ザ・2丁拳銃
[出演]
2丁拳銃/どんぴしゃ/パタパタママ/アベドゥ
(047/25 atベストホール)
*メモを取れなかったので、覚えている範囲のみのレポートです...
<オープニング> 小堀さん→「高島屋の包装紙」と評されがちな白地に赤の小花(?)がプリントされたシャツを羽織っている 修士さん→全体的に黒でコーディネート。下に着ていたタンクトップは白。髪は立ててない。指輪もなし。 な姿で登場。 劇場が変わってから福岡に来るのは初めての2人。 結構良い劇場では?というのが2人の感想。 ただ、ピンマイクがあるとはいえ、マイクを持たずに喋るのは何となく落ち着かないもののよう。 今日、実は遅刻した小堀さん。 寝過ごしてしまい、やってはいけないと分かりつつも電車の中でマネージャーさんに必死に電話。 会社が取ったチケットは、変更がきかないもので、乗り遅れても払い戻しは一切行われない。 また、マネージャーさんは真面目な人なので、 「自分が悪いんだから自分でどうにかしてください」 みたいなツレない態度。 カッチーン!と来た小堀さん。 「自腹で行ったるわ!」と息巻いたものの、「福岡までナンボじゃ!?」と聞いてみたら「3万3000円ぐらいです」と予想を上回る額をいわれ、途端に意気消沈。 現金が無いと訴えるも、空港に銀行はあると返され、相手にされず。 頼みの綱の修士さんに掛けてみるも、「電波が届かない場所か電源を...」のアナウンスしか流れず。 「飛行機乗ったら電源切りますもん」 という修士さんの返事に 「オマエはエライなぁ」 と感心する小堀さん。 もっとも、電話が繋がったら 「修士に『飛行機止めといて』って頼むつもりやったのに。こう」 といって、修士さんが飛行機の前に立ちはだかって飛行機を食い止めるポーズをやってみせる(^^;。 空港に着いた小堀さん。 3万3000円よりは安い路線を見つけ、ダメ元で交渉。 一人目は小堀さんがどんなに頼んでも首を縦に降らず。 別の人に頼んでみると、よほど小堀さんが困り果てているように見えたのか、“なんとかしてくれた”そう。 そんなこんなでやっと福岡にたどり着いた小堀さん。 自腹で3万3000円切っていたら、今日はかなりへこんで仕事にならんかった、何言われても聞いてもずーっとこんな、といって、魂が抜けた顔をやってみせる。 修士さんは、最近の空港の厳しいボディーチェックが不満。 鍵やらチェーンやらを外しても、ベルトがごついのでいつも金属探知機が反応する。 これは良いとしても、 「最近、靴まで脱がされるんですよ。そしたら、背がちっちゃくなんねん!係りの人も『あら、こんな!?』って」 と、こちらも靴を脱いでやりとりを再現。 靴でいくらかごまかしてる訳ですな(笑)。 修士さん、小堀さんについて大きな疑問があり。 それは 「その服、3日目やん!」 という、こちらもびっくりなこと。 一応否定しようとする小堀さんだが 「その下に着てるやつも一緒やん!黒のタンクトップやろ!」 とあわせて指摘。 高島屋柄のシャツを脱いで疑惑を晴らそうとする小堀さん。 亀がデザインされた黒のタンクトップがそこに(笑)。 小堀さんが家に帰っていないのか心配しだす修士さん。 空港に泊まったと言ってきた小堀さんに、「なら時間通りに来いや!絶対間に合うやん」と鋭く指摘する。 今日のメンバーは、どんぴしゃ、パタパタママ、アベドゥ。 パタママの下畑さんが着ていた「ザ・ハイロウズ」Tシャツに素早く反応した小堀さん。 2人で色々プレミア自慢を始めるが、どうやら小堀さんが持っていないレア物を下畑さんが持っていることが分かり、若干へこむ。 前回のイベントで、ピクルスネタを微妙に拝借していたアベドゥ。 打ち上げの時、正座させて小堀さんが怒っていたという話が出る。 <ネタ> 1:アベドゥ(漫才) お客さんからやって欲しい漫才のテーマを募り、1番人気のものをやる。 一番拍手が多かったものだったので ・アメリカについて 2:どんぴしゃ(漫才) ・へび(マムシ?)への対処法 3:パタパタママ(コント) ・卒業式 (何でこの時期にこのネタを...。他にもあっただろうに) 4:2丁拳銃(漫才) 「僕の相方の川谷修士くんです」と修士さんを紹介する小堀さん。 「僕は、曽我さんの娘さんです」と自己紹介(笑)。 長女の方らしい。 ・ご対面番組の司会 ・恐い話 ・変質者 ・ライフセーバー (前回のレポートを見たら、前回も司会ー恐い話ー変質者ネタだったみたい。 ただ、前回の恐い話&変質者ネタは数日前に出来たばかりということで、手探り状態で進めていっている感じで、新鮮だった。 変質者、ライフセーバーではやたら「相方」を連発してた小堀さん。 ライフセーバーは、レスキュー隊と並んで“ニチョケン鬼門のネタ”という印象あり。 「助けてやりたくなるような溺れ方せーや!」と、また無茶苦茶な注文を吹っかけるコホリンと、なんだかんだいって従う律儀なシュウちゃん。 そして、大好きな“例の動き”はもちろん取り入れる。 ギター侍・波田陽区の決め台詞「〜って言うじゃな〜い」をやった小堀さん。 すかさず、「残念!斬り」を申し出る修士さん) <コーナー> 出てくるなり、「ヒロシです」(by修士さん。) 東京の川谷組を発展させようと、福岡で片腕となりそうな若い衆を組長(修士)自らスカウトしに来たという趣旨。 アベドゥ&小堀さんがその候補者。 グラサン&黄色のぶっかぶかスーツの小堀さん。 精一杯のイキリ口調は、安田大サーカスのクロちゃんのような声の高さ。 「イキリ(?)自己紹介」&「ヤクザ作文(お題:カワタニグミ)」&「面白ギャグ(?)」のお題をこなし、ポイントが高い人が片腕決定。 ヤマドゥが警察官の息子であることや、阿部さんが車持ちなど、意外な過去が明らかに。 小堀さんは、「やりにげコージー」でもJr.がバラしていたらしい、両親が原因の数奇な過去を高い声で切々と訴える。 ギャグは、「ピストル」やら「ナイフ」やらの小道具を使ってやる。 ピストルを手に取った小堀さん、「もうエエわ!ちゅっ、ちゅるるる〜る、2丁拳銃でした!」という初期の頃やっていたポージングを1人でやってみせたが、持っていたのが1丁だったので 「どうせならピストル2つ使えや!」 と修士さんがつっこむ。 阿部さんが1位でしたが、福岡を拠点に頑張りたいということで、無かったことにしてもらっていました(^^ゞ。 <アンケートトーク> イメージ調査のようなもの。事前に客からも募集していた(有効回答72票) ・森本or赤峯→裏表がありそうなのは? ・木下or下畑→世間の常識に欠けてそうなのは? ・小堀or川谷→相方への愛情が大きそうなのは?(大意) 2丁拳銃対決は、63−9で圧倒的に小堀さん勝利。 客から寄せられた意見は、 「修士さんが他の人と仲良くしてたり面白いことをしていたら嫌だといっていたのを聞いたことがあるから」、「修士さんのことを好きとよく言ってるから」 など、“懐の大きさ”よりも“嫉妬深そう”という理由が殆ど。 修士さんに寄せられたものも 「小堀さんの相方をやっているから」というのが多く、小堀さんは拗ねる。 自分の短所を書いている意見も読み、必ずしも小堀さんがネガな理由で選ばれているわけじゃないことをさりげなしにフォローしていた修士さん。 修士さんの株が高いのは、こういうところが大きいと思う。 コンビ内ではどう思ってるのか。 修士さんは、自分にピンの仕事のオファーが来ても「2丁拳銃」を優先すると決めているそう。 だから、小堀さんの状態も聞き、「2丁拳銃」に支障が無さそうだったら引き受けるし、「2丁拳銃」に支障を来たしそうだったら断るとか。 一方の小堀さん。 今度出る6曲入りミニアルバムの内訳は、小堀作5曲/修士作1曲。 作り溜めている曲はたくさんあるんだから、2丁拳銃で半分ずつ分担して良いのでは?という声もあったのだが、修士さんによるとこの不均衡な分担の真相は 「印税が絡んでくるんです。まだ、僕に儲けさせるわけにはいかない、まず自分(小堀)が儲けてから、(その次に)僕だ、と」いうことらしい。 小堀さん…(苦笑)。 ちなみに、そのことを知った時の修士さんは 「“ぎゃふん”って口に出して言うてもうた」と、何やらのほほんとしたもの。 がつがつしてないところが良い感じ。 どの時に言ってたのか忘れたが、小堀さんがアベドゥを怒った時の話に。 前回のイベントの時、自分達のネタを勝手に使い、しかもそれでウケていなかったから(^^;。 ただ、怒った時のセリフが大声で「節操が無ーい!」だったことには、一同大笑い。 お酒が入っていてよく「節操」なんて言葉が出てきたものだなぁ、なんて思った。 一方、修士さんは酒が入ると相手の目を突付くクセがあるらしく、苦情が殺到。 楽しくなるらしいけどダメでしょ(^^;。 <エンディング> 告知を聞いて終了。 割とあっさり。 ただ、幕が閉じるまで微妙に長かったんで、何となく恥ずかしげな小堀さんが見られた。 |