、エンタにしろ、短い笑いがもてはやされている昨今。 この間放送された「NHK新人演芸大賞(演芸部門)」を修士さんは見ていたそうだが、ネタ時間は8分ほどだったのに、長くやってるように感じた、と。 本職の人はネタの尺の時間も気に掛けながら見てるんだぁと思ったが、“NHK”の部分だけでこの間オンエアされた「笑いがいちばん」と思い込んでしまった小堀さんとは、会話が噛み合わず。 自分の勘違いや聞き間違いとしてこの話題を乗り切ろうとした小堀さんだが、「この間」「NHK新人演芸大賞」と間違えようが無い決定的フレーズをオレちゃんと言うたやんか!と修士さんは譲らない。 2丁拳銃が大賞をとり、小堀さんが大泣きしたNHK新人演芸大賞は11年前です。 ともあれ、短い笑いが大流行りのこの時代にやり続けている100分漫才について、「時代に逆行してる」。 “時代に逆行”している芸人のファンは、長い笑いの面白さを見つけ出した天才なのか、時代に乗れないただのアホなのか、ということに。 *** この発言を聞いた時色々思ったのだが、思ったことをまとめようとすればするほど自分の意図からずれていくので、当日の日記に書くことは保留。 長々書いては消し、また書いたりするうちに、自分の気持ちに一番近いのは以下の2点だということに気づいた。 すなわち、 (1)根本的に好きなことや好きなものは、時代に影響されず変わらないということ。 (2)今、「百式」を好きな人は、流行りとは関係なく、丁寧に作り上げられた世界を楽しむことが好きなのであり、そういうネタをやる2丁拳銃を好きだということ。 力を入れて声高に主張するようなものではないけれど、一応。 *** ・百式を1分漫才×100本、という形式にするかという案が出されたが、「今何本目か分からなくなって混乱する」「『○本目:〜漫才』と紹介する時間も1分に入れるなら時間配分が難しい」などの意見も出された。 見てる方も物凄く疲れると思います...。 ・もう「百式」も7回目ということで3回以上見に来たことがある人を挙手させたが、結構な割合。 3回以上見に来ている人達はそれぐらい2丁拳銃を好きということで、他の芸人に乗り換えたら2丁拳銃に慰謝料を払わなければいけないような関係らしい(^^ゞ。 慰謝料は今まで出したDVDとかCDとか全部買い取ることとか。 ただし、同時進行で2丁拳銃のことも好きであればOKとのこと。 同時進行で2丁拳銃と鶴瓶さんにきゃーきゃーしようっと♪ ・新しくついたタルモトマネージャーはよく変換を間違えたメールを送ってくるので、修士さんはそこが我慢ならない。 修士さんを「修二」と間違えるのはしょっちゅうで、時には「脩士」と“シュウ”を間違えることもあるとか。 何で送る前にちゃんと確認せんのや!とごもっともなお怒りを吐いていた。 ちなみに今日のHMV営業も進行予定が全く違うメールかFAXが修士さんに届いたよう。 あまりに名前を間違われるので、もう名前はいらないと思うようになったという修士さん。 コンビ名もいらんわ、とまで言い出す。 猫じゃないんだから。 名前ではなく名字でやる?と小堀さんから提案されたが、それなら今度はさんずいの“河谷”と間違われる可能性がある、と。 “河谷修二”と間違われたら完全に別人だものなあ。 小堀さんは書き間違われることは滅多に無いけれど、“コボリ”と読み間違われる経験が多々あり。 “二丁拳銃”問題もなかなか改善されるきざしはない。 「あひるの2や、って何べんも言うてるのに」とご不満の小堀さん。 歌詞は“二丁拳銃”なのに、なんでコンビ名にするときは“2丁拳銃”とあひるの2の方にしたのかは考えてみれば知らない。 漢字の二より見つけやすくはある。 16時半終了と聞いていた修士さんだが、実際の終了予定は15時半。 遅刻してきた小堀さんにはその旨の段取りが教えられ、台本も渡されたのに、ちゃんと定刻に来た修士さんにはそのあたりの伝達がまったくなく、取り残され状態。 公録とかだと、段取りを掴んでいる修士さんがてきぱき回していき、小堀さんは気ままな感じでふらふら動き回ったり適度に客に気を遣ったりしている、という図を見ることがそういえば多かったなぁ。 「ぽつーんと一人で雨の新宿見てたわ」と寂しい告白が。 ☆ショートコント:「クイズ・ちょうどええ」(曖昧) (珍しくタイトルコールを修士さんがぐだぐだに噛んでしまい、やり直す場面も) この後はサイン会に。 参加権がない私はすーっとフェードアウトしたのでこの後の様子は不明です。 (08・11・26記) (08/11/29 at HMV池袋メトロポリタンプラザイベントスペース) 大型スクリーンには「百式2008」が流されていたが、「44口径」もエンドレスで流されているので、ずっと聞いていたら何か頭が変な感じに。 イベントが始まる10分ぐらい前になると、「44口径」が止み、DVDも音声が聞こえる状態になったのでなんとなく鑑賞する客達。 DVDと同じタイミングでこちら側でも笑い声が起きるのが、何か可笑しかった。 「健康漫才」の前か始まるかぐらいのところでイベントスタート時刻となったのでDVDが止まると、近くにいた女の子が「あっ、今から面白いところなのに....」と呟いていたのは同意。 私は洋食のデラックスからちっともチャン・ドンゴンの流れが好きだ。 店内のお客さんの間を通って登場する2丁拳銃。 「近う寄れ」発言をする小堀さん。 こういうツカミする漫才あったよね、と記憶中枢を若干刺激された。 最近ではルミネでもアウェイ感を覚えているらしい小堀さん。 私はルミネのネタ公演は久しくご無沙汰だが、出演者を見たら、どの世代の芸人がメインでやる劇場なのかだんだん分かりにくくなってる気はする。 今回も「短い笑いが流行ってるのに100分も漫才見て、尚且つ買うなんて...」発言が出たが、「本気やないから!」と小堀さんが妙に力説。 しかし、「可愛さ余って憎さ百倍みたいな、な〜..」と、言いたいことは分かるが微妙に間違っているので結果的に違う意味に受け取られてしまう、といういつもの調子に。 憎まれ口だと言いたかったのだろう、と推測。 何でそんなフォロー発言をやるのかというと、西宮で行なわれたインストアイベントで衝撃的な事態が起きたから。 驚愕の声を上げる客多数。 一番びっくりだったのは本人達だっただろうけど。 それに比べれば、ここはホームだ、と。 ファンになって、インストアに足を運んだことをこんなにありがたがられたのは初めてだったかも(笑)。 イベント前日は「ピンクカーペット」の収録だったが、その中で一番お兄さんだった2丁拳銃。 他に自分達と同じキャリアはいないだろうなぁと思いきや、あのつぶやきシローが実は同期であることが判明したそう。 一番のお兄さんだから、楽屋には若い若い後輩芸人達が挨拶にやってくる。 挨拶に来る後輩の方がテレビに出て見てるから知ってるのに、と修士さんが言っていたが、こういう発言をしても別に自虐的とかいうふうに思わせないところが、修士さんの武器だなぁと思う。 小堀さんは「高倉健さんは後輩が挨拶に来るとわざわざ席を立ってお辞儀をして挨拶を返した」というエピソードを実行しようとしたが、“高倉健”を意識しすぎたあまり、後輩に挨拶を返そうと思っていた自分の口から出て来た言葉は「たかくら...」で、ごまかすのも大変だったそう。 相方のおじいちゃん化がしゃれにならないところまで進行しているのでは?と危惧する修士さん。 やたら身体の節々を痛がったり、「よっこいしょ」と言いながら立ち上がったりする(腰掛けるだったかも;曖昧)など、小堀さんのおじいちゃん化現象を現在進行形で昔から見てきた修士さんだが、FUJIWARAと海外ロケに行った時、帰国日にみんなで朝食をとっていたら、飲んでいるジュースが8割口に入らずこぼれているのに気づかない小堀さんが目に留まったときは、「大丈夫か!」と真剣につっこんだそう。 一体何が当時の小堀さんに起きてたのやら。 携帯を家に忘れてきたので奥さんに持って来てもらおうと思い、その連絡をするために携帯電話を探そうとした時、小堀さん自身も自分で自分に危機感を覚えたそう。 そのうち、携帯探してることも忘れるようになる、と相方の枯れた将来を予言する修士さん。 披露されたショートコントは「クイズ・ちょうどええ」だったが、「新宿式」より1本増えていた。 1本目で客の反応が若干おとなしめだったのは、恐らく「新宿式」 に足を運んだので展開を知っている人が多かったのだろう。 ネタ披露後はチェキ撮影会。 関係ない私はここでフェードアウト。 (08/12/5記) |
( 04/3/21 at 秋葉原廣瀬ビル5F 出演:サカイスト/ニブンノゴ!/2丁拳銃) <はじめに> 会議室みたいなところに椅子が300脚ぐらい並べられていた。 私たちは開始10分ぐらい前に到着し、ほぼ真ん中あたりの席に通された。 場所的にも男性がちらほらといた。 MCの女性が登場。 今日の出演芸人にそれぞれキャッチコピーがあるんだけども... サカイスト→「呼吸ぴったりの兄弟漫才」 ニブンノゴ!→「三者三様の笑い」 までは良いとしても 2丁拳銃→「彼らのロック魂は笑いに繋がる、2つの顔を持つ男、2丁拳銃!」 はファンといえどもかなり聞いてて小っ恥ずかしかった...(^^;。 赤面しちゃいましたがな。 <ネタ〜サカイスト〜ニブンノゴ!〜2丁拳銃> (1)サカイスト(漫才) ルミネやTVで見るときはいつも漫才スーツをかちっと着ている印象があるサカイスト。 今日は2人ともラフな感じで(私服?)新鮮でした。 特に将芳さんは年相応に見えた(笑)。 【ネタ】 ・自己紹介 ・新聞勧誘 (「待った無し無し、サカイスト」「どうもありがと」と、若干タイミングがズレながらも、ツカミとシメの決めゼリフまでちゃんとやってくれたサカイスト。 今日出た中で一番カチッとしていたりする...(苦笑)) (2)ニブンノゴ!(ショートコント) 雰囲気読まない&雰囲気ぶち壊す、と中々の破壊力を持ったファンに翻弄されたニブゴ!&私たち。 ある意味大川さんにも翻弄されたけど。 大川さんと一緒に自由を決め込んでいた森本さんも最後は常識人に戻りつつあった 【ネタ】 ・ゴレンジャー ・別れのホーム ・図書館 (3)2丁拳銃(フリートーク、あるいは怒りのグチチクり) 営業だけどちゃんと出囃子の「44口径」は流してくれる。 それは良いんだけどねぇ〜。 2人とも私服っぽかった。 何故か (シュウちゃん、すっきりしてどことなく可愛いなぁ) と、アホみたいなことを久しぶりに思った。 小堀さんは一言目の調子からして疲労度MAX。 「頑張ってねぇ〜、いかなアカンと思ったり思わなかったり...」 と小堀さんらしい投げやりなツカミから漫才が始まるかと思いきや 「僕らのことを知ってくれてはるはる人は...どのぐらい...(苦笑)」 と、早速訳の分からないことを言い始める。 小堀さん曰く、昨日の百式終わりで来なきゃいけなかったから寝ておらず、泥のように疲れているらしい。 だから頭も口もうまく回らない、と。 結構な数が自分達を知っていると分かると、俄然元気が出てきた。 というのも、今日の営業担当のスタッフに段取りの説明をしてもらっていたとき、その担当の人は 「2丁拳銃さんは...」 と、“ハローバイバイの金成”さんの方を見ながら説明していたそう(苦笑)。 担当の方の目の前に修士さんはいたのに、修士さんを飛び越えて金成さんに説明するスタッフ。 金成さんも全部、ハァハァと頷いて聞きながら最後に一言 「僕、2丁拳銃さんじゃないんです」 と言ったらしい(^^;。 何かそんな感じで2丁拳銃の持ち時間の7分は小堀さんのグチチクリで終わる。 何だ、これ。 <トーク&プレゼント> 「秋葉原は好きか」&「秋葉原で何を買いたいか」を先ほどの女性が聞き出そうとするが、全然芸人と息が合わずぐだぐだ。 特に小堀さんとの相性は最悪だったような。 発言の順番が回ってきたので 「2丁拳銃の小堀です」と小堀さんが自己紹介をしたところ、「何ですって?」と予想もつかない返しが飛んできたのには笑った。 客席からはニブゴ!ファンの何がしたいのかさっぱり分からない声援が10分おきに飛んでくる。 「リーダー今怒ってはるで」と、2丁拳銃がさりげなくその子に忠告してたけど、場の雰囲気が分からない子にはやんわりとした注意は届かないみたい。 むしろ「いじってもらってラッキー☆」みたいな感じっぽかった。 本人はそんなつもりなかったかもしれないけど、周りはそう思った。 私の近くに座っていた人は 「…あ〜、いらっとした!この回の思い出って結局アイツの声援しか無かった」 と帰り際ぼやいていた。 「スゴ録」を買いたいと森本さん。 「たとえば“2丁拳銃”と入れたらニチョケンさんの1か月分の出演番組が全部録画されるんですよ」 と、スゴ録の機能を説明した時、修士さんが発した 「へぇ〜。でもオレら1月にそないテレビ出てへんで」 というコメントは哀しいながらも可笑しかった。 プレゼンは20名にストラップ。 初めの3人は芸人から直接もらえる。 ということで、ニブゴ!ファンは自分の番号を売り込む。 (別にストラップは欲しくないが、アイツにだけは当たってほしくない) と思った人が9割9分だったと思われる。 結局、声援野郎本人には当たらなかったがそのツレに当たっていた。 |
(03/12/6 at新宿歌舞伎町ハイジア1階特設会場) 出演:2丁拳銃/テンカウント/ダイノジ <はじめに> 13時からの分も見たかったけど、予定が合わず15時からの分しか見れず。 ハイジアに着き、客との距離が近すぎるステージにまず驚く。 「二丁拳銃」と、相変わらずな間違われ方には苦笑する (^^;。 (小堀さんは13時の回ではこれにツッコんだのかしら)と思いもはせつつ。 15時、スタート。 出演者兼MCの2丁拳銃は非常階段口みたいなところから登場。 あんまり客の顔ぶれは変わっていないみたい。 客は30人ぐらい。 何だか、地方のスーパーの営業のよう。 2丁拳銃を見て思ったことがひとつ。 それは (小堀さん、青白っ!) ということ。 あんなもんかもしれないけど、ちょっと驚いた。 ステージの横に貼ってある来週、再来週の出演者についてコメント。 小堀さんは飛石連休を異常に嫌がる(苦笑)。 藤井さんがサッカー(もしくはサッカーゲーム)が強くていつも負けるのが悔しいかららしい。 「仲良く遊んでるんでしょ」と修士さん。 修士さんは「劇団ひとり」の名前を見つけると、かなりテンションをあげる。 好きらしい。 「俺、好きやわ〜、劇団ひとり。めっちゃ好きやわ〜」 と、大絶賛。 <ネタ〜ダイノジ〜テンカウント〜2丁拳銃>(メモっていないので覚えているところだけ…) <ダイノジ> ステージの横のブースにいる占い師をいじったりしていた。 そして、漫才が進むうちに二人の雰囲気が妙にトゲトゲしくなっていった。 ネタなのならば何の問題も無いけれど、それとは違うようだし。 去年とか一昨年のこの時期は、こういう雰囲気の芸人を何回か見たよなぁ…ということをちらりと思い出した。 <テンカウント> 電車のマナーや小学校の思い出などの漫才。 正直言うと、途中から飽きてしまいました…。 <2丁拳銃> 「僕らはあんまり大きな声出す芸人やないんで」と小堀さん。 耳を澄まして聞いてください、とのこと(笑)。 そんなタイプの芸人じゃないことは承知してますよ、なんて思う。 「あの〜、自慢じゃないんですけど。ホンマ、自慢じゃないんですけど」 と何度も何度もこの前置きを繰り返す小堀さん(笑)。 今日ぐらいは“自慢しぃなニチョケン”でも良いんやないかなぁ〜、と心の中でにやっとしながら十中八九予想がついている報告を待つ。 修士さんから 「それはオレも関係あるの?」 と聞かれると、 「オマエは違うなぁ」 なんてとぼけるイジワルコホリ。 はい、この日私は小堀rさんの口から正式に <2丁拳銃、2003年度M-1グランプリ出場決定> の報告を聞きました。 2丁拳銃にもこの言葉をずっと言いたかったので、言える日が来て良かった。 あらためて… 「M-1出場おめでとう、2丁拳銃」。 会場からは拍手。 このことを知ってた人も、 「えっ、出るんだ〜」と今日はじめて聞いた人も一緒に。 色々M-1にまつわる話をはじめる小堀さん。 2丁拳銃は合格者の中では一番エントリー順が若いので、記者会見でも1番目に話が振られる。 小堀さんが解せないのは 「フットボールアワーが本命、みたいな雰囲気になってんねん!」ということ。 優勝は誰だと思いますか、と聞かれた小堀さん。 1番目からボケても駄目だろうから、と(「カンニング」の名前が例として出された)フットをあげた小堀さん。 ところが、後の芸人はボケたり自分(その芸人本人)達だと言ったり。 「だ〜れもオレらを優勝候補にあげてくれへんねん! はぁ〜っ!?」 この“はぁ〜っ!?”の力のこもり具合がかなり面白かった。 ピーッ!って泣いたろうか、とか思ったらしい(^^;。 修士さんは「鳥みたいな泣き声やな」と、笑っていた。 そして、「1000万もらったら何に使うか」という質問。 (ここはボケてもエエやろう)と意気込んだ小堀さんは 「ルミネという劇場にお世話になっているのでグランドピアノを寄付しようと思います」 とボケた。 ところが、横にいた紳助さんから 「えらい!自分、よう言った。それ実行せなあかんで」 と真に受け取られてしまう(^^;。 おまけに300万ぐらいするものだということも分かったので、今必死に「電子オルガン」で妥協してくれるよう交渉しているとか。 修士さんは、後輩たちがM-1を取った場合の賞金の使い道を色々考えてくれているらしい。 ラフ・コントロールの重岡さんは、自分の家の敷金・礼金を賞金でくれないか、と持ちかけてきたとか。 “貸してほしい”じゃなく“出してほしい”(^^;。 出してやっても良いけど、普段Jr.さんとかと仲が良いんだからなんでそっちには言わないのか、と聞いた修士さん。 きっぱりと「だって怒られるじゃないですか!」と言われたそう(笑)。 これらを話してる時の2丁拳銃は思ったよりはしゃいでなかった。 淡々、という訳でも無いけれど割と落ち着いていた。 1年後にこんなに落ち着いている2丁拳銃を見ることが出来るとは思わなかったぐらい、去年の今頃の2丁拳銃はボロボロだった。 まさか2丁拳銃がそんなに荒れるとは思っていなかったから、随分と戸惑った。 もどかしかったり腹立ったり、と短期間に色々悶々とした。 正直、(2丁拳銃からこりゃ気持ち離れるのも近いな)と思ったぐらい。 忘れもしない(忘れることは出来ない)12月13日にマンスリーよしもと編集部から届いた宅配便で、そういうネガティブな気持ちはソーダの泡のように消え去ったけど(^^;。 一昨年だけじゃなく去年もダメだったから、今年の2丁拳銃はこんなに落ち着いているのかもしれないなと思った。 淡々と、でもじわじわと喜びが伝わってくる報告だった。 M-1についてのフリートークを重点的にやり、漫才はすっと終われる短めの営業ネタでもやるのかな…と思っていたら、 「M-1に出るから、いうてオカンが色々聞いてくるねん。家におってもな…」 と、小堀さんが言い始めた。 私は2丁拳銃の漫才で「大好き」と言い切れるものが二つある。 だけど、そのどちらもビデオでは何度も見たが生では一度も無い。 ひとつは「花火師」のネタ。 「たまこ〜め〜て」「火ぃ〜つけて」というやつ。 「夢を売るのだ!」という時の小堀さんの口調が凄く好き。 もうひとつが「オカンと銭湯」ネタ。 昔からやっているしルミネでも何度かやってる筈なのに私はこれに当たったことが無い。 小堀さんが今喋っているのは、まさに 「オカンと銭湯」の導入部分。 (やったぁ〜!)と心の中でガッツポーズ。 「今種火やで。“2”や、“2”」「ガッチャン、ってやるやつか?古いで、お母ちゃん」 というセリフが無かったのがチト残念だったけど(実家のお風呂が昔このタイプだったので)、見たかったものが目の前で展開されていくのは、やはり何回味わっても凄い幸福感。 (次のセリフはこれで、こうボケて…)という展開はもう頭に入ってるのに、やっぱり面白くて笑う。 <エンディング> 最後は抽選会。 お買い物券や映画の券など。 前の回で当たった女性が今回も当たったことに、あるオッサンがブーイング。 その女性を殴りつけるんじゃなかろうか、と思ったほど。 その女性を外せ、と主張するオッサン。 オッサンの主張を全無視し、もらいにおいで、と呼ぶ修士さん。 営業は時々こういう怖い人がいるよな…と思う。 ED、おおちさんのことを色々言ったりやったりする大谷さんに小堀さんが 「相方や。アカンで」と笑いつつもポツリと一言。 小堀さんらしい口調だなぁと思った。 楽屋で中川さんに怒られているワッキーを見ていたら自分も泣きたくなる小堀さんなだけある。 |